目次
はじめに
はじめまして。Mossoと申します。この記事を選んで頂きありがとうございます!!こうしてお会い出来たのも何かの縁なので少しの間お付き合いしていただければと思います。今回は僕がこよなく愛するジャスティスループについてお話ししていきます。
正義というカード
皆さんが正義(《聖霊左神ジャスティス》)と言われて最初に思い浮かぶのはやはり、約5年前に活躍した《龍素知新》を軸とした多彩なループ、妨害を操るデッキだと思います。
それが、《龍素知新》の殿堂入りによって息の根を止められたこともよくご存知かと思います。そんなジャスティスループが今どんな形でどんな強みがあるのか知っていただければなと思います。
好敵手ロマノフ二世と正義
《聖霊左神ジャスティス》というカードには相互互換たる《邪眼教皇ロマノフⅡ世》というカードがあり、常に睨み合いをするようなライバル関係にあります。そのライバルが去年の夏頃から活躍している強力なロマノフワンショットというデッキがあります。
このロマノフワンショットというデッキの強さはざっくり言うと安定した5ターンキルができるという点です。これが何を意味するかというと、5ターン以内に妨害を入れられなければ負ける。つまり、5ターン目以降に動き出すデッキには勝機がないということです。
そんな強力なデッキにジャスティスループがどう存在意義を見出すかというと、高い防御力と柔軟性で戦おうというわけです。(奴らには悔しいですが安定感では勝てないです。)
そのためにどうするかは奴らよりもフィニッシュする際のカードの枚数を減らすか、そのカードすらも受け札(Sトリガー)や柔軟に使えるカード、つまりフィニッシュ以外にも仕事を持たせられるカードにすることです。こうすることで、様々なデッキと奴ら以上に渡り合える可能性を見い出せます。
旧環境(1年前)における正義
この構築は今からちょうど1年前、つまり赤白轟轟轟の全盛期から昨年の秋、アナカラーダムド一強になるくらいまで使ってたものです。(自由枠の差し替えは多々ありましたが)
この構築は《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》と《蝕王の晩餐》を軸にしたものです。また、知人にループ方法と基盤を教えてもらい僕がジャスティスループに復帰するきっかけになったリストです。
ループ方法はこんな感じです。
初期盤面
墓地 《聖霊左神ジャスティス》1 《龍装医ルギヌス/地獄のゴッド・ハンド》2 《蝕王の晩餐》1 《フォース・アゲイン》1 《超次元の手ホワイト・ブラックホール》1 《失われし禁術の復元》1
山札 《失われし禁術の復元》1 《蝕王の晩餐》1
バトルゾーン 《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》1(ストックあり)《偽りの星夜スター・イン・ザ・ラブ》1(ストックなし)
ループ手順(略称あり)
ウォズレック効果
晩餐×2
1回目ウォズレック破壊ジャスティス
2回目ジャスティス破壊ルギヌス
ルギヌス効果
ウォズレック蘇生
ジャスティス効果
禁術禁術ホワイトブラックホール
ウォズレック効果
晩餐×2
1回目ウォズレック破壊ジャスティス
2回目ジャスティス破壊ルギヌス
ジャスティス効果
禁術禁術フォースアゲイン(対象スターインザラブ)
スターインザラブ効果
ルギヌス効果
ウォズレック蘇生
これで初期盤面に戻ります。
(このループは沢山ある中の最も簡単なものを紹介しただけなのでループルートはまだあります。)
ここで気づいた方も多いかもしれませんが、終着点として《水上第九院 シャコガイル》を入れていません。
それは《超次元の手ホワイト・ブラックホール》の方が《ドレミ団の光魂Go!》でうてたり、手札から唱えて盾確認に加えて相手の妨害や盤面処理ができるからです。また、5コストのサイキッククリーチャーに《蝕王の晩餐》をあてて、そのままループに入れるかもしれないという理由もあります。
そして、この構築は(《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》の枚数を見ればわかるかもしれませんが)赤青ミッツァイル、シータミッツァイルが全盛だった頃のリストです。
主な動きとしては、《ブレイン・タッチ》や《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》といったカードをループパーツである《失われし禁術の復元》をつかって何度も使い、ターンを稼いだところで何とかループに入るというものでした。ですが、上記の2つのデッキに対する勝率は芳しくなかったです。なのでもっとリストを練った方が良かったかもという後悔が残っています。
最新の正義
これが現在僕が使用しているリストです。前の章の構築とは全く異なり、新しいカードの登場で《蝕王の晩餐》などの役割の少ないカードを抜き、よりデッキパワーが上がったと実感出来る構築になっています。(このリストにGRゾーンのカードが抜けているのは 《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》が抜けたからです。)
ループ方法
初期盤面 バトルゾーン 《龍素記号 Sr スペルサイクリカ》1 《甲型龍帝式 キリコ3》1 (両方ストック有り)
墓地 《襲来、鬼札王国!》2 《超次元の手ホワイト・ブラックホール》1 《龍素知新》1
山札 《目的不明の作戦》1 《フォース・アゲイン》1
手札無し
ループ手順(略称あり)
サイクリカ効果
知新、ホワイトブラック
キリコ効果
手札の知新を山札の下へ
アゲイン→対象キリコ
目的不明→鬼札、サイクリカ蘇生
ホワイトブラック
サイクリカ効果
目的不明、鬼札、キリコ蘇生
キリコ効果
手札の目的不明を山札の下へ
知新→アゲイン対象キリコ
鬼札→サイクリカ蘇生
鬼札→キリコ蘇生
これで初期盤面
このループも前の章と同じで簡単なもののひとつなので他は自分で探してみてください。「ジャスティスループなのにジャスティスねぇじゃーん」と某天才子役に言われてもおかしくないコンセプトを壊してしまうミスのようなものがあります。
実はこのループには 《聖霊左神ジャスティス》 があれば簡単に入ることが出来ます。それは《甲型龍帝式 キリコ3》の効果で手札を山札の下に戻す効果があるため山札の枚数を調整する必要があります。その際に《龍素記号 Sr スペルサイクリカ》から《目的不明の作戦》で《龍素知新》を山札に戻し、《聖霊左神ジャスティス》で安心して山札を一気に減らすことができます。
正義の味方
ここで前の章のデッキの特殊なカードや自由枠を説明していきます。
ループパーツをマナにおけるようになる理由になります。このカードの有無でプレイのしやすさが段違いです。
天敵である相手の《奇天烈 シャッフ》を取ったり、墓地メタ兼呪文メタになります。さらにループ補助にも使えます。
相手のメタクリーチャーの破壊、ハンデスをします。《エマージェンシー・タイフーン》や《サイバー・チューン》とも好相性です。
ここからは、採用候補になるカードの1部の紹介です。
正義という力の使い方
基本方針は2~4ターン目までに手札を整えて5ターン目に《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》から《聖霊左神ジャスティス》を出してループに持っていくというものです。その際の最高の状況は手札に《聖霊左神ジャスティス》2枚、墓地《龍素記号 Sr スペルサイクリカ》、マナに《襲来、鬼札王国!》といった感じです。(優先順位は前の方が高いです。)《聖霊左神ジャスティス》を出した後は無数に選択肢があるので練習あるのみです。笑笑
お洒落なプレイとしてはナウオアネバーループでよく使われる《天命龍装ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》と《龍素記号Srスペルサイクリカ》で様々な呪文を使い回すということです。
他にはマナの置き方を《襲来、鬼札王国!》、《サイバー・チューン》とすればロマノフワンショット、《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》、《エマージェンシー・タイフーン》とすればナウオアネバーループに見せかけることができます。こうすることで相手の動きを鈍らせる事ができるかもしれません。(このプレイをとる時は《ウェディング・ゲート》や《聖霊左神ジャスティス》はできるだけ見せない方が良いです。)
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございました!!高校生ごときの書いた拙い文章ですが、最後まで読んで貰えてとても嬉しいです。今は某ウィルスのせいで面と向かってカードゲームをすることは難しいと思います。なので、1日でも早く収束することを願って皆で今は外出を控えて自宅での趣味を楽しみましょう!!(投票してもらえると嬉しいです笑)