みなさん、こんにちは。ウィンターです。ついにエキサイティング・デュエパ・デッキが発売となりました！2022年に公式フォーマットとなってから遂に発売された公式のデュエパ構築済みデッキです！
それぞれのデッキがレベル2相当で構築されており、そのまま持っておくだけでデュエパのデッキが増えるといっても過言ではないです。また、パートナーがそれぞれのデッキで2種類用意されているので遊ぶ環境や気分によって使い分けも可能です。改造のパターンも無限大なので、どれか1つだけでも買っておくことをオススメします。
今回は前後編に分けて、それぞれのデュエパデッキを解説しつつ改造案を提案できればと思います！盛りだくさんの内容となりますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。こちらは後編の「双極のアカシックZ計画」「ネゴシエートの偽衒学者」の紹介と改造案です。
カーナベルではこれから紹介する【双極のアカシックZ計画】や【ネゴシエートの偽衒学者】 のデッキパーツをまとめて購入することもできます。当日の15時までにご注文頂ければ、即日発送で【双極のアカシックZ計画】や【 ネゴシエートの偽衒学者 】のデッキパーツをお届けします！
「双極のアカシックZ計画」について
後半1つ目は「双極のアカシックZ計画」からデッキ解説です。ツインパクトを最大限生かした踏み倒し戦略とアドバンテージ確保術の使い分けが特徴です。圧倒的な対応力でゲームを有利に進めましょう。
《アカシック・ゼノン》ってどんなカード？
【 クリーチャー 】
種族 サイバーロード / ジ・アンサー / 文明 水/火/自然 / パワー7000 / コスト5
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分のツインパクト・クリーチャーがあれば、山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■自分のツインパクト・クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
■各ターンに一度、自分のツインパクト・クリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい。
パートナー候補１となるのはツインパクトを純粋にサポートするこのカードです。出た時に、ツインパクト・クリーチャーがいればマナ加速を行います。また1ターンに1度だけ、ツインパクトクリーチャーが攻撃したときに、その呪文面を使用します。
過去にもツインパクト・クリーチャーの呪文面を悪用して使うクリーチャーはいましたが、破格の軽さをもつクリーチャーです。ツインパクトクリーチャーの中にはマナ加速効果をもつクリーチャーもいるので、《アカシック・ゼノン》につなげやすいです。特に直近は各種インビジブル呪文がツインパクトになっているので、打つ呪文に困ることはないでしょう。
《アカシック・ゼット》ってどんなカード？
【 クリーチャー 】
種族 サイバーロード / ボルケーノ・ドラゴン / ミステリー・トーテム / ビーストフォーク / 文明 水/火/自然 / パワー13000 / コスト10
■ジャストダイバー
■T・ブレイカー
■各ターンはじめて、相手のクリーチャーが出て、そのクリーチャーの能力がトリガーした時、自分もその能力を使ってもよい。
■各ターンはじめて、相手が呪文を唱えた時、その呪文を相手の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、呪文を唱えた後、墓地のかわりに相手の山札の下に置く。
■各ターンはじめて、クリーチャーが自分のシールドをブレイクした時、相手のシールドを1つブレイクしてもよい。
パートナー候補2となるのは超大型クリーチャーともいえるこのカードです。相手が初めて唱えた呪文や使ったクリーチャーの能力を自分も使用できます。さらに自分のシールドが初めてブレイクされた時に、相手のシールドをブレイクできます。
相手に便乗してとことん能力を使うクリーチャーですが、逆に言うと単体だと何も出来ません。デッキを組む時は、ある程度相手にも動いてもらえるように考える必要があります。最低限ジャストダイバーはあるので場持ちはいいです。
デッキリスト
基本的な使い方
基本的にはツインパクトの対応力を生かして戦うデッキです。クリーチャー面と呪文面を相手に合わせて使い分けて、戦局を有利に進めましょう。稼いだアドバンテージで大型呪文を唱えることが出来れば勝利は目前です。
注目カードピックアップ
《K・アトラン＆キング海賊団 / アイアイサー・チャージャー》
【 ツインパクトカード 】
種族 サイバー・ウイルス海 / 文明 水 / パワー13000 / コスト5
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは攻撃できない。
■各ターンのはじめに、このクリーチャーをアンタップする。
────────────呪文────────────
カード名：アイアイサー・チャージャー
文明：水
コスト：3マナ
■呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻す。
■チャージャー（この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く）
上面は攻撃できませんが超大型のブロッカーとして、防御力に貢献してくれます。各ターンアンタップするので、他のプレイヤーのターンでブロックに回しても次のターンにはもう一度ブロックに参加できます。種族もサイバー種族と優秀なので、水文明のサイバー進化を使うデッキなどで活躍の機会があります。
下面は呪文を墓地から回収する能力です。今までも低コストで呪文を回収するクリーチャーや呪文はありましたが、ここまで軽いのは初となります。構築戦でも採用が検討される1枚ですので、デュエパーティー用に早めに確保しておきましょう。
《雪精 サエポヨ＆ユキぴょん / ハンマー・チャージャー》
【 ツインパクトカード 】
種族 スノーフェアリー風 / 文明 自然 / パワー4000 / コスト5
■このクリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。
■このクリーチャーが出た時、ツインパクトカードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
────────────呪文────────────
カード名：ハンマー・チャージャー
文明：自然
コスト：3マナ
■自分の山札の上から3枚を見る。その中からツインパクトカードを1枚選び、表向きにしてから手札に加えてもよい。その後、残りを好きな順序で山札の下に置く。
■チャージャー（この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く）
上面は出た時にマナのツインパクトを回収できます。これだけなら普通の5マナクリーチャーですが、このカードがマナから召喚出来るというのがとんでもないポイントです。チャージャーで自分からマナに行くことが出来るクリーチャーに、この能力がついているのでハンデスに非常に強く出ることが出来ます。
下面は山札上3枚を確認し、ツインパクトを回収します。今回のようなツインパクトもりもりのデッキであれば回収出来ないことはないでしょう。通常の構築戦でも、フィオナアカシックのようなツインパクトを非常に多く採用しているデッキで使用を検討できると思います。
「 双極のアカシックZ計画 」 改造案
ここからはパートナー候補ごとの改造案に触れていきます。
《アカシック・ゼノン》パートナー
デッキリスト
in
《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》《天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊》 《天上天下双極∞》 《始虹帝 ミノガミ》 《始全虹帝 ミノガミ/自然の肯定》 《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 ～土を割る逆瀧～》 《イルフィン・ザ・シルバー/メラメラ・チェイン》 《龍装者 “OGU”ヴァル/「静謐よ、世界に満ちよ」》 《機動基盤 コア・キャリバー/エレクトロ・シャワー》
out
《ウマキン☆プロジェクト》《飛散する斧 プロメテウス》《妖精 アジサイ-２》《DS電融 ザ＝デッドNEXT》《ドンドン吸い込むナウ》《深海の伝道師 アトランティス》《第六戦街 ラヴ・ガトラー / 漆黒の裏六戦街》《フェアリー・シャワー》《偽りの名 13 / 種族選別》《水面護り ハコフ / 蓄積された魔力の縛り》
《アカシック・ゼノン》がパートナーということで、ツインパクトの増量と調整を行いました。抜いたカードは大型ツインパクトクリーチャーと入れ替えたディスペクターやトリガー呪文です。ツインパクトの旨味を最大限味わうことを目指した構築です。
使い方
《アカシック・ゼノン》を軸にツインパクトクリーチャーをどんどん展開するのが基本方針です。パートナーのお陰でスピードアタッカーになるので、どんどん突撃してビートダウンしていきます。《天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊》達も採用しているので、マナを起こしながらの展開も可能です。
追加採用したカードについて
《天上天下双極∞》
【 呪文 】
文明 自然 / コスト9
■虹帝双極∞（ルビ：エンペラーツインフィニティ）：自分の山札の上から３枚を表向きにする。こうして表向きにしたツインパクトカードの呪文側を、コストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、その呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出す。残りを自分のマナゾーンに置く。
デッキの上から3枚を公開し、その中のツインパクトの呪文面をタダで唱えた後に場に出します。これだけデッキの中にツインパクトが入っていれば外れることはほぼないでしょう。歴代の踏み倒しカードの中でも非常に派手な部類のカードです。
出したクリーチャーに何も補正が付かないので、パートナーを事前に出しておいてスピードアタッカーにするとなおいいです。なお、クリーチャー面を場に出すときは召喚ではありません。《天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊》のように召喚が必要なクリーチャーは能力が誘発しないので覚えておきましょう。
《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》
【 ツインパクトカード 】
種族 マスター・ハザード / グランセクト / 文明 火/自然 / パワー17000 / コスト9
■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードをすべてアンタップする。
■輪廻∞：このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたまま唱えてもよい（コストは支払う）。そうした時、バトルゾーンにある自分の《天地命動 バラギアラ》１体につき、自分の山札の上から１枚をマナゾーンに置く。
■T・ブレイカー
────────────呪文────────────
カード名：輪廻暴炎
文明：火
コスト：3マナ
■このターン、自分のクリーチャー１体に「スピードアタッカー」を与える。
■相手のクリーチャーを、パワーの合計が3000以下になるように好きな数選び、破壊する。
上面はバラギアラ効果で、召喚によってバトルゾーンに出るとマナを全てアンタップします。構築戦ではあまり使われなかった色のバラギアラですが、デュエパーティーでは下面が役立ちます。下面によって小型クリーチャーを除去しながら、自分のクリーチャー１体にスピードアタッカーを与えます。
とりあえず場に出してマナを起こしながら好きなクリーチャーにスピードアタッカーを与えられるので、使い勝手がいいです。多色のバラギアラになるので、採用出来るデッキは限定されますが枠があったら他のデッキでも採用してもいいと思います。
《アカシック・ゼット》パートナー
デッキリスト
in
《流星のガイアッシュ・カイザー》《獰猛なる大地》《父なる大地》《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》《剛撃古龍テラネスク》《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》《原初の決闘者 アダム》《暴筋の父豹》《「合体」の頂 アクア・TITAAANS/「必殺!ジェット・カスケード・アタック!!」》《コレンココ・タンク》
out
《サイバー・Ｎ・ワールド》《D-Jealousy-灰撫 / ♪五本まで 集めて林 森ジャングル》《ボルシャック・スーパーヒーロー / 超英雄タイム》《氷牙レオポル・ディーネ公 / エマージェンシー・タイフーン》《氷牙フランツI世 / 魔弾オープン・ブレイン》《コンダマ / 魂フエミドロ》《エイトビートルズ / R.C.4.》《ネオ・ボルシャック・ドラゴン / ボルシャックゾーン》《レレディ・バ・グーバ / ツインパクト・マップ》《爆獣マチュー・スチュアート / 超銀河弾 HELL》
コチラは《アカシック・ゼット》がパートナーということで、パートナーの早出しを助けるカードを増やしています。ツインパクトへの依存度が少し下がるので、デッキ内のツインパクトは減らしています。また相手のクリーチャーを場に出させるカードも採用しました。
使い方
マナを伸ばしてパートナー含めた超大型クリーチャーを並べていく戦略になります。パートナーが出た時効果を持たず、相手が何かしなければ何もしないので各種大地カードで適宜相手のクリーチャーを引っ張り出しましょう。封殺カードが特にあるわけではないので、どんどん攻撃していきましょう。
追加採用したカードについて
《父なる大地》
【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト3
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。その後、相手のマナゾーンから進化ではないクリーチャーを1体選び、相手はこれをバトルゾーンに出す。
相手のクリーチャーをマナに送った後、その相手のマナゾーンからクリーチャーを引っ張り出します。パートナーが相手のクリーチャーの出た時能力をコピーするので、相手が何もしないと何も起きません。そんな時はこのカードを使って、能力を使いたいクリーチャーを引き出して能力を使いましょう。
3マナと軽いので手打ちしやすく、相手を助けることにも利用可能です。また《若き大長老 アプル》のようなメタカードがいるときであれば除去カードとしても機能します。色々な使い方が出来るので、まさにデュエパーティー向けのカードと言えるでしょう。
《暴筋の父豹》
【 クリーチャー 】
種族 ビーストフォーク / 暴拳王国 / 文明 自然 / パワー8000 / コスト6
■マッハファイター（このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる）
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを１体選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、相手のマナゾーンから進化ではないクリーチャーを１体選び、相手はそれをバトルゾーンに出す。
《父なる大地》の効果を内蔵しているクリーチャーです。６マナと若干重いですが、クリーチャーなので呪文封じされていても使用可能な点は評価できます。本人がマッハファイターなので、厄介なメタクリーチャーをバトルで打ち取ることも可能です。
収録されているのが「四強集結→最強直結パック」ですので、入手が少し難しいのがネックです。通常構築ではやや使いづらい癖のあるカードですが、こういったカードが活躍できるのもデュエパーティーの魅力ですね。
「ネゴシエートの偽衒学者」について
次は「ネゴシエートの偽衒学者」からデッキ解説です。強力なカードを生かしつつも「交渉」に重きを置いたカードが採用されています。上手く「交渉」を進め自分が一番得をするにはどうするかを考えてゲームを進めましょう。
《サファイア・ペンダット》ってどんなカード？
【 クリーチャー 】
種族 スターノイド / エンジェル・コマンド / デーモン・コマンド / 文明 光/水/闇 / パワー7500 / コスト5
■ブロッカー
■スレイヤー
■W・ブレイカー
■相手がこのクリーチャーを選んだ時、相手は自身の手札を1枚捨てる。
■各ターン、クリーチャーがはじめて自分以外のプレイヤーを攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。その後、攻撃クリーチャーの持ち主はカードを1枚引いてもよい。
■自分のシールドゾーンにある呪文すべてに「S・トリガー」を与える。
パートナー候補１となるのは自分以外のプレイヤーにも恩恵を与えるこのカードです。相手に対象を取られると、その相手が自分で手札を1枚選んで捨てることになります。また、自分以外のプレイヤーを攻撃すると、自分はシールド追加し攻撃クリーチャーの持ち主に１ドローを渡します。
さながら賄賂を渡して相手に攻撃してもらうことを促すようなデザインのクリーチャーです。交渉に背き自分を攻撃してきた場合は、自身の効果でトリガーになった呪文で手痛い反撃を受けるおまけつきです。まさにデュエパーティー向けといって差し支えない1枚です。
《衒龍 ブレイタン・ガイスト》ってどんなカード？
【 クリーチャー 】
種族 トゥルース・ドラゴン / 文明 光/水/闇 / パワー9000+ / コスト9
■ブロッカー
■パワード・ブレイカー
■自分の手札にあるカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+3000する。
■このクリーチャーが出た時、各相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。こうして捨てられたカード1枚につき、自分はカードを1枚引く。
■相手がコスト8以上のカードを使った時、自分はコスト7以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
パートナー候補２となるのは相手の行動に便乗して効果を使用するこのカードです。出た時に各対戦相手は手札を1枚捨て、その捨てられた分だけドローを行います。また、相手がコスト8以上のカードを使うと、コスト7以下の呪文を手札から踏み倒すことが出来ます。
便乗する条件が少し厳しいですが、7マナ以下の呪文となると選択肢は豊富です。上手く相手に動いてもらって、自分も得をしていきましょう。
デッキリスト
基本的な使い方
基本的には相手に動いてもらって、自分がやられないように動きながら相手の人数が減るのを待ちましょう。上手く交渉して、一番強い状態の人を倒してもらう必要があります。
人数が減ったら貴方の出番です。《CRYMAX ジャオウガ》や《電磁魔天イエス・ザナドゥ》などの強力なカードでゲームを決めましょう。
注目カードピックアップ
《記憶の霧消》
【 呪文 】
文明 光 / コスト3
■S・トリガー（この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずに唱えてもよい）
■マナゾーンのカードが自分のより多い相手1人につき1枚、自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。
自分よりマナの数が多いプレイヤーの数だけマナ加速が出来る呪文です。特に自然文明主体のデッキに囲まれた時は非常に強力で、3マナ3ブーストの高効率に化けます。特に無改造のエキサイティング・デュエパ・デッキ同士で対戦する時には輝くかと思います。
自然文明に頼ることが出来ない光文明のあるデッキであれば迷わず採用していいカードでしょう。殆どの確率でマナ効率のいい《グローリー・スノー》になると思うので、デュエパーティーを遊んでいる方は確保しておきましょう。
《偽衒学者の交渉》
【 呪文 】
文明 光/水 / コスト5
■S・トリガー（この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい）
■プレイヤーを2人選ぶ。それらのプレイヤーはカードを3枚まで引く。
■プレイヤーを2人選ぶ。それらのプレイヤーは自身の山札の上から1枚目をシールド化する。
プレイヤー2人を選んで、3ドローとシールド追加を与えるトリガー呪文です。ピンチのプレイヤーをこれで助けながら、一番有利な人を追い詰めていきましょう。ちなみに、プレイヤーとしか記述が無いので自分以外の2人を選ぶことも適正ですので、頭の片隅にいれておきましょう。
このカードですが、構築戦で使うと自分と相手1人のみなので、相手と一緒にドローとシールド追加を行うことになります。この時、ドローは任意ですがシールド追加は強制です。ループデッキに組み込むことでライブラリアウトを狙うことが出来るので、抑えておいた方がいいかもしれません。
「ネゴシエートの偽衒学者」 改造案
ここからはパートナー候補ごとの改造案に触れていきます。
《サファイア・ペンダット》パートナー
デッキリスト
in
《影より出でて影に還るシャドウ》《薔薇公爵ハザリア/ファントム・ベール》《転生スイッチ》《蹴断の閃き マトリクス》《イセカイ・プログラム》《リアルとデスの大逆転》《魔龍バベルギヌス》《破壊王エメラルド・バベル》《暴発秘宝ベンゾ/星龍の暴発》《最終兵ッキー》
out
《「激情の福音」》《魔刻の斬将オルゼキア / 訪れる魔の時刻》《「見よ、これぞ超科学の神髄なり！」》《サイバー・チューン》《音感の精霊龍 エメラルーダ》《龍素記号Bg ニュートン専用パンツァー》《インフェルノ・サイン》《龍素記号Sr スペルサイクリカ》《「敬虔なる警官」》《葬磁縫合 セブ・シュテロン Λ》
《サファイア・ペンダット》がパートナーということで、対戦相手のクリーチャーを出し入れするような構築にしました。抜いたカードは自分のアドバンテージを大きく稼いでしまうようなカードです。相手になるべく動いてもらって美味しいところを持っていきましょう。
使い方
自分のクリーチャーを展開するよりは、相手の盤面を上手く構築して相手に頑張ってもらいます。今回の構築では相手の盤面にクリーチャーを出すカードを多めに採用しているので、ある程度狙った盤面は作りやすいと思います。しかし、あまり相手の盤面ばかり触っていると、諸悪の根源ということで自分が狙われてしまうので適度にゲームに参加しましょう。
追加採用したカードについて
《影より出でて影に還るシャドウ》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / デーモン・コマンド / 月光王国 / 文明 光/闇 / パワー6000 / コスト4
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から１枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
■相手のターンのはじめに、相手のクリーチャーを１体選ぶ。このターン、そのクリーチャーは可能なら攻撃する。
出た時にシールドを追加し、毎ターン相手のクリーチャー１体に強制で攻撃させます。パートナーの能力は、他のプレイヤーに攻撃してもらうことで最大限能力を発揮するので、まずは攻撃してもらいましょう。
自分のところに向かって攻撃される可能性もありますが、パートナーがいれば呪文が全てトリガーになるので牽制になります。なるべく盤面が穏やかなうちに出しておき、パートナーと並んだ状況を作りましょう。
《蹴断の閃き マトリクス》
【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジMAX / 文明 水 / パワー6000 / コスト6
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、相手は、自身の山札の上から、破壊されたクリーチャーのコスト以下の進化ではないクリーチャーが出るまで、カードをすべてのプレイヤーに見せる。相手はそれをバトルゾーンに出す。その後、相手は自身の山札をシャッフルする。
■W・ブレイカー（このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする）
ちょっとした《転生プログラム》を相手に対してのみ使用可能なクリーチャーです。盤面で悪さをしているクリーチャーを変換したり、相手の盤面を強化したりと意外と活躍の幅は大きいです。たまに思ってもみないクリーチャーが出ることもありますが、４人もプレイヤーがいるので何とかなるでしょう。
《破壊王エメラルド・バベル》
【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / ハンター / 文明 闇 / パワー6000+ / コスト7
このクリーチャーまたは自分の他のハンターをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、相手の墓地から進化ではないクリーチャーを1体選ぶ。相手はそれをバトルゾーンに出す。
ハンティング(バトル中、このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある自分のハンター1体につき+1000される)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
相手のクリーチャーを墓地のクリーチャーと入れ替えるクリーチャーです。生きた《リアルとデスの大逆転》といえるような効果です。実は自分が出た時以外にもハンターが出た時にも誘発するので、ハンターのデュエパーティーデッキに採用してみてはいかがでしょう。
《衒龍 ブレイタン・ガイスト》パートナー
デッキリスト
in
《謀遠 テレスコ=テレス》《目的不明の作戦》《神託の王 ゴスペル》《天革の騎皇士 ミラクルスター》《サイキック・ユー》《アクア鏡師 パワードミラー》《雷鳴の守護者ミスト・リエス》《水雲の聖沌 5u170n》《サイバー・N・ワールド》《TOYザマス》
out
《メヂカラ・コバルト・カイザー / アイド・ワイズ・シャッター》《聖闘の精霊龍 セイント・カイザー / ライブラ・シールド》《「敬虔なる警官」》《アウゼスの天黒筺》《イグゾースト・Ⅱ・フォー》《ルソー・モンテス / 法と契約の秤》《終断γ ドルブロ / ボーンおどり・チャージャー》《霊騎コルテオ / プロテクション・サークル》《サイバー・チューン》《ドレミ団の光魂Go！》
コチラは《衒龍 ブレイタン・ガイスト》がパートナーということで、相手に便乗出来るようなカードを増量しました。
抜いたカードは、一部の除去カードやアドバンテージ源でカード追加で過剰になったものになります。
とことん相手のデッキと動きを利用してゲームに勝利しましょう。
・使い方
このデッキは相手のアクションによってアドバンテージを得ることが出来るカードが多いです。ある程度相手を泳がせながら便乗してアドバンテージを確保しましょう。自分のところにくる攻撃は除去でしのいだり、場合によってはパートナーでブロックしたりして防ぎましょう。
相手が消耗してきたら本領発揮です。相手の呪文やトリガーを奪うカードを使いながら、一気に攻め立てていきましょう。
追加採用したカードについて
《神託の王 ゴスペル》
【 クリーチャー 】
種族 オラクル / キング・コマンド・ドラゴン / アンノウン / 文明 水 / パワー12000 / コスト9
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。それが呪文であれば、自分がコストを支払わずに唱え、持ち主の墓地に置く。その後、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。それが呪文であれば、コストを支払わずに唱えてもよい。その後、こうして見せた呪文以外のカード1枚につき、カードを1枚引いてもよい。
■T・ブレイカ―
出た時または攻撃時に自分と相手のデッキトップを公開し、呪文だったらタダで使用することが出来ます。その後、呪文以外が捲れた枚数分だけドローを行います。相手の呪文を奪いながら手札を確保出来る優秀なドラゴンです。
9マナと重いですが、相手とのマナ差を参照して使用可能なマナ加速と組み合わせることで早出しも狙えます。デュエパーティーのようなハイランダー構築では、相手のデッキにも強力な呪文が採用されやすいです。上手く相手を利用してゲームを有利に進めましょう。
《天革の騎皇士 ミラクルスター》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ドレミ団 / 文明 光/水 / パワー10500 / コスト7
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ―光または水のドラゴン（自分の光または水のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい）
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが相手のシールドひとつブレイクするたび、相手はかわりにそのシールドを表向きにする。
その中にある呪文を1枚、コストを支払わずに自分が唱え、持ち主の墓地に置いてもよい。
その後、相手はそのシールドを自身の手札に加える。
このクリーチャーがシールドをブレイクすると、そのシールドの中にある呪文を１枚奪うことが出ます。トリガー以外の呪文も使用可能ですので、非常に強力な効果です。クリーチャーが多めのデッキには中々当たらない効果ですが、パートナーを見ればある程度は分かるので攻撃前にデッキの文明とパートナーを確認しておきましょう。
《TOYザマス》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / パワー3000 / コスト4
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のシールドを１つ選ぶ。相手はそれを自身の山札の一番下に置く。その後、相手は自身の山札の上から１枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
■相手がカードをシールドゾーンに置く時、自分はカードを１枚引いてもよい。
出た時に相手のシールドを１枚山下に送り、新しいシールドを追加させます。相手が仕込んだシールドやギャラクシールドなどを無力化出来るので便利です。またシールドゾーンにカードが置かれるとドロー出来るのでアドバンテージも失いません。
ディスペクターの登場によって、相手のシールドゾーンにカードが置かれることも増えたので思ったよりもドロー出来ます。無色4マナと軽く、どんなデッキにも採用可能ですのでトリガーに悩まされている方は採用してみてはいかがでしょうか。
おわりに
今回は「双極のアカシックZ計画」「ネゴシエートの偽衒学者」の改造案を紹介しました。前編の分も含めて４つのデッキを紹介しましたが、そもそも大元のデッキの完成度が非常に高いです。無改造のまま４つ持ち寄って遊ぶだけでも充分楽しむことが出来ます。
これらのデッキで遊んで慣れてきたら、今回のような改造を施したり自分のデッキを組んでみても面白いと思います。デュエパーティーはまだまだ始まったばかりです。今回のデッキをきっかけに、たくさんの人がデュエパーティーを楽しんでもらえると嬉しいです。
最後に、カーナベルでは 【双極のアカシックZ計画】や【ネゴシエートの偽衒学者】 の改造デッキやデュエパーティーのデッキを組みたい方に向けて、今回の記事内介した 【双極のアカシックZ計画】や【ネゴシエートの偽衒学者】 の関連カードや相性の良いカードを豊富に準備しております！15時までの注文で即日発送のカーナベルでぜひカードを揃えて 【双極のアカシックZ計画】や【ネゴシエートの偽衒学者】 を楽しんでください！
