これ見てるお前らは今すぐエナドリ飲むのをやめろ
こんにちは。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。
いやー。終わりましたね、DMGP2022。
例によってまたお誘いを受けて2日目のカバレージを書いてたんですが、今回はちょっと〆切がハードでしてね。
カフェインの力を手に入れて明け方くらいまで必死こいて書いてたら、翌日にカフェインが牙を剥きました。あれから4-5日経ってますが、まだ体調が戻ってません。一歩ずつ、人は死に向かって歩いていることだけがわかります。
えーと。そんなわけで、原稿が落ちました。
というわけで、今回もやっていきましょうか。
この記事があなたの良い暇潰しになれば、これほど嬉しいことはありません。
それでは、今日のカードはこちら。
《EVE-鬼MAX》
【 S-MAX進化クリーチャー 】
種族 イブユニット / デモニオ / 鬼レクスターズ / 文明 火 / パワー9000 / コスト5
■鬼S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊してもよい。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
■W・ブレイカー
■自分のクリーチャーが相手を攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。
■自分のクリーチャーがバトルに勝った時、相手のクリーチャーではないカードを1枚破壊してもよい。
DMRP-22にて登場した、火のSRです。
《 EVENOMIKOTO 》が《 邪王来混沌三眼鬼 》の力で復活した姿ですね。
鬼S-MAX特有の除去・敗北耐性に加え、攻撃時のバトル効果とバトル勝利時の非クリーチャーカード除去…というたいそう噛み合った能力が売りのこのカード。
「そこそこ高スペックのクリーチャーをそこそこの枚数並べられる」タマシード&スター進化戦略とはかなり食い合わせが良く、想定されたミラーマッチにおいては「相手の進化獣と進化元のタマシードを同時に粉砕しながら全員で盾を殴りに行く」なんていう挙動もできたりします。
正直イラスト以外に《 EVENOMIKOTO 》の面影はないんですが、「デカい!全体除去!踏み倒し!ウオオオオオオ!」というあちらよりはだいぶインテリジェンスを感じる性能ですね。
ただ、基礎スペックや能力などがあまりにも堅実すぎるという点から環境ではそこまで目立たず、強すぎる上司の影に隠れて埋もれていく……
はずでした。
さて。そんなこんなで登場から数ヶ月経ちまして。
まさかのGP準優勝。
「環境において刺さりがいい《 アルカディアス・モモキング 》《 キャンベロ <レッゾ.Star> 》を最も使いこなせるデッキ」としてぴゅう選手が選んだ【赤白ライオネル】。
それらのカードの刺さり具合やデッキのほぼ半分が火文明絡みという割り切った構成もさることながら、《ルピア炎鬼の封》《センメツ邪鬼 <ソルフェニ.鬼>》といった面々が超速で盤面を築き上げていく様には感動させられたものです。
まだ上がってないんですが実は本戦Round1のぴゅう選手のフィーチャーでも私がカバレージを取ってまして。
その時の対戦相手のぎゃる男選手(トーナメント環境に詳しくない自分でも以前から名前を知ってたレベルの超強豪!)ですら、《EVE-鬼MAX》がめくれた瞬間テキスト確認を申し出る……という状況には、「絶対に相手に意識させないカードを選んだ」ぴゅう選手の慧眼に驚かされたものです。
なんなら、予選や本戦道中ではもっと確認されてるでしょうからね。なんなら私も試合後にwiki調べて「こんな強かったの!?」となりました。
実は私がカバレージライターとしてデビューした全国大会2019でもぴゅう選手のカバレージを取らせてもらっていましてですね。
その際に「(オリジナルではトップメタの【JO退化】を使っていましたが)環境を読んだ独自のデッキを持ち込むのが得意なプレイヤー」という情報を得ていたので、その真価をここで目の当たりにできてめちゃくちゃぶち上がったのを覚えています。
カバレージを書くようになって、クソデッキやそれを絡めた話しか消化してなかった数年前では思いのつかなかったジャンルに興味が出ているのを感じますね。
願わくば、これからもジャンルの幅を広げたうえでもっと文章うま太郎になって多くの人の心に響く記事を書きたいものです。
……具体的には、公式が見逃せないくらいの場所で起源神の話ができるくらいに。
エナドリ味でめっちゃ体にいい飲料とかできない?
というわけで、《 EVE-鬼MAX 》でした。
こういう誰にも読み切れないデッキが出てくるのも、大型大会復活の機運が高まっている今ならではですね。
秘蔵デッキとか秘匿デッキとかそういうやつで結果を残すの、プレイヤーの夢ですからね。
さて、次回予告のコーナーです。
弊社のECサイトにはカードごとに「一緒に買ってるランキング」というお遊び要素があるのですが、皆様にはそのランキングのみを見て次回のカードを当ててもらいます。
おや、画像がありませんね。これはシンプルに、原稿落としてスケジュールが乱れたので次回の予定が立ってないだけです。
というわけで、次回のカードはこれです。各自予習していってください。
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それでは、次の記事で。北白河でした。