ドロマーハンデスの構築まとまらなくてデッキ枚数43くらいほしい「はるたす」です。今日はそんな僕のドロマーハンデスが40枚のデッキになるまでの苦悩を語っていこうと思います。考察としてはぬるいです。ちなみに書き始めた現在は42枚です。
目次
文量が結構あるので暇なときに読んでね。暇じゃなかったら・・・急いで読んでね。
さようならヴォルグサンダー。こんにちはドラガンザーク。
事の発端はこの2種類のカードにあります。今までドロマーハンデスは《超次元リバイヴホール》から《激天下!!シャチホコカイザー》や《時空の凶兵ブラックガンヴィート》そして《ヴォルグサンダー》といったクリーチャーを出していました。これはものすごいことで、除去、コントロール、フィニッシュが1枚で収まっているのです。これにより大幅にデッキを圧縮して少ない枠を有効活用してきました。しかしヴォルグのプレミアム殿堂によって別のフィニッシャーを用意しなければいけず、もちろん《超時空ラストストームXX》とかはいるけれど、殴るのであれば《本日のラッキーナンバー》などを入れる余裕のある青黒ハンデスですべきだと考えます。《ジャミング・チャフ》なんかもありますが、個人的には2から3枠使い対応力を下げたわりにクリーチャートリガーは止まらないので、あまり好きではありません。そうなると考えられる有力な勝ち筋は最近話題の《S級宇宙アダムスキー》と《水上第九院シャコガイル》あたりかと思います。個人的にシャコガイルは9マナ払って出さないといけないため出すターンのプレイが弱くなってしまって嫌いなんで、アダムスキー軸で考えていきます。
次にドラガンザークの方。正直《幽具エダマ・フーマ》つけて殴るだけで基本的に押し切られてしまいます。速度的にも早ければ《Dの縛才サイバーダイスベガス》と同じ5ターン目に殴れるため後手だとしんどいの一言に尽きます。ハンデスの通りもイマイチですし。最近出てきたロマノフワンショットにも同じことが言えます。黒単デスザークもヴォルグのプレミアム殿堂によって盤面0から山札を削る芸当ができなくなったため、一回テンポを取られるとワンチャンスあるかもわかりません。そのため、これら特にドラガンザークに対するメタカードは入れるべきでしょう。候補に挙がるのは《ポクチンちん》と《封鎖の誓い 玄渦》、《緑地銀グイムショウ》です。このあたりの解説は後程するとして、確実に墓地利用メタのカードを入れなければいけなくなったのは間違いないです。
これらの理由から従来以上にデッキに入れなければいけない枠が増えてしまいました。しんど。
現在のデッキリストと候補カード、その解説
デッキリスト
画像の通りです。言うことはありません。
各カード解説
枚数についても触れていきます。解説の関係で順番は多少上下します。
メインデッキ
《学校男》:2コストで破壊ができる優れもの。序盤の相手の2コストの破壊や、終盤の除去できない大型を破壊するのが目的です。《ヴォルグサンダー》を破壊する役目がなくなったとしても、入れておくべきでしょう。《堕魔ドゥポイズ》と分けていないのは、基本2枚ともマナに埋めることがないので1枚マナに置いたらもしかしたら《あたりぽんの助》をよけられるかもしれないからです。
《傀儡将ボルギース/ジェニコの知らない世界》:ジェニーと同じ2コストハンデス。上がパワーマイナス4000があるため。除去として1枚採用。
《サイバー・k・ウォズレック/ウォズレックの審問》:序盤は下で相手の初動を妨害、中盤以降は上で使い終わった《ブレインタッチ》のような優秀な低コスト呪文を使いまわせて、ついでに水のコマンド。ベストマッチなので3枚。初手マナに置いて強いのも嬉しいです。
《特攻人形ジェニー》:シャチホコカイザーから出せる分他のにコストとは1線を画しています。メタリカの使う《音奏プーンギ》に引っかからないのもありがたいです。枠が足りないことなども踏まえ2コストハンデスは6枠にしたいので残りの2枠。シャチホコのこともあるし1枚はないかなぁ。
《ブレインタッチ》:このカードがなければハンデスしないくらいには強いです。手札を減らさずに相手の手札を落とせます。3コストなので相手の手札がなくなっても手札入れ替えにも使えて効果以上に器用なカードです。4投。なんやかんやで酷使するので3以下はあり得ないと思います。
《黙示護聖ファルピエロ》:ドロマー最大の長所の一つ。呪文回収はこのデッキとはベストマッチ。しかも《超次元リバイヴホール》と合わせて無限に使え、3コストなのでシャチホコから出てきて、チョー強い。確実に1枚プレイしたいので2枠。
《封鎖の誓い 玄渦》:僕の墓地メタ枠。ロマノフワンショットが墓地0から回る可能性がある点。フィニッシュの時に結局相手の墓地肥やしている点。ドラガンザークがこれで完全に止まる点、ガリュザークも実質止められている点から最適だと判断しました。オリオティスジャッジなどもあるため、踏み倒しをメタするよりは確実に役割を遂行してくれるこれにしました。パワー3500なのでランジャで処理されないのも評価点。光なのでマナにもなります。3でも悪くないが腐るときは徹底的に腐るのでこの数に。
《オリオティスジャッジ》:死ぬほど3枚入れたかったけれど環境の鈍足化もあり2枚。シールドトリガーとして優秀なカード。なぜか手打ちして相手がぴったりのマナで出したカードを除去することもできます。不正は許さない。
《デモンズライト》:小型除去とドローを兼ね備えた便利な1枚。《ブレインタッチ》に並ぶ汎用性を誇っています。いつもは3投なのですが《耽美と猟奇の人形劇》や《イグゾーストⅡフォー》の採用から2枚に。
《耽美と猟奇の人形劇》:光版《パクリオ》。序盤にこずいてきた相手に踏ませると後続を潰せますし、2コストハンデスを減らしたこともあり採用。単純に4ターン目のピーピングハンデスとしても優秀です。ただ《デモンズライト》と枠を競合したため1枚のみ。
《イグゾーストⅡフォー》:おしゃれ枠。枠無いのに何言ってんだって話ですが、墓地のデモンズライトの再利用、除去できないクリーチャーの足止めとかなり役割が重なっています。例えばドラガンザーク相手に玄渦が間に合わなくてもこいつ出して止めした隙に引き込めれば足止めし続けて何とかなります。モルト「覇」から出てくる《真天命王ネバーエンド》のような強力な除去耐性持ちをごまかせるのも魅力的です。それでも、4ターン目に使って強いわけでもないし使わなくても何とかなる時も多いので1枚だけの採用。あれば強いってやつですね。ウォズレックとは違い4コストまで使えるのがありがたいです。コマンドなのでアダムスキーの侵略もとになるのもアツいです。
《天使と悪魔の墳墓》:相手の理不尽な大量展開や大量のマナ加速にはもちろん最近の4×10に近い構築にブッ刺さります。チラつかせるだけで相手に警戒させて行動を縛れるのも大きいです。1枚の人もいますが、通常では返せない盤面でこそ刺さったりするため2枚がいいかと思います。色も強いですし。
《超次元リバイヴホール》:ヴォルグサンダーがいなくなったのは痛いけれど《激天下!シャチホコカイザー》や《時空の凶兵ブラックガンヴィート》etc....と強力なサイキッククリーチャーが出せます。みんなご存じでしょうがクリーチャー回収のおかげで破壊されたアダムスキーや玄渦、イグゾーストなどを使いなおせるので優先して採用したいです。《激沸騰!オンセンガロウズ》の採用で1枚エナジーホールに割いていますがオンセンガロウズを切って3枚にした方がいい気もします。
《超次元エナジーホール》:オンセンガロウズを出すだけでなく《Dの博才サイバーダイスベガス》から打って《勝利のプリンプリン》を投げて受け札としての役割もあります。1ドローも何気優秀。とはいえリバイヴホールを1枚にするほどではないので1枚だけの採用です。
《Dの博才サイバーダイスベガス》:継続的なドロソ、優秀な防御札、s・トリガー付き。入れない手はないです。まだまだメメントはデッキに入ってくると思うので張り合いに負けないようにするためにも4枚採用。速攻相手にもシールドから踏ませればだいぶ楽になります。逆に環境がかなり鈍足化してきたら3に減らすのも一考。
《無修羅デジルムカデ》:速攻対面に出せると一気に楽になれます。前までは《轟轟轟ブランド》に除去されないようにパワー2500以上のGRクリーチャーを使っていましたが。今回はパワー1500以上にして《暴走龍5000GT》で焼かれないようにすれば十分かと思います。単体のスペックが高い方が扱いやすいですから。個人的にタップイン枠は6ターン目以降の余裕がある時に使うので2投がちょうどいいと思います。枠があれば3枚入れたい枠でもありますけど。
《テック団の破壊GO!!》:色よし、効果よし、s・トリガーよしで強いです。現状だとGRクリーチャーをすべて吹き飛ばせますから。除去として環境にもマッチしているので2枚入れておきます。踏めば必ず役割を遂行してくれます。
《超次元ガロウズホール》:メメントサルトビバイケンよりは優しいから殿堂解除してほしい。サイバーダイスベガスからブラックガンヴィートでの2面処理はもちろんスペルサイクリカとの相性もばっちり。単体でも優秀な除去として扱えます。なんで闇まで出せるんだよ。
《英知と追撃の宝剣》:さすが殿堂カード。2面除去と2枚のランデスができます。入れてない人も時々いますが正直サイクリカも入れているため入れない手はないです。終盤の押し合いに強くなれます。
《光牙忍ハヤブサマル》:安定の受け札。相手のキルをずらせるため入れ得。ブロッカー付与は自軍なら何でもよいのですが墓地にハヤブサマルを落としておけば、回収も効くためこいつにつけておくといいでしょう。
《魔天降臨》:詰めの段階やビッグマナ対面なんかで使える1枚。マナにアダムスキーを置いておけば、2~3ターン貰いながら一気にフィニッシュまで持っていけます。序盤に手札にきて腐ったアダムスキーをマナに置けるため使う場合は間違いなく入れておきましょう。
《龍素記号srスペルサイクリカ》:コマンドついてて呪文使いまわせる便利マン。ベガス→ガロホ→サイクリカみたいな動きや《英知と追撃の宝剣》を使いまわしたりでかなりのパワーカードです。フィニッシュの時に盤面に水のコマンドが必要なので採用。ただファルピエロもあるので1枚だけ。
《S級宇宙アダムスキー》:この2枠削ってヴォルグ使いたい。こいつの採用のせいで水のコマンドを気持ち多く採用しています。ヴォルグと違い瞬間的な墓地を肥やす速度がとてつもないので墓地ソースなんかにはむしろ戦いやすいかもしれないです。
以上42枚でした。
超次元ゾーン
珍しいものだけ解説します。
《イオの伝道師ガガ・パックン》:ミラーに刺さるかと思っての採用。呪文のコスト管理はかなり大切なので。
《激沸騰!オンセンガロウズ》:サイクリカリサイクルが主な動き。ほかのカードでもいいけれど。この手のデッキは「何もしなくていいターン」をどれだけ強く動くかが重要だと思っているので、こういったシステムクリーチャーは入れてもいいのかなと。
候補カード
そのカードの強みと不採用の理由を説明します。
《ゲオルグバーボシュタイン/ゴーストタッチ》:上は継続的な除去、下はトリガー付きハンデスで強いのですが、シャチホコから出てくるジェニーと呪文止められても除去として機能するボルギースを優先したかったので見送ることに。
《ポクチンちん》と《緑知銀グイムショウ》は玄渦の説明で十分かと思うので省略。
《パクリオ》:光を確保できる《耽美と猟奇の人形劇》に負けました。
《知識と流転と時空の決断》:よく考えると速攻相手にはs・トリガー期待できないし序盤は展開してもあまりおいしくないので不採用。除去としては優秀なので除去が足りないと感じたら入れるかもしれません。バウンスなので序盤に使って安心はできませんけど。
《超次元ガードホール》:入れたかった。シンプルに枠がないための不採用。前まではヴォルグを1枚で使いまわせていたのにそのヴォルグがプレミアム殿堂したのもありますからね。ただカードパワーはとてつもないため無理に入れてもいいでしょう。
《アクア・アタックBAGOOONパンツァー》:置きドロソとして優秀ですがベガスで足りてると思うので不採用。除去の的になってくれるのはありがたいですけど。コマンドつけとけよ。
《時空の支配者ディアボロスZ》:クリーチャーの効果で選べないブロッカー。覚醒が容易でストームGの進化元。ラストストームから出しても強いのですが、ガードホールの不採用と同時に消えました。
《時空の英雄アンタッチャブル》:ラストストームから裏面で出してとどめを刺すカード。素だしして弱いので不採用。ラストストームプランを重く見るなら入れるかな。入れ替えるなら《イオの伝道師ガガ・パックン》。
減量できない男の言い訳
はじめは2コストハンデス+1、オリジャ+1、デモライ+1だったのを《耽美と猟奇の人形劇》に圧縮できました。そんな感じではじめは45くらいあったデッキも上記の42枚まではすぐ削減されました。しかし42枚からなかなかデッキの削減ができず困っています。
ビートダウン対面はs・トリガーが重要で、現状9枠(魔天降臨除く)なのでs・トリガーを割くのは厳しいかと思います。5コストの超次元呪文も1試合で何回使ったか分かりません。5、6ターン目に1枚も超次元呪文もってなくて一気に不利になんてこともあるので3は必須。6コスト以上のカードと2コストハンデスはこれ以上減らすとデッキパワーが下がるので現状維持かと。
そうはいっても 回さないと見えないものもあるので友人にも手伝ってもらいますが、取りあえず候補は出しておきましょう。 パッと見たらおそらくイグゾースト、墳墓、人形劇あたりを減らせよと思われそうですが少しずつ考えていきましょう。
枠の数から。4ターン目の4コストのカードですぐに使いたいのが3、イグゾーストを入れて4、墳墓も入れると6。最悪4ターン目は3コストのカードでもいいとはいえあまり削りたくありません。
イグゾーストはもう1枚《デモンズライト》が欲しい時などにプレイして強い。その上《デモンズライト》と合わせて2面止められ、さらに1枚軽量呪文を絡めれば3面止めたりと無理やり耐久する役割があります。これのおかげで、除去が追い付かない盤面をごまかしたり、《デモンズライト》を減らして人形劇にすることもできるため1枚は入れておきたいです。ウェイボールとの相性とか言ってらんねぇよ。皆さんも「あぁ残ったマナでデモライ打ちてぇ」ってことたくさんありますよね?僕はありまくりました。それに相手の上振れに上振れで返してベガスに繋ぐことができます。そのベガスとの相性もばっちり。例えばミッツァイルみたいなのに突っ込まれても、テック団+イグゾーストで完全に受け止められます。そんなわけで1枚挿しておきたい。
次に人形劇はどうかというと環境が少し遅くなったこともあってオリジャから1枠s・トリガーとして枠をもらった上にこれのおかげでデモンズライトを1減らし、2コストハンデスが6枚なのをカバーしているのもあるなどむしろ圧縮に貢献しているので確実に削れません。やっぱりイグゾーストか?
《天使と悪魔の墳墓》はどうでしょう。個人的にGR事情を考えると減らしたくない枠です。初手に来たらマナに置くけどプレイしたい事とかざらですからね。墳墓信者。単純に光の枠というのもあります。現状10枠なので、これ以上減らすと、玄渦が出しにくくなってしまいます(体感)。
とりあえず《イグゾーストⅡフォー》が有力ですが、モルトNEXTやドラガンザークなんかに先に動かれたときのことを考えるとどうしても1枠取っておきたい。4コストで4コスト呪文使いながら1体ロックって何気ヤバイこと書いてあると思うんだけどなぁ。
減量の日々
ここからは徐々に変化するデッキの内容を綴っていきます。
リバイヴホール3枚にしました。やっぱり墓地回収が強かった。これによりオンセンガロウズからシャチホコの2枚目になりました。プリンと相談。
《魂と記憶の盾》なら光の枠と除去を両立できるのでは?と思い墳墓と入れ替え。結局総数が変わってないことに気づく。墳墓に戻しました。
《学校男》を自軍破壊ではなく軽量除去を重点に採用していたことを思い出し、《魂と記憶の盾》を入れて1枚減らした。これにより《天使と悪魔の墳墓》+《学校男》→《魂と記憶の盾》となって残り1枠。ここまで約2週間。
《黙示護聖ファルピエロ》を1枚にしようとしたが光が減って玄渦が出しにくくなることを懸念して却下。その後2コストハンデスを削ろうと思うも3コスト以下で安定して初動になる枠が少ないので断念。光が増えればいけるかも?
そしてすべてを超えた一つの答えが生まれた。
2コストハンデス1枚を《奇石ミクセル/ジャミング・チャフ》にして初動と白枠の確保。その上で《黙示護聖ファルピエロ》を1枚にするというもの。
そもそもファルピエロはヴォルグ連打する際にコンスタントに超次元呪文を打つのが最大の役割だったのでヴォルグが使えない以上1でも問題ないと思います。実際0でも青黒ハンデスが機能してますし。また3コスト以下のハンデスは1枚減らしても9枠取っているためまぁプレイできると考えてもいいのではないでしょうか。最近は手札は量より質を重視しているというのもある意味追い風です。一昔前なんて「男なら2コストハンデス8投」とまで謳われていたのに。最後に《奇石ミクセル/ジャミング・チャフ》上では好きじゃないといいましたが、仕方ないが1つ、もう一つはフィニッシュパターンの増加です。フィニッシュの種類は多ければ多いほど様々な対面で戦うことができます。実際問題アダムスキーが引けなくてひやひやする試合が時々あったのも事実です。
ついに減量に成功した
《ヴォルグサンダー》のプレミアム殿堂からの長く苦しい減量生活も終わりついに完成したデッキリストがこちら。
《青守銀シルト/解体事変》→《猟奇と耽美の人形劇》に
GRゾーンはなんとなく強そうなものをいれただけです。
上で語りつくしたのでさほど言うことはないのですが、3投以上のカードが4種類ってスゲーな。僕と同じようにドロマーハンデスの構築で悩んでいる方は是非参考にしてください。趣味全開で使いにくいかもしれませんが。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
余談
今まで自分でも不思議なくらいハイペースで寄稿していましたがこれの構築のせいで何も手が付きませんでした。正直記事にするつもりでもなかったのですがここまでやるなら書いてやろうの精神で。残り2週間程度ですが多分まだ上げると思うので今後ともよろしくお願いします。最近記事誰もださないし。
『ドロマーハンデス』の解説記事はこちら