どうも三賢酔です。
今回はプレ殿解説ではなく、《零龍》について少し語りたいと思います。(ボコボコにされて恨みがあるのは内緒)
目次
そもそも《零龍》とは
まずは《零龍》の能力についておさらいしましょう。《零龍》は、《滅亡の起源 零無》に各種"零龍星雲"とリンクした時に"卍誕"して出てくるクリーチャーで、ラスボスらしいどでかい能力を持っています。その能力がこちら
零龍クリーチャー[種族]マスター・ドラゴンZ [パワー]0[文明]闇
■ワールド・ブレイカー（このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする）■このクリーチャーが零龍卍誕した時、そのターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを0にする。■このクリーチャーは、パワーが0以下の間バトルゾーンを離れず、すべてのバトルに勝つ。■このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。
なぜこのカードがヤバいのか
このカードのヤバいポイントは2つあります。一つ目はこちら
卍誕のタイミングが早すぎる
こちらが《零龍ギャスカ》と言われるデッキのサンプルレシピです。このデッキの最速の動き方としては、
1ターン目に《怨念怪人ギャスカ》を出して手札をすべて捨てて《手札の儀》達成。(ここで《一なる部隊イワシン》が捨てられるといい)《手札の儀》効果でGR召喚※墓地4枚
2ターン目の始めに《卍∞ジ・エンデザーク∞卍》もしくは《偽りの名ドレッド・ブラッド》と、《ステニャンコ》を宣言。《怨念怪人ギャスカ》とGRクリーチャーを破壊して《卍∞ジ・エンデザーク》もしくは《偽りの名ドレッド・ブラッド》を出す。その後それらを破壊して《ステニャンコ》を出す。《復活の儀》達成、と同時に《破壊の儀》達成。墓地回収をする。《復活の儀》効果で2枚墓地送り※墓地5枚
ドローの後、《ブラッディ・クロス》を唱えて墓地を2枚増やす。※墓地8枚ここで《墓地の儀が達成され《零龍》になる。
となり、最速2ターン目に破壊耐性のあるワールドブレイカーが誕生するという、異様の盤面が誕生します。これが最速ですが、安定して2～4ターン目に《零龍》が卍誕するので、速度の速いデッキであることに変わりはありません。
《零龍》のヤバいポイント二つ目は
零龍で勝つか、零龍に勝たせてもらうの2択になっている
これは《無双竜機ボルバルザーク》と似たような環境になっていますね。この場合、《零龍》にダイレクトアタックされて負けるか、《零龍》対策のカードで倒すかの2つになってしまい、デュエルマスターズというゲーム自体がつまらなくなってしまいます。今後は『零龍マスターズ』と呼ばれる時代がきてしまうかもしれません。
《零龍》に勝つには
《零龍》がバトルゾーンに残れるための条件は、自身のパワーが0であるということです。そのため、《零龍》を破壊するには
①《零龍》のパワーを上げる
②《零龍》の効果を無くす ことが必要です。
それでは①から説明していきたいと思います。ここでもう一度《零龍》の効果をおさらいしていきましょう。
■このクリーチャーは、パワーが0以下の間バトルゾーンを離れず、すべてのバトルに勝つ。
そう。《零龍》は不死身ではありません。パワーが0の間だけバトルゾーンを離れないのです。”パワーが0で離れないなら、パワーを上げればいいじゃない”という考えになります。そこで使うのがこちら、
この《Rev.タイマン》を使うことで、相手の《零龍》のパワーを上げて、破壊することができます。アタックできない効果もあるため、そのターンのダイレクトアタックも防ぐことができる便利カードです。このカードの利点としては、相手のデッキタイプに左右されにくいという点です。革命2という比較的緩い条件で相手はアタックできないという実質クロックと同じ効果が得られます。
では次に②の説明を。《零龍》は、自身の効果によってデュエルマスターズの基本ルールである"パワー0のクリーチャー破壊される"にのっとって《零龍》はバトルゾーンを離れます。クリーチャーの効果を消すことができるカードはこちら。
《めっちゃ! デンヂャラスG3／ケッシング・ゼロ》は呪文面の効果で(恥をかかなければいけないものの)相手の《零龍》の効果を無くすことができます。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます！少しでも《零龍》のヤバさが伝わったでしょうか。この記事についてのコメントや、《零龍》に対しての愚痴などは、ここのコメント欄で教えてください。
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P.S.プレミアム殿堂解説は、トレカライターガーデンの方で続けていきたいと思っています。
