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はじめに
みなさんこんにちは。
さて、皆さんはこのカードをご存じでしょうか。
出典:デュエル・マスターズ
そうです。現在プレミアム殿堂入りの 《エンペラー・キリコ》です。出せば確定で3体踏み倒せるという、かなり強力な効果を有しています。 今はこのカード、先ほど申し上げた通り、「プレミアム殿堂」ですので使うことができません。 この破格の踏み倒し効果を殿堂構築で使ってみたくありませんか? 殿堂カードやプレミアム殿堂カードにはリメイクが存在していることがあります。このカードも偶然リメイクが存在します。では、気になるであろう効果を見てみましょう。
出典:デュエル・マスターズ
■究極進化-自分の進化クリーチャー1体の上に置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーをすべて数え、好きな順序で山札の一番下に置く。その後、その数の進化ではないクリーチャーが出るまで、自分の山札の上からカードをすべてのプレイヤーに見せる。そのクリーチャーをすべてバトルゾーンに出す。その後、山札をシャッフルする。
その名も《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》 。 一見強そうですが…このカード、究極進化という、進化クリーチャーの上にさらに進化しなければいけないという、とても難易度の高いギミックが搭載されています。 さらに、このカードの踏み倒し能力は場数を参照しなければいけないので必然とデッキに小型クリーチャーが増えることになります。なのでせっかく踏み倒し能力を使っても、狙った大型を出すのが非常に難しいというデメリットがあります。
これらのデメリットを解決する方法は2つ。
・場数を並べられる。
・メインデッキに小型クリーチャーが多くなりすぎない。
「いや、場数を並べなきゃいけないのに小型は少なくってそんなの無理やろ…まさかそんな夢のようなカードがあるわけ…」
ありました。
出典:デュエル・マスターズ
GRクリーチャーはどんどん並ぶ上に、場を離れると超GRゾーンに戻ります。こんなに相性のいいカードがあったとは…《Wave all ウェイボール》自体はクリーチャーなので踏み倒しのハズレ枠になってしまいますが、それよりも場数を並べられるので許容範囲の範疇だと思います。
デッキ構築・解説
と、いうことで早速デッキを作ってみました。
動きとしては、マナ加速をしつつウェイボールの効果でGRクリーチャーを並べます。マナが溜まり次第マナゴリラから母なる星域→プレミアムキリコムーンを狙います。
それでは各種カードの採用理由を見ていきましょう。
・《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》 このデッキのコンセプトです。《神秘の宝箱》でマナにおけるので2枚で事足ります。
・《Wave all ウェイボール》 展開の要です。引けなかった場合は、各種ドロー・サーチカードで持ってきます。踏み倒し能力のハズレ枠のひとつです。
・《神秘の宝箱》 《Wave all ウェイボール》→《神秘の宝箱》で綺麗に展開しながら《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》をマナに置くことができます。
・《知識と流転と時空の決断》 展開・ドロー・バウンスを兼ねたスーパーカードです。汎用性の塊だと思います。
・《フェアリー・ライフ》 マナ加速をしつつ《Wave all ウェイボール》で展開できます。stを持っているので、《Wave all ウェイボール》さえいれば相手ターン中にも展開できるのが魅力です。
・《マナゴリラ》 《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》の進化元です。タップインでマナ加速するため、ターンを返さなければいけないのがネック。 主に《マナゴリラ》2枚目か、《幻緑の双月》を進化元にします。
・《幻緑の双月/母なる星域》 呪文のみの《母なる星域》にしようか迷った枠です。初動や《マナゴリラ》の進化元、《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》の場数になり、さらには《ライフプラン・チャージャー》で回収できる、という点からメリットの方が大きいと判断し採用しました。
・《フェアリー・シャワー》 手札を減らさないマナ加速です。呪文なので《Wave all ウェイボール》から展開できるのが強みです。
・《古代楽園 モアイランド》
踏み倒したいクリーチャーのひとつです。これがいれば呪文とフィールドを封じられるので、出せば詰むデッキは多いです。
・《界王類絶対目 ワルドブラッキオ》
踏み倒したいクリーチャーの2種類目です。《古代楽園 モアイランド》と合わせれば、クリーチャーと呪文を両方とも封じられるので2種類展開を狙いましょう。
・《ライフプラン・チャージャー》 《マナゴリラ》に綺麗に繋がるので採用しています。《幻緑の双月/母なる星域》や《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》、《マナゴリラ》、《Wave all ウェイボール》などが積極的に回収したいカードです。
・《ドンドン吸い込むナウ》 受けになりつつ、《幻緑の双月/母なる星域》や《マナゴリラ》を回収できるので採用しています。stを持っているのが本当に偉いですね。
・《サイバー・ブック》 手札に来てしまった《古代楽園 モアイランド》や《界王類絶対目 ワルドブラッキオ》をボトムに送るために採用しています。手札が増えるのもgoodです。
GRクリーチャーに関しては、パワーが高いものは場持ちを優先して採用しました。《シェイク・シャーク》は時間稼ぎのため採用しています。《ロッキーロック》は《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》の踏み倒し能力を使ったあとの更なる展開や、《母なる星域》を《ロッキーロック》に打つと本来減るはずの場数が減らないから採用しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。かなり大雑把に作ってみたので、4コストの動きが多すぎるなど、改良の余地がありそうどころか改良するところだらけです。コンセプトは面白いと思うので皆さんもアレンジして作ってみてください。最近暑いですね、熱中症には気を付けてください。それではまた。 (そろそろ《エンペラー・キリコ》本体が帰ってきそうで組むに組めない…)