【北白河の今日の一枚】vol.137《D-Jealousy-灰撫/♪五本まで 集めて林 森ジャングル》火から炎へ災いへ

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【北白河の今日の一枚】vol.137《D-Jealousy-灰撫/♪五本まで 集めて林 森ジャングル》火から炎へ災いへ

素直にマジックつきタマシードくれ

こんにちは。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。

いやあ。出ましたね、新パック。皆さんも射幸心に負けてトップ三枚をめくっているころだと思います。

オーバーレアをはじめとしてこれでもかと強化されたジャイアントとアーマード陣営、さっそく活躍してますね。値上がっていく天龍神のなれの果てとチアリーダーの代表を見ながら、その強さをひしひしと感じています。

また、メクレイド5を軸にすると既存戦略を一切邪魔しないことが判明したメカ陣営や、5月のデッキでさらなる強化を待つアビス陣営もなかなかやってくれそうな気配で、どの文明も盛り上がっているようですね。

なあ。マジック陣営。俺に愛されたのがそんなに嫌か。

というわけで、今回もやっていきましょうか。

この記事があなたの良い暇潰しになれば、これほど嬉しいことはありません。

それでは、今日のカードはこちら。

《D-Jealousy-灰撫/♪五本まで 集めて林 森ジャングル》

【 ツインパクトカード 】
種族 マジック・コマンド・ドラゴン / マジック・ソング / 文明 水 / パワー9000 / コスト7

種族:マジック・コマンド・ドラゴン
■ジャストダイバー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体の呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい。

────────────呪文────────────
カード名:♪五本まで 集めて林 森ジャングル
文明:水
コスト:8マナ
種族:マジック・ソング
■次の中から5回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
▶エレメントを1つ選び、持ち主の手札に戻す。
▶カードを1枚引く。

DM23-RP1で登場した、ツインパクト全力サポートマンです。

生物面は攻撃時に味方のツインパクト生物の呪文面を踏み倒すという斬新なもの。《 der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡 》などの大型呪文持ちをコピーしまくるのはもちろん、自分の呪文面も十分強力なのがうれしいですね。

また、《 SC龍飛→SC風流 》がいる状態でマジック・メクレイド8から呪文面を使うとこれ以降毎ターンバウンスとドローが吹き荒れまくるのも嬉しいところですね。

……まあ、ぶっちゃけ現時点でデッキにするのはかなり骨が折れます。マジック・メクレイドが!少なすぎる上!条件が厳しすぎる!

自分もそこそこ考えたんですが、今んとこ「楽しい組み合わせ」は思いつけど「現実的に勝てる、まとまった組み合わせ」はまだですね。マジック一切無視して《 「祝え!この物語の終幕を!」 》で投げながら革命チェンジでもします?

まあ組めないものをうだうだ言ってもしょうがないので、本題に入りましょう。今回のテーマは、「この呪文名どこから来たの?」

「五月雨を あつめて早し 最上川」という松尾芭蕉の名句を捩った……というか、原形を留めないほど魔改造したこのマジック・ソングの正体について迫っていこうと思います。どうぞ今回も最後までお付き合いくださいませ。

さて。もう一度読み上げましょう。ハイクは口に出すで効果を得るっぽいですしね。

♪五本まで

集めて林

森ジャングル

……はい。頭痛がした方はいったん休んでいいですよ。記事というものは(一部の例外を除いて)逃げませんからね。

とりあえず文面を文字通り読むと、「何かを五本まで集める」という文意になりそうです。この「5」という数字は、呪文の効果で5回までバウンスとドローができるという要素とかかっているようですね。

では、ここで語られる「五本まで集められる何か」って、何なんでしょうか?カードイラストでは杖が集められていますが、これはいったん無視してください。はいシンキングタイム。

私が思うに、それは「木」だと思うんですよ。ああいや、植物じゃなくて、漢字としての「木」。

おそらく、効果を集めることで力を増す……ということを表現するために、「二本で林」「三本で森」というように漢字形を活かした言葉遊びをやろうとしたんじゃないかな……って。

「じゃあ木が四本でジャングルになるのかよ!」と思われたそこのあなた。なります。

……といっても、有名なジョークの話ですが。

初出がどこであるかはちょっと調べきれなかったんですが、小学校で教師が国語の授業のつかみでネタにするケースや、このジョークをもとにした絵本「木があつまれば、なんになる?」など少なくとも俺が適当こいてるわけではない程度に実例があるものっぽいですね。

とりあえず、これで二本・三本・四本の「木」の場所はわかりました。それでは、一本目の「木」はどこにあったのでしょう?

もちろん、ハイクのなかにその木はしっかりと存在しています。そう……

「集」の字のふるとりの下に、確かに一本。

これに気付いた時、正直「このカード名考えた人、いろいろ大丈夫か?」と思いましたね。だってこれ、元ネタの俳句では「あつめて」ってひらがなになってた部分なんですよ!絶対意図的にやってるだろ!そんな小ネタを既存俳句パロディのなかに詰め込むな!

とまあ、そういうわけで。この一見突っ込みどころ満載のハイクには、実はそれなりに(少なくとも俺だけは)納得のいく小ネタが仕込まれていた……という話でした。

……ああ、そうだ。字余りになるので入らなかった、「木が五本」のパターン。なんて読むかわかりますか?

そうですね、森林(しんりん)ですね。お後がよろしいようで。

絶対ガタドコサ・ワームと同じ人が名付けたやつだろ

というわけで、《 D-Jealousy-灰撫/♪五本まで 集めて林 森ジャングル 》でした。いや生物面の名前もいろいろ突っ込みたいんですが……。

これは余談なんですが、実は木を四つ並べた漢字は実在するようです。それどころか、六つや八つ並べた漢字まで。

気になる方は、『大漢和辞典』などを発行している大修館書店さんのこちらの記事をご覧くださいませ。あなたが想像する「ジャングル」の上を行く漢字が待ち受けています。

DIAMOND JEALOUSY(AKIRA YAMAOKA)

さて、次回予告のコーナーです。

弊社のECサイトにはカードごとに「一緒に買ってるランキング」というお遊び要素があるのですが、皆様にはそのランキングのみを見て次回のカードを当ててもらいます。

おや、今回も次回予告がありませんね。そろそろ次回の余裕を発生させていきたいんですが……

というわけで、次回のテーマはこちらです。各自予習していってください。

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それでは、次の記事で。北白河でした。

前回の記事

これも いきもののサガか‥‥

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