このデッキはこんな人におすすめ! |
●手札と盤面をいっぱいにしたい!●変なタイミングで《終末の時計 ザ・クロック》を出して相手に変な顔をさせたい!●策を弄したいので人間を超えるものにならねばな・・・と思っている●DIO様の夢女子だった |
村民・GP2022両日1-3・まんじゅうです。戦績ボロンボロン。 カジュアるさんからサイン(今私のアイコンになってるやつ)を伝授していただいたりお会い したかった 方々に直接ご挨拶できたので、試合以外の面はめちゃくちゃ幸福でした。
79回目となりました当企画、格安デュエマ研究所。12月は週2連載で頑張っていきますよ。
12月と言えば師走。何かと慌ただしいこの季節、時間はいくらあっても足りません。
時を自在に操ることができたら……という空想に、誰もが一度は浸ることでしょう。しかしてその概念を、私たち人間はどうすることもできません。
せめてデュエル・マスターズを遊んでいる最中だけでも、時間を止めたり巻き戻したりできたら……。というわけで。
専門家の方に、時の御し方についてご教示いただきましょう。
目次
はじめに:この企画のルール
『格安デュエマ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで、低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
具体的にどれくらいの金額を「低予算」とするかは、第一回格安デュエマ研究所にて示された「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=5000円)以内」という基準に則っていきます。
(シングル価格は、執筆(2022/11/26)時点のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)として計算)
既に持っているカードを使ったり、カードの状態にこだわらなければ、さらに安く構築することも可能です。
本企画では口を酸っっっっっっっっぱくして語られていますが、「安いデッキは高額デッキの代用品ではない」というのはお忘れなく。あくまでも「安いけど強い・面白い」と言えるようなデッキを模索してまいります。
手札とコスト軽減が要 :どちらも運んでくれるのは
《龍装者 デュオ・コマンドー》。タップ時のドロー+踏み倒し、条件付きのブロッカー付与+ターン終了時のアンタップに加え、除去耐性まで持っているすこぶる豪華なクリーチャーです。
踏み倒す対象はコスト5以下であれば何でもOK。《暴斬の姉豹》で自身を即アンタップして連続攻撃を行うことや《終末の時計 ザ・クロック》で相手のターンを急に飛ばすことまで、選択肢の広さは相当なものです。
しかし、その真価を発揮するには入念な下準備が必要不可欠。自力でブロッカーになるためには相手以上の頭数が、肝心の踏み倒しを安定して行うにはまとまった枚数の手札がそれぞれ求められます。6というコストの高さと着地時のアクションの無さも気になるところ。
- 多面展開の助けになって
- コンボに必要なパーツをかき集めるリソース確保力もあって
- 《龍装者 デュオ・コマンドー》に場に出した直後から仕事をさせられて
- ついでに《龍装者 デュオ・コマンドー》からも射出できるクリーチャー
そんなわがままなオーダーを叶えてくれたのは……。
上院議員の車光文明が誇る最新車種でした。
デッキレシピ:シェケダン・コマンドー
デッキの合計価格は4380円(2022/11/26時点)でした。
軽減持ちの小型クリーチャーから《シェケダン・ドメチアーレ》の早期着地を狙い、得られた手札と更なる軽減から《龍装者 デュオ・コマンドー》による攻防一体の戦術で相手を追い詰める……というのがメインプランです。
採用カード解説
メインカード
《龍装者 デュオ・コマンドー》
【 クリーチャー 】
種族 ドラゴンギルド / メタリカ / 文明 光 / パワー6000 / コスト6
■W・ブレイカー
■バトルゾーンにある自分のクリーチャーの数が相手より多ければ、このクリーチャーに「ブロッカー」を与え、自分のターンの終わりにアンタップする。
■このクリーチャーがタップされた時、カードを1枚引く。その後、コスト5以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分の他の光のクリーチャーを1体破壊してもよい。
50円
コンセプト。50円とは思えないほど豪華なスペックを持つこのカードを、全力でサポートしていくのがこのデッキの基本方針です。
ブロッカーとして機能するためには、相手のアタックフェイズ中にクリーチャーの数が相手を上回っている必要があります。メインフェイズ中に除去や多面展開を行われる可能性を考慮しつつ、慎重にプランを立てていきましょう。
タップ時の1ドローが強制なこともお忘れなく。理想的な動きをすればするほど山札が凄まじい速度で削れていくので、常に山札の残り枚数には気を配っておきましょう。
《シェケダン・ドメチアーレ》
【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ディネロ / 文明 光 / パワー5500+ / コスト5
■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、自分の光のクリーチャーまたは光のタマシード1つにつき、カードを1枚引いてもよい。
■自分の光のクリーチャーと光のタマシードを使うコストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■シビルカウント5:自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが合計5つ以上あれば、このクリーチャーのパワーを+10000し、「T・ブレイカー」と「このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。相手はそれをシールド化する」を与える。
470円
令和の《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》。本デッキが格安になれるかどうかは、この鉄の馬の起源次第となっております。
場に出せば自軍の白さに応じてドローができ、増えた手札は自身の軽減能力で使いやすくなり、さらに増えた盤面を無法なパンプアップ+攻撃時のシールド化によってガードする……。多面展開に必要なあらゆることが凝縮された、恐るべきスペックの1台です。
どんな試合も、まずはこのクリーチャーへのアクセスが最優先事項です。《一撃奪取 アクロアイト》《Re:奪取 アクロアイト》を絡めた4ターン目の着地を見据えて行動していきましょう。
《大審絆官 イマムーグ》
【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー12500 / コスト10
■シンパシー:クリーチャー(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただしコストは0以下にならない)
■T・ブレイカー
■自分のタップしているクリーチャーを1体アンタップして、相手クリーチャーの攻撃先をそのクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。
■バトルゾーンに自分のクリーチャーが5体以上あれば、自分のクリーチャーがバトルゾーンから墓地以外のゾーンに置かれる時、かわりにバトルゾーンにとどまる。
120円
あると嬉しいフィニッシャー。多面展開によって旨味の増す安価な生物、という検索条件に引っかかった超天編のデカブツです。
軽減持ちが複数体並びやすいデッキなので、自身のシンパシー能力も相まって終盤にはもののついでに召喚できるようになることでしょう。
自軍全体への除去耐性付与やメタリカ特有の攻撃曲げによって、半端な攻めにも守りにもビクともしない軍勢を作ることができます。
《龍装者 デュオ・コマンドー》から出したいカード達
《暴斬の姉豹》
【 クリーチャー 】
種族 ビーストフォーク / 暴拳王国 / 文明 光 / パワー2500 / コスト4
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体選び、タップまたはアンタップする。
55円
主役の魅力を何倍にも引き上げるクリーチャー。ビジュアル的には鋼入りのダン
同様の能力を持つクリーチャーは複数いますが、盤面の数的優位を保ちやすくなるS・トリガー持ちのこちらを採用。ブロッカーを持っていない状態の《龍装者 デュオ・コマンドー》を相手ターン中にタップさせられるのもナイスですね。
《龍装者 デュオ・コマンドー》の攻撃時に踏み倒すことで、再度《龍装者 デュオ・コマンドー》を攻撃可能にするのがメインの運用法です。フィニッシュに向けてなるべく手札に抱えておきましょう。
《終末の時計 ザ・クロック》
【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジMAX / 文明 水 / パワー3000 / コスト3
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ターンの残りをとばす。(次のプレイヤーのターンをすぐに始める)
150円
9年前に登場してから今日に至るまで、未だに最強の受け札の一角として名の挙がるクリーチャー。
このカード以外の36枚が光文明な現状の構築では、基本的に防御手段としての運用しかできません。が、このカードによってデッキのオタクニチャニチャ度面白さが更に引き上げられます。
《龍装者 デュオ・コマンドー》がタップした時に手札から踏み倒せば、即座にターンの残りを飛ばすことができます。
つまり相手のターン中であればシールドに触れさせること無く攻撃を中断させ、自分のターン中であれば《流星のガイアッシュ・カイザー》のようなカウンターアクションを起動させる間も無くターンを終えることができるわけです。
……後者の意味合いで使うタイミングはかなりレアですが。自分は今テクいことをやっているな、という自覚を持って遊ぶデュエル・マスターズは楽しいものですよ。
《赤翼の精霊エルラ・ルージュ》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光 / パワー6500+ / コスト5
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■各ターン、はじめてクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体タップする。
■シビルカウント3:自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが合計3つ以上あれば、自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーは、そのクリーチャーが持つ相手プレイヤーを攻撃できない能力を無視する。また、それらのクリーチャーのパワーを+6000し、「パワード・ブレイカー」を与える。
50円
メカ・デル・ディネロの到来の、陰に隠れたすごいやつ。現状は2枚のみの搭載ですが、相当に強力なのでもう1枚くらい差し込みたいところです。
各ターン最初の攻撃に反応して、1ドロー+相手クリーチャーのタップを行えます。ブロッカーを寝かせて攻めやすくしたり、相手のリーサルプランを崩したりと、地味ながら確実にゲームメイクをしやすくしてくれます。
シビルカウント3を達成すれば、自軍のブロッカー全てのパンプアップ+パワード・ブレイカー化+いわゆる「ダイヤモンド状態」化がまとめて実行されます。《龍装者 デュオ・コマンドー》もブロッカー化していればこの恩恵を受けられるので、アタック時やブロック時に手札から出して急にムキムキにさせるのもアリですね。
初動カード
《一撃奪取 アクロアイト》《Re:奪取 アクロアイト》
【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ / 文明 光 / パワー1000 / コスト2
■各ターン、自分の光のクリーチャー1体目の召喚コストを1少なくしてもよい。
ただし、コストは1より少なくならない。
50円
【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ / レクスターズ / 文明 光 / パワー1000 / コスト2
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■各ターン、自分の光のクリーチャー1体目の召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コスト0以下にはならない。
60円
毎試合気合で引きたい初動。《シェケダン・ドメチアーレ》がメタリカではない関係で、《一番隊 クリスタ》ではなくこちらを採用しています。
役目を終えた中~終盤は押し込み打点兼《龍装者 デュオ・コマンドー》の除去耐性として頑張ってもらいましょう。
《運搬の守護者 アル・ハコブ》《緑知銀 フェイウォン》
【 クリーチャー 】
種族 ガーディアン / 文明 光 / パワー500 / コスト2
■このクリーチャーが出た時、自分の、アンタップしている光のクリーチャー1体またはアンタップしている光のタマシードを1枚、タップしてもよい。そうしたら、カードを1枚引く。
50円
【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー1500 / コスト3
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを1体タップしてもよい。そうしたら、カードを1枚引く。
■このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。
50円
潤滑油。序盤は《シェケダン・ドメチアーレ》を掘り当てるドロー要員として、中~終盤は《龍装者 デュオ・コマンドー》をタップさせて能動的に踏み倒し能力を起動するトリガーとして働いてもらいます。
《シェケダン・ドメチアーレ》が場にいる状態なら、《龍装者 デュオ・コマンドー》と同時に合計5コストで召喚できます。一気に2ドロー+3体の展開を狙えるのはお得ですね。
デッキのメインエンジンたる《シェケダン・ドメチアーレ》を少しでも早く引き込むため、現状は4:2の比率で搭載しています。《緑知銀 フェイウォン》の方がコスト以外の面で《運搬の守護者 アル・ハコブ》より優秀なので、枚数配分はお好みで。
防御カード
《「光速の星騎士」》
【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / レクスターズ / 文明 光 / パワー2500 / コスト4
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■自分のクリーチャーが出た時、相手クリーチャーを1体選び、タップする。
■自分のシールドゾーンにある光のコスト4以下のクリーチャーすべてに「S・トリガー」を与える。
65円
豪華も豪華なテキストなのに、レアに納まる謙虚さがステキ。
シールドに眠る光のコスト4以下のクリーチャーを全てS・トリガー化させながら、自身を含む味方の着地に合わせて相手のクリーチャーを1体タップさせてくれます。デッキの防御力が格段に向上すること請け合いです。
《龍装者 デュオ・コマンドー》の横に並び立てば、攻撃・防御の度に敵陣にタップをバラ撒けます。このクリーチャー自身に除去を強要させ得るパワーがあるので、お茶濁し感覚で踏み倒すのも十分アリですね。
《光牙忍ハヤブサマル》《Dの牢閣 メメント守神宮》
(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ガーディアン / シノビ / 文明 光 / パワー3000 / コスト3
■ニンジャ・ストライク4(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが4枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く)
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、次の自分のターンのはじめまで、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体は「ブロッカー」を得る。
50円
(殿堂カード) 【 D2フィールド 】
文明 光 / コスト4
■S・トリガー(このD2フィールドをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ展開してもよい)
■自分のクリーチャーすべてに「ブロッカー」を与える。(「ブロッカー」を持つクリーチャーをタップして、相手のクリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
■Dスイッチ:いずれかのプレイヤーが自身のターンに最初のカードを引いた時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーをすべてタップする。
50円
言わずと知れた強力殿堂カード2種。どちらも《龍装者 デュオ・コマンドー》にブロッカーを与える目的で採用しています。
無くてもデッキの動きに支障は無いですが、あるだけで戦略の幅が広がります。相手の意表を突いてブロック&踏み倒しを行ってニヤニヤしていきましょう。
デッキの回し方
①一撃奪取!車のための道を舗装せよ
《一撃奪取 アクロアイト》《Re:奪取 アクロアイト》の軽減を活かし、《シェケダン・ドメチアーレ》の4ターン目の着地に全神経を集中させましょう。
前者は3ターン目、後者は4~5ターン目にはどうにかして引き込みたいパーツです。《運搬の守護者 アル・ハコブ》などのドロー要員を利用して、欲しいカードをなる早でデッキから掘り当てに行きます。
②車で登場!多勢で主役のお出迎え
《シェケダン・ドメチアーレ》の着地に成功したら、増えた手札から《龍装者 デュオ・コマンドー》の召喚を目指します。
盤面の数的優位を保つため、少しでも多くのクリーチャーを展開していくのが良いでしょう。両者共盤面に維持できる時間はそう長く続かないはずなので、2枚目3枚目の《シェケダン・ドメチアーレ》 《龍装者 デュオ・コマンドー》 を手札に抱えられると安心です。
③ラッシュでフィニッシュ!耐性と打点があるとなお良し
手札と盤面が整ってきたら、山札が切れる前にフィニッシュムーブに移りましょう。《龍装者 デュオ・コマンドー》の攻撃時に《暴斬の姉豹》を踏み倒し、除去耐性と攻撃回数をまとめて増やすのが理想的です。
《大審絆官 イマムーグ》で除去耐性の付与を、《赤翼の精霊エルラ・ルージュ》で打点の増強を自軍全体に行っておけると安心ですね。
デッキの改造案:色々できすぎて逆に困る
ここからは、コンセプトはそのままにコスト(金額)制限を緩和したデッキの改造案・採用カードについてざっくり解説していきます。
……図らずも今回はみんな100円以下なので、制限かかりっぱなしでも大丈夫なんですが。
改造案:採用候補カード解説
《龍装砲 アルティマキャノン》 《緑知銀 サモハン》
【 クリーチャー 】
種族 ドラゴンギルド / ビートジョッキー / 文明 火 / パワー5000+ / コスト5
■スピードアタッカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の他のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、このターン、このクリーチャーのパワーは+5000され、シールドをさらに1つブレイクする。攻撃の後、このクリーチャーがこの攻撃でブレイクしたシールド1つにつき、これよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体、破壊する。
50円
【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー5000 / コスト5
■自分のクリーチャーを相手が選ぶ時、自分の他のクリーチャーは選べない。(ただし、自分の他のクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
■相手がこのクリーチャーを選んだ時、カードを2枚引いてもよい。
50円
片や盤面を打点に変換するフィニッシャー、片や自軍をアンタッチャブルにするシステムクリーチャーと、どちらも多面展開が得意なこのデッキでは存分に活躍してくれます。
今回紹介したリストに採用しなかったのは、ひとえに大人の都合ゆえです。過去に自分で研究したデッキとフィニッシャーが丸被り……というのは芸がありませんですからね。研究員は皆こうした悩みと戦い続けています。
《奇石 ベイブレンラ/スーパー・エターナル・スパーク》
【 ツインパクトカード 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー3500 / コスト4
■スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)
■相手の呪文の効果やクリーチャーの能力によって、自分の手札は捨てられない。
【呪文】
カード名:スーパー・エターナル・スパーク
文明:光
コスト:5マナ
■S・トリガー
■バトルゾーンにある、コスト6以下の進化ではないカードを1枚選び、裏向きにして、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに置く。
50円
器用で便利な白いコマ。どちらかと言えばハンターハンター
手札を多くキープすることがそのまま強さに繋がるこのデッキ、天敵となるハンデスへの対策を講じておいて損はありません。
呪文面は《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》や《希望のジョー星》をはじめとした厄介なカードの除去に有用です。
攻撃ついでに場に出た《終末の時計 ザ・クロック》をシールドに送ってあげれば、相手は相当渋い顔をしてくれることでしょう。
《完璧城 シルヴァー・グローリー》
【 城 】
文明 光 / コスト5
■城:自分のシールドを1つ選び、このカードを付けて要塞化する。その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)
■バトルゾーンに自分のクリーチャーが5体以上あれば、自分の要塞化されたシールドはブレイクされない。
■自分のクリーチャーはすべてのバトルに勝つ。
50円
勝ちまくりモテまくり。息をするように多面展開ができるこのデッキでは、自身を守る能力の起動も容易です。
盤面を取りに行けもせず、さりとて無視して勝てもせず……。デッキ構成によっては、相当苦しい戦いを相手に強いることができるでしょう。
バトル以外の複数除去手段には素直に屈してしまうので、そこまでケアするなら《大審絆官 イマムーグ》との併用がオススメです。
《ドラン・ゴルギーニ》
【 タマシード/クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ディネロ / スーパーカー・ドラゴン / ACE / 文明 光 / パワー11500 / コスト4
■このタマシードが出た時、相手のクリーチャーを2体まで選んでタップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。
■自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。その後、自分クリーチャーの数が相手のより多ければ、次の自分のターンのはじめまで、自分のクリーチャーは破壊されない。
80円
構築をメカ・デル・ディネロに寄せるのも面白いですね。強力なクリーチャーの多くがコスト5以下ですし上院議員なら車たくさん持ってそうですし。
第一線で活躍している《ドラン・ゴルギーニ》はもちろん、12月17日発売のゴッド・オブ・アビス第2弾『轟炎の竜皇』に収録される《ルベル・ゴルギーニ》も強力です。詳しくはこちらから。
おわりに
という訳で、【シェケダン・コマンドー】の紹介でした。
踏み倒し範囲の広さから、拡張性が凄まじい《デュオ・コマンドー》。お値段以上に長く楽しめるポテンシャルを秘めたカードなので、皆様もぜひお試しください。《終末の時計 ザ・クロック》を変なタイミングで踏み倒すだけでも元が取れると思います。
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。
超絶かっこいいオウ禍武斗アイコンの超絶知らん人からリプライが飛んでくるかも知れません。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。お相手は村民まんじゅうでした。
次回の更新をお楽しみに!