【DBC】一昔前の環境デッキ紹介記事

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【DBC】一昔前の環境デッキ紹介記事

目次

はじめに

こんにちは、ティーです!

今回は、「昔の環境デッキ」の解説をしていきたいと思います。

少し長めですが、楽しんでいただけると幸いです。

では、早速ですがデッキ紹介に移りたいと思います!

デッキレシピ


【ボルバルブルー】というデッキです。

このデッキは、2004年世界大会の優勝デッキです。

《無双竜機ボルバルザーク》

このデッキの切り札は、他でもない、コイツです。

デュエマでも有数の極悪カード。

では、解説の方を。

デッキ解説

まずはしっかりマナ加速!

自然デッキの基本中の基本です。

《シビレアシダケ》《青銅の鎧》で、マナを増やします。

マナを増やせなくても、《ラブ・エルフィン》を出せれば、《エナジー・ライト》《サイバー・ブレイン》などの強力呪文が低コストで唱えることができます。

次は手札を増やそう!

次は《エナジー・ライト》《サイバー・ブレイン》などのドローカードで手札を増やします。

手札を増やせば、選択肢も広がります。(当たり前ですが)

とにかく、十分にリソースを稼ぎます。

《無双竜機ボルバルザーク》、登場!一気にフィニッシュ!

十分なリソースが得られたら、《母なる大地》を唱え、マナから《無双竜機ボルバルザーク》を出します。

できるなら、二回目の《母なる大地》を唱え、《呪紋の化身》も出せるととてもいいです。

そのまま、《無双竜機ボルバルザーク》でW・ブレイクします。さらに小型クリーチャーがいれば、どんどん攻撃します。

追加ターン、このターン以内に勝たないと強制敗北してしまいます。

・・・心配することはありません。前のターン、《無双竜機ボルバルザーク》でシールドを割って相手のシールドは残り3枚。

バトルゾーンには《無双竜機ボルバルザーク》《呪紋の化身》

そこからさらに、《母なる大地》《ツインキャノン・ワイバーン》。(手札から出してもよい)

さらに多くの小型クリーチャー。

過剰打点、形成です。

そのまま、相手はS・トリガーを使えず負けを見届ける・・・

これが、当時環境トップデッキ【ボルバルブルー】です。

当時は強すぎて、大会のベスト16が全て【ボルバルブルー】ということもあったようです。

《無双竜機ボルバルザーク》の能力上、出てしまったら必ず勝敗が付きます。

当時の大会では、「相手より早く《無双竜機ボルバルザーク》を出す」ことが重視され、「ゲームの勝敗は、全て《無双竜機ボルバルザーク》が決める」という感じでした。

もちろん、そんな環境が長続きするはずはなく、2006年3月15日。《無双竜機ボルバルザーク》は、デュエマ初のプレミアム殿堂になりました。

果たして、彼が帰って来ることはあるのか・・・

今後に注目です。

それではそろそろ、次のデッキ紹介へ。

デッキレシピ


【ジョバンニスコール】です。

一言でこのデッキを説明すると、「ひどい」です。

このデッキをよく知らない方は、どんなデッキかがわかると、この意味がよくわかると思います。

天雷王機ジョバンニⅩ世

恐ろしいカード、です。本当に。

それでは早速、デッキ解説!

デッキ解説

2枚が揃えばほぼ勝ち確定!

先攻ターンで、手札に《天雷王機ジョバンニⅩ世》と、《ドリル・スコール》があれば、もう勝ちだと思っていいです。

「は?」と思った方もいると思います。

でも、それは事実です。

もちろん「必ず」ではありませんが、「ほぼ」勝ちです。

このデッキの目的は、《天雷王機ジョバンニⅩ世》の能力で《ドリル・スコール》を毎ターン使い、相手のマナを枯らすということです。

このデッキはループをするわけではありません。

「じゃあ、勝ち方は・・・?」

「ドロー。」

「ターンのはじめのドロー」です。

相手は何もできないまま、「ターンのはじめのドロー」で負けるのです。

「それじゃ【ジョバンニスコール】側も山札切れになるじゃん」

「マナ加速されたら終わりじゃん」(《ドリル・スコール》は自分のマナも巻き込むため)

「上手くコンボが決まらなくて、大型クリーチャーを早出し(もしくはタダ出し)されたらどうするの?」

「毎ターン《ドリル・スコール》打つための火マナはどうするの?」

それらの疑問は、次へ。

各優秀呪文で、「絶対に負けない」を作り出す!

まず、1つ目の疑問。

「【ジョバンニスコール】側も山札切れになるじゃん」

その問題は、このカードが解決してくれます。

釣れたのなんなんだろう?

《クルトの気合い釣り》です。このカードを《天雷王機ジョバンニⅩ世》で毎ターン使えば、自分の山札は減らず、相手の山札だけ減っていきます。

まさに、地獄ですね。

それと、こいつのおかげで他の問題も解決できます。

「毎ターン《ドリル・スコール》打つための火マナはどうするの?」

このカードで、自分の山札の上を固定することができます。

自分のターン。マナは火マナ一枚だとします。

ドローして、光のカードをマナに置いて、そのマナで《クルトの気合い釣り》を唱えます。

効果で、墓地にある呪文を一枚山札の上に置きます。

このとき、できれば光の呪文を置きます。

残っている1マナで《ドリル・スコール》を唱え、光のカードを墓地に置きます。

ターンの終わりに、《天雷王機ジョバンニⅩ世》の能力で、《ドリル・スコール》と《クルトの気合い釣り》を墓地から手札に戻します。

次のターン、山札の上に置いた光の呪文を引けば前のターンの手順に戻ります。

そうすることで、相手はターンのはじめに引いたカードをマナに置くことしかできません。

もちろん手札に残すこともできますが、使えなければ意味がありません。

次に、2つ目の疑問。

「マナ加速されたらどうするの?」

その疑問を解決してくれるのは・・・

1マナでマナ加速ができるカード。

《グローリー・ストーン》です。

このカード、条件はありますが1マナでマナ加速ができ、S・トリガーもついています。

このカードで、マナ加速に対応できます。

3つ目の疑問。

「革命チェンジや侵略などで大型クリーチャーを早出し(もしくはタダ出し)されたらどうするの?」

実はこの問題こそが、【ジョバンニスコール】の最大の問題でした。

しかし、それを見事解決する画期的なカードが現れました。

現代でも、数少ない光文明の除去カードとして広く使われています。

《オリオティス・ジャッジ》です。

大型クリーチャーだけでなく、小型クリーチャーをたくさん並べられても《ドリル・スコール》と合わせて全体除去としても使えるカードです。

このカードこそが、【ジョバンニスコール】を環境トップまで導いたカードなのです。

しかし《天雷王機ジョバンニⅩ世》は2017年2月26日にプレミアム殿堂入り。

彼の栄光の人生は幕を閉じたのです。

それでは、次へ。

デッキレシピ


《白緑メタリカ》というデッキです。

《ベイB ジャック》

「デュエマで、あなたの一番嫌いなカードは?」というアンケートをとったら、トップ10には入ると思う。

《ベイB ジャック》。このカードこそが、【白緑メタリカ】の切り札です。

では早速、デッキ解説へ。

デッキ解説

コスト軽減クリーチャーを並べ、《ベイB ジャック》を場へ!

このデッキに序盤にマナ加速ができるカードは入っていません。

そのため、クリーチャーを召喚するコストを減らせるクリーチャーを並べます。

その役を担うのは、《一番隊 クリスタ》です。

【白緑メタリカ】に必要不可欠なカードです。

このカードで、メタリカの召喚コストを減らします。

このクリーチャーをある程度並べてから《龍装者 バーナイン》を出したいですね。

ぜひとも、《ベイB ジャック》と合わせて使いたいカードです。

あとは《ベイB ジャック》をバトルゾーンに出す。これで準備完了です。

《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》降臨!一気にフィニッシュへ!

《一番隊 クリスタ》、《龍装者 バーナイン》、《ベイB ジャック》が揃ったら、フィニッシュに移ります。

《ベイB ジャック》の力を借り、バトルゾーンにとにかくたくさんのクリーチャーを並べます。

《一番隊 クリスタ》で軽減されたクリーチャーは《ベイB ジャック》の能力で即座にマナに変換され、《龍装者 バーナイン》でドロー。これを繰り返します。

ある程度バトルゾーンのクリーチャーがタップされてきたら、《攻守の天秤》を唱えます。

時々出てくる凶悪カード。【白緑メタリカ】において、3マナで《ボルバルザーク・エクス》出したようなものです。

その能力で、自分のクリーチャーを全てアンタップします。

アンタップしたクリーチャーは、《ベイB ジャック》の能力でマナとして「また」使えます。

そして、《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》を出して、エクストラウィンします。

このとき注意しなければいけないのが、「進化元のクリーチャーは全てアンタップしている」ということです。

知っている方が多いと思いますが、進化元のクリーチャーが一体でもタップしていたら、進化クリーチャーはタップされてバトルゾーンに出ます。

なので、そこだけ注意です。

まあ、《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》をタップ状態で出してから《攻守の天秤》を唱えてもいいのですがね。

これが【白緑メタリカ】です。

ですが、強すぎました。

「バトルゾーンのクリーチャーをマナにできるだと!?しかもコスト1だと・・・」

ということで、《ベイB ジャック》はプレミアム殿堂の名簿にその名を連ねることとなりました。

彼がまた環境を荒らす日は訪れるのか、それとも永久に叶わぬ夢なのか・・・

殿堂発表が楽しみです。(ヴォルグを返してくれ)

では次へ。

デッキレシピ


【オプティマスループ】というデッキです。

《常勝ディス・オプティマス》

「常勝」っていう名前がかっこいい。当時、実際に大会で「常」に「勝」っていたんでしょうね。

《常勝ディス・オプティマス》

デッキ名からもわかるように、このデッキのキーカードです。

では、解説の方へ。

デッキ解説

3枚のカードを駆使して、無限にマナ加速!

このデッキは、《常勝ディス・オプティマス》のスペース・チャージを使って、相手の山札を0にするループデッキです。

初動は《フェアリー・ライフ》《薫風妖精コートニー》からの《妖精の裏技ラララ・ライフ》です。

マナを伸ばし、《常勝ディス・オプティマス》を召喚します。

G・ゼロで《妖精の裏技ラララ・ライフ》を唱えたら、ループの幕開けです。

《妖精の裏技ラララ・ライフ》で山札から一枚、マナに置きます。

《薫風妖精コートニー》の能力で全てのマナのカードが全文明を得ているので、どんなカードがマナに置かれても、《常勝ディス・オプティマス》のスペース・チャージ:光が発動します。

今唱えた、《妖精の裏技ラララ・ライフ》を手札に戻します。

これで、第一のループ証明が完了しました。

これを繰り返すことで、マナを無限に増やすことができます。

マナをある程度増やしたら、次へ。

無限ループで、一気に勝利へ!

マナが十分たまったら、《術英雄 チュレンテンホウ》を召喚します。

そして、《セイレーン・コンチェルト》を唱えます。

マナから一枚回収、手札を一枚マナヘ。

このときもまた、《常勝ディス・オプティマス》のスペース・チャージが発動します。効果で、任意の呪文を墓地から手札に。

《術英雄 チュレンテンホウ》の能力で、《セイレーン・コンチェルト》をもう一度唱えます。

ここでもスペース・チャージが発動し、《セイレーン・コンチェルト》を回収します。

ループ証明、完了です。

これを繰り返すことで、マナを無限にアンタップし、無限に呪文を唱えることができます。

ここで、《アルカディア・スパーク》の登場です。

《アルカディア・スパーク》を無限に唱えて、相手の山札を0にします。

ループパーツが揃わなくても《常勝ディス・オプティマス》のスペース・チャージ:水で盾を探したり、《陰陽の舞》で墓地に送ってスペース・チャージで回収することができるという、小回りの利くデッキです。

これが、【オプティマスループ】です。

しかし彼は2017年2月26日に殿堂へ・・・

しかし、彼の活躍は止まりませんでした。

《水上第九院 シャコガイル》型などの数々のリペアが生まれ、大会での上位入賞も果たしています。

まだまだ現役、とも十分に言えるデッキです。

では、最後のデッキ解説に。

デッキレシピ


【赤青バスター】です。

《蒼き団長 ドギラゴン剣》が殿堂入りした今でも、ファンが多いデッキですね。

《蒼き団長 ドギラゴン剣》

かっこいいし、そして何より強い!

《蒼き団長 ドギラゴン剣》です。

もちろんこのカードが切り札なのですが、【赤青バスター】の魅力はこれだけではありません。

それでは、解説を。

デッキ解説

まずは手札補充&メタクリーチャー召喚!

序盤は、《熱湯グレンニャー》や《タイム1 ドレミ》、《月光電人オボロカゲロウ》などで手札を整えます。

そして、余裕があれば《異端流し オニカマス》を召喚します。

しかし、《異端流し オニカマス》より優先すべきクリーチャーは・・・

今でも大活躍を見せるカードですよね。

《“龍装”チュリス》です。

一見普通に見えるこのカード、なんと3ターン目に《蒼き団長 ドギラゴン剣》に革命チェンジすることができます。

このカードのおかげで、《蒼き団長 ドギラゴン剣》のデッキは多くの型で活躍したと言っても過言ではありません。

最近は入っていない場合もありますが、強いことに変わりはないです。

《“龍装”チュリス》から《蒼き団長 ドギラゴン剣》を出したら、早くもフィニッシュに入ります。

《蒼き団長 ドギラゴン剣》から大量にクリーチャーを展開!

《蒼き団長 ドギラゴン剣》のファイナル革命で、多色クリーチャーをコスト6以下になるように好きな数マナまたは手札から出します。

《蒼き団長 ドギラゴン剣》の能力で多色クリーチャーは全てスピードアタッカーを得ているので、そのまま相手に殴りかかります。

《龍装者 バルチュリス》などの力を借り、殴り切るのが目標です。

邪魔なクリーチャーがいる場合は、《ゼンメツー・スクラッパー》《ドンドン吸い込むナウ》、《“乱振”舞神 G・W・D》などで除去してから革命チェンジしましょう。

《蒼き団長 ドギラゴン剣》で出したいクリーチャーランキング!(個人差があります)

第三位:《熱湯グレンニャー》または《タイム1 ドレミ》

普通に出しても強い。
色的になかなか手札からは出せないが、強い。

手札を増やしながら打点を形成できるので、なかなか強いです。

最大3体出せるので、数で攻めたければ出しますが、時々マナがなくなるので一応注意です。

第2位:《音精 ラフルル》

プレミアム殿堂入り。お疲れ様でした。

簡単に呪文を止められるので、オススメです。

ただ、打点は多くないので、踏んだらまずいトリガーがある場合によく出します。

《熱湯グレンニャー》や《タイム1 ドレミ》から革命チェンジすることもできるので、順位が変動することが多いですが、革命チェンジは手札にないといけないため、今回は2位にしました。

第1位:《勝利のアパッチ・ウララー》

殿堂解除おめでとう!

堂々の1位です。

相手の手札1枚を見ることができ、サイキック・クリーチャーまで出せます。

《蒼き団長 ドギラゴン剣》から出すと、本当に強いです。

ここでは【赤青バスター】の場合のランキングを紹介しましたが、他の型だと主に《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》などが上がります。

殿堂ですが、一枚でも十分の強さを発揮します。

終わりに

いかがでしたか?

昔の環境を知るのはとても楽しいと、書いてて思いました。

《BAKUOOON・ミッツアイル》が殿堂入りし、すでに新たな環境の幕が上がっています。

これからもデュエマを楽しんでいきたいですね。

なにか質問とか感想とかがありましたら、下のコメントのところに書いてもらえると嬉しいです。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

さようなら。


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