前回の記事⇒【ZweiLance】一つのデッキを極めると人生が変わる話
目次
はじめに
こんにちは、ZweiLanceです。
秋ですね。秋と言えばそう、DMGPの季節です。(今年はプロリーグもありますね)
当時と比べるとDMの競技シーンはより一層の盛り上がりを見せ、大型大会への参加者もますます増えてきている感があります。
そこで今回は、来たるGP9thに向けて「ZweiLance流大型大会に向けての心構え」をご紹介しようと思います。
出るからには、誰しもが取りたいはずです。頂天。
「記念参加」と言いつつも、心の奥底ではあの舞台に憧れているはずです。
しかしながら相応の準備無くして取れる程甘いものではないことは、皆さんも理解されていると思います。
「でも準備って?」
デッキの調整・練習は勿論ですが、今回の記事では特にそれ以外の部分、メンタルやコンディションの部分にフォーカスします。
前半で「競技者」として「勝ちに行く」為に必要なあれこれについて、少し真面目にお話しさせていただきます。
後半では皆さんが安心してお家を後にできるよう、当日あったら便利な持ち物リストを簡単にまとめさせていただきました。
皆さんの1勝に少しでも貢献できるよう、精一杯書かせていただきます。宜しくお願いします!
大会では場数が物を言う
全ての休日をCS参加に費やす生活をしている私からすると、GPもちょっと大きいだけの一CSに過ぎない、という感覚があります。
1年間かけてポイントを競い合うDMPランキング勢にとっては、同じような認識の方も多いかもしれません。
圧倒的な場数。
しかしながら、多くの参加者にとっては、年に一度の大舞台というような立ち位置になっているのではないでしょうか。
「普段大会には出ないけどGPには参加する」という声も何度か耳にしたことがあります。
これは、庭で素振りだけをしていた人が、いきなり野球の公式戦に参加するようなもの、だと思っています。
ちょっと大袈裟かも。
そんな状況で参加しても、予期せぬミスを起こしてしまうのは必然、と言えるでしょう。
だからこそ、オススメしたいことがあります。たった一つです。
GP前に、是非一度競技大会に参加してみてください。
試合の練習は試合でしかできない
試合の練習は、試合でしかできない、というのが持論です。
以前は競技大会の極端に少ない北海道に住んでいたもので、遠征先でのいきなりアウェーの大型大会に参加してもなんだか勝てない絶望的な感覚をよく覚えています。
万全で臨んだつもりが、それはつもりでしかなく、実際は万全ではない。必ず、何か足りない要素があるものです。
反対に、自分の強みや調子が良い部分も、当日になって見えてきます。
スポーツ選手がコンディションのピークをオリンピックに持っていくように、カードゲームもまた、それを大型以外に向けて行う必要があると考えています。
だからこそ、普段から積極的に競技大会に参加し、自分のコンディションを事前に確かめておく必要があります。
もちろん、GPなんかと比べると大会の規模は劣りますが、重要なのは真剣に競技シーンと向き合う機会を設けること。64人規模の大会でも十分に練習になります。
ミスは、無意識に起きるものです。そして、その種類も多様です。
練習不足からくる判断ミス、集中力の欠如からくるマナタップ等のケアレスミス、時間の配分を間違えてタイムアップが迫り正しいプレイが取れなかった、等々…
何ができると思っていて、実際は何ができて、何ができなかったのか。それを改善する為にはGPに向けてどんな対策が必要か。
実際に模擬戦として大会に参加する中で、その日1日の自分の状態をよく観察し、分析し、理解します。
実を言うと、私自身GP7th前日に参加したCSで「ガリュザークとデスザークを見間違えるレベルのとんでもないミス」を犯しています。
出典:デュエル・マスターズ
しかし、それがあったから、翌日の結果が奮った、そう断言できます。
原因は、自分が認識していた以上の疲労と睡眠不足でした。
え?それだけ。
はい、それだけです。それだけで、私でも勝ち確の盤面で負け筋を作ります。頭が真っ白になりました。
それと同時に再確認できたこともあり、各デッキに対する立ち回りなんかは、考えずとも身体で覚えているレベルで概ねノーミス。これ以上の対面練習が不要であることに自信が持てました。
だから、誰よりも早く、誰よりも深く眠りました。それだけに注力しました。本当に、それだけです。
でも、たったそれだけでいいんです。それを認識し、確実に手を打てているということが、何より当日に生きます。
GP9thまでまた日にちはあります。
お近くのCS、それが難しくても、しっかり意識して臨めるのであればショップ大会でも良いと思います。
以上のことを意識し、模擬戦と思って積極的に大会に参加してみてはいかがでしょうか。
!大型大会持ち物チェックリスト!
ここからは、少し肩の力を抜いて実際に当日に必要な準備です。
ここまでガチガチで疲れました。ピクニック前の持ち物点検気分で書いていきましょう。レッツゴー。
絶対に必要なもの
・デッキ
忘れたらおしまいです。
忘れたら、きっと友達に土下座してデッキを借りることになります。
それが例え71軸ガチロボでも、文句は言えません。
絶対に忘れないようにしましょう。
ちなみに私は、一度だけデッキを丸々家に忘れてCSに出たことがあったのですが、借り物でベスト8まで勝ち上がりました。そういうこともあります。
・替えのスリーブ
必須です。
消耗品なので、途中で裂けたり傷が付いた際には、総入れ替えをジャッジに指示される場合もあります。
「ありません」は通用せず、試合が開始できない場合もあるのでご注意を。
※インナーやアウター、各40枚以上の予備を常に持ち歩くようにしています。
・デッキシート
必ず提出が必要です。
事前に書いていきましょう。
当日は1回戦の席で案内される場合がほとんどで、会場で書くということはつまり、最悪の場合、対戦相手の前で書くことになります。
対戦相手 「おっ、こいつ速攻じゃん。マナチャージ迷わずに済むや、ラッキー!」
そういうことにもなりかねないので、事前に書いていきましょう。
・財布
会場にはちょっとした出店や自販機があると思います。
ちゃんと水分・栄養取らないと長丁場はしんどいので、少額でいいので忘れずに。
物販等で大金が必要な方もいると思いますが、何かと物騒なことが多い業界でもありますので、必要最低限・徹底した管理をオススメします。
・携帯
ないとマッチング確認が大変です。
知り合いとはぐれるとなかなか合流できないので、忘れずに。
※必要に応じて予備のバッテリーも。
・飲み物
私も集中するとカラッカラになります。
自販機も、買いたいジュースは大抵売り切れてしまうので、事前にスポドリとか十分に用意できると良いです。
あったら便利
・プレイマット
あると便利です。
ないとカードが滑りまくります。
・ペン
必須ではないと思いますけど、安いの1本あれば安心。デッキシートに追記したりするかもなんで、一応。
◯◯さんのサイン欲しい!とかあったら、サインペンもあると良いかもです。ただ、大抵の有名プレイヤーさんは、持参してます。
余談ではありますが、フェアプロは大型大会の際にサインをお断りしています。
休憩時間は休憩に使う必要があり、その時間を交流に使ってしまうと、大会に支障が出る恐れがあるためです。
なので「終わった後にもし時間があったらね」というアナウンスを毎回Twitterで行なっています。
逆に「常にウェルカム」な人もいますので、サインが欲しいプレイヤーのSNSを直前にチェックしてみると、良いと思います。
そして何より、その人の様子を伺ってくれたらと思います。
「今お時間大丈夫ですか?」って一言あるだけで、きっとすごく嬉しいです。
・軽食
会場でも出店はあると思いますが、ウィダーとかおにぎりとか、持参してくのがオススメです。
沢山食べると、消化にエネルギーを使い、集中力が損なわれます。
朝食をしっかり取り、以降は必要に応じてエネルギーを補給するのがベストだと思います。取りすぎ注意です。
あとはラムネとかで、糖分も定期的にしっかり取りましょう。カステラやバナナも良いらしいですよ。まあ、会場でバナナ食ってたら、なんやこいつとはなるかもですが…。
・時計
任意ですが、対戦中に時間管理ができると、かなりの強みになります。
ただし、それに気を取られては意味ないので、向き不向きはあるかなとも思ってます。ぜひ大会で時間を見る練習をしてみてください。
オススメはストップウォッチ付きのデジタル時計です。
私は針の時計使ってますけど、パッと見で残り時間把握しにくいので、ないよりはマシだけど…という感じですね。
・制汗剤・タオル・防寒着等
当日の気象や空調に合わせて、自分の体調をベストな状態でキープするために、用意があると安心です。
できる限り対策していきましょう。
以下、まとめです。
大型大会持ち物チェックリスト
おわりに
さて、ここまで色々と書かせていただきましたが、何より参加者の皆様には、
DMGPの真剣勝負を最高のコンディションで楽しんで欲しい。
という想いです。
思う存分に力を発揮し、最後まで万全で戦い抜き、些細なミスでガッカリして終わるよりは、せっかくのGP、何より参加して良かったと思っていただきたい。
この記事を通して、そんな皆様のデュエマライフに、少しでもお手伝いができたとしたら、これ以上に嬉しいことはありません。
それでは、今月はこの辺にて。
今年も無敗ランスなるか...GP会場でお会いしましょう!