【ZweiLance】一つのデッキを極めると人生が変わる話

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【ZweiLance】一つのデッキを極めると人生が変わる話

前回の記事⇒【ZweiLance】DM-YouTuberな生活

目次

はじめに

こんにちは、ZweiLanceです。

ギリギリまで何を書こうかと悩んでいたのですが、タイムリーな書きたいネタが見つかりましたので、大急ぎで筆を執り始めた次第です。

ご存知の方も多いと思いますが、先日行われた第3回超CSにおいて、ミノミー選手操る青魔導具が優勝しました。

実は彼とは今年になってからCS会場でよく話す仲で、今回の結果は彼をよく知る私としてはとても喜ばしい事でした。ただ彼も、最初はCS会場でひとりぼっちでいるような、目立たないプレイヤーでした。輝かしい戦績もありませんでした。

そんな彼が今や多くの人から慕われ、その強さを証明する、その過程にはどんな背景があったのか。そして、一つのデッキを極めるということが、どれ程の可能性を秘め得ることなのか。

それが彼にとって青魔導具であったように、私にとっての《卍 デ・スザーク 卍》《超戦龍覇 モルトNEXT》でもありました。そんな二人の実体験を交えながら、書かせていただきたいと思います。

一つのデッキを極めると人生が変わる話。

魔導具が好きなんです

彼の弟とは北海道に住んでいた頃から交流があった。
兄弟揃って気の利く奴で、弟の紹介もあり、僕が彼と打ち解けるのにも時間はかからなかった。

彼と最初に会ったとき、会場にポツンと1人でいたのを覚えている。
競技シーンに本格的に力を入れるようになったのは今年かららしく、既に出来上がったコミュニティに後から入るのは容易ではない。

僕はといえば、顔が広いようで実はCS会場に行くと友達は少ない。多くの人は僕のことをメディアを通して知っていたけれど、僕からしたら一方的に知られているだけに過ぎない。

あちこちのCSに赴くスタイル上、僕もまた会場で話し相手がいないなんてことはザラで、そんな二人が挨拶を交わすうちに、いつの間にかよく話す仲になっていた。

加えてもう一つ、それを後押しする要素があった、

彼は魔導具が大好きだったのだ。

僕の代名詞ともいえるデッキ。黒単《卍 デ・スザーク 卍》

「好き」という燃料だけで、魔導具で勝つことに異様に拘っていた。当時《卍 デ・スザーク 卍》を使っていた彼と、ジョーカーズに乗り換えた僕だったが、意見交換できることは多かった。

当時 《卍 デ・スザーク 卍》 は環境的に向かい風だと思っていたので、ぼちぼち結果を残している彼を見て、より興味を惹かれた。環境的に厳しくとも、相手のミスを拾いまくるデッキなので、不思議には思わなかった。

しかしながら、そんな栄光も長くは続かず、《 ナゾの光・リリアング 》、《邪眼教皇ロマノフⅡ世》《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》など、本格的に《卍 デ・スザーク 卍》 を否定するカードがトップTierを占め始め、私からしても「流石に無理だろう」と言わざるを得ないレベルで、たちまち 《卍 デ・スザーク 卍》 は環境の隅に追いやられてしまう。

しかし、それでも、彼の「好き」はまだ燃え尽きていなかった。

それは僕に真似できなかったこと。
もう一つの魔導具に、彼は手を伸ばしたのだ。

情熱が生んだ偶然

当時の青魔道具の認識は「《卍 新世壊 卍》を引くだけの運ゲーデッキ」多くの人がそう認識していたと記憶している。僕もそうだった。

たちまち結果を残し始めた彼を見て「運が良いなぁ」「まあ 《卍 デ・スザーク 卍》 よりは勝てるか」と思った。

また別のCSで勝ってる彼を見て「今日も運が良いなぁ」と思った。

またまた別のCSで勝ってる彼を見て、そこで初めて

「何かがおかしい」と思った。

彼しか使っていないデッキ、それも「運ゲー」と言われたデッキが、異次元のアベレージを叩き出し、たちまち大会上位を総ナメにしている。
突然の出来事に動揺を隠せない競技プレイヤーたちの間で、疑惑・不信の声が上がり始めたのも、無理はないだろう。

そんな中も彼は勝ち続けた。その過程で多くの人に声を掛けられた彼は、惜しみなく自分が知り得たノウハウを共有し、そうして学びを得たプレイヤーはたちまち結果を残し始める。

そしていつの間にか、青魔導具というデッキは多くの上位プレイヤーにとっての武器となっていた。このデッキにおいて、 《卍 新世壊 卍》 を最速でプレイすることは強力な要素の一つに過ぎず、それができなかった時の立ち回り次第で十分に勝ちに繋げられる。その真実が証明され始めたのだ。

あとはもうご存知の通りだ。

満を持して迎えた、2019年8月17日、第3回超CS、1300人の参加者の中全国へのたった1枚の切符を、彼はその論理と情熱で、誰も否定できないほどの大観衆の中、紛れもなく唯一無二の練度をもってして、確かに掴み取ってみせたのだ。

新世壊

その結果を受けた時、鳥肌が立った。
きっと誰よりも感動していた。帰りの車内で雄叫びを上げた。

多くの祝福の声が、感動の声が、タイムラインを駆け巡る。
気が付けばCS会場でひとりぼっちだった彼は、もうどこにもいない。

「新世壊」

その名の通り、彼は自分の情熱だけでその世界を壊し、新生してしまったのだ。

仲間やライバルを得た彼は、きっとこれからもっと強くなり、全国大会の舞台でも活躍するであろう。

彼にとっての青魔導具がそうであったように、思えば私にとっての《超戦龍覇 モルトNEXT》《卍 デ・スザーク 卍》 もまた、同じように自分を証明する武器であった。

そうして得た名声や仲間があって今のフェアプロ、ZweiLanceがあり、今も尚プレイヤー人生を豊かにしてくれている。

僕自身、このNEXTで飛躍的に知名度を伸ばした

おわりに

さて、ここまで長くなりましたが、まとめに移ります。

冒頭でも触れたように「何か一つ極める」ということは、時として世界を変える。この記事を通してお伝えしたかったテーマです。

大袈裟でもなんでもありません。現に彼がそれを証明してくれたのですから。

「極めてる奴」というのはそれだけで価値があります。人に見えてないものが見えていると、多くの人から声がかかります。必要とされます。

「有名になりたい」「仲間が欲しい」立場上そんな悩みをよく受けるのですが、答えられることは常に一つ。

「だったら何か一つ極めてそれを惜しみなく発信したら良い」

「有名」「仲間」そうやって与えられたいのであれば、こちらからも圧倒的に与えるしかないのです。
でもそれは、丸腰だと簡単なことではない。だったら手っ取り早いのが、人より優れることです。特に僕みたいな不器用でまっすぐな人間は、それを目指すと良いと、確信しています。

中途半端では意味がない。燃え滾る情熱は伝搬する。そうしてできたデッキは自己の証明となり、必ずやプレイヤー人生を豊かなものにしてくれるでしょう。

改めて、日本一の魔導具使いミノミー、超CS優勝おめでとう。全国で会おう。

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