ミッツァイルに「は」勝てる!ロージアダンテ紹介

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ミッツァイルに「は」勝てる!ロージアダンテ紹介

どうも、のあです!

今回の記事で扱っていこうと思うのは、筆者の1番好きなデッキ、ロージアダンテです。

ロージアダンテが基本的にどのようなデッキなのかは、筆者の最初の記事のロージアダンテの項目を見ていただければうれしいです。今回は白青ロージアダンテを現環境に合わせたものを紹介していこうと思います。

CS出てからレポートつけて出そう!って思ってたらこいつが殿堂入りしたから寿命短い記事になっちゃいました…

目次

デッキレシピ

結構自信作です。

採用キーカード解説

ポイントとなるカードの採用理由を説明していきます。

《無双の縛り 達閃》

【 ツインパクトカード 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー4500 / コスト6

■ブロッカー
■相手は、自身のターンに1体しかクリーチャーをバトルゾーンに出せない。
■ラスト・バースト(このクリーチャーが破壊された時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)

──────呪文──────
カード名:パシフィック・スパーク
文明:光
コスト:3マナ

■相手のクリーチャーをすべてタップする。

主にクリーチャー側で《煌龍 サッヴァーク》による除去耐性と合わせ、相手をロックするのに使います。

今の環境はGRクリーチャーによる1ターンでの複数展開を前提とするデッキが多いためとても刺さりがよく、特にミッツァイル系統のデッキに対しては数少ない対抗手段になります。

《龍聖霊 ウィズダムフェウス》の効果でサーチしてくることもできるので、2枚ですが思ったよりも必要な場面で出すことができます。

《Dの天牢 ジェイルハウスロック》

【 D2フィールド 】
文明 光 / コスト5

■自分のクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。(まず何を攻撃するか選んでから、タップするクリーチャーを選ぶ)
■Dスイッチ:自分のターンの終わりに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。
そうしたら、相手のタップしているクリーチャーすべてを、表向きのまま、新しい1つのシールドにまとめて持ち主のシールドゾーンに置く。 

光や水には少ない全体除去を持っていて、大量展開されたクリーチャーを一掃するのに使います。最近は環境にD2フィールドをどかす手段がないデッキが多いため、強力なDスイッチを好きなタイミングで使いやすいです。
展開だけして相手の攻撃を牽制するのにも使え、小型メインのデッキ相手では最強のカードです。

このカードのDスイッチによる全体除去を生かすため、このデッキには《「本日のラッキーナンバー!」》対策としてコストを散らした、《閃光の守護者 ホーリー》《アルカディア・スパーク》《ドレミ団の光魂Go!》の3種類のオールタップ防御札を採用しました。このデッキがミッツァイル系統になんとか勝てるのはこのカードのおかげと言っても過言ではないと思ってます。

《ケンザン・チャージャー》

【 呪文 】
文明 光 / コスト3

■自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが呪文か、「ブロッカー」を持つクリーチャーなら、自分の手札に加える。それ以外なら、山札の一番下に置く。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)

現環境でロージアダンテを使うなら4枚確定だと思っています。

後半になると腐ってしまうのは見逃せない欠点ではありますが、後半を迎えることができなければ元も子もないので、3→5の動きで高速デッキの速度になんとか食らいついていけるこのカードは必須です。

各対面立ち回り

VS.シータミッツァイル

最近の構築では《「本日のラッキーナンバー!」》を入れる代わりに「単騎ラフルル」が入っていないことが多いので、以前よりは勝ちやすくなりました。(それでも相変わらずきついことには変わりありませんが…)

この対面での最終目標は「相手バトルゾーンを制圧(2、3体程度まで)した上で《無双の縛り 達閃》と《煌龍 サッヴァーク》を揃える」になります。

基本的には《ケンザン・チャージャー》で3→5と動くのが理想です。

そのあとは相手の動きに合わせ、間に合いそうな時は《ジャスティス・シェイパー》で手札を補充しつつ、《Dの天牢 ジェイルハウスロック》で牽制したり《ミラクル・ストップ》を唱えたりして相手のフィニッシュを妨害し、《煌龍 サッヴァーク》と《無双の縛り 達閃》を揃えたら、あとは呪文を封じてビートします。

間に合わなさそうな時や3ターン目に《ケンザン・チャージャー》を使えなかった時は、《ミラクル・ストップ》だけでも唱えておけば《「本日のラッキーナンバー!」》を封じてトリガー勝負まで持ち込めます。ターンが帰ってきたら《Dの天牢 ジェイルハウス》で盤面をリセットし、なんとか防御を続けて上記の状況を作ることを目指します。

勝率は5割くらいです。正直もっと勝てないものだっと思っていました。

VS.赤青ジョーカーズミッツァイル

最近の構築では《ジョジョジョ・マキシマム》が抜け、相手の防御札を無効化するのはせいぜい2、3枚程度の《「本日のラッキーナンバー!」》ぐらいなので、ロージアダンテは持ち前の防御力を発揮することができます。

さすがに3ターン目にソリティアして殴られたら厳しいですがそれ以外なら基本的に勝てるといってもよいレベルです。

トリガーで防御してなんとか5マナまで耐えきったら《Dの天牢 ジェイルハウスロック》で相手のクリーチャーを一掃します。こちらはシータミッツァイルなどに比べ、再展開に時間を要するのでその間に防御を固めれば余裕で勝つことができます。相手のトリガーは《フンバルさん》程度なのでそのまま殴りきってしまいましょう。

自分でも驚いたのですが、使ってみたら思ったより勝てました。《「本日のラッキーナンバー!」》を撃たれても防御札のコストが5、6、8、9に散らばっているので意外と使えるのがその理由だと思います。勝率は6〜7程度です。

VS.青黒カリヤドネ

CSなどではあまりみませんが、個人的に今一番強いデッキだと思っています。ここぞというタイミングで《ミラクル・ストップ》を唱えてループさせないことが重要になります。《時の秘術師 ミラクルスター》がバトルゾーンと手札に1枚ずつと《ミラクル・ストップ》が手札に1枚揃えば毎ターン呪文を封じつつビートしていくことができます。そうなったら相手は《魔導管理室 カリヤドネ》を並べて殴るしかありませんが、このデッキは防御が硬いのでそう簡単に負けることはないでしょう。

難易度と時間制限の都合でCSにはあまりいないので正直あんまり重視していません。

とはいえ揃えば勝てるのはあちらも同じなのでそこまで有利とはいえません。筆者の周りにカリヤドネを回せる人がいないので勝率はわかりませんが、ちょっと不利くらいのイメージです。

VS.WAVEハンデス

実はCS出るまで頭からすっかり抜けてました。普通に厳しいです。

勝ち筋は、最速で《ミラクル・ストップ》連射体制に入るor相手が事故を起こすくらいしかありません。

この対面を見るなら《音響の精霊 ルルフーラ》を入れましょう。

VS.赤単B-我

基本的にトリガー勝負です。相手が踏めばこちらの勝ち、貫通すればそのまま負けです。トリガーは多く採用しているので、そう簡単には負けません。

注意しなければいけないのが《BUNBUN・ヴァイカー》で、全タップしても攻撃終了時に《“魔神轟怒”ブランド》がめくれると全軍アンタップによりかなりきつくなります。そのため優先的に処理するようにしましょう。

目安として5ターン目まで耐えれば勝てると見て間違いないです。勝率は6〜7割です。

その他のデッキ

環境トップではなくてもCSでたまに見かけるようなデッキはここにまとめておきます。

赤青覇道、モルトNEXTなどに対しては、相手に合わせて適切に防御を固めていきます。また赤青ジョーカーズミッツァイルなどのような安定した極端な速度は無いため、《ケンザン・チャージャー》で普通に追いつけるので、基本的にはこれらのデッキには有利に戦えます。

青魔道具に対しては《煌龍 サッヴァーク》《卍 新世壊 卍》をどかせるかどうかに全てかかっています。だいたい勝率は5割くらいですが、かなり運頼りの対面です。

ロマノフワンショットに対しては呪文を封じ続けることで相手になにもさせずに勝利できるので比較的有利です。一つ警戒しておかなくてはいけないのは、《ウォズレックの審問》で初動を落とされる可能性があることです。3ターン目で動けないと、その後もズルズルと相手に干渉できずに墓地が整って敗北する可能性が増えるので、2枚以上あっても安易にマナに置かないようにしましょう。

白単絶十とはこちらが《ミラクル・ストップ》連射体制に入るか、あちらが《煌龍 サッヴァーク》《偽りの王 ナンバーナイン》を揃えるかの速度勝負となります。序盤から《ミラクル・ストップ》を唱えて相手を妨害できればかなり勝利に近づくことができます。また、覚えておくべきプレイングとして、《煌龍 サッヴァーク》の攻撃時に革命チェンジの宣言をすることで、あちらの《超煌ノ裁キ ダイヤモン将》などのキーカードをピンポイントで墓地に送り妨害することができます。逆に向こうもこちらのシールドを利用できるため注意が必要です。総合的に見れば五分五分くらいだと思います。

CS出場結果報告

紹介したロージアダンテを握って、12/20(金)の第57回YDM杯に出場してきました。

ルールは予選スイスドロー5回戦、上位16名で決勝トーナメントです。

1回戦目

後攻で相手はドロマーGRハンデスでした。

ここで初めて筆者はハンデスをすっかり忘れていたことに気づきました。

初動が引けなかった上、相手が5ターン目から《ファイナル・ストップ》を途切れることなく唱え続け、そのまま何もできず負けてしまいました。

0-1

2回戦目

後攻で相手は今回仮想的の一つにした赤青ジョーカーズミッツァイルでした。

筆者の4ターン目の時点で、相手が《BAKUOOON・ミッツァイル》を引けずに展開だけしていたので《ミラクル・ストップ》を唱えました。

相手は5ターン目にようやく《BAKUOOON・ミッツァイル》を引きましたが《「本日のラッキーナンバー!」》を封じられていたのでそのまま攻撃。

Sトリガーで《ヘブンズ・ゲート》が発動し、《龍聖霊 ウィズダムフェウス》、《アルカディア・スパーク》と繋いで防ぎ、返しのターンに《Dの天牢 ジェイルハウスロック》で全体除去に成功しました。

その後は《無双の縛り 達閃》でロックし、そのまま打点をそろえて勝利しました。

1-1

3回戦目

先行で相手はモルネクでした。

相手は5ターン目から《超戦龍覇 モルトNEXT》で攻撃してきました。

その後2ターンの間は耐えていたのですが、さばききれずにそのまま攻めきられてしまいました。

1-2

4回戦目

後攻で相手はドロマーハンデスでした。

《ケンザン・チャージャー》は撃てたものの繋がらず、《ファイナル・ストップ》を唱え続けられ、1戦目と同じく何もできませんでした。

1-3

5回戦目

先行で相手は大本命のシータミッツァイルでした。

3ターン目に《ケンザン・チャージャー》、4ターン目に《Dの天牢 ジェイルハウスロック》、5ターン目に《ドラゴンズ・サイン》から《真・龍覇 ヘブンズロージア》を出し、《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》をバトルゾーンへ。G0で《ミラクル・ストップ》を唱えて、終了時に《龍聖霊 ウィズダムフェウス》を出して《無双の縛り 達閃》を手札に加えるという理想の動きができました。

あとはそのままコントロールして最後は《煌龍 サッヴァーク》で殴りきりました。

2-3(予選落ち)

まとめ

ドロマーハンデスをすっかり忘れていたのは大問題でしたが、どっちみちハンデスを対策するとミッツァイルに勝てなくなっていたと思うので仕方ない気もしました。

何よりもモルネク戦では、覇権争いをしていた2年前と比べて、いとも簡単に突破されてしまい、悲しいような悔しいような気持ちになりました。

「ミッツァイルをメタると他に勝てなくなる」とはよく言ったものですね。

ただ、メタの対象としていたミッツァイル2種にはしっかり勝てたので、そこは良かったと思います。

まとめ

今回はミッツァイルに「は」勝てるロージアダンテを紹介しました。

《BAKUOOON・ミッツァイル》は来年の1月1日から殿堂入りする事が決まっているため、今となってはほぼ需要のないものになってしまいましたが、個人的にはかなりよくできた方だと思うので、記事にして投稿してみました。

来年からは《BAKUOOON・ミッツァイル》、《「本日のラッキーナンバー!」》が殿堂入りし、シールドトリガーでの受けが強くなるのでまた環境でロージアダンテを見ることも夢ではないと思います。

投稿期間が1月3日までのためその記事を書けないのは残念ですが、ロージアダンテ使いのみなさんは是非新年から使ってみてはいかがでしょうか?

ここまで読んでくださった方へ、ありがとうございました!


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