あなたは知ることになるだろう…
Duel Masters Play's
そのタイトルに込められた本当の意味を…
目次
はじめに
冒頭で撒いておいた伏線は後で回収いたします。最後まで読んでくれた方へのプレゼントです。
どうも、みんなのアイドルNaOHです。自我を犠牲に記事を書いている変なアルカリです。
好きな漫画が最終回を迎えてしまった悲しみに耐えられず、著者近影はこんな感じです。
ええ…本記事なのですが、実はトレカライターコロシアムに出す予定…でした。
※なんでも、ガチまとめ運営さん曰く、今回のトレカライターコロシアムではデュエプレ記事は受け付けないということだったので、トレカライターガーデンで公開することになりました。
まあ売名行為になるからいいか…(本音)
ネタを思いついてしまったライターの"書きたい"という情動は何物にも止められないのです(建前)
さて、わたくしはガチまとめにて、以下のような記事を3部作にして公開しております。
本作が気に入った皆さんは…この三部作にも目を通していただけると幸いです。
本作はこの三部作の締めにあたる部分で、デュエプレを使ってわたくしがデッキビルディングを行っている様子を《お届け!スタートデッキ》していく…まさに画竜点睛というに相応しいコンテンツにしていくつもりです!
…では、本論行きます。アユレディ?
不亜幽はどんなデュエルを行ったか?
今回作成するのは、もちろんおもちゃデッキ!
そのコンセプトは、コミックス原作で、不亜幽が使用したデッキに近いものを作成することです。
アプリに実装された不亜幽より原作に忠実な構成にしていきたいと思います。
※原作はコロコロオンラインで読むことができます。…が、直接リンクを貼ってしまうと著作権的にマズい気がするので、気になった方は各自Yahoo!でググってください。(ポ○モン矛×盾)
では、原作で不亜幽が実際に行ったデュエルを簡単に説明いたします。なんでも、"血で血を洗うドラゴン対決"らしいです。
1 ドラゴノイド速攻を仕掛ける。
2 《恐怖の影スクリーム・アサシン》でファイアー・バードたちを惨殺する。
※「デュエルにクズは不要」という旨の発言あり。
3 《ボルシャック・ドラゴン》に対して《ボルシャック・ドラゴン》で対抗する。
4 シールド・トリガーによる厚い守りを見せる。
※「私の計算では3枚中2枚はシールド・トリガー。」確率論には明るくないようですね…実際に《デーモン・ハンド》《バースト・ショット》が埋まっていました。
5 《ボルシャック・ドラゴン》 から進化した《超神龍アブゾ・ドルバ》がパワー19000の化け物になる。
※《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》がスピードアタッカーになって襲ってきて敗北。
…こうして列挙すると、どんなカードを採用すべきなのか…大体見えてきますね。
強化された切り札
デュエプレでは、不亜幽が使用したカードの一部にバフがかかっています。
《超神龍アブゾ・ドルバ》
【 進化クリーチャー 】
種族 ドラゴン・ゾンビ / 文明 闇 / パワー11000+ / コスト6
進化-自分のドラゴン1体の上に置く。
このクリーチャーがバトルゾーンにある間、このクリーチャーのパワーは自分の墓地にあるクリーチャー1体につき+2000される。
T(トリプル)・ブレイカー(シールドを攻撃したとき、このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
↓
【 進化クリーチャー 】
種族 ドラゴン・ゾンビ / 文明 闇 / パワー11000+ / コスト6
進化-自分のドラゴン1体の上に置く。
このクリーチャーがバトルゾーンにある間、このクリーチャーのパワーは自分の墓地にあるクリーチャー1体につき+2000される。
パワード・ブレイカー(このクリーチャーはパワーが6000ごとにシールドを1枚追加でブレイクする)
これは大きい違いです。このバフにより、 《超神龍アブゾ・ドルバ》 は相手のシールドを平気で4~5枚割る浪漫砲に変貌したのです。
《恐怖の影スクリーム・アサシン》
【 クリーチャー 】
種族 ゴースト / 文明 闇 / パワー4000 / コスト6
このクリーチャーがバトルゾーンにある間、自分のドラゴンまたはドラゴノイドがバトルゾーンに出たとき、バトルゾーンにあるパワーの一番小さいクリーチャーを1体選び、持ち主の墓地に置く。
↓
【 クリーチャー 】
種族 ゴースト / 文明 闇 / パワー3000 / コスト6
このクリーチャーがバトルゾーンにある間、自分のドラゴンまたはドラゴノイドがバトルゾーンに出たとき、相手のバトルゾーンにあるパワーの一番小さいクリーチャーを1体をランダムで選び、持ち主の墓地に置く。
…これも大幅強化です。パワーは低下しましたが、自身の効果で自滅するというあっけない退場の仕方をしなくなり、黒いファイアー・バードのような性能へと変貌しました。
まあ、コストが重くてやや使いにくいのですが…
その他にも、《黒神龍ゾルヴェール》が追加されていたり、《ボルテール・ドラゴン》が全く別のカードになっていたりと、地味に優遇されていますね。
はじめにすべきこと
…そうですね。分かっています。
まず、プレイヤーネームを不亜幽に変更します。
ちーがーうーだーろー!形から入るタイプか!やっぱりアホアホだな!
(フレンドの皆さん。この記事をご覧でしたら…お察しください。)
わたくしが本当に行うべきなのは、デッキビルディングです!
とりあえず、コンセプトが不亜幽戦の再現である以上、採用するカードもある程度目星がついています。ですからホイッと構想は完成しました。
※尚、デッキに持たせられる機能には限度があり、ドラゴノイドによる速攻までは再現するのは難しいと判断し、代わりに 《超神龍アブゾ・ドルバ》 をバックアップする墓地肥やしを軸となる機能に設定いたしました。
…では次に、目標となるデッキの出力を決めます。
わたくしは例の三部作で、
まさか、お使いの端末に喜々としてバールのようなものを叩きつける読者さんはいらっしゃいませんよね…?それは、その端末が、そもそもその衝撃に耐えうる強度を持って設計されてはいないことをご存知だからです。…賢明ですね。これと同じことがデッキにも言えるわけです。
https://gachi-matome.com/p-dm-clm-twc5th-11/
…このような例え話をしました。ですから始めから、このデッキはランクマッチという、《アストラル・リーフ》がひしめき合う魔境での運用を前提としては設計しません。
カジュアルマッチで楽しく遊べる程度の出力を目指して作成します。
…あ、未所持のカードは生成しておきますね。
調整!試練の塔
まずは試練の塔3Fのエレナさんに挑戦します。理由は光の加護の称号が欲しいからチュートリアル用のNPCだからです。
ここで回らなかったら、デッキ自体がそもそもマトモに機能しない欠陥品であるということになります。まずは粗を探し、埋め立てます。
実際にプレイしたら以下のような結果になりました。
うん、この盤面だー!
とはいえ早速粗が見つかりました。
1、火文明比率が低く、色事故のリスクがある。
2、クリーチャー比率が低く、 《超神龍アブゾ・ドルバ》 のパワーが思ったほど伸びない。
3、2~3コストのカードが少なく、序盤の動きが弱い。
以上の粗を(気持ち)埋め立てたのが以下の構築です。これでカジュアルマッチに挑みますわ!
思いがけない戦果
先ほどのプレイによって、デッキがマトモに回るか確認を終えました。
では、次はいよいよカジュアルマッチです。
※因みに対戦を行ったのは不亜幽の実装が決まる直前の3/26日です。記事書きためてんなコイツ。
勝つことだけでなく、《超神龍アブゾ・ドルバ》 のシールドブレイクが通ることも目標にしますね。
いざ尋常に、参る!(対戦よろしくお願いします。)
実際の戦績です。
1試合目 【青緑t白リーフ】 勝ち
(《恐怖の影スクリーム・アサシン》で盤面処理していたら 《超神龍アブゾ・ドルバ》 着地と同時に投了されたので、スクリーンショットは取れませんでした。)
2試合目 【青緑リーフ】 勝ち
うん、このバーンメアー!(2回目)
上記のスクリーンショットのような結果になりました。
2度の【青緑リーフ】との試合で、どちらも相手が、《アストラル・リーフ》の着地が上手くできていなかったようですが、意外と実戦でも戦えるというデータが取れました。
思いがけない戦果です!
これを人は結果論と呼びます。
《マグマ・ティラノス》の刺さりが非常に良かったですね。
調子に乗って3試合目 【アクアンブラック】 負け
4試合目 【アクアンホワイト(ガーディアン)】 負け
進化元を潰され続けるとあっけないものです。もうちょっと密に寄せた構築の方が良かったかもしれませんが、今回はシールド・トリガーを厚くしなければならなかったので致し方ありませんわね…
5試合目 【デアリガズテンペスト】 勝ち
これはシールド・トリガーに助けられました。
相手の《超神龍 バイラス・テンペスト》が先に襲ってきました。
…が、シールドからは《デーモン・ハンド》《ボルテール・ドラゴン》《プライマル・スクリーム》!
《超神龍アブゾ・ドルバ》で殴り返しを決め、最終的には以下のような盤面になりました。
…これぞ、不亜幽!
…とはいえ 、それ以降もプレイを重ねるうち、改善点が浮き彫りになってきました。
1、シールド・トリガーを多めに採用すると、クリーチャー比率が減少するので、 《超神龍アブゾ・ドルバ》 のパワーが伸びにくくなる傾向がありました。
2、また、 《超神龍アブゾ・ドルバ》 以降の後続が弱く、除去されてしまってからの立て直しが困難な印象も受けました。コントロール系にはすこぶる弱いです。リソースがほぼ伸びませんからね。
ですから、改善策として、序盤に《飛行男》でシールドをある程度削っておき、《飛行男》を相手が潰しに来たところにハンデスを当てて相手の除去能力を奪おうと考え、やや構築を変更しました。
序盤の動きの弱さも 《飛行男》 で解消できているので、火文明はスタートカラーではないと位置付けて、枚数が控えめでも問題ないと判断し、以下のような構成になりました。
ラストバトル!不亜幽vs不亜幽!
なんとありがたいことに、運営自ら不亜幽を実装してくれたので、これはもうミラーマッチを申し込むしかありません!
試練の塔で彼女とデュエットデュエルができるので早速挑戦します。
不亜幽vs不亜幽!勝つのは不亜幽なのかそれとも不亜幽なのか…!?これは分かりませんね!
勝ったほうが本物です!お互い負けられません!
※因みに相手のデッキは【クローシスアブゾドルバ】。原作では描写がなかった水文明を搭載しており、安定感が抜群に増しています。
では、試合の模様をダイジェストでお届けします。
序盤
こちらが《飛行男》、相手が《ブラッディ・イヤリング》を召喚しました。攻撃を仕掛けたところブロックされたので、相打ちとなり、ついでにハンデスができました。
さらにこちらは、2体目の《飛行男》でシールドを果敢にブレイクしました。(《超神龍アブゾ・ドルバ》での5枚ブレイクは現実味に欠けるとの判断によるプレイ。)
結果、シールド・トリガーで《デーモン・ハンド》を踏み、そのまま除去されました。これによって2回のハンデスに成功し、相手の動きに明確な隙が生まれました。
中盤
序盤に生まれた隙を利用し、 《恐怖の影スクリーム・アサシン》 を着地させました。相手は《アクアン》 《黒神龍ゾルヴェール》 でリソースを回復させ、 《超神龍アブゾ・ドルバ》 の召喚への布石を撒いてきました。
しかし、こちらは 《黒神龍ゾルヴェール》 《ボルシャック・ドラゴン》を立て続けに召喚し、 誘発した《恐怖の影スクリーム・アサシン》 の除去能力で進化元を次々潰していきました。
終盤
これで形勢はこちらに傾いています!
《ボルシャック・ドラゴン》 を 《超神龍アブゾ・ドルバ》 に…進化!
このまま攻撃を通して、一気に勝負を決めに行きました。盤面は大体こんな感じです。
《デーモン・ハンド》を踏んだので 《黒神龍ゾルヴェール》 はお亡くなりになっていますが…なんやかんやでこのまま押し切って勝利です。
…と、いうわけで、無事勝利を収めたので、わたくしが本物の不亜幽ですわ!オホホホ!ヒャ―ハッハッハ!
NaOHさんは自我が混濁してしまい、不亜幽という人格に乗っ取られたのでした。めでたしめでたし。
あとがき
本セクションでは、わたくしが不亜幽に変化していく様実際にデッキビルディングを行っている様を見ていきました。
原作再現というコンセプトがあったため、構想や骨組を作るプロセスは割とざっくりクリアできました。
その後に続く調整の部分…中でも、デッキの粗を探し埋め立てていくプロセスを実体験を元に綴っていきました。
アプリがあると盤面の状況を視覚的に伝えられるので便利ですね。
…さて、冒頭で述べた、 Duel Masters Play's のタイトルに込められた意味ですが…
複数形を表す 's がついているのは、「デュエル・マスターズの遊び方は1つではない」というニュアンスを込めるため…らしいです。
デュエプレでは、ランクマッチが盛んに行われ、プレイヤー同士が頂点を目指し競い合う場が提供されている一方で、シティバトル等の、対人戦以外のコンテンツも充実しつつあります。
その中で、原作の再現デッキを作り原作キャラと戦う…といったクレイジーなやや特殊な遊び方もできてしまうのです。
…その、遊び方の多様性を伝えたいがために、今回は敢えてデュエプレを題材として使用した記事を執筆致しました。(流行り病で大会に出られないからじゃないですわ!)
もちろん、 「デュエル・マスターズの遊び方は1つではない」 ということは、実物のカードでも同じように言えます。
大会で上位入賞を狙うといった遊び方も存在しますが、それは デュエル・マスターズ というコンテンツの持つ側面の1つでしかありません。
たまにはこうして、"おもちゃデッキ"を回して遊んでみましょう!
そうして得られるものは虚無ではありません。驚きと発見に満ちているはずです!
カードの農園を往く旅路は、我々に多くの実りを与えてくれるのです。
出典 公式カードリスト
そもそも、デュエル・マスターズカードは、玩具として発売されているのですよ…?めいっぱい遊びつくして何がいけないんでしょうか…!?
以上をもって、【夢を、夢で終わらせない。】シリーズは今度こそ完結いたしました。
ここまで読んで下さった皆さんは最早、猛者というより信者です!教祖として、信者には最大限の敬意をもって接していかねば…
けいけんなしんじゃをふやして、あるかりきょーだんがせかいせーふくをするのだ!
本記事をお読みで、過去記事を未読の方は、是非とも 【夢を、夢で終わらせない。】 シリーズに目を通してくださると幸いです。もともと本記事の目的は、このシリーズに画竜点睛を行うことですからね。
構想編 骨組編 調整編 3つともリンクを貼っておきましたので、100億万回読んで下さい!
その後皆さんが何を押すべきなのか…それはもう言わずとも分かるでしょう。
(因みに次回作の構想は固まっていません。…が、それはいつものことです。わたくしはきっとまたいつかひょっこりと現れて記事の投稿を行うでしょうね…)
最後に、トレカライターガーデンという場を提供して下さったカーナベルのスタッフの方々と、そして何より、わたくしの記事に目を通してくださった全国の読者の方々に無上の感謝を述べさせていただきます。
今回はここで筆を置かせていただきます。それではまた機会があればお会いしましょう。アデューですわ!
デュエプレでマッチングするかもしれませんね…