待ちに待った!待たされた!ゴッド・オブ・アビス2弾『轟炎の竜皇』がついに登場!
9月に発売された新シリーズ『伝説の邪神』から実に3か月ぶりとなるウィン編第2弾。ウィン編からの新種族・新テーマがさらに拡張されることとなる。
中でも、特に注目すべきカードはどれだろう? ……そんな疑問に応えるべく、経験豊富なガチまとめライターの面々にインタビューを実施してみたぞ!
質問内容は↓こんな感じ。
質問①『轟炎の竜皇』について、「セット全体の印象」を教えてください。
質問②『轟炎の竜皇』について、「注目カード3枚」を教えてください。
みなさんもぜひ、デッキを組むとき・シングルを買うとき・はたまたパックから出たカードの評価に困ったとき、参考にしてみてほしい。
新弾のカードは、12月17日(土)0時から購入できるぞ!こちらも要チェック!!
ではさっそく行ってみよう!
目次
ライター・アーチーが選ぶ!注目カードTOP3
全国ランカーとしてその名を馳せる、トッププレイヤーの一人。
競技デュエマにコミットしたそのスタンスから、両手両足の指で数えきれないほどのCS優勝を成し遂げた強豪。
現在は配信活動にも力を入れており、環境デッキはもちろん意外なデッキのリペアまで、多種多様な構築を紹介し注目を集めている。
執筆:「あちレポ!!」
アーチーさんには、活躍が期待できそうな強力なカードを選定いただいたぞ。
このあと紹介するけれど、挙げていただいたのはいずれもオーバーレアやスーパーレア。
ヒロイックなカードが実戦でも強そうなのは期待大だね!
『轟炎の竜皇』雑感
質問①『轟炎の竜皇』について、「セット全体の印象」を教えてください。
今回の弾は、前回登場した「タマシード/クリーチャー」という特殊なカードタイプの種類が増えました。
これによって、デュエル・マスターズの対戦をする上での戦略がまた一つ増えたと感じました。
注目カードはコレ!
質問②『轟炎の竜皇』について、「注目カード3枚」を教えてください。
第3位《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》
【 タマシード/クリーチャー 】
種族 ジャイアント・インセクト / ACE / 文明 自然 / パワー12000 / コスト4
■T・ブレイカー
■このタマシードが出た時、プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の墓地をシャッフルし、山札の下に置く。
■自分の自然のクリーチャーまたは自然のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■自分のターン中、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んで持ち主のマナゾーンに置き、その後、自分の山札の上から2枚までマナゾーンに置く。
このカードは墓地利用デッキに対するメタカードでありながら、攻撃時に相手のクリーチャーを除去できるので『キリフダッシュ』能力と相性がいいです。
あっそうか!アタックトリガーで道をこじ開けながらマナを伸ばす動き、『キリフダッシュ』の呼び水としてバッチリなんですね!
面白い使い方がいくつか想像できて活躍しそうな匂いがします。
というわけで3位に挙げていただいたのは、自然の新たなACE!
クリーチャー4体という条件も、自身のマナ召喚でカバーできるのが優秀だね!
【オービーメイカー】で採用されてる展開ギミックも流用できそうかな?
第2位《ボルシャック・バラフィオル》
【 タマシード/クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン/ACE / 文明 火 / パワー9000 / コスト4
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■自分の、名前に《ボルシャック》とあるクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがコスト6以下のクリーチャーまたはコスト6以下の火のタマシードなら出す。それ以外なら墓地に置く。
【赤緑ボルシャック】の強化カードですね。
今までも《メンデルスゾーン》や《ボルシャック・栄光・ルピア》といった"足腰"の部分が強かったのが【赤緑ボルシャック】でした。
このカードで展開力が強化されデッキとしても一段強くなったと思います。
第2位は《バラフィオル》の名を受け継ぐ新たなボルシャック!
踏み倒しは「コスト6以下」と制限があるとはいえ、軽いボルシャックもどんどん増えてるから、選択肢は意外と多いんだよね。
2体目の《ボルシャック・バラフィオル》を踏み倒せたりすると宇宙が見えそう……
第1位《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》
【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー5000+ / コスト5
■シビルカウント3:自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計3つ以上あれば、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得、バトル中パワーが+50000される。
■シビルカウント5:自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計5つ以上あれば、このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをアンタップする。
■このクリーチャーが破壊された時、カードを1枚引く。その後、名前に《ボルシャック》とある進化ではないドラゴンを1体、自分の手札から出してもよい。
今回の弾のオーバーレアです。強いと思っている点がシビルカウント5の能力です。
先程話した《ボルシャック・バラフィオル》と組み合わせれば展開しながら無限アタックし続けることができます。
受けが硬いと言われているデッキでも守り切ることは難しそうです。
1位に選出いただいたのは、パックの目玉でもある花形カード《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》!
コメントいただいたように、《ボルシャック・バラフィオル》とのコンビネーションが凄まじい……!
破壊されてもドロン・ゴーみたいな能力でカバーできるのも隙が無いね!
ライター・神結が選ぶ!注目カードTOP3
コロコロオンラインやflat-工房ブログといった数々の媒体で活躍を重ねる、令和デュエル・マスターズを代表するライターの一人。
デュエマはもちろん、歴史からスポーツまで多彩なジャンルに造詣が深く、その知識の幅を軽妙な語り口で出力するスタイルは、幅広い読者層を魅了し続ける。
執筆:「歴代名作デッキ」「GoD」「歴史探訪」「各種コラム」
今回は神結さんから、デザイン面がキラリと輝く秀逸なカードをピックアップしていただいたぞ。
デュエマの可能性を感じてワクワクするね!
『轟炎の竜皇』雑感
質問①『轟炎の竜皇』について、「セット全体の印象」を教えてください。
現時点で公開されているカードは、シビルカウントでかなり強力な効果を使えるものも多いですね。
※編集作業の都合上、みなさんには全カードの公開前にお答えいただいてるよ
単色で使いやすくわかりやすいデッキを増やして、プレイヤーの裾を広げたいんだと思います。 クエスト的な要素もあって、達成感も味わえますからね。
同じ単色というとドラゴン・サーガもありますが、あっちはどうしてもプレイ難易度が高くなりがちで、そして肝心のドラグハートを集めにくかった、といった根本的な問題もありました。今回はそれらの経験も活かされているんでしょう。
その上で幾つか挑戦的なカードもあって、個人的にはかなりいい傾向だと思っています。
注目カードはコレ!
質問②『轟炎の竜皇』について、「注目カード3枚」を教えてください。
第3位《NEXの手甲》
【 タマシード 】
文明 火 / コスト2
■各ターンはじめて自分のタマシードが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶自分の手札を1枚捨て、カードを1枚引く。
▶相手のコスト2以下の、クリーチャー1体またはタマシードを1枚、破壊する。
▶クリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。
直接的な効果がどうこうという部分よりも、序盤から置いておくことに意味があり、そして終盤もここぞで力を発揮出来るようなカードデザインがいいですね。
こういうカードがあるだけで、大きめのシビルカウントも狙いやすくなります。デザインとして感心したので、ここに挙げました。
3位に選ばれたのは、取り回しの良い軽量ベリーレア!
タマシードを並べるデッキ、これまでだと「タマシードをサポートするクリーチャー」がノイズになるっていうジレンマがあったんだけど、そこを解消するグッドデザインだね。
3つ目のスピードアタッカー付与は、タマシード/クリーチャーに相性抜群!
これ、いよいよタマシード単も組めちゃうか……?
第2位《真価と代価のチェスト》
【 タマシード 】
文明 光 / 闇 / コスト3
■シビルカウント3:自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが合計3つ以上あれば、自分のクリーチャーすべてに「ブロッカー」を与える。(「ブロッカー」を持つクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をそのクリーチャーに変更してもよい)
■シビルカウント3:自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計3つ以上あれば、自分のクリーチャーすべてに「スレイヤー」を与える。(「スレイヤー」を持つクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
■自分のクリーチャーがバトル中に破壊された時、そのターンの終わりに、そのクリーチャーを墓地から出す。
これも能力がどうこうという部分よりもデザインの話になってしまいますが……
質問1でシビルカウントの性質上単色推しになる、ということを書きましたが、多色でかつ2つのシビルカウントを持つという例外的なカードです。
このデザインのカードは、プレイヤーへの挑戦状的なニュアンスのカードでもあると思います。「上手く使えると美味しいけど、どう?」みたいな。
それでいて、ただ置いておくだけでも保証はあるデザインにはなっている上手いこと考えられているなぁと思いました。
そうか!最後の効果はシビルカウント満たさずに働くんですね。
というわけで2位は、シビルカウントを2つ持つ敵対色タマシード!
すべてを満たすと「ブロックで死んでも帰ってくるスレイヤーブロッカー」になるのが巧いデザインだなあ。
第1位《悪縁 ガクブッチ=リッチーモア》
【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / 文明 闇 / パワー7000 / コスト6
■アビスラッシュ:このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。
■ブロッカー
■スレイヤー
■W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、闇のカードを2枚まで、自分の墓地から手札に戻す。
■シビルカウント5:このクリーチャーが攻撃する時、自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計5つ以上あれば、相手は自身の手札をすべて捨てる
シンプルに現代カードの強さを感じる1枚ですね。
攻撃時に全ハンデスを喰らわせるという強力な効果を持っているものの、それがシビルカウント5で達成という「使うのが難しいけど、使えたら強い」というカードなのかなーとここだけなら思うんですよ。
ところがこのカードは他の能力も山盛りでスレイヤーブロッカーがあり、アビスラッシュがあり、そして登場時に闇のカードを墓地から2枚も回収出来るという、これでもかというくらいテキストが書かれていますね。
回収効果によって《鬼ヶ邪王 ジャオウガ・ゼロ》で全体SA付与だったり、横に展開を伸ばすカードを拾ったり、或いは《龍頭星雲人》で一旦テンポと取ったりと、デッキそのものと噛み合いもいいですね。
コスト6というのがネックですが、まぁそこはジャシン様がなんとか頑張ってくれるでしょう。
1位に選んでいただいたのは、アビスロイヤルの新たなスーパーレア!
いやほんと、令和のスーパーレアらしく無駄のないテキストがすごいですね……
シビルカウント5を満たすまで墓地で転がしておいて、味方4体並んだところでアビスラッシュ!みたいな使い方もできるのが柔軟ですね。
ライター・北白河が選ぶ!注目カードTOP3
カーナベル社内ライターにして、第2回TWC優勝者。
ベルカード執筆業を通じて今日もカードの引き出しを増やし続ける、胡乱カード叡智の殿堂、あるいはアカシック・レコード。
2022年はカバレージライターという夢を叶え、後進のトレカライターに大いに希望を与えた。
ドラゴンについて語ることは何もない。
執筆:「北白河の今日の1枚」「格安デュエマ研究所」ほか
北白河さんには、「クソデッキビルダー視点でデッキを組みたくなるカード」といういつもの芸風でコメントいただいたぞ。
新弾発売シーズンでデュエマに携わる人はみんな忙しいんだけど、こと北白河さんはタスクが詰まりまくってるときに答えてくださったので……生きて……
『轟炎の竜皇』雑感
質問①『轟炎の竜皇』について、「セット全体の印象」を教えてください。
ウィン篇始まってからの文明ごとの特徴をさらに高める方面で「第一弾では言い切れなかったけど、これからのシリーズの各文明はこんな感じですよ!」とアピールする感じのパックなんじゃないかと思ってたり。
イメージとしては、『伝説の邪神』とセットで世界観が完成する感じですね。
全体のカードパワーとしてはわりと控えめに見えるんですが、まあこれはみんなの目が王来篇に慣れ過ぎてるだけだと思います。
3色カードの連中のテキスト見慣れちゃうと、まぁそうなりますね……
あと、水文明にクソデッキビルダーが好むタイプのカードが死ぬほど割り振られているのがいいですね。俺も俳句を詠んで生きていきます。
注目カードはコレ!
質問②『轟炎の竜皇』について、「注目カード3枚」を教えてください。
第3位《悪縁 ガクブッチ=リッチーモア》
【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / 文明 闇 / パワー4000 / コスト4
■アビスラッシュ:このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。
■ブロッカー
■スレイヤー
■W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、闇のカードを2枚まで、自分の墓地から手札に戻す。
■シビルカウント5:このクリーチャーが攻撃する時、自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計5つ以上あれば、相手は自身の手札をすべて捨てる。
「リアニメイトすると使ったカード+1枚が帰ってくる」っていうムーブにかなりヤバさを感じます。
あまりの邪王門大好きっぷりに、世界を越えてもなお続く鬼札王国の血を感じました。
プロモにもなりましたからね邪王門。
また、アビスラッシュで自力で帰ってきたうえでシビルカウントで全ハンデス…というセルフコンボぶりもいいですね。
コントロール寄りの【アビスロイヤル】に加えて、呪文踏み倒しと《狂気と凶器の墓場》をしこたま使いまくるような変なデッキも組めそうでワクワクです。
というわけで、神結さんも挙げてくださった《ガクブッチ=リッチーモア》がこちらでもランクイン!
コスト6で墓地回収持ちということで《狂気と凶器の墓場》との噛み合わせ、確かにバツグンですね。
2月のヒーローズ・ダークサイド・パックで再録されたりしないかなぁ、《狂気と凶器の墓場》
第2位《電脳呪文「ブレイン」》
【 呪文 】
文明 水 / コスト5
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい。)
■シビルカウント4: 自分の水のクリーチャーまたは水のタマシードが合計4つ以上あれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
■カードを3枚引く。
■自分のターン中にこの呪文を唱えたなら、このターン、自分は呪文を唱えられない。
使えるデッキはめちゃくちゃ限られてくるんですが、使えるならば「メインフェイズの最後に使う」あるいは「このカード以外呪文を積まない」ことでエグいドローができます。0マナ3ドロー!アンリコ越え!
アンリコは《Ancestral Recall》、MTGの1マナ3ドロー呪文――いわゆるパワー9の一角ですね。ぜひカーナベルでお求めください。
むしろ《ラクリマ・クロウラー》とか《ルナ・ゲリラライブ》みたいな「これと組み合わせてくれよな!」っていうカードがいっぱいあるので、見た目より使いやすいと思いますよ。有用なタマシードも増えてますし。
第2位はパワー9を越えた驚異の0マナ3ドロー!
「ゼロに至れ」とは研究仙人もおっしゃってましたからね……
挙げていただいた以外にも「自分が呪文を唱えた時」「呪文を唱えていれば」系クリーチャーは多いので、そのへんでシビルカウントを稼ぐと面白そうかも?
第1位《Law儿-怪Hawk》
【 タマシード/クリーチャー 】
種族 マジック・コマンド / ACE / 文明 水 / パワー8000 / コスト3
■W・ブレイカー
■タマシードが攻撃する時、そのタマシードが持つ「このタマシードが出た時」で始まる能力を使ってもよい。
■自分の水のクリーチャーまたは水のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■このクリーチャーが攻撃する時、このターン、自分の、クリーチャーではないタマシードはすべて、カードタイプに「クリーチャー」を追加し、「W・ブレイカー」を得、パワーが8000になる。
王来MAXから足掛け一年続いてきた水文明の「タマシードめっちゃ並べるよ!」戦略の明確なゴール地点です。
そりゃそうだよ!《ドリル変怪 <サイバー.鬼>》とか《マニフェスト <ファイナル.Star>》出すとバトルゾーンのタマシードが消えるんだよ!
タマシードが殴れるようになるだけで充分お得なんですが、攻撃時にcipを使い回して強い水単色のタマシードはせいぜい《ギュウジン丸の海幻》くらい。
こっちを活かすなら、《スターマンの天海珠》なんかみたいに色や戦略を足していくのもアリかもしれません。
これを勝ち手段にするなら事実上トリガー対策等もほぼ必須になってくるでしょうから見た目以上に癖が強そう…ではあるんですが、それでもデッキを組ませる強いモチベーションになる一枚と言えるでしょう。頼むから来年もタマシード続投してくれ。
1位に挙げていただいたのは、タマシードに命を吹き込む《Law儿-怪Hawk》!
唯一無二のこの効果、シビルカウントとの兼ね合いが難しいけれど、神結さんが挙げてくださった《NEXの手甲》と合わせて水火タマシードばら撒きデッキとかも組めないかなあ。
実はコイツ、他文明のタマシード/クリーチャーを叩き起こすこともできるのも注目だね!
※12/16追記:「クリーチャーとしては扱われない」能力が優先されるため、クリーチャー化条件を満たしていないタマシード/クリーチャーは動かせないとのことでした。たいへん失礼いたしました。(参考)
あと他になんかあります?
オーバーレアについて語ることは、何もありません
あっそうか今回は2種ともドラゴn……
オーバーレアについて語ることは、何もありません
ライター・ばにら所長が選ぶ!注目カードTOP3
第4回トレカライターコロシアム優勝者。格安デュエマ研究所・所長。ちまちましたシナジーと不死鳥編時代のデュエマを偏愛し、隙あらばアーク・セラフィムやらドリームメイトやらに話を繋げる悪癖の持ち主。部屋で動物を飼いすぎてカードを広げる場所がなくなってきたのが悩み。苦手なものは犬とパワーカード。
執筆:「格安デュエマ研究所」「デュべり部」他
せっかくなので僕の注目カードも紹介だ!
『轟炎の竜皇』雑感
質問①『轟炎の竜皇』について、「セット全体の印象」を教えてください。 (自演)
ここまで長かった~!!待ってた!!というのが最初の感想。
『デュエキングMAX2022』『龍覇爆炎』と、ウィン編と関連性の薄い製品が続いてたから、ようやく新シリーズのテーマが拡張される!って期待大だよ!
あと、収録枚数が抑えられたこともあって、全体的に密度のあるセットって印象かも。
下位レアリティまで見渡しても、数合わせめいたカードがほとんど見られないので、開封が楽しそうだね。
注目カードはコレ!
質問②『轟炎の竜皇』について、「注目カード3枚」を教えてください。 (自演)
第3位《フィーアカノン・ワイバーン》
【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ワイバーン / 文明 火 / パワー4000 / コスト4
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーが出た時、クリーチャーを2体選ぶ。この2体をバトルさせる。
一見すると、射程の狭い受け札なんだけど……コイツ、数少ない「味方とバトルできるクリーチャー」なんだよね。
どうしても相手依存になりがちだった「バトルに勝った時」効果を誘発しつつ、最低限受け札にもなる……っていう、コンボの可能性を感じるカードだ!
パワーラインとマナカーブ的に【GF隊】が微妙に噛み合わないのが惜しい……!
今のところ実用性は皆無だけど、《炎龍覇 グレンアイラ》ちゃんや《姫様宣言プリンプリン》様に踏まれにいくとドラグハートやサイキックが飛び出すぞ。
総じて、「今すぐ使うわけじゃないけど覚えておきたいカード」っていう意味で注目だよ!
ところで、地味にアーマード・ワイバーンが増え始めたんですが《聖剣炎獣バーレスク》の時代はまだですか……?
第2位《野生呪文「トラップ」》
【 呪文 】
文明 自然 / コスト6
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■シビルカウント4: 自分の自然のクリーチャーまたは自然のタマシードが合計4つ以上あれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
■相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
前回に続いて自然の《○○呪文》を挙げることになってしまった……
気づいてる方も多いと思うんだけど、今回の《○○呪文》サイクルは名称サポートに対応してるんだよね!
中でも《トラップ》を参照する《ナ・チュラルゴ・デンジャー》が協力ということで、今回は自然をピックアップ!
コイツ自身が展開の起点になるから、シビルカウントの達成にも繋がりそうだね!
ちなみにこのサイクルで《粉砕呪文「スクラッパー」》が登場したことで、S・トリガー持ち《スクラッパー》呪文が10種類になったよ。
《龍装車 マグマジゴク》によるS・トリガー連鎖が止まらなくなったので、【マグマジゴクワンショット】なんてデッキも組めるかも……?
(格安範囲に収まるかな……)
第1位《氷駆の妖精》
【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・スノーフェアリー / 文明 自然 / パワー4000 / コスト3
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。
■シビルカウント5:自分の自然のクリーチャーまたは自然のタマシードが5枚以上あれば、自分のマナゾーンにあるカードのマナの数字を2にする。
僕が選ぶ1位は《氷駆の妖精》!
いやこれな~……めっちゃ大雑把に言えばスーパー《青銅の鎧》じゃないすか。
現代デュエマで《青銅の鎧》の席があるとは言わないけれど、使う時が来たら4枚使うカード。集めておきたいよね。
……なんでスーパーレアなんだ……
シビルカウント5もちょっと重いとはいえ、マナ倍加というリターンは大きい!従来の大型マナ加速と違って、本体は初動として仕事できるのも便利じゃないかな。
コイツはじめ、軽くて優秀なジャイアントが増えてるのも注目だ。
《剛撃戦攻ドルゲーザ》《終の怒流牙ドルゲユキムラ》あたり見直して、新しい形の【ドルゲ】を研究してみたいね!
おわりに
今回は4名の視点から、新セットの注目カードをお送りした。
アビスロイヤルにボルシャック、タマシードと、いよいよ本領を発揮するゴッド・オブ・アビスのギミック!ライターのみなさまに挙げていただいたラインナップに要注目だ。
中でも、神結さん・北白河さん両名から名前が挙がったアビスロイヤル・《悪縁 ガクブッチ=リッチーモア》は見逃せない!
この記事が、みなさんのカード評価やシングル購入、デッキ構築のお役に立てば幸いだ。
「今後もやってほしい!」「自分の中のTOP3はコレ!」などなど、感想やコメントもTwitter「#みんなのデュエマ新弾トップ3」でドシドシ寄せてほしい!
最後に、インタビューを快諾してくださったライターのみなさん・取りまとめてくださった編集よしもとさん、そしてここまでお読みいただいた読者のみなさまに多大な感謝をお伝えして、今回も筆を置くこととしたい。
それではまた次のセットにて!良いデュエマライフを!