【はみるとんのデッキビルドTips】第18回 種族デッキの作り方~アンデット族編~

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【はみるとんのデッキビルドTips】第18回 種族デッキの作り方~アンデット族編~

こんにちは、はみるとんです。
第二回の記事 で各種族の強みについて紹介しましたが、こちらの記事では全種族について1記事で紹介するため、各々の細かい動きについては触れる事が出来ませんでした。

ですので、順番に各種族の構築の具体的な例や展開方法なども詳細に紹介していこうと思います。
というわけで、今回は「アンデット族」を紹介していきます!

目次

アンデット族ってどんな種族?

《馬頭鬼》 【 効果モンスター 】 星 4 / 地 / アンデット族 / 攻1700 / 守800 墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、自分の墓地からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

アンデット族の特徴は、なんといっても「墓地利用テーマである」という事です。

墓地肥やしを行って《馬頭鬼》で蘇生して展開するという動きを古来より繰り返してきました。

初動となるモンスター

墓地肥やしを主体とするアンデット族デッキにとって「初動」となるモンスターとは、すなわち「デッキからアンデット族を落とせるモンスター」です。

何種類か存在するので、順番に見ていきましょう。

《ユニゾンビ》

《ユニゾンビ》 【 チューナーモンスター 】 星 3 / 闇 / アンデット族 / 攻1300 / 守0

「ユニゾンビ」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
手札を1枚捨て、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
②:フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送り、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
この効果の発動後、ターン終了時までアンデット族以外の自分のモンスターは攻撃できない。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

最も汎用性が高く、アンデットデッキにおいて最優先で積むべき初動カードです。

墓地肥やしだけでなく、チューナーであるためシンクロや《水晶機巧-ハリファイバー》などを使った展開に活かしやすいため用途が多いです。

また、起動効果であるため特殊召喚した場合にも効果が使えます。これにより、《馬頭鬼》などで繰り返し使う事が出来ます。

《牛頭鬼》

《牛頭鬼》 【 効果モンスター 】 星 4 / 地 / アンデット族 / 攻1700 / 守800

「牛頭鬼」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。
②:このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地から「牛頭鬼」以外のアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

《ユニゾンビ》同様起動効果で墓地肥やしを行います。

墓地に行った時に手札から更に展開する効果をもっており、手札のカードを召喚権以外で活かしづらいアンデットではとてもありがたい効果です。

《堕ち武者》

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / アンデット族 / 攻1700 / 守0
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。②:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。デッキから「堕ち武者」以外のレベル4以下のアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

召喚時効果なので上記2種に比べて、フリーチェーンの除去などを踏んでも確実に墓地肥やしが出来るという利点があります。

《不知火の隠者》

《不知火の隠者》 【 効果モンスター 】 星 4 / 炎 / アンデット族 / 攻500 / 守0

「不知火の隠者」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのアンデット族モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから守備力0のアンデット族チューナー1体を特殊召喚する。
②:このカードが除外された場合、「不知火の隠者」以外の除外されている自分の「不知火」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動時にフィールドに「不知火流 転生の陣」が存在する場合、この効果の対象を2体にできる。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

自身をリリースする事で守備力0のアンデット族チューナーを特殊召喚出来るので、《ユニゾンビ》を特殊召喚する事が出来、実質的に墓地肥やし初動として扱う事が出来ます。

しかも上記の三種と違い、《不知火の隠者》自体が墓地にいくのがとても重要で、《ユニゾンビ》から《馬頭鬼》を落とした際に墓地にアンデット族がいる状態にできる事によって8シンクロや《水晶機巧-ハリファイバー》に繋げる事が出来ます。

この性質上、アンデット族の初動の中で最も強いとっても過言ではないでしょう。

墓地に送るべきアンデット族

《ゾンビキャリア》

【 チューナーモンスター 】
星 2 / 闇 / アンデット族 / 攻400 / 守200

手札を1枚デッキの一番上に戻して発動する。墓地に存在するこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたこのカードは、フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

蘇生する事でそのまま《水晶機巧-ハリファイバー》に繋がります。

特に下準備なく墓地肥やし効果がそのまま展開に繋がるので、《ユニゾンビ》などを初動として積むデッキには1枚刺しておく事をオススメします。

《馬頭鬼》

《馬頭鬼》 【 効果モンスター 】 星 4 / 地 / アンデット族 / 攻1700 / 守800 墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、自分の墓地からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

前述の通り、墓地のアンデット族をそのまま蘇生する事が出来ます。

《不知火の隠者》からなら単体初動に、《牛頭鬼》《堕ち武者》からスタートした場合でも、既にアンデット族が落ちている場合は同様の動きが出来ます。

ここから先の動きについては後述します。

《屍界のバンシー》

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / アンデット族 / 攻1800 / 守200

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドゾーンの「アンデットワールド」は効果の対象にならず、効果では破壊されない。
②:フィールド・墓地のこのカードを除外して発動できる。手札・デッキから「アンデットワールド」1枚を選んで発動する。この効果は相手ターンでも発動できる。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

《アンデットワールド》 【 フィールド魔法 】 このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上及び墓地に存在する全てのモンスターをアンデット族として扱う。また、このカードがフィールド上に存在する限り、アンデット族以外のモンスターはアドバンス召喚をする事はできない。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

墓地から除外する事で《アンデットワールド》をデッキから貼る事が出来ます。単体でも相手のデッキの種族サポートを妨害したり、アドバンス召喚を封じたり、自分のアンデット族サポートを別の種族であるリンクモンスターなどにも適用したりと出来るようになる事が多いカードですが、《アンデットワールド》が場にある事自体を参照して強くなるカードがアンデット族には多数存在しています。

これらのギミックの前提条件となるこのカードに《屍界のバンシー》がアクセスできるという事は、墓地肥やしがそのまま《アンデットワールド》関連のギミックの相方として初動になれるという事になるわけです。

《死霊王 ドーハスーラ》

《死霊王 ドーハスーラ》 【 効果モンスター 】 星 8 / 闇 / アンデット族 / 攻2800 / 守2000

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:「死霊王 ドーハスーラ」以外のアンデット族モンスターの効果が発動した時に発動できる。以下の効果から1つを選んで適用する。このターン、自分の「死霊王 ドーハスーラ」の効果で同じ効果を適用できない。
●その効果を無効にする。
●自分または相手の、フィールド・墓地のモンスター1体を選んで除外する。
②:フィールドゾーンに表側表示でカードが存在する場合、自分・相手のスタンバイフェイズに発動できる。このカードを墓地から守備表示で特殊召喚する。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

《アンデットワールド》の恩恵を受けられるカードの1枚であり、アンデット族デッキのエースカードとなり得る強力なモンスターです。

墓地に置いておくことで、場にフィールド魔法がある事を条件に自身を場に出す事が出来、アンデット族の効果にチェーンして除外・無効を行う事が出来ます。

相手が都合よくアンデット族を使ってくれない限りは発動条件が難しく感じますが、《アンデットワールド》を貼っておけば相手の場・墓地のあらゆるモンスター効果をトリガーに出来ます。

《グローアップ・ブルーム》

《グローアップ・ブルーム》 【 チューナーモンスター 】 星 1 / 闇 / アンデット族 / 攻0 / 守0 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 ①:このカードが墓地へ送られた場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキからレベル5以上のアンデット族モンスター1体を手札に加える。フィールドゾーンに「アンデットワールド」が存在する場合、手札に加えず特殊召喚する事もできる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

《アンデットワールド》の恩恵を受けられるカードその2です。

墓地に落とすだけではサーチしか行えませんが、《アンデットワールド》があればリクルートが出来ます。

これによって《死霊王 ドーハスーラ》を出す事で先行で妨害手段を用意する事が出来るわけです。

初動の展開例

というわけで、今紹介したカードたちを使った具体的な展開例をまず紹介していきます。

《不知火の隠者》からの基本展開

初手:《不知火の隠者》

  1. 《不知火の隠者》を召喚し、効果で自身をリリース
  2. 《ユニゾンビ》を特殊召喚し、《ユニゾンビ》の効果で《馬頭鬼》をデッキから墓地落とし
  3. 《馬頭鬼》効果で《不知火の隠者》を蘇生
  4. 《不知火の隠者》《ユニゾンビ》《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚

これで場に《水晶機巧-ハリファイバー》を出しつつ除外ゾーンに《馬頭鬼》、墓地に複数アンデット族を用意する事が出来ます。

ここから様々な展開に派生していきます。

パターン1.《死霊王 ドーハスーラ》を用意する展開

  1. 《水晶機巧-ハリファイバー》から《幻獣機オライオン》を出す
  2. 《リンクロス》を出してリンクトークンを特殊召喚
  3. 《武力の軍奏》をS召喚し、《ユニゾンビ》を吊り上げ
  4. 《武力の軍奏》+幻獣機トークン+リンクトークンで《シューティング・ライザー・ドラゴン》をS召喚
  5. 効果で《屍界のバンシー》を落としレベルを3にする
  6. 《虚空海竜リヴァイエール》を出し、《馬頭鬼》を帰還、2体で《セキュリティ・ドラゴン》をリンク召喚
  7. 《リンクロス》《セキュリティ・ドラゴン》《ユニオン・キャリアー》をリンク召喚
  8. 《馬頭鬼》《屍界のバンシー》を蘇生
  9. 《ユニオン・キャリアー》効果で《屍界のバンシー》《グローアップ・ブルーム》を装備
  10. 相手ターンに《屍界のバンシー》の効果を発動し、《アンデットワールド》を発動
  11. 墓地に行った《グローアップ・ブルーム》の効果で《死霊王 ドーハスーラ》を特殊召喚

最終盤面:《ユニオン・キャリアー》《死霊王 ドーハスーラ》《アンデットワールド》

アンデット族の基本的な初動である《アンデットワールド》《死霊王 ドーハスーラ》の盤面を《不知火の隠者》1枚から満たす事が出来ます。

パターン2.《ライトロード・ドミニオン キュリオス》を使った展開

  1. 《水晶機巧-ハリファイバー》から《幻獣機オライオン》を出す
  2. 《リンクロス》を出してリンクトークンを特殊召喚
  3. 《武力の軍奏》をS召喚し、《ユニゾンビ》を吊り上げ
  4. 《虚空海竜リヴァイエール》をエクシーズ召喚し、《馬頭鬼》を帰還
  5. 《リンクロス》《馬頭鬼》《虫忍 ハガクレミノ》をリンク召喚
  6. 《虫忍 ハガクレミノ》《虚空海竜リヴァイエール》、幻獣機トークンの3体で《ライトロード・ドミニオン キュリオス》をリンク召喚し、任意のカードを墓地へ送る

最終盤面:《ライトロード・ドミニオン キュリオス》、《リンクトークン》墓地:《馬頭鬼》、キュリオスで落としたカード

《水晶機巧-ハリファイバー》始動の展開で、墓地に《馬頭鬼》を残しつつ《ライトロード・ドミニオン キュリオス》を出す事が出来ます。

好きなアンデットを落としつつ《馬頭鬼》からそのまま蘇生して展開に絡めたり色々と派生する事が出来るので、素引きしているカードに合わせて展開を変えていきます。

例えば、《アンデットワールド》を素引きしている場合、《ライトロード・ドミニオン キュリオス》《グローアップ・ブルーム》を落として《死霊王 ドーハスーラ》を出しつつ、《馬頭鬼》《水晶機巧-ハリファイバー》を蘇生する事で相手ターン中に《水晶機巧-ハリファイバー》で任意のタイミングで《死霊王 ドーハスーラ》の除去を起動したり出来ます。

パターン3.《水晶機巧-リオン》を使った展開

【 チューナーモンスター 】
星 3 / 水 / 機械族 / 攻500 / 守500

「水晶機巧-リオン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、チューナー以外の除外されている自分のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚し、そのモンスターとこのカードのみを素材として機械族Sモンスター1体をS召喚する。
その時のS素材モンスターは墓地へは行かず持ち主のデッキに戻る。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

  1. 《水晶機巧-ハリファイバー》の効果で《水晶機巧-リオン》を特殊召喚
  2. 相手ターンに《水晶機巧-リオン》効果で除外ゾーンの《馬頭鬼》を特殊召喚し、《F.A.ライトニングマスター》をS召喚
  3. 魔法・罠を一回無効
  4. 《水晶機巧-ハリファイバー》の効果で《シューティング・ライザー・ドラゴン》をS召喚
  5. レベルを調整し、効果で《シューティング・ライザー・ドラゴン》《F.A.ライトニングマスター》でS召喚

墓地肥やしをしつつ2妨害を構える事が出来ます。

何より展開のためにメインデッキ内に必要なカードが《水晶機巧-リオン》のみ、エクストラもSモンスターしか使わない所が特徴で、かなり省スペースでの出張が出来ます。

デッキの核となるアンデットテーマ

《黄金卿エルドリッチ》+「エルドリクシル」

《赤き血染めのエルドリクシル》
【 通常罠 】

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分のデッキ・墓地からアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「黄金郷」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

《紅き血染めのエルドリクシル》⇒デッキ・墓地

《黒き覚醒のエルドリクシル》⇒手札・デッキ

《白き宿命のエルドリクシル》⇒手札・墓地

から、それぞれアンデット族を特殊召喚する事が出来ます。

《黄金卿エルドリッチ》が場に居ないとこの用途では使えませんが、召喚権以外の動きに乏しいアンデットにおいて選択肢の広い展開を行える点はかなり強力です。

また、《黄金卿エルドリッチ》自体がアンデット族なので《グローアップ・ブルーム》をはじめ各種アンデットサポートを受ける事が出来るので、メインの戦術をあまり歪めずとも取り入れる事が出来ます。

出張する時の枚数目安

  • 《呪われしエルドランド》×3
  • 《黄金卿エルドリッチ》×3
  • 《紅き血染めのエルドリクシル》×3
  • 《黒き覚醒のエルドリクシル》×1~3
  • 《白き宿命のエルドリクシル》×1~3
  • 《黄金郷のコンキスタドール》×1~3
  • 《黄金郷のガーディアン》×0~2
  • 《黄金郷のワッケーロ》×0~2
  • 《永久に輝けし黄金郷》×0~1

不知火

【 チューナーモンスター 】
星 2 / 炎 / アンデット族 / 攻800 / 守0

「妖刀-不知火」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地に存在する場合、チューナー以外の自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを墓地から除外し、その2体のレベルの合計と同じレベルを持つアンデット族Sモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

《妖刀-不知火》による墓地シンクロを狙っていくテーマです。

《不知火の隠者》とこのカードを除外して6シンクロを出す事によって、《不知火の隠者》の除外された時の効果によって《妖刀-不知火》を除外ゾーンから特殊召喚し、そのまま8シンクロなどに繋ぐことが出来ます。

この流れで《妖刀-不知火》が墓地に戻るので、再び次の展開に繋ぐ事が出来ます。

墓地へ送られたターンに発動できないので多少ラグがありますが、《不知火の隠者》がアンデットデッキなら確実に3積み出来るスペックをしているお陰で腐りづらいので、《シューティング・ライザー・ドラゴン》などで墓地に送っておく用に1枚刺しておくと展開の幅が広がります。

出張する時の枚数目安

  • 《妖刀-不知火》×1~3
  • 《逢魔ノ妖刀-不知火》×0~3
  • 《不知火の武部》×0~3
  • 《刀神-不知火》×1
  • 《妖神-不知火》×1
  • 《戦神-不知火》×1
  • 《炎神-不知火》×1~2

魔妖

【 チューナーモンスター 】
星 2 / 炎 / アンデット族 / 攻1000 / 守0

①:「麗の魔妖-妲姫」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
②:このカードが墓地に存在し、「魔妖」モンスターがEXデッキから自分フィールドに特殊召喚された時に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

【 シンクロモンスター 】
星 9 / 炎 / アンデット族 / 攻2900 / 守2400

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:「麗の魔妖-妖狐」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
②:このカードが墓地に存在し、元々のレベルが11の自分のSモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。自分の墓地から他のアンデット族モンスター1体を除外し、このカードを特殊召喚する。
③:このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

《麗の魔妖-妲姫》を使った連続シンクロ召喚を行うテーマです。

レベル3,4,7,9,11が存在し、上のレベルが破壊されたときに墓地から湧いてきて、墓地からの特殊召喚に成功した際に発動できる効果を各々が持っています。

「魔妖」以外のモンスターがEXから特殊召喚出来なくなるので《水晶機巧-ハリファイバー》などが絡められない点がネックですが、一度《麗の魔妖-妖狐》などを墓地においてしまえば《馬頭鬼》《白き宿命のエルドリクシル》などが展開権除去になるのが非常に優秀です。

エルドリクシルカードや《グローアップ・ブルーム》によってアンデット族以外特殊召喚できなくなっている状態で動く際は、アンデットのみの動きで用意できる妨害手段として優秀です。

また、《翼の魔妖-波旬》1枚で展開できるため、召喚権を使った単体初動として優秀です。

出張する時の枚数目安

  • 《麗の魔妖-妲姫》×1~2
  • 《氷の魔妖-雪娘》×0~1
  • 《翼の魔妖-波旬》×3
  • 《魔妖廻天》×3
  • 《ワン・フォー・ワン》×2
  • 《氷の魔妖-雪女》×1
  • 《零氷の魔妖-雪女》×0~1
  • 魔妖シンクロモンスター各種×1

ヴァンパイア

【 効果モンスター 】
星 1 / 闇 / アンデット族 / 攻500 / 守0

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、500LPを払って発動できる。デッキから「ヴァンパイアの使い魔」以外の「ヴァンパイア」モンスター1体を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在する場合、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「ヴァンパイア」カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

【 効果モンスター 】
星 2 / 闇 / アンデット族 / 攻1200 / 守0

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、500LPを払って発動できる。デッキから「ヴァンパイア」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在する場合、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「ヴァンパイア」カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

【 効果モンスター 】
星 5 / 闇 / アンデット族 / 攻600 / 守2000

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:モンスターの攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
②:自分のアンデット族モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、100の倍数のLPを払って発動できる(最大3000まで)。その自分のモンスターの攻撃力・守備力はそのダメージ計算時のみ払った数値分アップする。
③:このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時に発動できる。そのモンスターを墓地から可能な限り自分フィールドに特殊召喚する。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

【 通常罠 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから「ヴァンパイア」モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

【 カウンター罠 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドに「ヴァンパイア」モンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。その後、破壊したカードがモンスターカードだった場合、自分はその元々の攻撃力分だけLPを回復する。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》の2種類のサーチャーを擁し、両方とも墓地から自己蘇生する効果を持っているため、墓地肥やしからテーマの動きに繋げる事が出来ます。

2体とも、コストとして手札に「ヴァンパイア」カードを引いている事を条件とするので、なるべく大量に積む必要があります。

《ヴァンパイア・アウェイク》は単体で初動となれるのでオススメです。

また、《ヴァンパイア・フロイライン》は自身を手札から特殊召喚でき、壁として使えたり、打点上昇効果によって《RR-アルティメット・ファルコン》のような処理の難しいモンスターを処理できるようになったり便利なカードです。

《グローアップ・ブルーム》のサーチ先としても優秀ですね。

出張する時の枚数目安

  • 《ヴァンパイアの使い魔》×3
  • 《ヴァンパイアの眷属》×3
  • 《ヴァンパイアの領域》×0~1
  • 《ヴァンパイアの支配》×1~3
  • 《ヴァンパイア・アウェイク》×3
  • 《ヴァンパイア・フロイライン》×3
  • 《ヴァンパイア・スカージレット》×0~1

おすすめのエクストラデッキ

《リヴェンデット・スレイヤー》

【 リンクモンスター 】
星 2 / 闇 / アンデット族 / 攻1600 /

アンデット族モンスター2体
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、カード名を「リヴェンデット・スレイヤー」として扱う。
②:自分の墓地の「ヴェンデット」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
③:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターのレベル×200ダウンする。
【LINK-2:左下/右下】

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

「ヴェンデット」のリンクモンスターですが、③の効果がアンデット族なら何でも落とせる汎用的な効果となっているので、アンデット族デッキにはとりあえず突っ込んで良いスペックをしています。

上述の《屍界のバンシー》などを落として初動に出来る上、攻撃力ダウン効果もかなり強く、《黄金卿エルドリッチ》を落とせば最大2000ダウンとなり攻撃力3600まで処理する事が出来るようになります。

《ヴァンパイア・サッカー》

【 リンクモンスター 】
星 2 / 闇 / アンデット族 / 攻1600 /

アンデット族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。特殊召喚したそのモンスターはアンデット族になる。
②:自分・相手の墓地からアンデット族モンスターが特殊召喚された場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。
③:自分がモンスターをアドバンス召喚する場合、自分フィールドのモンスターの代わりに相手フィールドのアンデット族モンスターをリリースできる。
【LINK-2:左下/右下】

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

《死霊王 ドーハスーラ》《馬頭鬼》の効果で蘇生した際にドローする事が出来ます。

《死霊王 ドーハスーラ》は場にフィールド魔法があればタダで毎ターン帰ってくるので、自分ターンに場に《死霊王 ドーハスーラ》が残ってる際、素材にして《ヴァンパイア・サッカー》を出す事でそのまま復活しつつ1ドローできるので無駄が無いです。

効果だけ見るとそこまで強力なカードではありませんが、《グローアップ・ブルーム》などでアンデット族以外出せない縛りがついているターンにとりあえず置いておけるリンクモンスターとして採用しておきましょう。

《零氷の魔妖-雪女》

【 リンクモンスター 】
星 4 / 水 / アンデット族 / 攻2900 /

アンデット族モンスター2体以上
このカード名の③の効果は1ターンに2度まで使用できる。①:「零氷の魔妖-雪女」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、除外されている状態で発動した相手モンスターの効果は無効化される。③:墓地からモンスターが特殊召喚された場合、または墓地のモンスターの効果が発動した場合、このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。

【LINK-4:左/右/左下/右下】

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

アンデット族縛りが付いているなかで出せる、先行で立てて妨害になる貴重なアンデットリンクです。

無効効果は自分だけでなく相手が墓地で効果を発動したり墓地から特殊召喚した場合でも起動できるので、割と発動機会は多いです。

《PSYフレームロード・Ω》

(制限カード) 【 シンクロモンスター 】
星 8 / 光 / サイキック族 / 攻2800 / 守2200

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選び、そのカードと表側表示のこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで表側表示で除外する。
②:相手スタンバイフェイズに、除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地に戻す。
③:このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードと墓地のこのカードをデッキに戻す。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

《不知火の隠者》始動など、《ユニゾンビ》が絡む場合は8シンクロが出しやすいですが、その中でも《PSYフレームロード・Ω》は特に相性が良いです。

毎ターン除外ゾーンからカードを墓地に戻す事が出来るので、展開に使った《馬頭鬼》を戻す事が出来ます。

これにより、次ターン《馬頭鬼》から《ユニゾンビ》を蘇生して《馬頭鬼》を落とし、《不知火の隠者》を蘇生するなどして、召喚権を使わずに展開手段を確保する事が出来ます。

アンデット族と相性の良いカード

《異次元からの埋葬》

【 速攻魔法 】

ゲームから除外されているモンスターカードを3枚まで選択し、そのカードを墓地に戻す。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

アンデットデッキは展開の過程で《馬頭鬼》がどんどん除外ゾーンに溜まっていくので、このカードを実質《死者蘇生》のように使う事が出来ます。

後半になって《馬頭鬼》が3枚溜まっていれば、このカード1枚で3体のアンデット族を蘇生でき、禁止カードである《ソウル・チャージ》のような派手な展開が出来ます。

《EMポップアップ》

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:手札を3枚まで墓地へ送って発動できる。自分はその数だけデッキからドローする。その後、この効果でドローした数まで、自分のPゾーンのカード2枚のPスケールでP召喚可能なレベルを持つ、「EM」モンスター、「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターを手札から特殊召喚できる(同名カードは1枚まで)。このカードの効果で特殊召喚しなかった場合、自分は自分の手札の数×1000LPを失う。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

明らかにペンデュラム用に刷られたカードですが、ここでは完全に無視します。手札を3枚捨てて3枚ドローするカードですね。

アンデットデッキでは、《死霊王 ドーハスーラ》《屍界のバンシー》など、手札に持っているより墓地に置いてある方が強力なカードが多いため、1枚分減ってしまうロスを考えても優秀なカードです。

《群雄割拠》

【 永続罠 】

お互いのプレイヤーはそれぞれの種族が1種類になるように、フィールド上の自分のモンスターを墓地へ送る。このカードが存在する限り、お互いに自分のフィールド上に出せるモンスターの種族はそれぞれ1種類だけになる。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

種族統一デッキには投入しやすいメタカードで、様々な種族が混じっているデッキに刺さるカードとして有名ですが、このデッキで採用する場合は《アンデットワールド》によって相手の場も全てアンデット族に出来る点がとても噛み合っています。

通常、《群雄割拠》は相手も種族統一している場合は刺さらないのですが、相手の場がアンデット族になる事で相手もアンデット族しか展開出来なくなるわけです。

サンプルレシピ

【エルドリッチ】軸


現在僕が使用している、【エルドリッチ】を主体としたアンデット族デッキです。

《水晶機巧-ハリファイバー》からの展開パターン1が出来るようなエクストラ構成になっています。

《紅き血染めのエルドリクシル》によって《死霊王 ドーハスーラ》をいち早く展開し、黄金郷カードとあわせて相手の展開を妨害していきます。

【不知火】軸


《逢華妖麗譚-不知火語》によって《不知火の隠者》にアクセスしやすい反面、アンデット族以外を出せない縛りがつきやすいため、エクストラをアンデットのみでも展開しやすく構築しています。

《アンデットワールド》がある状態で《水晶機巧-リオン》からの展開を行う事で、《炎神-不知火》を出す事が出来、高レベルの不知火を繰り返し展開出来ます。

《デスカイザー・ドラゴン/バスター》軸


《デスカイザー・ドラゴン/バスター》の蘇生効果によって大量展開を行う事を主軸にします。

《ゾンビキャリア》を素材指定しているので、《水晶機巧-ハリファイバー》を経由したり、《堕ち武者》などから直接出せるように墓地肥やし用のカードを多めに入れています。

というわけで、今回はアンデット族デッキの基本についての紹介でした。
アンデット族は異なるテーマであっても種族でのまとまりが強く組み合わせやすい種族なので、新たなアンデット族カードが出る度に可能性が広がっていきます。

戦い方も好みに合わせて様々選べてとても楽しいデッキイタイプなので、この機会に是非触ってみましょう。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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