【過去デッキ解説】デイガドラグナーの回し方、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【2020年8月期】

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【過去デッキ解説】デイガドラグナーの回し方、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【2020年8月期】

はじめに

8月22日に発売されたクロニクル最終決戦デッキによって、殿堂環境が大きく動きました。

今回は龍魂紅蓮譚の方で新しいデッキ構築が可能になった【デイガドラグナー】を解説していきます。

新進気鋭のデッキということで、採用カード・採用候補カード・回し方の解説等に力を入れて執筆しました。是非最後までお付き合いください。

また、デッキを組みたくなった方はそのまま【デイガドラグナー】カードをまとめて購入することもできます!

当日の15時までにご注文頂ければ、即日発送で【デイガドラグナー】のデッキパーツをお届けします。

全国プレイヤーのドラえもんさんが圧倒的情報量でお届けする【デイガドラグナー】解説記事をご覧ください!(担当H)

目次

【デイガドラグナー】 の特徴

クロニクル最終決戦デッキから数多くのドラグナーが登場しました。

そもそもドラグナーとはどういうカードかというと、「場に出た時(たまにそれ以外の時もある)に、超次元ゾーンからドラグハートを場に出すカード」のことです。

新登場した軽量ドラグナーと《爆熱剣バトライ刃》を使い、早い段階でドラグナーとドラグハートを複数並べるor大型ドラゴンの踏み倒しを狙うのが【デイガドラグナー】の特徴です。

今までのドラグナーデッキと言えば6~7コストのドラグナーが切り札、といった感じでしたが、このデッキは軽量ドラグナーが中心という点が新感覚ですね。

軽量ドラグナーを多く採用し、かつ、《ヘブンズ・フォース》のようなカードで速度面をサポートしているため、デッキとしては速攻~ミッドレンジの速いデッキとなっています。


【デイガドラグナー】 のデッキレシピ

それでは、まずはデッキレシピです。今回は自分のサンプルレシピとともに 【デイガドラグナー】 を紐解いていきます。

デッキの確定枠


自分の考える確定枠はこれらですが、《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》以外はクロニクルデッキで新登場したカードですね。

後に詳しく解説しますが、初動となるドラグナー、中盤を支えるドラグナー、これら2種類のドラグナーが、この20枚の確定枠だと自分は考えています。

フィニッシャーとなるドラグナーについて(《最終龍覇 グレンモルト》等)についてはデッキの色バランスと相談になります。

残りの空いている枠には、環境に合わせたメタカード、ST、相性の良い自分の動きを強くしてくれるカード等を入れていくことになります。

デッキレシピ


今回のサンプルレシピでは、フィニッシャーとなるドラグナーであり、マナに置いた時に色として優秀な《最終龍覇 グレンモルト》を採用しています。

手札から出すことは難しいですが、《爆熱剣 バトライ刃》を生かして踏み倒しを狙います。

自分の動きを強めてくれる《ヘブンズ・フォース》《雷龍 ヴァリヴァリウス》も採用しています。前者は序盤に、後者は終盤の動きを強くしてくれるでしょう。

また、《雷龍 ヴァリヴァリウス》と相性が良く、フィニッシャーとなるドラグナーとしても数える事の出来る《最終龍覇 ロージア》、《最終龍覇 ボロフ》の2種類も採用しました。

【デイガドラグナー】 のカード解説

ドラグハート

まずは採用されているドラグハート6種類を見ていきましょう。

前提ですが、このデッキでは光・闇・火のドラグハートウエポンが優先して採用されます。理由は、《龍覇龍デッドマン=ザ=オリジン》以外のドラグナーからだすことの出来るドラグハートがそれらに限られるからです。

【 クリーチャー 】
種族 ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 光/闇/火 / パワー3000 / コスト3

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト3以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)

メインドラグナーの効果はしっかり理解しよう!(担当H)

また、小型のドラグナーを多く採用する構築では、3コスト以下のドラグハートの枚数が多いほど強いです。

4コスト以上のドラグハートはゲームの終盤でしか使いませんが、3コスト以下のものはゲーム中ずっと使っていくからです。

それではそれぞれのドラグハートを見ていきましょう。


《銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ》

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト4

■これを装備したクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。
■龍解:自分のクリーチャーが攻撃する時、そのターン2度目のクリーチャー攻撃であれば、攻撃の後、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。 

龍解後
カード名:熱血星龍 ガイギンガ
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:9000+
コスト:7マナ
マナ:-
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが龍解した時、相手のパワー7000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■バトル中、このクリーチャーのパワーは+4000される。
■相手がこのクリーチャーを選んだ時、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。

呼び出すことの出来るドラグナーは

  • 《最終龍覇 グレンモルト》
  • 《最終龍覇 ボロフ》
  • 《最終龍覇 ロージア》
  • 《「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》

の4種類。大型のドラグナーに装備出来るこのデッキのフィニッシャーです。

2回目の攻撃の終わりに龍解するので、相手のST等の処理が終わった後に龍解させることになります。これを生かして《閃光の守護者ホーリー》のようなトリガーをケアすることが可能です。

ただし、2回目の攻撃中に出た《銀河大剣 ガイハート》は龍解させることが出来ないことには注意しないといけません。

例えば《爆熱剣 バトライ刃》を装備した《龍覇 グレンアイラ》の攻撃時に、《最終龍覇 グレンモルト》を踏み倒したとします。

この時、この攻撃がそのターンの1回目なら《銀河大剣 ガイハート》を装備させると次の2回目の攻撃で龍解が可能です。しかし、《龍覇 グレンアイラ》攻撃が2回目以降の攻撃だと、そのターン中は《銀河大剣 ガイハート》を龍解させることは出来ません。

俗にいう「タイミングを逃している」って状況ですね!2体目のクリーチャーが攻撃するとき、既に場にあるガイハートしか龍解できないよ!(担当H)

今回は1枚のみの採用ですが、4ターン目に《「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》をプレイするルートにおいて2枚採用しているとプランの幅が広がります。そのため、2枚目の採用も検討する余地があります。


《将龍剣 ガイアール / 猛烈将龍 ガイバーン》

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト4

■このドラグハートをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体、選んでもよい。そのクリーチャーとこのドラグハートを装備したクリーチャーとバトルさせる。
■龍解:自分のガイアール・コマンド・ドラゴンまたは名前に《ガイアール》を持つクリーチャーが攻撃する時、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す) 

龍解後
カード名:猛烈将龍 ガイバーン
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:9000
コスト:7マナ
マナ:-
■このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする) 

呼び出すことのできるドラグナーは《銀河大剣ガイハート》の時と同じです。

《最終龍覇 グレンモルト》に装備すれば、ほぼ全てのクリーチャーを討ち取ることが出来ますし、STとして出した《最終龍覇 ロージア》に装備すれば相手の打点を2つ押さえ込むことが可能になったりと便利です。

ただ、便利ではありますが相手に押されているときに使うカードなので、対応力は上がりますが自分の動きを高めてくれるカードではありません。

対応力よりパワーを重視するならば、2枚目の《銀河大剣 ガイハート》にするのも良いでしょう。

余談ですが、このデッキの火のドラゴンの多くは「ガイアール・コマンド・ドラゴン」なので龍解は非常に簡単です。(ただしスピードアタッカーもちではないことに注意)


《爆熱剣 バトライ刃/爆熱天守 バトライ閣/爆熱DX バトライ武神》

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト3

■これを装備したクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せてもよい。それが進化でないドラゴンか進化でないヒューマノイドであれば、バトルゾーンに出す。それ以外なら山札の一番下に置く。
■これを装備したクリーチャーは攻撃されない。
■龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、ドラゴンをバトルゾーンに出していれば、ターンの終わりにこのカードをフォートレス側に裏返してもよい。 

カード名:爆熱天守 バトライ閣
カードの種類:ドラグハート・フォートレス
文明:火
コスト:5マナ
マナ:-
■自分の火のドラゴンまたは火のヒューマノイドが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せてもよい。それが進化ではないドラゴンまたは進化ではないヒューマノイドであれば、バトルゾーンに出す。それ以外なら、自分の山札の一番下に置く。
■龍解:自分のターン中、ドラゴンをバトルゾーンに出した時、それがそのターンに出す最初のドラゴンでなければ、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。 

カード名:爆熱DX バトライ武神
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:12000
コスト:8マナ
マナ:-
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中の進化ではないドラゴンと進化ではないヒューマノイドをすべてバトルゾーンに出す。こうして見せたカードが3枚ともドラゴンであれば、そのターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
■龍回避―このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりにフォートレス側に裏返す。

これ以降に紹介するドラグハートウエポンは、このデッキに採用されている全てのドラグナーから呼び出すことが可能です。

《爆熱剣 バトライ刃》はこのデッキの中でも特に使用頻度の高いドラグハートです。

攻撃時にデッキトップからドラゴンorヒューマノイドを踏み倒す効果も強力ですが、攻撃されない効果も重要です。

3,4ターン目に連続で召喚したドラグナーの両方に《爆熱剣 バトライ刃》を装備させることで、殴り返されない場持ちの良い盤面を作るという動きをよくします。

そういった動きをしたいことから、2枚あるのと1枚しかないのとでは大きな違いがあるので、確実に2枚は採用したいカードです。

また、ウエポンからフォートレスへ、フォートレスからクリーチャーへの龍解はどちらも任意です。メインデッキの採用カードで詳しく話しますが、敢えて龍解させないタイミングも存在します。


《始まりの龍装具 ビギニング・スタート/終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド》

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 光/闇/火 / コスト3

■これを装備したクリーチャーが光なら「ブロッカー」を、闇なら「スレイヤー」を与え、火なら、バトル中のパワーを+2000する。
■自分のドラグナーすべての召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、自分の他のドラグハートをバトルゾーンに出していれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。

龍解後
カード名:終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光/闇/火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン/エンジェル・コマンド・ドラゴン/デーモン・コマンド・ドラゴン
パワー:7000+
コスト:5

■ブロッカー
■スレイヤー
■W・ブレイカー
■バトル中、このクリーチャーのパワーを+2000する。
■自分のドラグナーすべての召喚コストを最大2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。

《爆熱剣 バトライ刃》と同じく序盤に出すことの多いドラグハートで、どちらをつけるのが良いかをよく考えないといけないカードです。

基本的には、相手にとって嫌な方を優先して装備させていきます。【アナカラーデッドダムド】のようなマッハファイターが入った相手には《爆熱剣 バトライ刃》が有効ですし、《“必駆”蛮触礼亞》を使う相手には、こちらのスレイヤー付与効果が光ります。

複数採用することで、連続で軽減を立てて手札からの《最終龍覇 グレンモルト》を狙うプランが取れるようになります。


《無敵剣 プロト・ギガハート/最強龍 オウギンガ・ゼロ》

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト2

■龍解:相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、これを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、離れるかわりにこのドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)

龍解後
カード名:最強龍 オウギンガ・ゼロ
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン 
パワー:9000+
コスト:7マナ
マナ:-
■バトル中、このクリーチャーのパワーは+4000される。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)

相手のクリーチャー、呪文による効果から1度だけ自分のクリーチャーを守る能力です。

《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》との相性が良いカードで、侵略の性質上シールドブレイクせざるを得ない状況が多々ありますが、その時に践むかもしれないSTをある程度ケアすることが出来ます。

また、相手の場に《奇石ミクセル》や《ポクチンちん》のようなメタカードがある状況でも《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》を侵略させることが出来るようにもなります。

注意しなくてはならないのが、《灰になるほどヒート》のようなバトル効果(バトルによる除去)への耐性はないことです。


《龍魂教会 ホワイティ》

【 ドラグハート・フォートレス 】
文明 光 / コスト3

■このドラグハートをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップされない。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)

このデッキ唯一のドラグハートフォートレスで、《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》からしか場に出すことは出来ません。

後述の展開パターンの項で説明しますが、これがあることによって《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》で強気に攻撃するプレイが取りやすくなります。

【アナカラーデッドダムド】や《タイク・タイソンズ》を採用しているデッキなど、最近よく見かけるデッキに対して有効に使えるカードなので今は採用していますが、環境次第で他のカードと入れ替えても構いません。

初動となる小型ドラグナー

《爆龍覇 リンクウッド/「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》

【 ツインパクトカード 】
種族 ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 火 / パワー2000 / コスト2

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがドラグナーまたはドラゴンなら、手札に加える。

呪文
カード名:「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」
文明:火
コスト:4マナ

■自分のクリーチャーを1体選ぶ。その後、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト4以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンから、その選んだクリーチャーに装備してバトルゾーンに出す。

このデッキで最も軽いドラグナーですが、クリーチャー面はドラグハートを展開することは出来ません。

しかし、2コストと軽いこのカードは《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》の侵略元として活躍します。

勿論《龍覇龍デッドマン=ザ=オリジン》を引けなかった場合でも2コストで1枚ドロー出来るクリーチャー面は強力です。サンプルリストでは《ヘブンズ・フォース》以外のカードは手札に加えることの出来るカードです。

クリーチャー面が非常に優秀なカードなので、基本的にはクリーチャーとして序盤はプレイし、終盤にトップデックした場合には呪文として使うカードですが、場合によっては序盤から呪文として使う為にキープします。

たとえば以下のような場合

  • 4ターン目に《爆熱剣バトライ刃》を2枚装備した《龍覇グレンアイラ》で攻撃したい場合
  • 3ターン目までに2体クリーチャーを展開出来る手札で、かつ、相手が《熱血星龍ガイギンガ》を処理できないデッキの場合

こういうように、相手と手札に応じて考えていくのが、このデッキの基本です。どういった展開パターンがあるかについては回し方の項でより詳しく解説していきます。


《龍覇 グレンアイラ》

【 クリーチャー 】
種族 ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 光/闇/火 / パワー3000 / コスト3

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト3以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)

主に装備するのは《爆熱剣バトライ刃》、《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》のどちらかになります。

《爆熱剣バトライ刃》は、次のターンに積極的に仕掛けていきたい場合や、「攻撃されない効果」を生かしたい時に装備します。

《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》は、コスト軽減を生かして長い目線でプランを考え、大きなアドバンテージを得られる時に装備します。

また、ブロッカー、スレイヤー、バトル時パワー+2000のいずれかが、有効に使える相手に対しても積極的に使っていきます。

この2種類のどちらを選択するべきか、というのがこのデッキを使う上で最初に頭を悩ませる部分です。たまに、《無敵剣プロト・ギガハート》も選択肢に入るかもしれません。

多色のせいで軽減効果の恩恵を得ることが出来ず、基本的には3ターン目以外にはプレイすることは少ないですが、色はとても優秀なカードです。そのため複数枚引いた場合には早めにマナに置いても大丈夫です。

中盤を支える中型ドラグナー

《龍覇龍デッドマン=ザ=オリジン》

【 進化クリーチャー(超無限進化) 】
種族 ドラグナー・ドラゴン / 文明 光/闇 / パワー7000 / コスト5

■超無限進化:自分のドラグナー1体以上の上に置く。
■侵略:ドラグナー(自分のドラグナーが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーの下に重ねたカード1枚につき、コスト3以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(その中のドラグハート・ウエポンはすべて、このクリーチャーに装備する)

このデッキの出力を底上げしてくれているカードです。侵略する際には自分のバトルゾーンにあるドラグナーを好きな数進化元とすることが可能です。

引けた場合に、3~4ターン目に展開出来るドラグハートの枚数が非常に多くなりますし、《無敵剣プロト・ギガハート》以外のドラグハートウエポンはエンド時に龍解が可能です。

  • このカードの攻撃時にドラグハートを展開しても、STを践んでしまうと龍解出来ない
  • 《奇石ミクセル》のようなメタカードがあると侵略しても場からいなくなってしまう

という心配も《無敵剣プロト・ギガハート》が解決してくれます。

注意しなければならない点がいくつかあります。まず、このカードは《爆熱剣バトライ刃》、《爆熱天守バトライ閣》、《爆熱DXバトライ武神》のハズレカードとなっています。

また、《爆熱天守バトライ閣》は火のヒューマノイドまたは、ドラゴンの攻撃時に反応するカードなのでこのクリーチャーが攻撃する時には効果を使えません。

そのため、あえて《爆熱剣バトライ刃》を装備したままターンエンドする場合もあります。次の相手ターンに攻撃対象にもならないため、使用頻度の高いプレイです。

また、終盤においては《爆熱DXバトライ武神》の龍解条件を達成するために侵略タイミングを調整するということもあります。

かなり大味な動きをするカードではありますが、同時にこのようにピーキーな動きもするカードになっています。


《龍覇ラブエース》

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・ドラゴン / ジャスティス・ウィング / ドラグナー / 文明 光 / パワー3500 / コスト4

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト3以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)
■自分のドラグハートをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。

このデッキのドローソースですが、4コストとやや重いためある程度ゆっくりしたゲームプランでも許される相手でないと使えないカードです。

逆にこのカードを使えるような遅い相手には滅法強く、《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》を装備すれば、「軽減効果をもっている《龍装者 バーナイン》みたいなもの」です。

種族が優秀で、《爆熱剣バトライ刃》、《爆熱天守バトライ閣》の龍解条件を達成出来ます。

一方で文明はネックとなります。《龍覇龍デッドマン=ザ=オリジン》と同じく攻撃時に《爆熱天守バトライ閣》の効果を使用できません。

なので、このカードに装備された《爆熱剣バトライ刃》を龍解させないまま置いておくことも多いです。


《爆龍覇ヒビキ》

【 クリーチャー 】
種族 ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 火 / パワー2000 / コスト4

■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト3以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。(このクリーチャーに装備する)

スピードアタッカーの能力を生かして、《爆熱剣 バトライ刃》を装備したターンにその踏み倒し能力を起動させることが出来ます。

種族が優秀で、文明が微妙だった《龍覇ラブエース》とは対照的に、種族はまずまずで、文明が優秀なカードです。

ドラゴンではないので、《爆熱剣バトライ刃》等の龍解条件を達成することは出来ませんが、ヒューマノイドなので踏み倒すことは出来ます。

また、火のヒューマノイドなので攻撃時に《爆熱天守バトライ閣》の能力を使用可能です。

フィニッシャーとなるドラグナー

《最終龍覇 グレンモルト》

【 クリーチャー 】
種族 ガイアール・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 光/闇/火 / パワー6000+ / コスト7

■スピードアタッカー
■パワード・ブレイカー
■バトルゾーンにある自分のドラグハート1枚につき、このクリーチャーのパワーを+3000する。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または自分のターンのはじめに、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト5以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のドラグハートを1枚、超次元ゾーンに戻してもよい。

場に出れば殆どのゲームを勝ちにしてくれるカードです。

場に出れば、と言うのは相手の場に《奇石ミクセル》のようなメタカードが居るときに踏み倒したとしてもです。

このカードの「場を離れるかわりにドラグハートを1枚、超次元ゾーンに戻してもよい。」という除去耐性効果が優秀で、このデッキの場合このカードが場に出る頃には何枚かのドラグハートが既に場に出ていると思います。

なので、もう要らなくなったドラグハートを代わりに超次元ゾーンに戻すことでこのカードを場に残すことが可能です。

このカードに装備するドラグハートウエポンは殆どの場合、《銀河大剣ガイハート》、《将龍剣ガイアール》の2種のいずれかです。ゲームを決めに行くときには前者を、バトルゾーンを処理することが勝利に繋がる時には後者を選択してください。

パワードブレイカーの能力も《銀河大剣ガイハート》と相性が良いです。2回目の攻撃で相手のシールドを全てブレイクし、その攻撃の終了時に龍解させることで、相手のSTをケアする動きとブレイクの枚数を調整できるパワードブレイカーが噛み合っています。


《最終龍覇ロージア》&《最終龍覇ボロフ》

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / ジャスティス・ウィング / ドラグナー / 文明 光 / パワー3500 / コスト6

■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト4以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド・ドラゴン / ファンキー・ナイトメア / ドラグナー / 文明 闇 / パワー3000 / コスト7

■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、カードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト4以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)

どちらもこのデッキと相性が良いです。理由としては

  • このデッキの色を補完してくれる文明で、かつ、単色である
  • STである
  • 《爆龍覇 リンクウッド》で回収でき、かつ、《爆熱剣 バトライ刃》等で踏み倒せるドラゴンである
  • 《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》の侵略元となるドラグナーである

これらの要素を全て満たしてくれるのはこの2種類のみです。

ただし弱点としてはSTの性能として他のカードに見劣りする点が挙げられます。

《最終龍覇 ロージア》は最低限ブロッカーですが、《最終龍覇 ボロフ》は相手の打点を止めるのにドラグハートのサポートが必須です。そのため、超次元の枠を圧迫します。

今回の構築では《最終龍覇 ボロフ》を受け札として機能させるカードは《将龍剣 ガイアール》によるバトルしかないため、やや受け性能には難がありますね。

ただ、相手の打点がトドメには届かず、ある程度シールドをブレイクするだけの攻撃に関しては《銀河大剣ガイハート》によるカウンターをちらつかせる事が可能なのは良い点ですね。

上記のようなトリガーとしての長所短所が特徴的ではありますが、《爆熱剣 バトライ刃》等から踏み倒しても強いため、総合的にみると丸い選択肢だと思います。

一つ注意しないといけないのは、マナにある文明と同じドラグハートしか出せないという点です。

これら以外のドラグナーを使うときは大体マナに文明がそろっているので問題とならないのですが、これらはSTなので2ターン目のような早いタイミングでシールドから登場する事があります

なので、【零龍ギャスカ】や《タイク・タイソンズ》を採用しているデッキのような早い段階で攻撃する相手に当たった時は、STでこれらをプレイしたときに出したいドラグハートと同じ文明のマナがあるような状況を作るように意識しましょう。

その他の相性の良いカード

《雷龍ヴァリヴァリウス》

【 クリーチャー 】
種族 ニトロ・ドラゴン / チームボンバー / 文明 光/火 / パワー11000 / コスト8

■バトルゾーンに自分のクリーチャーがなければ、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■マジボンバー 7(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を見る。その後、コスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札または山札の上から、バトルゾーンに出してもよい)
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置いてもよい。

《爆熱剣 バトライ刃》、《爆龍覇 リンクウッド》の両方とシナジーしていて、かつ、《最終龍覇 グレンモルト》を着地させるサブプランとして採用しました。

似た役割のカードに《ドラゴンズ・サイン》がありますが、あちらは《爆熱剣バトライ刃》等との相性が悪いです。


《ヘブンズ・フォース》

【 呪文 】
文明 光 / コスト2

■S・トリガー
■コストの合計が4以下になるように、好きな数の進化ではないクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出す。

ドラグナーだけだと、2,3コスト帯の選択肢が少ないという欠点があるのでそれを補うために採用しています。

しかし、《爆龍覇 リンクウッド》のハズレですし、《爆熱剣 バトライ刃》のハズレでもあります。

デッキの弱点を補うカードではあるものの、デッキとの相性が完璧にマッチするカードではないので絶対に採用しなくてはならないカードではありません。速度を重視しないならば他のカードと入れ替えても良いでしょう。

ただし、この記事を執筆している段階(8月末)の段階では、【デイガドラグナー】の使用率が高いため、”先に動いた方が勝ち”というゲームが多く発生します。

なので、《ヘブンズ・フォース》や《イーヴィル・フォース》(今回のサンプルリストでは不採用)の優先度が高いという状況です。

その他の採用候補カード

《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》

【 クリーチャー 】
種族 スピリット・クォーツ / ロスト・クルセイダー / 文明 闇/火 / パワー1000 / コスト4

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■スレイヤー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のコスト4以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。

不足しがちな火と闇を補うことの出来るカードであり、このデッキを使う上で天敵となる《希望のジョー星》を除去するために採用候補となります。意外と出されたら困る《洗脳センノー》もこのカードで除去が可能です。

他にも《奇石ミクセル》が居る状態で攻撃されると、《最終龍覇 ロージア》等のトリガーが腐りがちです。そういった状況でのトリガーの薄さも若干緩和されます。


《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》

【 DGフィールド 】
文明 ゼロ / コスト2

■このDGフィールドをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引く。
■すべてのプレイヤーは、各ターン、クリーチャーを3体までしかバトルゾーンに出せない。
■すべてのプレイヤーは、各ターン、呪文を3枚までしか唱えられない。

一見すると《爆熱剣 バトライ刃》等とアンチシナジーにも見えますが、意外とこのデッキとの相性が良いカードです。

このカードがあるとお互いに毎ターン3体までしかクリーチャーを展開できない訳ですが、このデッキでは「ドラグハートウエポンとして出す→龍解させる」という動きをすることで、1ターンに4体以上クリーチャーを出すことが出来ます。

プレイングを工夫することは大事になりますが、相手にのみ召喚制限などのデメリットを押しつけることが出来るので、中々良い組み合わせです。

同じ2コストである《ヘブンズ・フォース》と環境を見て入れ替えることをオススメします。【青黒カリヤドネ】のようなアンフェアデッキが多いならば、《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》が良いでしょう。


デカいドラゴン

《龍世界 ドラゴ大王》《偽りの王 ナンバーナイン》のようなデカいドラゴンを採用し、《爆熱剣 バトライ刃》等から踏み倒すことを狙います。

【 クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / 文明 火 / パワー13000 / コスト10

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のクリーチャーを1体と相手のクリーチャーを1体、バトルゾーンから選んでも良い。その2体をバトルさせる。
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
■ドラゴンではないクリーチャーがバトルゾーンに出る時、バトルゾーンに出るかわりに持ち主の墓地に置かれる。

【 ツインパクトカード 】
種族 キング・コマンド・ドラゴン / アンノウン / 文明 光 / パワー9000 / コスト9

■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■相手は呪文を唱えることができない。

呪文
カード名:歓喜の歌
文明:光
コスト:3マナ

■自分の山札の上から9枚を見る。その中からコスト9のカードを1枚、相手に見せてから手札に加えてもよい。残りをシャッフルし、山札の一番下に置く。

《最終龍覇 グレンモルト》等のフィニッシャーとなるドラグナーを全て不採用とし、大型ドラゴンを採用することで4コスト以上のドラグハートを採用する必要がなくなります。

大型ドラゴンを採用することで超次元の選択肢を増やすことも可能になるね!(担当H)

ただし、《爆熱剣 バトライ刃》による捲りの要素が強いデッキになることには注意してください。逆に言えば、興奮要素が強いデッキとも言えますが(笑)


革命チェンジカード

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ハムカツ団 / 文明 火/自然 / パワー13000 / コスト8

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ―火または自然のコスト5以上のドラゴン
■自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
■T・ブレイカー
■ファイナル革命ーこのクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コストが合計6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを自分のマナゾーンまたは手札から選び、バトルゾーンに出す。 

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ドレミ団 / 文明 光/水 / パワー12000 / コスト8

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。
そうしなければ、カードを1枚引く。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。

デッキと相性の良いのはドラゴン、特に火のドラゴンになります。革命チェンジ持ちのクリーチャーにはそれに当てはまる優秀なクリーチャーが多く存在しますね。

《爆熱天守 バトライ閣》と組み合わせることでループをすることの出来る火の革命チェンジクリーチャーや、《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》から革命チェンジ出来る《時の革命 ミラダンテⅫ》もオススメです。

小型のクリーチャーでドンドン殴っていくことになるので、より小型の革命チェンジクリーチャーもオススメです。デッキトップを操作できる《勇者の1号 ハムカツマン蒼》なんて面白いのでは無いでしょうか。

【 クリーチャー 】
種族 メガ・ドラゴン / 革命軍 / ハムカツ団 / 文明 火/自然 / パワー4000 / コスト5

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ:火または自然のクリーチャー(自分の火または自然のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から多色クリーチャーを1体選んで相手に見せ、自分の山札の一番上に置いてもよい。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。


《龍装05号 イヴィルヴィ/イーヴィル・フォース》

【 ツインパクトカード 】
種族 ドラゴンギルド / マフィ・ギャング / デーモン・コマンド / 文明 闇/火 / パワー4000 / コスト4

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。

呪文
カード名:イーヴィル・フォース
文明:火
コスト:3マナ

■闇または火の、コスト4以下のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。このターンの終わりに、そのクリーチャーを破壊する。

《ヘブンズ・フォース》と比べると1ターン遅く、踏み倒しの対象範囲も狭いことからやや使いにくさは目立ちます。

しかし、不足しがちな火と闇を補うことの出来る点、《爆熱剣 バトライ刃》のハズレにならない点は優秀です。

サンプルリストでは《ヘブンズ・フォース》を2ターン目にプレイしやすくなるように、光でマナに置きやすい《雷龍 ヴァリヴァリウス》を採用していますが、こちらに変えるのもアリです。

このカードを採用する場合、《悪夢卍 ミガワリ》も一緒に採用するのがオススメです。

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 闇 / コスト2

■これを装備したクリーチャーが破壊される時、かわりにこのドラグハートをフォートレス側に裏返す。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す) 

龍解後
カード名:忍者屋敷 カラクリガエシ
カードの種類:ドラグハート・フォートレス
文明:闇
コスト:4マナ
マナ:-
■自分のターンのはじめに、山札の上から2枚を墓地へ置いてもよい。
■龍解:自分の闇のクリーチャーが破壊された時、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。 

龍解後
カード名:絡繰の悪魔龍 ウツセミヘンゲ
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:闇
種族:デーモン・コマンド・ドラゴン 
パワー:7000
コスト:7マナ
マナ:-
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
■このクリーチャーが破壊される時、かわりにカードを4枚、自分の墓地から山札の一番下に置いてもよい。 

  1. 《イーヴィル・フォース》でドラグナーを踏み倒し、そのまま攻撃
  2. 《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》に侵略、《悪夢卍 ミガワリ》を装備
  3. ターン終了時に《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》が破壊される代わりに《悪夢卍 ミガワリ》が龍解

といった動きが可能になります。


《神光の龍槍 ウルオヴェリア/神光の精霊龍 ウルティマリア》

【 ドラグハート・ウエポン 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 文明 光 / コスト2

■これを装備したクリーチャーは「ブロッカー」を得る。
■龍解:自分のターンの終わりに、これを装備したクリーチャーがタップされていれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す) 

龍解後
カード名:神光の精霊龍 ウルティマリア
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド・ドラゴン
パワー:7500
コスト:5
マナ:-
■ブロッカー(相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)
■このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。

このカードを採用することで《最終龍覇 ボロフ》を受けのトリガーとして数えることが出来ます。

【白黒赤ドラグナー】と同速か、それより速いデッキが多いような環境では必要になってくるカードです。


《革命槍 ジャンヌ・ミゼル/聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 光 / コスト2

■これを装備したクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
■龍解:自分のターンの終わりに、これを装備したクリーチャーがタップされていれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)

龍解後
カード名:聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド・ドラゴン
パワー:5500
コスト:5マナ
マナ:-
■ブロッカー(相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)
■このクリーチャーが攻撃またはブロックした時、またはバトルゾーンを離れた時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。

 

コスト3以下のドラグハートウエポンの中でも特に優秀な1枚なので、採用候補として覚えておいて損のないカードです。

【バーンメア】、【赤白レッドゾーン】のような各種ビートダウンデッキに対して龍解後の《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》が大きな抑止力として働きます。

上記のデッキ等に上手く勝てなければ、《龍魂教会 ホワイティ》《将龍剣 ガイアール》と入れ替えてみても良いでしょう。

【デイガドラグナー】 の回し方

展開パターン紹介

このデッキのウリは早いターンから《爆熱剣 バトライ刃》を軸に展開していけるところです。なので、いくつかの展開パターンから最も良いものを選択していくことが重要です。

このデッキの序盤で重要になるいくつかの展開パターンを紹介するので、それぞれ確認していってください。また、ターンのことをtと表現させていただきます。(例:2t=2ターン目)

①2t《爆龍覇リンクウッド》→3tドラグナー+《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》侵略

Wブレイクしてしまうデメリットがあり、《爆熱剣 バトライ刃》の効果を使用するタイミングが無いものの3ターン目に3枚のドラグハートをプレイすることが可能です。(《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》を2枚引いていれば7枚展開が可能)

先攻で非常に強い動きなので手札が揃っているなら積極的に取るプランですが、後攻だと相手は増えた手札から切り返すことが出来るので、注意が必要。

後攻では《爆熱剣 バトライ刃》で捲るところからスタートする方が相手に与える圧が大きいことが多々あります。

サンプルリストでは《龍魂教会 ホワイティ》を採用しており、このプランの時に相手のクリーチャーをフリーズし次の相手ターンの動きを牽制出来るため、後攻でもこのプランを取りやすくなります。

このプランは手札の要求値が高く、先攻では中々決まりません。なので、後攻でこのプランを選択しやすくなる《龍魂教会 ホワイティ》はオススメです。


②3t《龍覇 グレンアイラ》→4t《爆龍覇 ヒビキ》

この時両方のドラグナーには《爆熱剣 バトライ刃》を装備します。

4ターン目に2回トップからの踏み倒しをチャレンジするプランなわけです。

1回目の捲りが失敗して何も出なかった場合は一度ターンを返すのも選択肢に入ってきます。

自分の場には《爆熱剣 バトライ刃》を装備したクリーチャーしかいないため相手は殴り返しによって盤面を返すのが困難だからです。

猪突猛進ではなく、攻撃の中で合理的に溜を作れる人ほど、熟練プレイヤーのイメージがありますね(担当H)

他にも、途中でターン返すか検討できる選択肢があります。それは 《爆熱剣 バトライ刃》の3枚目を採用した場合です。


3t《龍覇 グレンアイラ》→4t《爆龍覇 ヒビキ》のプランで1回目の攻撃時に《龍覇 ラブエース》か《龍覇 グレンアイラ》が捲れた場合にターンを返す選択肢が生まれます。

これは攻撃的なプランから、後ろ向きなプランに変更が可能になることを意味します。こういった真逆のプレイに派生するような構築は、プレイ難度が上がりやすいので注意してください。


③3t《龍覇グレンアイラ》→4t《「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》

これも②3t《龍覇 グレンアイラ》→4t《爆龍覇 ヒビキ》プランと同じく3,4ターン目の両方で《爆熱剣 バトライ刃》を装備します。

②と違うのは、1度目の攻撃で2回《爆熱剣 バトライ刃》の効果を使えるため、《銀河大剣 ガイハート》の龍解条件の達成がやりやすくなります。

「2体目のバトライ装備クリーチャーが攻撃→ドラグナーが捲れる→《銀河大剣ガイハート》を装備」では龍解条件を満せないですもんね・・・(担当H)

呪文を使うので相手の呪文メタに影響を受ける点、2ターン目に《爆龍覇 リンクウッド》として出した方が強い場合もある点には注意が必要なプランです。

《銀河大剣 ガイハート》の2枚目を採用していると、この時の《「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》で《銀河大剣 ガイハート》を装備させることも選択肢に入るようになります。

こうすると、《爆熱剣バトライ刃》の1回の効果でデッキの上から大型ドラグナーを踏み倒せた場合に盤面に2体の《熱血星龍 ガイギンガ》を揃えることが可能になります。

相手によってはその動きがあると戦いやすい場合もありますが、基本的には《爆熱剣 バトライ刃》2枚装備の選択を取ることが多いです。

そのため、自分は《銀河大剣 ガイハート》の2枚目を採用していません。

④《ヘブンズ・フォース》が絡むパターン

①~③のパターンの小型ドラグナーの部分を《ヘブンズ・フォース》が代用してくれる場合があります。

《ヘブンズ・フォース》からの踏み倒し先として強力なのは《龍覇 ラブエース》と《爆龍覇 ヒビキ》の2種類です。

前者は《爆熱剣 バトライ刃》をすぐに《爆熱天守 バトライ閣》に龍解させることが可能です。ただ、火のドラゴンかヒューマノイドでないと攻撃時に効果を使えないことは注意してください。

また、ドローが強力なので《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》を装備するのも効果的になります。早い段階で出せれば、除去も大きな問題にはなりません。

後者はやはり《爆熱剣 バトライ刃》を装備したいところです。最速2ターン目から捲りが始まるのは相手にとって脅威です。積極的に狙っていきます。


大型ドラグナーで一気に制圧

上で説明した展開ルートで自分のバトルゾーンに《最終龍覇 グレンモルト》のような大型ドラグナーを呼び寄せたら、《銀河大剣 ガイハート》を装備して一気に攻勢に出ます。

《将龍剣 ガイアール》による除去が有効な場合もありますが、《熱血星龍 ガイギンガ》がただ立つだけでプレッシャーになる対面もあります。

たとえば、【アナカラーデッドダムド】なら《奇天烈 シャッフ》の7宣言や、《生命と大地と轟破の決断》のパワーパンプ等がないと止めるのが難しいです。

このように相手の嫌がる選択肢で盤面を一気に制圧してください。


詰めはテクニカルに

相手のデッキがSTに乏しいデッキなら、適当にリーサルパンチをするだけでも勝てますが、このデッキはトリガーを封殺する手段がないのに、トリガーをある程度ケアできる凄いデッキです。

是非使いこなせるようになりましょう。

既にカード紹介で解説した、《銀河大剣 ガイハート》が攻撃の終わりに龍解することが基本の詰め筋になります。

龍解:自分のクリーチャーが攻撃する時、そのターン2度目のクリーチャー攻撃であれば、攻撃の後、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする

出来るだけ小さい打点で刻んでから、2回目の攻撃でWブレイカーやTブレイカー、あるいはパワードブレイカーを生かした4枚ブレイク等で一気に相手のシールドを割ります。

こうすると全タップ系のトリガーはケア出来ます。また、除去系のトリガーに関しても、自分の残り打点の他に、既に攻撃が終わっている《銀河大剣 ガイハート》を装備したクリーチャーも処理する必要が出てきます。


また、《爆熱天守 バトライ閣》もトリガーのケアに使うことの出来るカードです。

相手のデッキにドラゴンのST、革命0トリガー、ニンジャストライクが入っている場合、それらが出たときに龍解させることが可能です。(既にそのターン中に他にドラゴンが出ていたら)

忘れてはいけないのはSTによってGR召喚が行われ、ドラゴンが出てきた場合にも勿論龍解することです。【旅路バーンメア】のようなデッキを相手していると起こることがあります。

Q自分のクリーチャーが相手のシールドをブレイクした時、相手は「S・トリガー」で《熱血龍 バトクロス・バトル》を召喚しました。それがこのターン中、2体目のドラゴンであればバトルゾーンにある自分の«爆熱天守 バトライ閣»は「龍解」することはできますか?


Aはい、«爆熱天守 バトライ閣»は自分のターン中に相手がドラゴンを出してもトリガーしますので、≪爆熱DX バトライ武神≫へ「龍解」することができます。

よくある質問

慣れてきたら、《銀河大剣 ガイハート》と《爆熱天守 バトライ閣》をセットで使いトリガ-をケアすることにも挑戦してみましょう。

  1. 2回目の攻撃終わりに《熱血星龍 ガイギンガ》に龍解
  2. 《熱血星龍 ガイギンガ》の攻撃時に《爆熱天守 バトライ閣》の効果が誘発
  3. ドラゴンが出れば《爆熱DX バトライ武神》が龍解し更なる打点を生成

といった具合です。これが使えるようになると、更にケア出来るトリガーの範囲が広がります。


最終手段:「踏み倒しカードで一発逆転」

これまで説明してきた通り、このデッキは序盤に展開して《爆熱剣 バトライ刃》の試行回数を稼ぎ、大型ドラグナーに繋げるデッキです。そのため、バウンスであっても一度バトルゾーンを完全に除去されると厳しい展開になります。

そういった時の最終手段が《爆龍覇 ヒビキ》による「お願いバトライ刃」です。

ボード除去が得意な相手に対し、一発逆転を狙うために《爆龍覇 ヒビキ》を頑張ってキープするということは大事な要素になることも多いです。

また、相手からすると盤面を除去しさえすれば大丈夫だろうとも思われる可能性がありますが、そういった時に役に立つのが《雷龍 ヴァリヴァリウス》です。

特に【アナカラーデッドダムド】のようなデッキに対して、盤面処理という行為に裏目を作る事が出来るので、”マナに置くだけで”厄介です。相手からすると、手札にあるか無いかを予想しないといけないので、駆け引きが高度になり、ミスを誘えるかもしれませんね。


【デイガドラグナー】 が有利とするデッキ

速攻~ミッドレンジと絶妙な速度のデッキなので、ミッドレンジ気味なデッキには有利に立ち回れます。

ただし、絶妙な速度であるが故に、後攻であれば相手の方が早くなったり、手札次第では同速になったりする対面も多いのは注意が必要です。

有利とするデッキは現環境のミッドレンジ代表デッキ達

・各種【バーンメア】
【アナカラーデッドダムド】
【旅路ジョラゴン】

等です。どれも環境でよく見るデッキ達ですね。

特に【アナカラーデッドダムド】に対してはプレイングが難しいです。この記事を読んで、《爆熱剣 バトライ刃》の攻撃されない効果の生かし方を理解してください。

《無修羅デジルムカデ》がどうしてもしんどいならば、《闇鎧亜 ジャック・アルカディアス》を採用してみましょう。

【デイガドラグナー】 が不利とするデッキ

《奇石ミクセル》だけなら問題ないですが、《奇石ミクセル》をそえながらビートされるのはとても苦手です。また、自分よりも早いデッキとは戦いたくありません。

そのため、不利なデッキとしては以下の二つの速攻デッキ。

【赤白レッドゾーン】
【零龍ギャスカ】

また、ビートによって相手の手札を増えて早いターンでのループを許してしまうことの多い、以下の二つのループデッキにも不利です。

【青黒カリヤドネ】
【ナウオアネバーループ】

しかし、《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》を採用することで相性差が覆ったり、勝機が見える場合も多いので困ったら試してみましょう。

終わりに

新しいデッキタイプ 【デイガドラグナー】 いかがだったでしょうか。

ドラグハートの選択という要素により、見た目以上に柔軟なプラン選択の出来るデッキとなっています。

そして、手札によって取れるプランが変わり、相手によって取るべきプランが変わるという部分が奥の深いデッキです。

登場してからまだまだ日の浅いデッキですから、この先に研究の余地が存在するデッキだと思います。

ここで紹介した構築や考え方は一例ですおで、皆さんで自分だけのドラグナーデッキを考えてみてください。

最後に、カーナベルでは【デイガドラグナー】デッキを組みたい方に向けて、今回の記事内で紹介した【デイガドラグナー】関連カードや相性の良いカードを豊富に準備しております

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