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ミッツァイルは殿堂するのか?
最近、《BAKUOOONミッツァイル》を使用したデッキの入賞が多く見られる。
そんなミッツァイルが殿堂するという予想ももちろん多い。
しかし、もう一度よく考えて見てほしい。
《BAKUOOONミッツァイル》とは本当に殿堂するに値するカードなのだろうか。
今回はこれについて考えていく。
ミッツァイルの活躍
まずはミッツァイルの環境での活躍を見ていこう。
《1番隊 クリスタ》でコストを軽減し《龍装者 バーナイン》をドローソースとして展開する〈メタリカミッツァイル〉。
出典:デュエル・マスターズ
出典:デュエル・マスターズ
その派生形でGRにブロッカーを採用することでミッツァイルを受け札兼ドローソースとしても使用する〈大絆メタリカ〉。
出典:デュエル・マスターズ
殿堂施行により消滅したものの〈赤白轟轟轟ブランド〉をベースに《Dの牢閣 メメント守神宮》とともにミッツァイルを採用した〈赤白轟轟轟ミッツァイル〉。
出典:デュエル・マスターズ
《WAVE ALL ウェイボール》を採用し横展開を可能にしミッツァイルをサブプランとして据えた新型の〈赤青覇道〉。
出典:デュエル・マスターズ
出典:デュエル・マスターズ
デュエキングパックで新規収録された《S級原始 サンマックス》を採用し光文明のメカクリーチャーを多数採用し3コストのGRクリーチャーから侵略する前述の〈赤白轟轟轟ミッツァイル〉のリペア〈赤白サンマックスミッツァイル〉。
出典:デュエル・マスターズ
前述のウェイボールを採用して《轟轟轟ブランドの抜けた穴を補った同じく〈赤白轟轟轟ミッツァイル〉のリペア〈ラッカミッツァイル〉。
〈バッドブランド〉を中心に3ターンキルを狙いサブプランとしてミッツァイルを採用する〈赤単ブランド〉。
出典:デュエル・マスターズ
極めつけは《ヤッタレマン》のコスト軽減や《ウォッシャ幾三》のGR召喚、《夢のジョー星》によるリソース補充に《ジョジョジョ・マキシマム》と《単騎連射 マグナム》によるトリガーロック、構築によっては《テレビジオン》を採用しループまでこなす通称〈現代の白緑メタリカ〉こと〈ジョーカーズミッツァイル〉。
出典:デュエル・マスターズ
ミッツァイルが攻撃だけでなく、受け、リソース、果てはループまで様々な役割を果たしていることがわかる。
ここまでの汎用性を誇る最強カードはデュエルマスターズの長い歴史の中でも初であろう。
いや、奴がいた。
誕生以降2年以上に渡って環境で活躍し、数々のパーツ規制を受けながらもついぞ環境を退かず、半年前についに殿堂によって環境から姿を消した伝説のカード。
出典:デュエル・マスターズ
そう、《青き団長 ドギラゴン剣》である。
バスターとの比較
ではバスターの歴史を振り返ってみよう。
登場してすぐに〈成長バスター〉として環境で暴れ出す。
《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》と《勝利のアパッチ・ウララー》を採用した〈赤黒バスター〉がGP3rdで優勝。
出典:デュエル・マスターズ
出典:デュエル・マスターズ
《裏切りの魔狼月下城》によるハンデス、《Mの悪魔龍 リンネビーナス》を用いて《単騎連射 マグナム》や《音精 ラフルル》を出してトリガーをロックし、《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》を受け札兼チェンジ元として採用したコントロール寄りの構築である〈5cバスター〉。
出典:デュエル・マスターズ
出典:デュエル・マスターズ
〈モルトNEXT〉に採用され悪名高き〈閣ループ〉のパーツとなる。
出典:デュエル・マスターズ
ミラー対策のために《異端流し オニカマス》を採用した〈クローシスバスター〉が誕生した。
出典:デュエル・マスターズ
《次元の霊峰》による確定サーチで安定性を獲得した〈霊峰バスター〉。
出典:デュエル・マスターズ
《“龍装”チュリス》の登場により空いたデッキスペースにドローソースや受け札を採用した〈ラッカバスター〉。
出典:デュエル・マスターズ
環境で変幻自在の活躍をし多数のカードをに殿堂に叩き込み、そして自身も殿堂とデュエルマスターズを代表する強力カード。それが《青き団長 ドギラゴン剣》である。
長々とミッツァイルの記事なのにバスターについて語ったが、これらの通りミッツァイルもバスターも多数のデッキタイプで環境で活躍したカードなのである。
このように、バスターとミッツァイルにはいくつかの共通点が存在する。
・単体のパワーが高すぎて周りのカードによって自由自在に変化する
・周りのカード次第では受けにも回れる
・その時のメインギミックを内蔵したカードで、カードプールが増えれば増えるほど強化される
他にもSA付与とかあるが本筋と関係ないので割愛させていただく。
これらの理由から、ミッツァイルはGR世代のバスターとしての役割を持ってデザインされたのではないかと私は考えている。
バスターの役割とは?環境の独占?などと考える人もいるかもしれない。
この場合での役割とは
・環境最強のビートデッキ
と考えている。
過去にバスターが環境トップにいた時、バスターを受け切れるかをデッキの目安としなかっただろうか?
同じように今度はミッツァイルに対応できるかを考える時代なのだと考えている。
よってミッツァイルは殿堂しないと予想する
根拠
更に根拠はまだある。
バスターというデッキタイプが規制を逃れ得ないほどに環境を席巻した際に、タカラトミーはバスターを規制しただろうか?否、前述の通り周辺パーツから規制をかけていったのである。
だから今回のミッツァイルも周辺から規制していくものだと予想する。
さらに前回の殿堂発表にて轟轟轟ブランドが殿堂し、かなり早い殿堂にちゃんとテストプレイしたのかという声が上がった。
ということはミッツァイルをデザインする時点で轟轟轟の殿堂は視野に入っていると予想できる。
そんな状況でGRを引っ張る役割にあるビート系のカードを作る際にテストプレイをおこたるだろうか?
轟轟轟の2の舞にならないようにしっかりと調整されていると私は考えている。
ここまでの根拠とは少し方向が違うが日本一決定戦のエリア代表決定戦の参加賞としてミッツァイルのプロモも発表されている。
数の少ない高額プロモとしてデザインされたカードをすぐに殿堂させて価値を落としたりなどタカラトミーもしないだろう。
以上の理由から最低でも今後1年はミッツァイルの殿堂は無いと予想する。
今回の被害者は?
じゃあどうやってミッツァイル系統のデッキを規制するのかと言う人もいるかもしれない。
私の予想としては〈ジョーカーズミッツァイル〉から《夢のジョー星》が殿堂するものだと予想している。
ソリティアからのトリガーロックはデュエルマスターズの醍醐味である「シールドトリガーによる逆転」を阻害するので規制は免れないであろう。
その場合、デッキの潤滑油となることカードが殿堂すると予想する。
あれ?〈メタリカミッツァイル〉は?と疑問に思う人もいるかもしれない。
だがミッツァイル発売当時環境トップにいた〈赤白轟轟轟〉の存在を考えると赤白カラーで構成される〈メタリカミッツァイル〉はしっかりとテストプレイされていると予想する(そもそも今そこまで強くないし)。
もしかしたら猛威を振るっている2ブロックのみ《ナゾの光 リリアング》の殿堂というのもありえるかもしれない。
あとがき
お久しぶりです!パインです!
書くこといっぱいあったのにサボってたらいつのまにか時間経ってました()。
というわけで今回はミッツァイルに関する考察記事でした。
今回考察記事書いてる人全然いなかったしチャンスかなって()。
あくまで今回の記事は完全に私の予想、むしろ妄想なので外れるの前提で考えてください。
外れたら指差して爆笑してください。
当たったら褒めて!!!
では当たることを祈って次の記事の執筆に入ります。
何事もなければ超CSの記事かまたネタ記事だと思います。目指せプレマライン。
そしてただ今第2回トレカライターコロシアム最終投票実施中です!
是非この記事読んだついでに私に投票していってください!してくれたら泣いて喜びます!
それではまた次の記事で会えることを祈って。さようなら!