シリンダダンテをリペアせよ!

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シリンダダンテをリペアせよ!

どうも、のあです!

突然ですが、「シリンダダンテ」というデッキをご存じですか?基本的には妨害しながら水の小型クリーチャーをならべ、《革命龍程式 シリンダ》を召喚して手札を補充し、《時の法皇 ミラダンテⅫ》に革命チェンジして攻めていく、というデッキです。

残念ながら現在、シリンダダンテは《時の法皇 ミラダンテⅫ》の殿堂入りの影響でお世辞にも「強いデッキ」とは言えません。ですが《革命龍程式 シリンダ》で革命チェンジし、そのシリンダを次のターンにまた召喚し、すぐ革命チェンジして…という独特の動きの面白さは他のデッキでは味わえないと思ったので、なんとかしてまた戦わせられないか、リペアを制作することにしました。

 【進化クリーチャー】
種族 クリスタル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / 文明 水 / パワー6000 / コスト5

■進化―自分の水のクリーチャー1体の上に置く。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある水のクリーチャー1体につき、カードを1枚引いてもよい。
■革命2―このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドが2つ以下なら、次の自分のターンのはじめまで、相手のクリーチャーはすべて、攻撃またはブロックできない。

進化ドラゴンなのでドローしつつ出したターンに革命チェンジできるのが優秀です。

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ドレミ団 / 文明 光/水 / パワー12000 / コスト8


■革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。
そうしなければ、カードを1枚引く。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。

言わずと知れた最強のドラゴンの1体。筆者の最も好きなカードの一つです。

目次

青緑型リペアの失敗(?)

はじめ、筆者はなんとなく「シリンダダンテをリペアするなら青緑の方が作りやすそうだなー」と思っていたので、青緑型でのデッキ制作に取り掛かりました。

かつての青緑シリンダダンテです。

前提として青緑型の利点はマナが増えやすいので重いカードを使えること、デッキをコントロールに寄せていることで相手によって柔軟に戦えること、《怒流牙 佐助の超人》や《霧隠双頭龍 バイケン》などのシノビたちによる防御の堅さでした。

そのメリットに基づいてデッキのリペアを考えていたところ、気づいてしまいました。




「…あれ?これ、シリンダ抜いてチェンジザ入れたほうが強くない?」




そうです。自然でのマナ加速、潤沢なリソースからのコントロール力、シノビによる防御。青緑シリンダダンテの長所がそのままチェンジザドンジャングルにも当てはまってしまったのです。

想定外のライバル。

ある意味ではすでにリペアに成功していたとも言えますが、筆者の求めていたシリンダダンテではないので、今度は青白型で考えていくことにしました。

青白型、リペアへの道

初期の青白シリンダダンテです。

シリンダダンテは手札補充を《革命龍程式 シリンダ》のドローに頼っているため、《時の法皇 ミラダンテⅫ》を直接山札から手札に加える方法がありません。そのためリペアをするにあたってまず、《時の法皇 ミラダンテⅫ》に代わる新たなフィニッシャーを探さなくてはいけませんでした。

幸い候補はすぐに見つかりました。《革命龍程式 シリンダ》から革命チェンジでき、十分な攻撃性能をもつクリーチャー。当てはまるカードはそう多くはありません。筆者はこのカードにフィニッシャーを任せることにしました。

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ドレミ団 / 文明 光/水 / パワー10500 / コスト7


■革命チェンジ―光または水のドラゴン(自分の光または水のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが相手のシールドひとつブレイクするたび、相手はかわりにそのシールドを表向きにする。
その中にある呪文を1枚、コストを支払わずに自分が唱え、持ち主の墓地に置いてもよい。
その後、相手はそのシールドを自身の手札に加える。

《天革の騎皇士 ミラクルスター》です。Wブレイカーで、打点がやや物足りない気がしますが、相手のシールド内の呪文を実質的に焼却しつつ自分はアドバンテージをとる、というのはフィニッシャーとするには十分な性能でしょう。最近の環境は《「本日のラッキーナンバー!」》や《“魔神轟怒”万軍投》など強力な呪文が多くのデッキに採用されているので、《天革の騎皇士 ミラクルスター》が強い環境であるのも追い風です。

そして3ターン目の妨害は相手のプランを大きく狂わせることができるので、いつの時代も非常に強力です。そのため今回のデッキにも《一撃奪取 マイパッド》、《虹色奪取 アクロパッド》、《奇天烈 シャッフ》《パクリオ》を採用しています。

その結果出来上がったのがこちらになります。

リペア完成!

《天革の騎皇士 ミラクルスター》で相手の呪文を唱えることがあるので、超次元とGRは入れておきましょう。

採用・不採用カード解説

コスト踏み倒しメタと呪文封じ。弱いはずがありません。

《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》は水クリーチャーではありませんが、2ターン目に《虹色奪取 アクロパッド》を安定して出すには光の単色カードも少しは欲しいと感じたので、かつての《スーパー・エターナル・スパーク》の枠に採用しました。

…ドラゴン?

また、《タイム3 シド》は相手の呪文を妨害でき、《天革の騎皇士 ミラクルスター》の革命チェンジもとにもなることで、《革命龍程式 シリンダ》を引けなかった時でも能動的に動くことができるように採用しました。

アナダムドで大活躍中!

そして、かつてのシリンダダンテでは強力なサブウエポンであった《禁断機関 VV-8》は今回不採用としました。理由としては単純に《時の法皇 ミラダンテⅫ》が1枚になった影響で禁断起動に時間がかかるからです。


果たしてこのデッキは環境で戦えるのか?

結論から言うと「厳しい」。この一言につきます。

今の環境での仮想敵は主に赤青ジョーカーズミッツァイルとシータミッツァイルとなります。

赤青ジョーカーズミッツァイルに対しては、先行をとって3ターン目に《パクリオ》で相手のミッツァイルを盾に埋めるか、《奇天烈 シャッフ》で断続的に《“魔神轟怒”万軍投》を封じ続けることができればいい勝負が出来ます。ただ、裏を返せば後攻になるとかなりきつく、先行をとってもそれ以外勝ち筋がないので、あまり勝率はよくありません。

シータミッツァイルに対しては、《パクリオ》《奇天烈 シャッフ》が間に合ったとしても、カードパワーに押し切られることが多く正直あまり勝てません。

結論としては残念ながら環境クラスで戦うのは厳しいでしょう。

ミッツァイルの壁はあまりにも厚かった…

まとめ

たとえ環境クラスでは戦えなくても、《革命龍程式 シリンダ》と革命チェンジの組み合わせの動き自体は、使っていて楽しく、ファンデッキとして使うにはかなり強い部類に入ると思います。あまりお金もかからない(超次元と超GRはお好みで大丈夫です)ので、この記事を見て興味を持った方は是非組んでみてください!

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