目次
はじめに
皆様こんにちは、ICLUCIANと申します。
零誕魔神おこせジョルネード1059!!発売がもうそろそろとなっており、環境変化の節目かと思いましたので一区切りとして私が2ブロックで愛用している黒単ゼオスというデッキを改良した経過などをお伝えしたいと思い投稿させていただきました。
大まかな動き方に関しては第一回トレカライターコロシアムにて投稿いたしましたこちらの記事を御覧ください。
デッキ内容
メインデッキ4枚《闇の破壊神ゼオス》4枚《麻薬医 ヘモグロ》4枚《罪罰執行 ジョ喰ンマ》 4枚《幽具 ランジャ》 3枚 《凶鬼67号 アゴクイ》 3枚 《撃髄医 スパイナー》 3枚 《キング・ザ・スロットン7/7777777》 3枚 《 凶鬼93号 ジャジャン/冥界からの重低音》 3枚 《堕魔 ドゥポイズ》3枚《乱罪 ダイパ殺デー》 3枚《無修羅デジルムカデ》 2枚 《アリゾナ・ヘッドショット》1枚 《幽影モンス・ピエール》
GRゾーン2枚 《ザーク卍ウィンガー》2枚 《オーマ 丙-二式》2枚 《補充 CL-20》2枚 《予知 TE-20》2枚 《ナギー・ナグナグ》2枚 《ポクタマたま》
超次元ゾーン4枚 《聖剣ナ・ベイベー》
殿堂入りの影響
殿堂入りは突然に。
ヤツが失脚することになりました。
出典:デュエル・マスターズ
ご存知《轟轟轟 ブランド》です。
この殿堂入りの影響はとてつもなく大きく、有利対面である赤白轟轟轟の衰退を招くことになりました。
その結果青魔導具やバラギアラといった不利対面の使用率が増加、間接的にデッキが弱体化される結果となってしまいました。
《轟轟轟 ブランド》の殿堂は悪い事だけではありません。登場時効果で《無修羅デジルムカデ》破壊されないパワーラインである6500以上を維持する必要性がなくなったためGRゾーンの自由度が向上したのです。そのため《ポクタマたま》などのメタクリーチャーや《オーマ 丙-二式》などのユーティリティカードの投入が可能となりました。
出典:デュエル・マスターズ
新たな有利対面の登場
赤白轟轟轟が失脚したことにより新たなビートデッキが環境に浮上しましたそれが印鑑パラスです。手札の消耗が激しく、手札破壊を打ち込むことで《革命類侵略目 パラスキング》と 《印鑑D》 の2枚コンボが簡単に破綻する点や《無修羅デジルムカデ》が致命的なまでに刺さる点、豊富に投入されたトリガーによるカウンター性能などが相まって非常に有利な対面となりました。
出典:デュエル・マスターズ
さらにもう一つ。
大絆メタリカ(メタリカミッツァイル)というデッキタイプも登場。
こちらは小型を並べるデッキタイプのため-3000除去のばら撒きが非常に有効であり、《 大審絆官 イマムーグ 》の除去耐性も除去手段がほとんど破壊カードで構成されているため突破も容易。
加えてパラス同様に《 無修羅デジルムカデ 》が有効です。
出典:デュエル・マスターズ
新規カードの大量獲得
そして発売された青きC.A.P.と漆黒の大卍罪
新規プッシュ枠で黒オーラが本格登場!
出典:デュエル・マスターズ
無月の大罪は《闇の破壊神ゼオス》ととてつもなく相性が良かった。軽いコストで出しつつゼオスの効果が簡単に誘発してしまうのだ。《罪罰執行 ジョ喰ンマ》は今までありそうで無かった手打ちしやすい確定除去持ちのクリーチャーが残せる防御札。《乱罪 ダイパ殺デー》は新たな軽量ハンデス枠でもあり高めのパワーを活かしてフィニッシャーにも変貌可能。
出典:デュエル・マスターズ
強化はこれだけには留まらなかった。《ザーク卍ウィンガー》このカードの登場により《堕魔 グリナイブ》などのセイバー枠が不要となっただけではなく山札をオーラだけで固定した場合山札が無くならない超ロングゲームプランを会得したのです。
ウィンガーループ
無月の大罪と《ザーク卍ウィンガー》を組み合わせることによっていとも簡単に山札切れを防ぐことが可能となりました。これによりゼオスやアゴクイによるカードの過剰ドローをある程度防ぐことが可能となったり、《終末の時計 クロック》などの踏んでしまうと敗北につながるカードをじっくりと待ちながらタイミングを見計らったり、相手の山札切れを待つ戦法を取ることが可能。前提条件・大罪持ちオーラを3ターン連続でプレイできる状態である事・ザーク卍ウィンガーが居る事主な手順①《ザーク卍ウィンガー》に1枚目のオーラを通常コストで装備②2枚目のオーラを無月の大罪有りで装備③大罪効果でウィンガーを破壊する代わりに2枚オーラを山札に戻す④ウィンガーにオーラを1枚装備⑤最初に送ったオーラが山札の上に戻ってくるので再び大罪有りで装備⑥最終的には残った山札3枚がオーラで固定される形になり毎ターン引いたオーラを装備することで最初の状態に戻る
主な手順①《ザーク卍ウィンガー》に1枚目のオーラを通常コストで装備②2枚目のオーラを無月の大罪有りで装備③大罪効果でウィンガーを破壊する代わりに2枚オーラを山札に戻す④ウィンガーにオーラを1枚装備⑤最初に送ったオーラが山札の上に戻ってくるので再び大罪有りで装備⑥最終的には山札3枚全てがオーラで固定される形になり毎ターン引いたオーラを装備することで最初の状態に戻る
ウィンガーループ成功のためには《ザーク卍ウィンガー》の着地が最優先となります。そのため終盤に《 予知 TE-20 》によるGRゾーンの確認や 《オーマ 丙-二式》+ 無月の大罪によるGR召喚の試行回数の増加を図りましょう。
出典:デュエル・マスターズ
打倒不利対面:青魔導具
出典:デュエル・マスターズ
・剥がせない無月フィールド
・増え続ける手札
・墓地から再利用されるコンボパーツ
辛い要素の塊である青魔導具。
課題1:剥がせない無月フィールド
闇文明の特性上カード除去はほとんど存在しておらず、どう頑張っても除去できないのかと諦めかけていたが探索の末秘密兵器を見つけることができました。
出典:デュエル・マスターズ
《アリゾナ・ヘッドショット》です。こちらを使うことによって《卍 新世壊 卍》を引っ剥がしてしまうことが可能となりました。投入枚数は控えめの2枚となっていますがゼオスやアゴクイによる爆発的なドロー枚数で意外と簡単に引き込むことが可能です。破壊ではない除去のため《超煌ノ裁キ ダイヤモン将》をシールドに送りつけずに処理することができるのも偶然の産物です。
課題2:増え続ける手札《卍 新世壊 卍》によるドロー枚数は脅威であり、一度引き始めると一枚手札を破壊しただけでは焼け石に水である。その問題を解決するためには大量手札破壊が必要となりました。青魔導具に間に合う軽さでそんなことができるカード....
出典:デュエル・マスターズ
ありました《凶鬼93号 ジャジャン/冥界からの重低音》です。手札を2枚まで絞り込むことで一気に手札0枚まで追い込みやすくなります。自壊手段も豊富で《凶鬼67号 アゴクイ》、《堕魔 ドゥポイズ》無月の大罪など豊富です。スレイヤー効果も地味に強力であり、単体でバトルゾーンに置いておくことで《 “必駆”蛮触礼亞 》からのビートジョッキーの登場を道連れにすることが可能。
課題3:墓地から再利用されるコンボパーツ手札破壊をしても《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》や《凶鬼卍号 メラヴォルガル》を捨てられて全く意味をなさないといった状況が度々起こります。これらの問題に関してはGRゾーンに《ポクタマたま》を投入することで緩和されます。ただし、山札切れを狙うプランを取る場合は慎重に効果の有無を考える必要があるため要注意。
出典:デュエル・マスターズ
打倒不利対面:バラギアラ...?
出典:デュエル・マスターズ
青魔導具と違いバラギアラに対しての明確な勝ち筋は非常に少なく、メタカードを積み込むと構築を歪めかねないといった事を考慮した結果割り切るといった形になりました。か細い線ではありますが《乱罪 ダイパ殺デー》や《闇の破壊神ゼオス》の高打点を活かしたビートダウン戦法で9マナ貯まるまでに攻めきるのが唯一の勝ち筋となります。
あとがき
今回は僕が2ブロックで使い続けている黒単ゼオスというデッキタイプを再び紹介させていただく形となりました。
闇文明のオレガオーラの大量追加による恩恵は凄まじいものがあり以前とは比べ物にならないくらいプレイングに奥深さが増す事になりました。
青魔導具やバラギアラなど不利対面が蔓延る中、なんとか勝てないかと試行錯誤を続けているのが現状となっています。
速攻系統のデッキへの制圧力は非常に高いため再び速攻環境へ戻った際には是非一度お試しください。
長文となりましたが最後までお読みいただき誠にありがとうございました。