目次
はじめまして!
はじめまして!のんきな二人組DMPのAlice&Telesです。日々デュエルマスターズに明け暮れる生活を送っています。最初に簡単に自己紹介をしたいと思います。
Alice
はじめまして。Aliceという名前で活動することになりました。以後お見知りおきを。2人でAlice&Telesという訳ですが、Teles(という名の相方)に誘われて、執筆に関わることとなりました。
好きなデッキは単色デッキです。特に白単裁きは大好物です。頭がよろしくないので、3c以上はマナ事故を起こします(笑)
ガチまとめで記事を書くのは初めて(今回は校閲ですが、)ですがこれからよろしくお願いします!
Teles
Telesです。こんにちは!
デッキビルダーコンテストや、トレカライターコロシアムではたこ焼きという名前で記事を書いていましたが今回友人と記事を書くことにしたので、改名しました。ちなみに名前を付けたのは相方のほうです。
好きなものはループとコンボ、嫌いなものはラスト盾ホーリースパーク、愛用デッキは皇帝ループとアナカラーデッドダムドです。
これからもトレカライターガーデンで定期的に記事を書こうと思っているのでよろしくお願いします。
質問や感想、記事へのアドバイスなど気兼ねなくコメント欄におかきください。
はじめに
今回はTeles(たこ焼き)だけでやっていきます。TWCから引き続き、安くて強いループデッキ特集!3回目の呪文編です。このシリーズはここで一回休止して、今後不定期でやっていこうと思います。
そんなわけで今回紹介するインパクトリガーループですが、このデッキの核である《天空の精霊インパクトリガー》はクリーチャーの召喚時にシールドトリガー付きの呪文をただで使えるという大きな踏み倒し能力を持っていました。
しかし、クリーチャーの召喚と呪文の詠唱による手札消費の激しさ、デッキ内のクリーチャーと呪文の比率の難しさなどから、以前は注目されていませんでした。
しかし、時は令和。呪文を打つと召喚ができる魔法の機構「GR召喚」によって上の欠点は全くなくなってしまいました。そしてハイパワーのGRクリーチャーと手を組み、ループによるフィニッシュを可能にしました。
このデッキの強みは圧倒的な硬さと、自由枠の多さです。自由枠が多すぎるので今回はほぼ4×10の基盤デッキレシピを紹介し、そのあとに相性が良く、入っている型があるカードを紹介しようと思います。
「このカード強いんじゃね?」とか「このカードこんないらない。」とか思うところがあると思いますのでこの基盤をもとに自分好みのデッキにデッキをカスタマイズしていただけると嬉しいです。
デッキのループ方法
まずバトルゾーンに《天空の精霊インパクトリガー》とGRゾーンのクリーチャー全部、《百発人形マグナム》、手札に《♪奏でよグローリー》を用意します。
ここで《百発人形マグナム》と《天空の精霊インパクトリガー》の能力がGR召喚によってたまっていると思うので、それを2回使って《回収 TE-10》と《クリスマⅢ》を破壊します。
次に《天空の精霊インパクトリガー》の能力で手札から《♪奏でよグローリー》を打ちます。ここで、さっき破壊した《回収 TE-10》と《クリスマⅢ》が出てきます。
ここで《百発人形マグナム》と《天空の精霊インパクトリガー》の能力がGR召喚によってたまっていると思うので、それを1回使って《回収 TE-10》を破壊します。また、《クリスマⅢ》自身の効果で《クリスマⅢ》を破壊します。
次に《回収 TE-10》効果でさっき打った《♪奏でよグローリー》を回収します。
さらに《天空の精霊インパクトリガー》の能力で手札から《♪奏でよグローリー》を打ちます。ここで、さっき破壊した《回収 TE-10》と《クリスマⅢ》が出てきます。
これを繰り返すことで《クリスマⅢ》の効果でデッキを無限に掘っていくことができます。
そうして、マナか山札から《アルカディア・スパーク》を持ってきましょう。
次に先ほどの《クリスマⅢ》の場所を2枚目の《回収 TE-10》に変えます。
まず2体分の《百発人形マグナム》効果で《回収 TE-10》2体を破壊します。
そして2体分の《天空の精霊インパクトリガー》効果で手札から《アルカディア・スパーク》と《♪奏でよグローリー》を打ちます。
最後に《回収 TE-10》の効果2回で《アルカディア・スパーク》と《♪奏でよグローリー》を回収し、《アルカディア・スパーク》と《♪奏でよグローリー》の効果を解決します。
これを繰り返すことによって《アルカディア・スパーク》で無限にドローさせることができるため、ライブラリアウトで勝ちます。
次にデッキレシピと採用カード解説をしていきます。
デッキレシピ
卍トリガー30枚卍
採用カード解説
《天空の精霊インパクトリガー》
デッキの核。こいつがいないと始まらないので4枚確定。
味噌なのが「召喚」時にしか発動しないこと。《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》の呪文側で出した時や、《マリゴルドⅢ》の効果で出したクリーチャーには反応しません。注意しましょう。
手札消費が激しいので《超ブレイン a.k.a. 発電》などを打って手札を補充しながらソリティアを成功させましょう。
《超ブレイン a.k.a. 発電》
このデッキでは最強のカード。カードを2枚引くことで、後続の呪文を確保しつつ、GR召喚によってストックを作ることができます。
中継ぎに手打ちしても強いので積極的に手札にキープしたいカードの一つです。
《アルカディア・スパーク》
1ターンもらえる強トリガーかつフィニッシュ呪文。上の能力で、相手に無限にカードを引かせます。と言いつつ《天空の精霊インパクトリガー》がエンジェル・コマンドなので両方できたりします。
序盤にひいてしまっても回収可能なのでマナに埋めてしまって構いません。
《百発人形マグナム》
ループパーツです。《クリスマⅢ》でマナ加速できることも考慮して2投です。《マリゴルドⅢ》で出すので、手札に来たら即マナに置きましょう。
《♪奏でよグローリー》
フィニッシュループパーツ。シールドトリガーとしても十分強いのですが、2回GR召喚するという能力がなかなかないので、ループパーツに大抜擢されました。ループ方法は後で紹介します。
《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》
このカード、最近相場が落ちてきて、「安くて強い」と銘打ってもデッキに入れられるようになってきました。
それは置いといて、このカードはループ中と4ターン目に中継ぎで打つカードですね。4ターン目に1マナ加速しつつ、GR召喚でさらなる上振れを狙っていきましょう。
《ドンドン水撒くナウ》
これも4ターン目の中継ぎ呪文です。《天空の精霊インパクトリガー》がマナにある時はこの呪文で回収できます。
しかし、このカードを打つとキルターンが遅くなりがちなのでできれば《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》を優先しましょう。
ループ途中で使う場合は《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》を引っ張ってきましょう。
《審絆の彩り 喜望/キーボード・アクセス》
3ターン目に打って2→4→6のムーブを実現させます。ループ途中にマナからカードを回収をすることで潤滑油としての役割もあります。
また、ループが途中で途切れてしまった際に《審絆の彩り 喜望》をだして、大量GR召喚し、ストック作成と手札補充を同時に行うという荒業があります。覚えておきましょう。
《フェアリー・シャワー》
4マナ以下でトリガー付きでマナ加速できるカードがこれくらいしかなかったため採用しました。手札補充で次のターンの動きを持ってきましょう。
《フェアリー・ライフ》《霞み妖精ジャスミン》
安定の初動です。《霞み妖精ジャスミン》は終盤に素だししてストックを作ることも可能なので採用しました。
《回収 TE-10》
潤滑油兼ループパーツ。一度打った呪文を回収してまた打てるため、このデッキとは抜群の相性を誇ります。
《クリスマⅢ》
新しく加わったバグカード。うまく回せば大量にマナ加速できて大量に呪文を回収してハチャメチャになって勝てます。5キルするのにも一役買います。このカードでこのデッキは持っているといっても過言ではありません。
《マリゴルドⅢ》
《百発人形マグナム》を持ってくるためのカード。一枚目は《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》を持ってくるのに使って大丈夫です。このデッキはそんなにこのカードには依存していません。
《天啓 CX-20》
最強。3ドローすればたいていGR召喚できる呪文が拾えます。これがめくれればひとまず安心です。
《サザン・エー》
ちっちゃな《天啓 CX-20》。こちらも捲れればとりあえず後続が確保できます。
《続召の意志 マーチス》
GRの枠の圧縮。1体ぶんストックが増えるのも強力です。《ロッキーロック》という選択肢もあります。
相性のいいカード
《ガチンコ・ルーレット》
トリガーの多いこのデッキの特性上、ガチンコ・ジャッジは無茶苦茶強いです。手札を減らさないマナ加速として活躍してくれます。
交換枠:《霞み妖精ジャスミン》《フェアリー・シャワー》、
《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》
墓地メタ兼初動です。僕は2→4→6マナカーブが好きなので採用しませんでしたが、強力なカードであることは間違いないです。
交換枠:《霞み妖精ジャスミン》、《フェアリー・シャワー》
《神秘の宝箱》
《百発人形マグナム》を確実にマナに送り込むカード。《クリスマⅢ》がないときは必須でした。
交換枠:《霞み妖精ジャスミン》、《フェアリー・シャワー》
《マン・オブ・すて~る》、《♪仰ぎ見よ閃光の奇跡》
《♪奏でよグローリー》じゃ信用できないという方にお勧めです。《マン・オブ・すて~る》は自然マナの確保もできるのでなおさらおすすめですね。
交換先:《♪奏でよグローリー》、《超ブレイン a.k.a. 発電》
《フェアリー・ギフト》
4キルを可能にする最強カード。入れて損ありません。入れましょう。
交換枠:《霞み妖精ジャスミン》、《フェアリー・シャワー》、《審絆の彩り 喜望/キーボード・アクセス》などデッキの根幹に触らなければどこでも
《怒流牙 サイゾウミスト》
シールドトリガーの多いこのデッキとは両相性です。色の確保もできるので、2~3枚投入してみてもいいと思います。
交換枠:《霞み妖精ジャスミン》、《フェアリー・シャワー》
他にも相性のいいカードはたくさんあるのでこんなのどうだ?というカードはぜひコメント欄にお書きください。
デッキの回し方
基本的には2→4→6→8のマナカーブを目指してマナ加速をしていきます。この際最も障害になるのがマナ置きです。
多色カードの多いデッキですのでなかなか完璧な動きは難しいです。このターンの動きを優先するのではなく次のターン、次の次のターンのことを考えてプレイすることが求められます。
そうして《天空の精霊インパクトリガー》を着地させたら、トリガー呪文を打っていくわけですが、ここで一番打ちたいのが《超ブレイン a.k.a. 発電》です。これとGR召喚で減った手札をどんどん回復させていきましょう。
そうしてGR召喚したクリーチャーにも《天空の精霊インパクトリガー》の効果が使えますので、増やした手札からさらにGR召喚する呪文を使っていきましょう。
ここで《天啓 CX-20》や《サザン・エー》の効果でドローしすぎてしまうと《超ブレイン a.k.a. 発電》の強制ドローによってライブラリアウトしてしまうことがあるため、注意しましょう。最初のほうはいいですが、終盤は必要のないドローはなるべく避けるようにしてください。
ある程度GR召喚できれば《クリスマⅢ》によってマナゾーンから呪文を回収、《回収 TE-10》で墓地から呪文を回収という風に呪文を調達できるようになるので何も考えなくても回るようになっていきます。
こうしてGR召喚する呪文を連打していくと、GRクリーチャーがすべてバトルゾーンに出た状態にすることができます。
こうなればたいてい大丈夫なのですが、最後に《マリゴルドⅢ》の効果を1回分残しておくことだけ忘れないようにしてください。《百発人形マグナム》が出せないとループ不能です。
これで上の方で紹介したループの初期の状態になると思うので、ループして勝ちましょう。《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》や《ジャッジCREWニー》ですらも除去によって貫通するため、ライブラリアウトが失敗することはないでしょう。
このデッキの強み
安定性が高い
デッキに自由に詰めるカードが多く、大きな事故はほとんど起こりません。高確率で5~6ターンでフィニッシュできます。
メタカードがあまり利かない
完全cipループ(出た時能力だけでできるループのこと)なので常在、置換でないメタカードはききません。
また、仮にそのようなメタクリーチャーがいても《ドンドン水撒くナウ》などでループ中に除去が可能なのであまり影響は受けません。
受けが強い
このデッキのトリガーの数は30枚程度に上ります。この中には相手の攻撃を止められないものもありますが、例えばマナ加速呪文を2枚トリガーから踏むと、こちらの動きが1ターン早まります。
これによって早いデッキに対してもトリガーによってかなり巻き返しが狙えます。
このデッキの弱み
呪文を禁止されると詰む
呪文主体のデッキなので《ミラクルストップ》などを打たれるとそのターンなにもできなくなります。気をつけようがないのですが、《天空の精霊インパクトリガー》を相手に見えないようにしておくなどして、相手に択ゲーを押し付けることで対策しましょう。
若干速度が遅い
このデッキは最速で5ターンキルです。受けの厚さを考えると妥当といえば妥当なのですが、高速コンボデッキに対しては少し厳しい勝負になると思います。
終わりに
いかがだったでしょうか。殿堂入りなどの心配はありますが、強力なデッキですのでプロキシを作って遊んでみてください。
もしデッキを組みたくなっても主要パーツが値下がりした今、このデッキの構築予算はそうそう下がりましたので、ほかのデッキに比べればお手軽に組めると思います。
またドッカンデイヤーループをお持ちのかたでしたら、高いカードが《ドンドン水撒くナウ》くらいなので2~3000円で作ることができると思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。記事の感想や質問、なにか要望などありましたら遠慮なくコメント欄にお書きください!それでは!