【デュエマコラム】歴代デュエキング振り返り!

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【デュエマコラム】歴代デュエキング振り返り!

 こんにちは、神結です。

 来週10/19(土)に「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」が発売されます。

 既に何枚かカードが公開されていますが、環境や相性が大きく変わるかも?と言えるようなカードもちらほら見えます。さすがはデュエキングだぜ。

 そんなわけで「強いカードが多い」イメージのデュエキングですが、今回の記事では歴代のデュエキングシリーズを振り返ってみることとします。

目次

歴代デュエキング振り返り

絶対王者!! デュエキングパック(2019)

 最初にデュエキングが登場したのは、2019年の超天篇。この時の発売日は7/20ということで、クロニクルデッキより前でした。

 環境的には、【ヒラメキウォズレック】【赤白轟轟轟ミッツァイル】といったデッキたちが殿堂の影響を受け、今後どういった環境になるか……と模索していたところでした。

 さて、このデュエキング。パックのテーマはといいますと、以下のように書かれています。

日本一決定戦やグランプリなど、デュエマの大舞台で活躍したデッキの切札となったカードが大集結&大進化!

競技志向のプレイヤーだけでなく、全てのプレイヤーに超オススメする超豪華なパックが誕生!

https://dm.takaratomy.co.jp/product/dmex06/

 実際、過去の競技大会で活躍したカードなどが多数収録されており、この頃からテーマ性は一環していますね。

 この弾のトップレアと呼べるのは《爆銀王剣 バトガイ刃斗》でしょうか。

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト5

これを装備したクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。
これを装備したクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてもよい。それが進化ではないドラゴンなら、バトルゾーンに出す。それ以外なら、自分の山札の一番下に置く。
龍解:自分のターン中に自分のドラゴンがバトルゾーンに出た時、それがそのターンに出す最初のドラゴンでなければ、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。

────────────龍解後────────────
カード名:爆熱王DX バトガイ銀河
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:12000
コスト:8
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引く。その後、進化ではないドラゴンを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
■相手のドラゴンではないクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン、攻撃できない。 (ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)

 当時は《超戦龍覇 モルトNEXT》《爆熱剣 バトライ刃》がコンビ殿堂に指定されており、《超戦龍覇 モルトNEXT》から呼び出せるドラグハートと言えば《闘将銀河城 ハートバーン》くらいという状況でした。

 当たり前の話ではあるのですが、《闘将銀河城 ハートバーン》しか使えないNEXTが強いわけない……もとい、そもそも使う理由がないので、この時期は完全に沈黙していました。

 しかし《爆銀王剣 バトガイ刃斗》という新たな武器を手にしたことで、環境の最前線とは言えないまでも「使うだけの理由」は出来るようにはなりました。

 またその環境に影響を与えたカードと言えば、《S級原始 サンマックス》を挙げられるでしょう。

【 進化クリーチャー 】
種族 ゲリラ・コマンド / S級侵略者 / 文明 自然 / パワー3000+ / コスト3

■進化:自分の自然のコスト3のクリーチャー1体の上に置く。
■S級侵略 [原始] :自然のコスト3のクリーチャー(自分の自然のコスト3のクリーチャーが攻撃する時、自分の手札かマナゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■バトルゾーンに自分のクリーチャーが3体以上あれば、このクリーチャーはパワーを+9000され、「T・ブレイカー」を得る。
■自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分のマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。

 当時は《“轟轟轟”ブランド》こそ殿堂しましたが、赤白のメタクリ・GR召喚を駆使しながら《BAKUOOON・ミッツァイル》でフィニッシュするギミックは健在でした。

 ただ、轟轟轟を失ったことでどうしても瞬間的な火力が落ちたのも事実です。

 そのため、ミッツァイルから出てくるGRを緑の3コストに寄せることで、《S級原始 サンマッド》《S級原始 サンマックス》といったカードで決定力を上げるという、【赤白サンマックス】が登場したのでした。

 その他、長らくハズレア扱いであったものの後に評価を覆す《終末の監視者 ジ・ウォッチ》や、クロニクルデッキの先行強化の意味合いもあっただろう《メヂカラ・コバルト・カイザー / アイド・ワイズ・シャッター》もここが初出ですね。

 また後のWINNERやMAXレアの先駆けというわけではないのですが、金ぴかのエースカードたちも収録されています。

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / マスター・ドラゴン / 文明 ゼロ / パワー11000 / コスト7

■このクリーチャーを召喚する時、ジョーカーズを好きな数バトルゾーンから自分の手札に戻し、その数だけ、召喚コストを1少なくしてもよい。
■スピードアタッカー 
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、その後、手札を1枚捨てる。
■ジョラゴン・ビッグ1:ジョーカーズを自分の手札から捨てた時、その「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。

 レア以降は比較的大人しめのカードたちが多いのですが、後に頂点を取るための下準備もあったりしました。

【 呪文 】
文明 水/闇 / コスト2

■自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を自分の手札に加え、残りを墓地に置く。

 とはいえ、全体を通して見れば再録カードが中心で、新規SRも全体的には控え目。GRを中心とした高速環境にはあまり対応出来ていませんでした。

 パックとしては特別強いということもなかったのですが、2年後大きく弾けることになります。

20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX(2021)

 2020年の夏は「最強戦略!!ドラリンパック」が発売され、デュエキングの発売はなかったのですが、2021年の秋(10月)に“MAX”となって帰ってきました。

20周年に感謝して、20年間の歴史の中で活躍した歴戦覇者の切り札を収録したパックが登場!

20年分の各年の象徴である切り札を豪華なデュエキングMAXカードとして収録!さらに20年分の大会の歴史から選ばれた切り札をデュエキングWINNERカードとして封入!
豪華な再録に加えて、強力な新規カードも多数収録!

https://dm.takaratomy.co.jp/product/dmex17/

 との謳い文句に恥じない、歴代の中でも最強クラスのパックとなっております。

 まず1枚目。現代デュエマの競技シーンは勿論、ドラゴン娘の人気もあり、名実ともにデュエマを代表するクリーチャーとなったこのカード。

 《流星のガイアッシュ・カイザー》!

【 クリーチャー 】
種族 ブルー・コマンド・ドラゴン / グリーン・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 水/自然 / パワー8000 / コスト6

■相手のターンの終わりに、相手がそのターン中、マナゾーンのカードをタップせずに、クリーチャーを出すか呪文を唱えていて、バトルゾーンに自分の 《流星のガイアッシュ・カイザー》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを2枚引く。
■自分のコスト10以上のクリーチャーの召喚コストを4少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない。

 ガイアッシュってもう3年前のカードらしいッスよ、奥さん。活躍を挙げればキリがないので、もう省略します。

 続いて、様々なデッキの頼れるフィニッシャーを務め、人によっては見たくない、Twitterやイラスト界隈でも大人気なカード、《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》。

【 ツインパクトカード 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / ドレミ団 / 革命軍 / 文明 光/水 / パワー7000 / コスト7

■革命チェンジ:光または水のドラゴン(自分の光または水のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、次の相手のターンの終わりまで、相手は呪文を唱えられない。

────────────呪文────────────
カード名:「未来から来る、だからミラクル」
文明:光/水
コスト:6マナ
■カードを3枚引く。その後、コスト5以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。

 こちらもまぁ、使うデッキやこれまでの活躍を挙げればキリがないので省略します。

 そしてそして、みんな大好き《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》もなんとここで初登場。

(殿堂カード) 【 進化クリーチャー(究極進化) 】
種族 フェニックス / 文明 火 / パワー15000 / コスト6

■究極進化:進化クリーチャー1体の上に置く。
■侵略:火の進化ドラゴン(自分の火の進化ドラゴンが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■T・ブレイカー
■相手がこのクリーチャーを選んだ時、カードを2枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。
■メテオバーン:このクリーチャーが出た時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする。

 あらゆる場面を3キルで破壊し続けたカードで、恐れも頼り甲斐もある1枚でした。

 すぐの活躍はなかったのですが、翌年2022年にタマシードが登場したことで、以降環境上で常に存在感を発揮し続けることになりました。

 と、まぁ新規SR連中は凄いカードばかりなのですが、このパックの恐ろしい点は、レア以下のカードも信じられないくらい強いということです。

 例えばこれとか。

(殿堂カード) 【 呪文 】
種族 ドルスザク / 文明 水 / コスト5

■自分のマナゾーンにカードが4枚以上あり、そのうち少なくとも1枚が魔導具なら、コストを支払うかわりに魔導具を2枚自分の手札から捨てて、この呪文を唱えてもよい。
■カードを3枚引く。

 これとか。

【 禁断フィールド 】
文明 闇/火 / コスト2

■このフィールドが出た時、封印を4つ付ける。■自分の闇のコマンド、火のコマンド、名前に《禁断》とあるクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。■禁断爆発:このフィールドから封印がすべて外された時、山札に加えてシャッフルする。その後、カードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドが出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く)

 更にコイツとか。

【 クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / ゴースト / 文明 闇/火 / パワー4000 / コスト3

■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■相手はカードをマナゾーンに置く時、タップして置く。

 更に更にコイツとか。

(殿堂カード) 【 ツインパクトカード 】
種族 エンジェル・コマンド / 侵略者 / 文明 光/自然 / パワー11500 / コスト9

■このクリーチャーを召喚する時、自分の手札にある他のコスト9のカードを好きな数、相手に見せてもよい。こうして見せたカード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■進化:光のクリーチャー1体の上に置く。
■ブロッカー
■W・ブレイカー

────────────呪文────────────
カード名:巨大設計図
文明:自然
コスト:2マナ
■自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から、コスト7以上のクリーチャーをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。

 ツインパクトでいうと、コイツも。

【 ツインパクトカード 】
種族 サイバー・ウイルス / ナイト / 文明 水 / パワー2000 / コスト4

■自分が呪文を唱えた時、カードを1枚引いてもよい。

────────────呪文────────────
カード名:エマージェンシー・タイフーン
文明:水
コスト:2マナ
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■カードを2枚まで引く。その後、自分の手札を1枚捨てる。

 いや、強すぎやろがい。今日でも活躍しているカードが多いですし、そうでない奴はもう殿堂しました。

 この弾、3枚もの殿堂カードを輩出しているんですね……。

 デザイン的な話でいうと、お馴染みMAXレアはここが初出です。

 個人的には一目惚れのデザインでした。今でもデッキで使うカードは、なるべくMAXレアのバージョンを買うようにしています。

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ドレミ団 / 文明 光/水 / パワー12000 / コスト8

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。
そうしなければ、カードを1枚引く。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。 

 個人的な話でいうと、もちろんガイアッシュラフルルも思い入れの多いカードではあるのですが、ここで再録されたことで多くのプレイヤーを救った《竜魔神王バルカディア・NEX》が一番印象に残っているかもしれません。

(殿堂カード) 【 進化クリーチャー(進化GV) 】
種族 エンジェル・コマンド / デーモン・コマンド / アーマード・ドラゴン / 文明 光/闇/火 / パワー25000 / コスト15

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

進化GV―自分のエンジェル・コマンド、デーモン・コマンド、アーマード・ドラゴンのいずれか3体を重ねた上に置く。

相手は呪文を唱えることができない。

このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、自分の山札を見る。その中からドラゴンまたはコマンドを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。

ワールド・ブレイカー

黄金戦略!!デュエキングMAX 2022

 去年ぶっ飛んだため、期待された2022年のデュエキング。

 偉大過ぎる先代を前に荷が重いかも?と思ったのですが、それは杞憂であり、この年もしっかりやってくれました。

 具体的に言うと、例えばコイツとか。

【 進化クリーチャー(超無限墓地進化) 】
種族 フェニックス / デーモン・コマンド / ドラゴン・ゾンビ / 文明 闇 / パワー12000 / コスト12

■このクリーチャーの進化元クリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■超無限墓地進化:クリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。
■T・ブレイカー
■メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、その選んだクリーチャーのパワーを-9000する。その後、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。

 あとコイツとか。

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ドルスザク / マフィ・ギャング / ゼニス / 文明 闇 / パワー15000 / コスト10

■無月の門・絶:各ターンの終わりに、自分の魔導具をバトルゾーンまたは墓地から合計6つ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら6枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■相手の墓地に、どこからでもカードが置かれた時、カードを1枚引いてもよい。

 コイツもそうでしたね。

【 進化クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / 侵略者 / 文明 火 / パワー11000 / コスト6

■進化:火のクリーチャー1体の上に置く。
■侵略:火のコマンド(自分の火のコマンドが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーの攻撃中、相手は「G・ストライク」を使えない。
■各ターン、このクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、このクリーチャーをアンタップし、一番上のカードを破壊する。

 そして忘れちゃいけないコイツとか。

【 クリーチャー 】
種族 クリスタル・コマンド・ドラゴン / ダークロード / 文明 水/闇 / パワー5000 / コスト5

■ブロッカー
■ジャストダイバー
■このクリーチャーが出た時、コスト4以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。
■自分の手札から呪文を唱えた時、その呪文を自分の墓地からもう1度、コストを支払わずに唱えてもよい。この能力は各ターン1度しか使えない。
■自分の墓地から呪文を唱えた時、唱えた後で、墓地のかわりに山札の下に置く。

 SRはもちろん、VRでもこんな奴がいました。

【 呪文 】
文明 自然 / コスト4

■自分の山札の上から5枚を見る。その中から、コスト3以下のクリーチャーを2体まで出す。残りを好きな順番で山札の下に置く。

 なんかもう、説明不要なレベルで環境第一線でバリバリ活躍しているんですよね。

 強いて言えば《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》は活躍までやや時間が掛かりましたが、後に《禁断の轟速 ブラックゾーン》が登場してからは、アドバンス環境の最前線で1年以上も活躍し続けています。

 レア以下のカードでは、ツインパクト系のカードがよく活躍しています。

 例としては、コイツとか。

【 ツインパクトカード 】
種族 オラクル / 文明 光/自然 / パワー11000 / コスト9

■ブロッカー(相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■相手のクリーチャーは、タップして出る。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)

────────────呪文────────────
カード名:フェアリー・パワー 
文明:自然
コスト:3マナ

■山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。それがパワー6000以上のクリーチャーなら、カードを1枚引く。

 マーシャルなどで活躍しているこれも2022年デュエキング産ですね。

【 ツインパクトカード 】
種族 パンドラボックス / 文明 光/闇 / パワー2000 / コスト4

■このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つブレイクする。

────────────呪文────────────
カード名:星龍の暴発
文明:光
コスト:7マナ

■S・トリガー
■次の自分のターンのはじめまで、自分の手札に加えるシールドカードすべてに「S・トリガー」を与える。このターンが自分のターンなら、クリーチャー側を出す。

 個人的なお気に入りは、1コストであることで活躍の場を広げているこのカード。

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト1

■これを装備したクリーチャーは、攻撃中、破壊されない。
■龍解:自分のターンの終わりに、これを装備したクリーチャーがタップしていれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)

────────────龍解後────────────
カード名:熱血龍 クサリビッグ・ホーン
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン 
パワー:5000
コスト:5マナ
マナ:-
■このクリーチャーは、攻撃中、破壊されない。

 というわけでこの年も環境やデッキ構築に大きな影響を与えることになったデュエキングでした。

 ちなみにどういう計画・動線だったのかは不明なのですが、この翌年に活躍する【赤白サムライ】をアドバンスで活躍させるカードが多く収録されているパックでもありました。

 またデュエキングは10月発売ではあったのですが、8月に殿堂した【グルメ墓地】や【JO退化】のパーツたちがMAXレアで再録されるという。

 コロナ明けて久々の大型イベントだったりで環境想定も難しかったんでしょうね……。

 前年の《希望のジョー星》もなんですが、なんとなくMAXレアは殿堂と因縁深い印象があります。

頂上決戦!!デュエキングMAX 2023

 そして昨年のデュエキングも……やっぱり強かったです。

 当然のようにデュエキング産のカードは大活躍。アカシック3は超CSを制しました。

【 ヒストリック・フィールド 】
文明 水 / コスト10

■自分は呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。

 

 このこの年は特に「アドバンス」をフィーチャーする要素が大きく、特に以下のカードたちはアドバンスを主戦場として輝いております。

 ドラゴンデッキのロックカード兼アタッカーとして活躍する《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》。

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / エンジェル・コマンド・ドラゴン / ソニック・コマンド / 文明 光/火 / パワー11000 / コスト7

■自分のマナゾーンに光または火のカードが合計5枚以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■EXライフ
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。次の相手のターン、相手はクリーチャーを1体しか出せない。

 たった1枚から信じられない盤面を覆し、形成する《邪帝斧 デッドアックス》。

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 自然 / コスト4

■これを装備したクリーチャーに「マッハファイター」を与え、パワーを2倍にする。
■これを装備したクリーチャーがバトルに勝った時、負けたクリーチャーと同じ文明を持つクリーチャーではないカードを1枚、自分の超次元ゾーンから出してもよい。
龍解:自分のターンの終わりに、自分のすべてのドラグハートのコストの合計が20以上であれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返してもよい。
(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーが離れた場合、そこに戻す)

────────────龍解後────────────
カード名:真なる邪悪 ザ=デッドマン
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:自然
種族:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/ドラグナー
パワー:15000
コスト:10マナ

■T・ブレイカー
■このクリーチャーが龍解した時、自分のドラグハートをすべてクリーチャー側に裏返す。
■自分のドラグハート・クリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選び、マナゾーンに置く。

 天門の鍵を握る《支配の精霊ペルフェクト / ギャラクシー・チャージャー》。

【 ツインパクトカード 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光 / パワー9000 / コスト7

■ブロッカー
■W・ブレイカー
■相手は各ターン合計3回までしか、クリーチャーを召喚したり呪文を唱えたりできない。
このクリーチャーが離れる時、そのパワーが0より大きければ、離れるかわりにとどまる。
────────────呪文────────────
カード名:ギャラクシー・チャージャー 
文明:光
コスト:3マナ

■自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、エンジェル・コマンドをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。
■チャージャー

 その天門の大エースである《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》。

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / エンジェル・コマンド / ビーストフォーク號 / ドラグナー / 文明 光/自然 / パワー11000 / コスト9

■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、コスト6以下のエレメントを1つ、自分の超次元ゾーンから出してもよい。そうしたら、自分の山札を上から5枚を裏向きのままこのクリーチャーの「EXライフ」シールドの下に置いてもよい。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
■自分のマナゾーンにあるカードを、すべての文明のカードとして扱う。

 そしてそして単体でも合体しても活躍出来る、アドバンスの超次元構成に大きな変化を与えた《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》。

カード名:勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th
カードの種類:サイキック・スーパー・クリーチャー
文明:光/水/闇/火/自然
種族:デーモン・コマンド・ドラゴン
パワー:15000
コスト:15マナ

■T・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、クリーチャーを合計3体まで、自分の手札、マナゾーン、または墓地から出す。
■自分の他のクリーチャーに「ブロッカー」、「ジャストダイバー」、「スレイヤー」、「スピードアタッカー」、「マッハファイター」を与える。

 この年は秋GPでアドバンスがなかったのですが、デュエキングのお陰で環境は一変。ゲーム観にも大きな変化。とてもとても1週間程度で攻略など不可能でした。

 どうなっちゃうんでしょうね、GP……。

 またファンには嬉しい久々の「サバキZ」強化もありました。《煌世主ノ正裁Z》がそれです。

【 呪文 】
種族 裁きの紋章Z / 文明 光 / コスト5

■サバキZ(裁きの紋章が自分のシールドゾーンから手札に加えられた時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、この呪文をコストを支払わずに唱える)
■コスト7以下のメタリカを1枚、自分の手札から出す。
■この呪文を自分の手札から唱えた後、墓地に置くかわりに自分のシールド1つの上に表向きにして置く。

 サバキの世界はだいぶ変わりましたね。お陰で、環境の第一線で活躍することも可能になりました。

 2023年の特徴と言えば、既に上で何度も出ていますが、GPディスペクターシリーズでしょうね。

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / ジョーカーズ・ドラゴン / ドルスザク / 文明 光/水/火 / パワー99000 / コスト99

■自分の墓地にクリーチャーではないカードが4枚以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを90少なくする。
■EXライフ
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■相手は光ではない呪文を唱えられない。
■自分のターンの終わりに、クリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。

 こうして競技大会がフォーカスされるのは、プレイヤーとしては嬉しい話です。

 また私が書いたカバレージも何枚かFTとして使われており、個人的にはニッコリが止まりません。

おわりに

 というわけで、歴代のデュエキングの振り返りとなりました。

 あのー……ご存じの通り、これまでのカードもビックリするくらい強いです。

 そして現在公開されている中にもとんでもないレベルのカードが含まれており、余りにも混沌とした状態でGPを迎えることになりそうです。

 これまで見てきた通り、デュエキングはレア以下も超強力。さらなるカードの公開を楽しみにしております。

 それでは、また次回の記事でお会いしましょう!


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