目次
1.つまり何がやりたいのか
私だ。
普通のイオンだ。
普段は【4Cドッカンデイヤー】で《U・S・A・BRELLA》をどうにかこうにかしたり、
【モルトNEXT】を初心者に勧める暴挙に出たり、
東方Projectを題材に同人小説を書いたりしている。
https://www.pixiv.net/users/7042862
これまでデュエル・マスターズの記事に費やしてきた文章量はかれこれ7万字。遊戯王、MtG、Phantom Magic Visionなど、様々なカードゲームに手を出してきたが、これほどまでの熱量を持って文章を書いたのはデュエル・マスターズが初めてだ。同人小説の3万字捻り出すのに5ヶ月かかるくせに
これほどまでに私を魅了するデュエル・マスターズの魅力とは何か?
スピーディーかつスリリングなゲーム展開、老若男女問わず楽しめる簡単かつ奥深いルール、1枚の調整が露骨に勝率へと響くデッキ構築の難易度の高さ、様々な点が思いつくが、一つ挙げるとするならば、私は「カードのカッコよさ」を推したい。
デュエル・マスターズのカードはとにかくカッコいい。キャラクターデザイン、カードデザイン、効果のヒロイックさ、それら全てが合わさり他のカードゲームの追随を許さないカッコよさを演出するのだ。
たとえば《煌龍 サッヴァーク》は汎用性が高くヒロイックな効果もさることながら、光文明の枠色、マスターカードの金の加工、「光文明の正義の使者」という設定と反するような濃紺基調のカラーリングが相まり、眺めているだけで満足度が高い1枚となっている。
最新のカードなら《勝熱英雄 モモキング》のカッコよさは外せない。鎧武者×ドラゴンのカッコよさは《ボルメテウス・武者・ドラゴン》でデュエル・マスターズが切り拓いた道だが、そこに歌舞伎の「獅子頭」のような白髪を加えたことで既存のサムライ群とは印象をグッと変え、「鬼を打倒する力強い勇者」のイメージを確固たるものにしている。
個人的なお気に入りカードで言えば《九番目の旧王》だ。単なる汎用トリガーカードでありながらイラストもカード名も非常に示唆に富んでおり、使っていてとても楽しい1枚になっている。こういう地味な立ち位置になりがちな汎用カードですらカッコいいのは、デュエル・マスターズならではの魅力と言えよう。
さて、このように個人的にカッコいいと思うカードを一通り眺めていると、これらのカードにはある共通点があることに気づいた。
《煌龍 サッヴァーク》……「キラゼオス サッヴァーク」……。
《勝熱英雄 モモキング》……「ジョーネツヒーロー モモキング」……。
《九番目の旧王》……「ザインティ・ザイン」……。
そう、当て字だ。
普通に考えて「煌龍」は「キラゼオス」とは読まない。そんなことになれば金田一秀穂が腸捻転を起こす。
が、デュエル・マスターズでは読むのだ。煌く龍であることを説明しながら「キラゼオス」というあまりにカッコよすぎる名前を成立させるためなら、奴らはなんでもやる。
日本語への挑戦とも言える無謀な当て字こそが、デュエル・マスターズのカッコよさを支えているのだ。
これほどまでにカッコいい当て字の世界、物書きとして活用しないのはもったいない。日頃からより良い文章を追求している文筆家としての心が、このようなことを囁いてきたのだ。
当て字だけでデュエル・マスターズ版五十音を新設すれば、世界一カッコいい文章を書けるのではないか?
今回はそういう話である。モルネクとかドッカンとかの真面目なのを期待していた人、ごめんね。
2.ゲームのルールを説明するぜ
当て字だけで五十音を作るとはどういうことだろうか。
ここで今回のルールを説明する。
- ルビが振られたカード名を使って、最高にカッコいいデュエル・マスターズ版五十音表を作る
- ルビと名前の文字数が1:1対応している時のみ、その文字は新しい五十音としてカウントできる
- 一繋ぎのルビが振られた語群内でルビを切り分けることはできない
- ただし、別のカードでも共通したルビが振られている文字の場合は切り分けが許可される
- 同じ文字に違うルビが振られた場合、都合よく文字を使い分けてよい
- 濁点、半濁点のつけ外しは自由とし、長音は「あ」「い」「う」「え」「お」としてカウントする
ひとつひとつ解説していこう。
- ルビが振られたカード名を使って、最高にカッコいいデュエル・マスターズ版五十音表を作る
まずは五十音表を用意する。
ここにルビが振られたカード名の文字を割り振って、新しい五十音を作っていくのだ。
たとえば、《酸果実》と書いて「レモン」と読む架空のカードがあった場合、新しい五十音では
- 「酸」は「れ」
- 「果」は「も」
- 「実」は「ん」
と読むことになり、
こうなる。
これを繰り返し、五十音全てをルビの振られた文字で埋め尽くそうというのが今回の要旨だ。
- ルビと名前の文字数が1:1対応している時のみ、その文字は新しい五十音としてカウントできる
たとえば、先程の《酸果実》はカード名の文字数が3文字に対しルビも3文字と文字数が一致していたため綺麗にルビを振ることができた。
しかし《煌龍 サッヴァーク》の「煌龍」と書いて「キラゼオス」と読む部分は文字数が2文字に対しルビが5文字とオーバーしているため、綺麗に振り分けることができない。
このようなルビは五十音表に使用することができないというルールだ。
なお、ルビの文字数は発音できる文字のみをカウントすることとする。
- 一繋ぎのルビが振られた語群内でルビを切り分けることはできない
要するに《九番目の旧王》の「九番目の」部分を「ザインティ・」、「旧王」部分を「ザイン」と読む、といったことはできないルールだ。必ずルビが振られた部分をひとまとめで読まなければならない。
- ただし、別のカードでも共通したルビが振られている文字の場合は切り分けが許可される
上記のルールには例外が存在する。
たとえば《勝熱英雄 モモキング》の「勝熱」部分は《勝熱龍 モモキング》でも使用されており、同じく「ジョーネツ」というルビが振られている。
この場合は「デュエル・マスターズにおいて、『勝熱』は『ジョーネツ』という語として用いられる」と考えて例外的に語群の切り分けが許可され、「英雄」単体で「ヒーロー」と読むことが可能となるのである。
- 同じ文字に違うルビが振られた場合、都合よく文字を使い分けてよい
- 濁点、半濁点のつけ外しは自由とし、長音は「あ」「い」「う」「え」「お」としてカウントする
これら2つは難易度を下げるためのルールだ。
先程の《酸果実》の例を借り、《甘果実》と書いて「いちご」と読むカードがあったとしよう。
その場合、「果」は「も」と「ち」の両方に振ってもよいものとし、「実」は「ん」に加えて「ご」から濁点を外した「こ」に入れることもできるようになる。
以上のルールを元に新しい五十音を作っていくことにする。
なお、この文章を入力している時点で、この試みが成功するかどうかの目処は全く立っていない。
果たして成功するかどうか、私と一緒にハラハラしよう。
3.舟を編む
さっそく五十音表の制作に取り掛かる。
この企画を思いついた時に、パッと脳裏に浮かんだカードが1枚あった。
《超戦龍覇 モルトNEXT》だ。
「NEXT」とルビである「ネクスト」が4文字同士で対応しているため、
4文字を埋めることができた。いい滑り出しだ。
そして【モルトNEXT】のことを考えていると、更なる候補を見つけることができた。
キング・コマンド・ドラゴンの「偽りの王」シリーズだ。
本来なら「偽りの王」4字に対し「コードキング」6文字で対応させることはできないが、
「偽りの名」シリーズで「偽りの」と「コード」が3:3で対応してくれたため、そこだけは使うことができる。
また、これはマジの偶然なのだが、上の《偽りの名 ゾルゲ》の画像を探してカーナベルを検索していたら《偽りなし ゾルゲⅩⅢ》を見つけたため、「なし」と「レス」が2:2対応した。
「と」と「す」は既に見つけていたため使えないが、他の文字は使えるため、
こうなる。
五十音表のありえない位置にひらがなが入る光景というのはなかなかグロテスクだが、これも世界一カッコいい文章を書くためには必要な犠牲だ。甘んじよう。
さて、《偽りなし ゾルゲⅩⅢ》の発見から、私はある法則を見出した。
アウトレイジ、やべえ。
意味不明なルビが多いという種族特徴もさることながら、極神編~ドラゴン・サーガまでのカードはリアルタイムで触っておらず、革命から情報収集を再開し、双極篇からデュエル・マスターズに復帰した私には馴染みが薄く、記憶の埒外のカードが多いというのがアウトレイジに着目する大きな理由だ。
ためしにカーナベルで種族ごとの検索をかけてみたところ、さっそくいい候補を見つけることができた。
「クロスファイア」シリーズだ。
両者ともに「超邪」の部分が「オネア」で共通しているため切り分けることができ、残った部分である「百万」「天災」がそれぞれ「ミリ」「ビリ」に2:2で対応しているため、
3文字を埋めることができた。
続けて《神々の地 ディオソニス》を発見。「神々の地」と「ジ・アース」が4:4だ。
ここまでで12文字、全体の25%を達成したところで、ある懸念が生まれた。
「ぬ」だ。
ワードバスケット、限界しりとりなど、様々なしりとりゲームをプレイしてきた私は知っている。「ぬ」を含む単語の圧倒的な少なさを。
また、非常に出づらい文字があるということは、当然頻出する文字もあるということ。
「紅き血の」と「ザ・ヒート」が4:4対応の《紅き血の テスタ・ロッサ》を発見したはいいものの、
「ひ」と「と」が被っていたため、文字数は2文字しか増えなかった。
かといって「ぬ」を探す旅に出るのも効率が悪そうなので、とりあえず「ぬ」に当たらないかなあと思いながらアウトレイジ探しを続行する。
黄金の太陽のファンボなのでつい「ラグナロック」と読んでしまい忘れていたが、そういえば《終末の時計 クロック》の「終末の時計」と「ラグナロク」で5:5対応していた。
被っていた「く」を除いて3字進行。いい感じだ。
なかなかすごいものを見つけた。《電脳決壊の魔女 アリス》の「電脳決壊の魔女」と「カオス・ウィッチ」が7:7対応だ。
ここまで綺麗にハマると気分がいい。日常で狂気の瞳の「こーんーぶーだしきいてるわー」部分で歌える言葉を見つけた時と同じくらい嬉しくなる。
カード1枚で一気に5文字を進行させられ、ついでに気になっていた「り(元お)」も「脳」で置き換えることができた。
ここで少しアウトレイジから逸れる。
《武闘世代 カツキングJr.》の一緒に買っているカードランキング経由で《百族の長 プチョヘンザ》が目に付き、「そういえばダママ団もなかなかヤンチャなルビだったな」と思い出したので軽く調べたところ、《大長老 ウェイヨウ》を発見する。「大長老」と「ムジー」で3:3対応だ。
「む」の1字しか進まなかったが、「む」もなかなかの苦戦が予想される文字だったので、ここで潰せたのは大きい。
私事ではあるが、全裸で作業していたら寒くなってきたのでこの辺りで服を着た。閑話休題。
服を着たらファッションの概念を思い出したので、《CanCam》が「キャンキャン」で6字なことに気づいた。
奇跡的に被りがなかったので一気に3字が進行。残りが22字となった。
ここで残りの文字をカウントしたところ、「を」がどう考えても無理なことに気づく。
……がんばろう。
新しい候補を発見。《地獄魔槍 ブリティッシュ》だ。
キーワード指定された「魔槍」と書いて「ブルース」と読む部分を除いた「地獄」と「ヘル」が2:2対応だ。
2文字が埋まる。
ここでアウトレイジMAXを調べ終わり、アウトレイジへと移行。
さっそく大物を見つける。《焔の下の力持ち ワーゲン》の「焔の下の力持ち」と「マスター・デコイ」が7:7対応だ。ここまで綺麗にハマるとかなり嬉しくなる。日常で封じられた妖怪の「ヤマザキ春のパンまつりー」部分で歌える言葉を見つけた時と同じくらい嬉しくなる。
3文字が埋まる。
やはりアウトレイジはすごい。《飛翔する啓示 ゼッツー》の「飛翔する啓示」と「バード・ケイジ」が6:6対応だ。
とはいえ被っている文字が多かったこともあり、進行は2字に留まる。残りは14字、1/3を切った計算だ。
更なる7:7対応を発見。《血塗られた奈落 スクリーム》の「血塗られた奈落」と「ブラッド・ピット」だ。巨大な文字数が一致するのは何度見つけても嬉しくなる。日常でようこそジャパリパークへの「けものはいてものけものはいない」部分で歌える言葉を見つけた時と同じくらい嬉しくなる。
やはりここまで来ると被る文字も多くなっており、7文字も一致させておいて「ふ」1字しか進められなかった。
《死にたがりの ゼロヨン》の「死にたがりの」と「チキンレース」も6:6だが、
「え」1字しか進まない。
ここでアウトレイジも調べ終わり、残りは「せ」「そ」「に」「ぬ」「の」「ほ」「め」「も」「ゆ」「よ」「わ」「を」の12文字。
ここからは明確な基準はなく、半ば総当たりのような形でカードを調べる必要が出てくる。
……と思ったが、まだ調べていないアウトレイジがいることに気づいた。
アウトレイジ犬、《素晴らしい犬 ワンワンワン》だ。「素晴らしい犬」と「ワンコレイジ」が6字同士で一致している。
これで残りが11字となり、今度こそ総当たりがスタートする。
デュエル・マスターズの命名則は種族によって厳しく管理されているため、とりあえずWikiを見ながら変わった命名則を持つ種族を探し、その中から使えそうなクリーチャーをピックアップすることにする。
するといい種族を見つけた。ビートジョッキーだ。
彼らはいわゆる「B-BOY文化」をモチーフとしたテーマであるため、アルファベットへの無茶な当て字が多く、非常に多くの当て字を確認することができる。
軽く探しただけでも《ラウド"NYZ"ノイジー》が「NYZ」と「ノイズ」、「"M-瑠"ララッタ」が「M-瑠」と「メタル」で3:3一致した。
それぞれ「の」と「め」を埋め、残りが9字となった。
続いて《"NNW"サブロー》が「NNW」と「ナニワ」で3:3一致。
「に」を埋めて残り8字。このままだとほぼすべてのな行を「N」が賄う事態になるが、まあそういうこともあるだろう。
《龍爪者‘‘SVN”ムソウ/二爪流トレーニング》の「SVN」と「セブン」が3:3で一致。
これで「せ」が埋まり、残りは7文字。
ビートジョッキーの確認は終わったが、ついでに思い出したので《“魔神轟怒”万軍投》の「万軍投」と「マグナ」で、
ひらがなを減らしておく。
ビートジョッキーの確認も終わり、いよいよ手詰まりが見えてくる。とりあえず呪文を探してみるも、
《広くて狭い牧場》の「広」を使って、
ひらがなを減らすくらいしかできない。
ついでに《偉大なる無駄》も6字一致だったので
「大」で更にひらがなを減らしておく。
ここに来て1000枚以上の呪文を虱潰しに探すのが嫌になったので、「五十音表を眺めて閃き待ち」作戦に移行。ボーッと考えていたところ、
さっそく功を奏して《英知と追撃の宝剣》が8文字一致、かつ「そ」が含まれていることに気づく。
残り6文字。他はともかく小文字が使える「ゆ」「よ」は何か使えるカードがある気がするので、閃き待ち……していたところ、なかなか面白いカードを見つけた。
《STARSCREAM -BOT MODE-》だ。「BOT」と「ボット」で3:3対応、「ほ」のルビを持つ。
残り5文字。ここで「スタースクリーム」で検索したこのカードを問題なく出してくれたことからカーナベルの検索が読み仮名も込みで検索してくれることに気づき、しらみ潰しモードに突入。
手始めに「ぬ」で検索したところ、条件を満たすカードが《血塗られた信徒 チリ》しか存在しないことが判明。
これで残り4文字になった。
続いて「も」で検索。さっそく候補が見つかった。
こちら、《瀬戸内の超人》……画像がない!? 嘘だろ!?
……えーっと、このカード、「モウリ・ジャイアント」って読んで、「の超人」部分が「ジャイアント」なので、「瀬戸内」と「モウリ」の文字数が一致してて……本当なんだって……信じてよ……。
何はともあれこれで残り3文字。
続いて「ゆ」を検索。襲い来る「龍」「竜」の嵐に某白河よろしくドラゴンが嫌いになりそうなところ、どうにかこうにか候補を発見した。
《DASH 総帥 グレッグ》。「DASH」と「ダッシュ」が4文字対応だ。
残り2文字、いよいよクライマックス、「よ」を検索……1枚目に候補が出た。さっきまで悩んでいたのはなんだったんだ。
《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》。最後の「Joe」は「ジョー」と読むため、3:3対応で「o」に「よ」が入る。
一応「を」で検索したところ案の定見つからなかったので、存在そのものがカッコいい「ヲ」で置き換え……。
完成! デュエル・マスターズ版、超かっこいい五十音表!!
4.実際に使ってみた
やってしまったものは仕方ない。
文章を実際に書いてみよう。
「偽nN女飛」
たとえばこれは、旧来の日本語で「こんにちは」を意味する言葉になる。
……カッコいい……!
「偽・螺旋剣」然り「偽物語」然り、男の子は頭に「偽」がつく言葉が好きと相場が決まっている。挨拶するだけで「偽」を供給できるのだから、これほどお得なこともない。nが2つ重なっているところも、見てみれば何らかの深遠な意味がありそうで素敵だ。
これはいい。実にいい。さっそくいくつか文章を生産してみよう。
「々紅偽飛nN紅飛電T投魔T壊T下焔偽ヲ焔S力下地獄」
旧来語訳「朝ご飯にサバ缶と納豆と卵を混ぜて食べる」
これは私が最近マジでやっている食生活だが、卑近な日常の報告がまるで闇の魔法使いの呪文のようだ。全くの偶然だが「飛電」「地獄」の男の子が好きな言葉CS上位勢が2つも生成されているのが美しい。
「T魔電n啓電啓NC獄啓百投啓時」
旧来語訳「ドッカン以外握る意味ないよ」
実際に言われたらイラッとくるであろう棘のある言葉も、新しい五十音にかかればこの通り。最後に挟まれた「啓時」の響きの厳かさに対し、「NC獄啓百」の部分が売れないラッパーみたいで愛嬌もある。カッコいい上に愛嬌がある文章……無敵か……!?
「神o壊S魔電EN下獄啓」
旧来語訳「小説書くのダルい」
泣き言だ。単なる泣き言だが、この字面で泣き言と思う人間はこの世に一人もいないだろう。「神o壊S」の部分はビジュアル系バンドのボーカルに読ませれば7割が「神ヲ壊ス」と読んでくれそうだし、「魔電EN」の部分はスチームパンク系ファンタジー小説のラストに暴走する夢のエネルギーのようだ。最後の「下獄啓」は……「NC獄啓百」の親戚かな……?
このように、どんなにしょうもない文章でも「デュエル・マスターズ式当て字五十音」を使えば非常にカッコよく、闇のオーラが溢れた文章になることがわかるはずだ。新しい言語の構築は大成功と言えよう。
いずれは国語辞典もこの文字で書かれ、金田一秀穂が頭を抱えることになるだろう。今からその日が楽しみでならない。
5.無X天N
啓電電力神下電?
焔投紅n瀬偽N天o壊ヲ魔電魔力、電魔偽啓啓血n神o壊N女o壊Sn神焔神o壊!
々飛o!