【2022年 アンデットデッキ 入門書】何度でも蘇る不死身のモンスター!

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【2022年 アンデットデッキ 入門書】何度でも蘇る不死身のモンスター!

はじめに

こんにちは、はみるとんです!

突然ですが僕はアンデット族がとても大好きです。

ガチまとめの方でも【不知火】【魔妖】など過去様々なアンデット族関連の記事を書かせて頂きましたが、動画や記事で紹介している以外にも様々なアンデット族のデッキを組んでいます。

なんといってもアンデット族の魅力はテーマ単位ではなく種族単位で共通して受けられるサポートが多いところで、特定のテーマが強化されるとアンデット族全体が強化されるので新規による恩恵が大きいのが特徴です。

今回はそんなアンデット族に新たなエースと展開手段が追加され、既存の初動の動きから出来る事がかなり広がるとてもアツい強化となりました。

では、さっそくどんな動きが出来るようになったのか見ていきましょう!

目次

【アンデット族】デッキレシピ


このデッキレシピで行える具体的な展開はこちら ▼

【アンデット】デッキの特徴

展開の自由度が高い!

【アンデット】は《イモータル・ドラゴン》さえ出ればデッキから好きなアンデット族モンスターを落とす事が出来るので、これによって《馬頭鬼》を落として蘇生、《牛頭鬼》を落として手札から展開、《ワイトベイキング》を落として頭数を増やしてシンクロやリンク、など、同じ動きから様々な盤面を作りに行く事が出来ます。

リソースが途切れづらい

【アンデット族】モンスターは墓地から自身を特殊召喚する効果を持っているものが多く、一度盤面を返されてしまっても墓地リソースで戦う事が出来ます。

また、アンデット関連の魔法・罠カードも自身を再セットする効果を持っていたり、除外ゾーンからデッキに戻していく事でデッキ内の展開手段が枯渇するのを防いだり、継戦能力が非常に高いです。

 

【アンデット】カードの解説

新規カードとして追加された3種類のシンクロモンスターです。

《真紅眼の不死竜皇》

【 シンクロモンスター 】
星 10 / 闇 / アンデット族 / 攻2800 / 守2400

アンデット族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手ターンに、「真紅眼の不死竜皇」以外の自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《巨骸竜フェルグラント》

【 シンクロモンスター 】
星 8 / 光 / アンデット族 / 攻2800 / 守2800

アンデット族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、相手のフィールド・墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
②:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、墓地からモンスターが特殊召喚された場合、このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《イモータル・ドラゴン》

【 シンクロモンスター 】
星 6 / 闇 / アンデット族 / 攻500 / 守2400

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送り、このカードのレベルを、そのモンスターとこのカードの元々のレベルの差の数値と同じにする。
②:このカードが墓地に存在する状態で、自分のアンデット族モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ゾンビキャリア》や《マッドマーダー》を使う事で4+2=6⇒6+2=8⇒8+2=10 という感じでレベルを上げていきます。

《イモータル・ドラゴン》はデッキからアンデット族を何でも落とせる非常に重要な初動カードで、このカードの登場により、レベル6シンクロを作る事がそのまま展開の始動の条件となりました。

《真紅眼の不死竜皇》+《巨骸竜フェルグラント》の組み合わせはアンデット族シンクロには珍しく相手ターンに妨害を構えられる動きとなっていて、《巨骸竜フェルグラント》+《ゾンビキャリア》で《真紅眼の不死竜皇》を作るだけで場に《真紅眼の不死竜皇》、墓地に《巨骸竜フェルグラント》の構えを作ってフリーチェーンで除外を行う事が出来ます。

 

【アンデット】デッキと相性が良いカード

《ワイトベイキング》

【 効果モンスター 】
星 1 / 闇 / アンデット族 / 攻300 / 守200

このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。②:自分フィールドのレベル3以下のアンデット族モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに手札のこのカードを捨てる事ができる。③:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから以下のモンスターを合計2体手札に加える(同名カードは1枚まで)。その後、手札を1枚選んで捨てる。
●「ワイト」
●「ワイトベイキング」以外の「ワイト」のカード名が記されたモンスター

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《イモータル・ドラゴン》や《ユニゾンビ》など様々な方法で墓地へ送ることができ、ここから《ワイトプリンス》《ワイトメア》をサーチして《ワイトプリンス》を墓地へ送る事で場に《ワイトキング》《ワイト夫人》を展開し、シンクロやリンクにつなぐことが出来ます。

アンデット族を何でも落とせる状況の選択肢として一番枚数が増える動きなので汎用性が高く、素引きしたこのカード自身も除去耐性を与えるカードとして使えるので様々な場面で活躍出来ます。

 

《水晶機巧-リオン》

【 チューナーモンスター 】
星3 / 水属性 / 機械族 / 攻500 / 守500
「水晶機巧-リオン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、チューナー以外の除外されている自分のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚し、そのモンスターとこのカードのみを素材として機械族Sモンスター1体をS召喚する。
その時のS素材モンスターは墓地へは行かず持ち主のデッキに戻る。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ユニゾンビ》を絡めやすい【アンデット】では簡単に《水晶機巧-ハリファイバー》から出す事ができ、自然に《馬頭鬼》を除外ゾーンに用意できるため《F.A.ライトニングマスター》を出して妨害として機能させやすいという利点があります。

更に《アンデットワールド》があれば《水晶機巧-ハリファイバー》からの《シューティング・ライザー・ドラゴン》によってアンデット族チューナー縛りのあるシンクロモンスターに繋げる事もできます。

詳しくは後述の展開パターンにて紹介します。

 

【アンデット】デッキの回し方

【使用カード/条件】

  • 《ユニゾンビ》

【結果】

【手順】

  1. 《ユニゾンビ》を召喚し、効果でデッキから《ワイトベイキング》を墓地へ送る
  2. 《ワイトベイキング》の効果で《ワイトメア》《ワイトプリンス》をサーチし、《ワイトプリンス》を捨てる
  3. 《ワイトプリンス》の効果で《ワイト夫人》《ワイト》をデッキから落とし、墓地効果で《ワイトキング》をリクルート
  4. 《ワイトメア》効果で除外ゾーンの《ワイト夫人》を特殊召喚
  5. 《ユニゾンビ》の効果で手札を1枚捨て自身のレベルを5に
  6. 《ユニゾンビ》《ワイトキング》で《イモータル・ドラゴン》をシンクロ召喚
  7. 《イモータル・ドラゴン》の効果で《屍界のバンシー》を墓地へ送る
  8. 《イモータル・ドラゴン》+《ワイト夫人》《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚し、デッキから《水晶機巧-リオン》を特殊召喚
  9. 《屍界のバンシー》の効果で《アンデットワールド》をデッキから発動

【盤面の解説】

相手ターンに《水晶機巧-リオン》で除外ゾーンの《屍界のバンシー》とシンクロ召喚を行い、《F.A.ライトニングマスター》をシンクロ召喚することで、相手の魔法・罠を1度無効にし、さらに《水晶機巧-ハリファイバー》《シューティング・ライザー・ドラゴン》を出して《マッドマーダー》を落としレベルを5にし、《シューティング・ライザー・ドラゴン》と《F.A.ライトニングマスター》で《真紅眼の不死竜皇》をシンクロ召喚出来ます。

(《真紅眼の不死竜皇》はアンデットチューナー指定ですが、《アンデットワールド》のおかげで全員アンデット族になっているため問題なくシンクロ召喚が出来ます。)

これによって《真紅眼の不死竜皇》のフリーチェーンで墓地のモンスターを何でも特殊召喚できるようになり、《F.A.ライトニングマスター》を蘇生すればもう1度魔法・罠を止める事が出来ます。

 

【アンデット】デッキを扱う上でのポイント

相手の墓地を有効活用しよう!

【 フィールド魔法 】

このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上及び墓地に存在する全てのモンスターをアンデット族として扱う。また、このカードがフィールド上に存在する限り、アンデット族以外のモンスターはアドバンス召喚をする事はできない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【アンデット族】デッキは《ヴァンパイア・サッカー》や《ヴァンパイア・ファシネイター》、《デスカイザー・ドラゴン》など、相手の墓地からモンスターを蘇生する効果を持ったカードが多々あります。

一部のカードはアンデット族限定ですが、《アンデットワールド》を貼る事で全てのモンスターが条件を満たす状態に出来ます。

これによって、自分のカードだけでは出来ない展開も、相手の墓地に存在しているモンスターのレベルによって出せるシンクロが増えるなど様々な要因で新たに出来るようになります。

 

【アンデット】デッキをカスタムするおすすめカード

《不知火流 燕の太刀》

【通常罠】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドのアンデット族モンスター1体をリリースし、フィールドのカード2枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、デッキから「不知火」モンスター1体を除外する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《真紅眼の不死竜皇》や《死霊王 ドーハスーラ》は繰り返し墓地から自身を特殊召喚する効果を持っているため、除外やデッキバウンスによる除去で狙われやすいです。

そこでフリーチェーンでリリースできる《不知火流 燕の太刀》を採用しておくことで、相手の動きを阻害しながら墓地に逃がし、再度展開する事が出来ます。

 

おわりに

というわけで、今回は【アンデット】の新規カードを見ていきました。

【ワイト】【不知火】【魔妖】【ヴァンパイア】など、さまざまなアンデット族テーマがその恩恵を受ける事ができるだけでなく、アンデット族テーマはテーマ同士の種族によるシナジーが強いお陰で、それらのテーマを無理なく混ぜて戦う事ができ、その際のギミック間の中継点としても役に立つカードが新たに追加されたことで、アンデット族同士の繋がりがより強固になりました。

高ランクのエクシーズを出張させたり、【エルドリッチ】を混ぜるなど、今回紹介した以外にも様々な活かし方のあるとても面白いカードなので、是非皆さんも触ってみてください。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

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