はじめに
昔、40枚のカードの束を持って友達の家や公園、カードショップに行った覚えはありませんか?
友達とみんなで盛り上がって1日中デュエマしたり、
初めて会った子とカードを交換して仲良くなったりとたくさんの思い出があったと思います。
デュエマのパック第1弾発売から17年・・・
『あの時使ったカードは今も持ってはいるけど、もう今のデュエマのデッキには入らないしなぁ~』
『掃除してたら見つけた昔のカードで遊びたい!!』
まさにその願いを叶えてくれる特殊ルールが《デュエマ クラシック》なんです!
今回はデュエマ クラシックについてルールや禁止制限カード、環境デッキなどの情報を詳しく分かりやすくまとめてあります。
この記事をみればすぐに始められる内容になっていますので要チェックです!!
目次
デュエマ クラシックとは?
2002年に発売されたDM-01 第1弾から2003年に発売されたDM-05 第5弾「漂流大陸の末裔(リターン・オブ・ザ・サバイバー)」、DMC-01~DMC-04のカードで遊ぶ特殊ルールの事です。
また、再録カードや海外版のカードの使用も可能です。
昔、切り札だった相棒が活躍できる環境かも!?
デュエマ クラシック制限カード・禁止カード
デュエマ クラシックにも効果が強すぎて1枚しか入れられないカードや、あまりにも強すぎる為1枚も入れられないカードがあります。
デュエマ クラシックの禁止カード
《サイバー・ブレイン》
【呪文】
【文明】水
【コスト】4
S・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に戻すとき、コストを支払わずにすぐ使ってよい。)
自分の山札からカードを3枚まで引く。
言わずと知れた最強リソースカード
S・トリガー持ちで3枚ドローは2019年のデュエマでも禁止級の強さ。その強さからデュエマ クラシックでも禁止となっています。
制限カード
《エメラル》
【クリーチャー】
【種族】サイバーロード
【文明】水
【コスト】2
【パワー】
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を1枚裏向きにして、新しいシールドとしてシールドゾーンに加えてもよい。そうした場合、自分のシールドを1枚、手札に戻す。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
手札からS・トリガーを盾に仕込む事が出来るトリッキーなカード《ホーリー・スパーク》や《アクア・サーファー》等を盾に埋める事が出来、相手に牽制をかける事が出来るかなり優秀なカード
《アクア・ハルカス》
【クリーチャー】
【種族】リキッド・ピープル
【文明】水
【コスト】3
【パワー】 2000
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、カードを1枚引いてよい。
場にクリーチャーを出しながら手札を減らさない優秀なカード
ビートが出来、尚且つ手札が減らない為
テキストの見た目よりもかなり活躍するカード。
また種族がリキッド・ピープルの為、クリスタル・ランサーの進化元にもなる。
《ストリーミング・シェイパー》
【呪文】
【文明】水
【コスト】3
自分の山札のカードを、上から4枚表向きにする。その中の水のカードをすべて自分の手札に加え、それ以外のカードを自分の墓地に置く。
水単色で組めば確定で4枚カードを加えられるスーパーリソースカード
また、水文明以外は全て墓地に送られるので墓地を利用したデッキとも相性が良い。
《スパイラル・ゲート》
【呪文】
【文明】水
【コスト】2
S・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に戻すとき、コストを支払わずにすぐ使ってよい。)
バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
低コストでクリーチャーをバウンスが出来、S・トリガーを持っているのでカウンターとしても使用できるカード。
またトリッキーな使い方として自分のクリーチャーをバウンスし、場に出た時の効果を再利用したりする事もある。
《アクアン》
【クリーチャー】
【種族】サイバーロード
【文明】水
【コスト】4
【パワー】 2000
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、自分の山札を上から5枚、表向きにしてもよい。その中の光と闇のカードをすべて自分の手札に加え、それ以外のカードを自分の墓地に置く。
青黒ハンデスデッキやドロマーコントロールと言ったデッキに採用されており、場にクリーチャーを出しながら最大5枚まで手札に加えられる為、爆発的にリソースを稼げる可能性があるカード
《ディープ・オペレーション》
【呪文】
【文明】水
【コスト】4
S・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に戻すとき、コストを支払わずにすぐ使ってよい。)
バトルゾーンにある相手のクリーチャーと同じ枚数のカードを引く。
相手の場のクリーチャー次第ではあるものの、下手したら《サイバー・ブレイン》よりもリソースを稼げる可能性があるカード《サイバー・ブレイン》がプレミアム殿堂入りの中、採用される可能性が多いにある1枚。
《ハイドロ・ハリケーン》
【呪文】
【文明】水
【コスト】6
バトルゾーンにある自分の闇のクリーチャー1体につき、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
バトルゾーンにある自分の光のクリーチャー1体につき、相手のマナゾーンから1枚選び、持ち主の手札に戻してもよい。
青白コントロールやドロマーコントロールのフィニッシャーとして採用されやすいカード
場の光と闇のクリーチャーの数次第では勝利を覆せない程のコントロールを取れたりもする。
《アストラル・リーフ》
【進化クリーチャー】
【種族】サイバー・ウイルス
【文明】水
【コスト】2
【パワー】 4000
進化-自分のサイバー・ウィルス1体の上に置く。
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、カードを3枚引いてもよい。
最速2ターン目で3枚ドローが出来、尚且つ低コスト進化クリーチャーの為、《マリン・フラワー》と組み合わせて実質的3コストスピード・アタッカー的役割も出来る等と仕事量がかなり多いクリーチャー。当時の基本編環境では4枚投入が可能だったが、その強さからデュエマ クラシックでは1枚制限となっている。
《デビル・ドレーン》
【呪文】
【文明】闇
【コスト】3
自分のシールドから好きな枚数を裏向きのまま選び、自分の手札に加える。ただし、その「S(シールド)・トリガー」は使えない。
自身の最大の防御であるシールドを手札に加えるというとてもピーキーなカード。
コンボデッキ等との組み合わせ以外ではあまり採用されないがコンボが決まると手が付けられない為、侮れない1枚。
現状デュエマ クラシック環境ではコンボデッキが見つかっていない為、有能なデッキビルダーがデッキを作成してくれる事に期待したい。
《雷鳴の守護者ミスト・リエス》
【クリーチャー】
【種族】ガーディアン
【文明】光
【コスト】5
【パワー】2000
このクリーチャーがバトルゾーンにある間、他のクリーチャーがバトルゾーンに置かれるたびに、カードを1枚引いてもよい。
自分・相手問わずクリーチャーが出るたびにドローが出来るシステムクリーチャー
このクリーチャーが場にいるだけで勝敗を左右してしまう為、除去優先度はかなり高い。
デュエマ クラシックの環境デッキ
青黒ハンデス
カードゲームでは手札が少なくなるにつれてやりたい動きが制限される。
その理不尽を押し付けるデッキが所謂『ハンデス』デッキである。
さらに、手札だけでなく盤面までもコントロールされると自分のしたい動きができなくなり相手の攻撃をただ指をくわえて観るだけになってしまう。
そんな理不尽を相手に押し付けてコントロールする代表デッキが青黒ハンデスである。
《ゴースト・タッチ》や《卵胞虫ゼリー・ワーム》で相手の手札を刈り取り、
クリーチャーを盤面に出して来たら、 《卵胞虫ゼリー・ワーム》 を進化させ《魔獣虫カオス・ワーム》や《デス・スモーク》等で相手のクリーチャーを破壊する。
手札もクリーチャーもいなくなれば《クリスタル・ランサー》を出し、確実に殴り切れる分のクリーチャーを展開し勝利する。
赤黒t緑除去コントロール
先ほど紹介した青黒ハンデスと似ているが、このデッキはかなりのS・トリガーを積んでいる。
その枚数なんと21枚。
デッキの半分はトリガーなので殴ってくるデッキに対してかなり強めに出る事が出来る。
さらに《ガトリング・ワイバーン》や《ストームジャベリン・ワイバーン》といったアンタップキラーを採用しているのでクリーチャーを出してもすぐに除去される為、名前の通り【除去コントロール】と相応しいデッキである。
また、《深緑の魔法陣》を採用している為マナにあるS・トリガーを埋めて相手を牽制する事も出来る等とトリッキーな動きも可能である。
ドロマーコントロール
除去コントロールデッキに対して強く出れるデッキである
《磁力の使徒マグリス》や《暁の守護者ファル・イーガ》等の効果で手札が1枚増えており、クリーチャーを除去されても次の動きに繋げる事が出来る。
また、フィニッシャーに《精霊王アルカディアス》がいる為、呪文での除去が困難となり、パワー12500のWブレイカーで押し切る事が可能となっている。
また、《クリスタル・パラディン》を採用している構築もあったりとフィニッシャーを変更する事も可能な為、環境によって変幻自在といった所だろう。
赤単ヴァルボーグ
決まれば最速4ターン目に勝てる速攻デッキ
3コスト進化クリーチャーでWブレイカー持ちの《機神装甲ヴァルボーグ》を早期に出し早期決着型のデッキである。
また、《メガ・ブラスター》も採用しており、シールドを割りに行くスピードはクラシック界一である。
相手のブロッカー等も《銃神兵ディオライオス》等で除去する事も可能ではあるが、ハンデスや除去等が間に合ってしまうと失速してしまう為まさにスピード対決のデッキであると言える。
まとめ
現代デュエルマスターズとは違い、コンボが少ない為、1枚1枚のカードの動きや構築がとても重要になっていきます。
ブロッカーやS・トリガーの応戦といったまさにデュエマの本質を捉えたこのルールを懐かしいカード達を使いながら楽しんでみてはいかがでしょうか?