【過去デッキ解説】ラッカドラグナーの回し方、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【2020年10月期】

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【過去デッキ解説】ラッカドラグナーの回し方、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【2020年10月期】

バトライ武神と革命チェンジによるループは2020年11月の裁定変更によって行う事ができなくなりました。この記事はそれよりも以前に執筆した記事です。

はじめに

今回の記事では、8月に登場した【デイガドラグナー】の発展系であり、今最も競技シーンで活躍していると言っても過言ではない【ラッカドラグナー】を徹底解説していきます。

これから【ラッカドラグナー】を使おうと考えている人、そもそも【ラッカドラグナー】を全く知らない人、【ラッカドラグナー】への対抗策を知りたい人、今のデュエルマスターズ最強のデッキを知りたい人等々、多くの人に満足していただける内容を意識しています。

是非最後までお付き合いください。

また、デッキを組みたくなった方はそのまま【ラッカドラグナー】カードをまとめて購入することもできます!

当日の15時までにご注文頂ければ、即日発送で【ラッカドラグナー】のデッキパーツをお届けします。

目次

【ラッカドラグナー】とは

【ラッカドラグナー】とは、

最速で3ターン目、遅くても5ターン目に「バトライループ」を目指すループデッキです。

大事なことなので2回言うと、ビートダウンではなくループデッキです。

最初に「バトライループ」に関して解説しましょう。

必要なカードは、バトルゾーンに《爆熱DX バトライ武神》、手札にバトライ武神が革命チェンジ出来るカード。

これら2枚です。手順は以下の通り。

【バトライループ手順】

1. 《爆熱DX バトライ武神》の攻撃時に革命チェンジを宣言。

2. 革命チェンジを解決。
《爆熱DX バトライ武神》は龍回避によって《爆熱天守 バトライ閣》になり、革命チェンジは不発となり革命チェンジカードは手札に残る。

3. 待機させていた《爆熱DX バトライ武神》の効果を解決。
山札の上からドラゴンが場に出る。(ドラゴンが出なければここでループが止まる)

4.ドラゴンが場に出たことで《爆熱天守 バトライ閣》から《爆熱DX バトライ武神》に龍解。→1に戻る

3でループが止まる可能性に関して言及していますが、採用するカードをドラゴンで固めることで問題では無くなります。

このループによって、デッキの中のドラゴンを全て出すことが出来るようになります。

更に《爆熱DX バトライ武神》の効果で表向きにした3枚のカードが全てドラゴンなら、場のクリーチャーは全てスピードアタッカーを得ます。

つまり、デッキ内の全てのドラゴンを踏み倒した上で、フィニッシュするには十分過ぎる程の打点を用意することが可能というわけです。

【ラッカドラグナー】は、この「バトライループ」に重きを置いた結果、水文明のカードや革命チェンジカードを多く採用しているのが特徴です。

次の項では、具体的なデッキレシピについて見ていきたいと思います。

【ラッカドラグナー】のデッキレシピ

確定枠について


  • ループに必要な《爆熱剣 バトライ刃》を出すために必要なドラグナーを3種類。
  • ループにかかるターンを大きく短縮してくれる《ヘブンズ・フォース》
  • そしてループに必要な革命チェンジを6枚。(何にするかは好み)

これら18枚を確定枠としました。安定してループするためにこれくらいの枚数の革命チェンジカードが必要だと感じたのでこの枚数にしています。

《爆熱DX バトライ武神》から革命チェンジ出来るカードが最低で6枚は欲しいという意味ですので、決して確定枠内の革命チェンジカードが最適解という訳ではありません。

自由枠も含めたサンプルレシピ


基本となるサンプルレシピはこのような感じです。

現在の色配分ですが、火文明が18枚、光文明が22枚、多色が14枚となっています。

改造する際には、この色配分を基準として考えていただけると良いかと思います。

【ラッカドラグナー】のカード解説

主要ドラグナー3種類

《爆龍覇 ヒビキ》&《龍覇 ラブエース》

【 クリーチャー 】
種族 ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 火 / パワー2000 / コスト4

■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト3以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。(このクリーチャーに装備する)

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・ドラゴン / ジャスティス・ウィング / ドラグナー / 文明 光 / パワー3500 / コスト4

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト3以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)
■自分のドラグハートをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。

《ヘブンズ・フォース》を絡めることで2ターン目に登場できるドラグナー達です。

《爆龍覇 ヒビキ》は《爆熱剣 バトライ刃》を装備することで出したターン(最速2ターン目)に、山札から踏み倒しを行うことが出来ます。

ただし、「バトライループ」に特化しているこの型にとって、《爆龍覇 ヒビキ》を起点とする動きはややリスクの大きいものになります。

対して《龍覇 ラブエース》は出したターンに《爆熱剣 バトライ刃》の踏み倒しが出来ないものの、そのターンの終わりに即座に《爆熱天守 バトライ閣》への龍解が可能になります。

リスク無しに《爆熱天守 バトライ閣》を登場させるこの動きは「バトライループ」に特化したこの型との相性が良いです。ドロー効果に関しても革命チェンジを引きにいきたいこのデッキと噛み合っていますから。

ただし、後続が全くない状態で安易に龍解した場合、後々苦しくなることもあります。

《爆熱剣 バトライ刃》の龍解は任意なので、次のターン以降のこともよく考えた上で龍解するかを選択しましょう。


《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》

【 進化クリーチャー(超無限進化) 】
種族 ドラグナー・ドラゴン / 文明 光/闇 / パワー7000 / コスト5

■超無限進化:自分のドラグナー1体以上の上に置く。
■侵略:ドラグナー(自分のドラグナーが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーの下に重ねたカード1枚につき、コスト3以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(その中のドラグハート・ウエポンはすべて、このクリーチャーに装備する)

侵略するときにも超無限進化によって、自分の場のドラグナーを複数進化元とする事が出来ます。

そのため、《爆熱剣 バトライ刃》or《爆熱天守 バトライ閣》の効果によって踏み倒しが行われる場合、このカードの侵略よりも先に踏み倒しを解決した方が良いです。(このカードの宣言とバトライの宣言は同時に行おう)

《爆熱剣 バトライ刃》の効果によってドラグナーが踏み倒された場合、そのドラグナーも含めて超無限進化が可能になるからですね。

このカードの魅力は早いターンにドラグナーを登場させた場合に爆発的な展開が可能になるという点だけでなく、このデッキの他のドラグナーと違ってマナの文明に縛られずにドラグハートを呼び出せる点と、ウエポン以外のドラグハートを使えるという点です。

これにより、《希望のジョー星》を出されても即ゲームエンドとはならず粘ることが出来ます。

さらに、相手の厄介なメタクリーチャーを《龍魂教会 ホワイティ》でタップすることも出来るようになります。

こういったメタカードへの耐性がありつつ、しかも「ドラゴン」なのでバトライ系の龍解条件の達成が可能、とこのデッキと非常に相性が良いカードと言えます。


ドラグハート

《爆熱剣 バトライ刃》→《爆熱天守 バトライ閣》→《爆熱DX バトライ武神》

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト3

■これを装備したクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せてもよい。それが進化でないドラゴンか進化でないヒューマノイドであれば、バトルゾーンに出す。それ以外なら山札の一番下に置く。
■これを装備したクリーチャーは攻撃されない。
■龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、ドラゴンをバトルゾーンに出していれば、ターンの終わりにこのカードをフォートレス側に裏返してもよい。 

カード名:爆熱天守 バトライ閣
カードの種類:ドラグハート・フォートレス
文明:火
コスト:5マナ
マナ:-
■自分の火のドラゴンまたは火のヒューマノイドが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せてもよい。それが進化ではないドラゴンまたは進化ではないヒューマノイドであれば、バトルゾーンに出す。それ以外なら、自分の山札の一番下に置く。
■龍解:自分のターン中、ドラゴンをバトルゾーンに出した時、それがそのターンに出す最初のドラゴンでなければ、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。 

カード名:爆熱DX バトライ武神
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:12000
コスト:8マナ
マナ:-
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中の進化ではないドラゴンと進化ではないヒューマノイドをすべてバトルゾーンに出す。こうして見せたカードが3枚ともドラゴンであれば、そのターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
■龍回避―このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりにフォートレス側に裏返す。 

コンセプトが「バトライループ」なだけあって、最も使用頻度が高いドラグハートです。

龍解条件を達成するドラゴンに関してですが、クリーチャーでなくとも構いません。また、クリーチャー以外のドラゴンを踏み倒すことも出来ます。なので、このデッキに採用されている《Code:1059》と《龍世界 ~龍の降臨する地~》とは相性が良いですね。

あらゆるメタカードによってこのカードの効果が牽制されることは間違いないのですが、たとえ踏み倒し効果が封じられたとしても、龍解すれば取り敢えず3打点にはなるということを忘れてはいけません。

なので、このカードに対するメタカードが採用されているデッキと対戦する場合には、「取り敢えずバトライ閣を立てる」というようなプレイが有効になる場合もあります。

最初にこのデッキはループデッキと紹介しましたが、このデッキの凄いところは「ループしなくても勝てる」ところにあります。

そのためにもまずは「バトライ閣を立てる」、その後は「なんとか龍解して打点を作る」というようなプレイを意識しましょう。


《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》→《終わりの悪魔龍 ファイナル・ジ・エンド》

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 光/闇/火 / コスト3

■これを装備したクリーチャーが光なら「ブロッカー」を、闇なら「スレイヤー」を与え、火なら、バトル中のパワーを+2000する。
■自分のドラグナーすべての召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、自分の他のドラグハートをバトルゾーンに出していれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。

────────────龍解後────────────
カード名:終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光/闇/火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン/エンジェル・コマンド・ドラゴン/デーモン・コマンド・ドラゴン
パワー:7000+
コスト:5

■ブロッカー
■スレイヤー
■W・ブレイカー
■バトル中、このクリーチャーのパワーを+2000する。
■自分のドラグナーすべての召喚コストを最大2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。

《龍覇 グレンアイラ》が入っていないため、複数絡めたい試合はそこまで多くなりません。そのため、1枚の採用で十分でしょう。

《ヘブンズ・フォース》と4コストドラグナー2枚を持っているときや、早いターンで出てきた《爆龍覇 ヒビキ》(《爆熱剣 バトライ刃》装備)の攻撃時にドラグナーを踏み倒した際に出すことが多いカードです。

龍解タイミングがターン終了時というのもトリガーケアに活用できたり、自分の動きを強めつつ守りも固められるという器用なカードです。

基本的には《爆熱剣 バトライ刃》とこのカードのどちらが良いかを意識して使い分けると良いです。


《銀河大剣 ガイハート》

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト4

■これを装備したクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。
■龍解:自分のクリーチャーが攻撃する時、そのターン2度目のクリーチャー攻撃であれば、攻撃の後、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。 

────────────龍解後────────────
カード名:熱血星龍 ガイギンガ
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:9000+
コスト:7マナ
マナ:-
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが龍解した時、相手のパワー7000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■バトル中、このクリーチャーのパワーは+4000される。
■相手がこのクリーチャーを選んだ時、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。

 

《最終龍覇 ロージア》をお手軽なフィニッシャーにしてくれるカードであり、バトライループが出来ないような状況でもフィニッシュまでの道筋を作ってくれるカードです。

また、攻撃の終了時に龍解するため相手のスパーク系トリガー、ブロッカートリガー等をケアすることも出来ます。

過去の【デイガドラグナー】の記事にてこのカードを使ったトリガーケアの方法を詳細に記述しています。詳しくはそちらを参照してください。


その他のドラグハート

自分の動きを強めてくれるのが上記3種類のドラグハートです。

残りの4枠に関しては、他の環境デッキと渡り合うための柔軟性を高めてくれることを意識して選んでいきます。

《無敵剣 プロト・ギガハート》

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト2

■龍解:相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、これを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、離れるかわりにこのドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)

────────────龍解後────────────
カード名:最強龍 オウギンガ・ゼロ
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン 
パワー:9000+
コスト:7マナ
マナ:-
■バトル中、このクリーチャーのパワーは+4000される。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)

相手の除去カードからドラグナーを守るのは勿論、《異端流し オニカマス》、《奇石 ミクセル》のようなメタカードから1度だけドラグナーを守るためにも使います。

現環境ではほぼ必須と言えるでしょう。

ただし、効果によるものも含めたバトルによる破壊やパワーが0になった時の破壊などには対処出来ない点については注意が必要です。


《熱血剣 グリージーホーン》

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト2

■これを装備したクリーチャーはタップされていないクリーチャーを攻撃できる。
■龍解:自分のターンの終わりに、これを装備したクリーチャーがタップされていれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)

────────────龍解後────────────
カード名:熱血龍 リトルビッグホーン
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:5000
コスト:5マナ
マナ:-
■このクリーチャーは、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。

《爆龍覇 ヒビキ》と《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》が揃った時に真価を発揮します。

相手のシールドをブレイクすることなく、安全に《爆熱天守 バトライ閣》を立てることが出来、龍解後は相手のクリーチャー全てが《爆熱天守 バトライ閣》起動のための起点に変わります。


《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 光 / コスト2

■これを装備したクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
■龍解:自分のターンの終わりに、これを装備したクリーチャーがタップされていれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)

────────────龍解後────────────
カード名:聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド・ドラゴン
パワー:5500
コスト:5マナ
マナ:-
■ブロッカー(相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)
■このクリーチャーが攻撃またはブロックした時、またはバトルゾーンを離れた時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。

一度龍解してしまえば、《熱血龍 リトルビッグホーン》と同じく恒常的にアドバンテージを取るカードになると同時に、一気に防御力を高めてくれます。

そのため、殴り合いをする対面が存在する場合必須となるカードとなります。

ミラー戦でも勿論強力で、先に《聖槍の聖霊龍 ダルク・アン・シエル》を立てた方が優位に立つ場合が多いです。

ですが、そういう時に突破するためのきっかけとなるのが《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》です。

相手の 《聖槍の聖霊龍 ダルク・アン・シエル》 の効果を使わせずに攻撃が出来るため、逆転のきっかけを作る事が可能になる時があります。


《龍魂教会 ホワイティ》

【 ドラグハート・フォートレス 】
文明 光 / コスト3

■このドラグハートをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップされない。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)

《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》のみから出すことの出来るドラグハートです。

「バトライループ」を狙うこの型では相手のシールドを極力ブレイクせずにループまで行きたいのですが、攻撃の的を作ってくれるこのカードでそれをサポートします。


「バトライループ」補助カード

《ヘブンズ・フォース》

【 呪文 】
文明 光 / コスト2

■S・トリガー
■コストの合計が4以下になるように、好きな数の進化ではないクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出す。

一見すると強力なドラゴンがそこまで多くないこの構築では《ヘブンズ・フォース》+《爆龍覇 ヒビキ》のパッケージの強みを生かしにくいように見えるかもしれません。

ですが、やはりこのカードのおかげで3ターン目のループが可能になることも多く改めてカードパワーの高さを思い知らされます。

このカードを使って2ターン目に《爆熱剣 バトライ刃》を出すためには、1ターン目に火か光のカードをマナチャージするのが必須ですので注意しましょう。


《凰翔竜機 ワルキューレ・ルピア》&《第二種 タマネギル》

【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / アーマード・ドラゴン / 文明 光/火 / パワー6000 / コスト5

■革命チェンジ:ファイアー・バードまたはドラゴン(自分のファイアー・バードまたはドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■自分のファイアー・バードすべてに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)
■自分のドラゴンすべてに「ブロッカー」を与える。(「ブロッカー」を持つクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をそのクリーチャーに変更してもよい)

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・ドラゴン / 革命軍 / アクミ団 / 文明 闇/火 / パワー4000 / コスト3

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ―闇または火のクリーチャー(自分の闇または火のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体、自分の手札から捨ててもよい。
そうしたら、相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体、破壊する。

《凰翔竜機 ワルキューレ・ルピア》は革命チェンジ元の縛りが緩いのが優秀です。特に色指定が無いのが優秀で、《希望のジョー星》を出されている状況でさえ、「バトライループ」が可能となります。

また、火と光の多色という点もかなり優秀です。

《第二種 タマネギル》は除去効果によって相手のメタカードの突破を狙うために採用しています。最近は《奇石 ミクセル》や《DG 裁キノ刻》のようなメタカードが増えているので、4枚採用を検討するのもアリだと思います。


《Code:1059》

【 オレガ・オーラ 】
種族 ドラゴン・コード / トリックス / デリートロン / 文明 水 / パワー+4000 / コスト5

■これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
■DL-Sys:これを付けたクリーチャーの攻撃の終わりに、相手の墓地にある呪文を1枚コストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、その呪文を持ち主の山札の一番下に置く。その後、このオーラを自分の他のGRクリーチャー1体に付けてもよい。
■自分のターンの終わりに、GR召喚する。

このカード自身の種族がドラゴンであることが優秀で、GR召喚したカードがドラゴンだった場合、自分のバトルゾーンの《爆熱天守 バトライ閣》が《爆熱DX バトライ武神》に龍解します。

このカードのおかげで《洗脳 センノー》、《希望のジョー星》のような他のドラグナーデッキが厳しいメタカードに対抗できるのがこのデッキの強みの一つとなっています。

《爆熱天守 バトライ閣》さえ出せていれば、その踏み倒しが咎められたとしても、《Code:1059》を1枚出すだけで《爆熱DX バトライ武神》が登場し、ゴリ押しが出来る点が優秀です。

GRゾーンはドラゴンを4種類+マナドライブ達成時にもう1回GR召喚出来る《続召の意志 マーチス》+《全能 ゼンノ―》という構成になっています。

その他の補完カード

《爆龍覇 リンクウッド》&《龍世界 ~龍の降臨する地~》

【 ツインパクトカード 】
種族 ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 火 / パワー2000 / コスト2

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがドラグナーまたはドラゴンなら、手札に加える。

────────────呪文────────────
カード名:「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」
文明:火
コスト:4マナ

■自分のクリーチャーを1体選ぶ。その後、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト4以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンから、その選んだクリーチャーに装備してバトルゾーンに出す。

【 ドラゴニック・フィールド 】
種族 ドラゴン・ワールド / 文明 火 / コスト3

■自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。それが進化ではないドラゴンなら、このドラゴニック・フィールドを墓地に置いてもよい。そうしたら、そのドラゴンをバトルゾーンに出す。

初動と、単色の赤マナを補完してくれるカードとして採用しています。

最近は《”龍装” チュリス》を採用する構築もありますが、《龍世界 ~龍の降臨する地~》と入れ替えるのもアリかと思います。

【 クリーチャー 】
種族 ドラゴンギルド / ビートジョッキー / 文明 火 / パワー5000 / コスト5

■B・A・D2(このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりにこのクリーチャーを破壊する)
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)

《”龍装” チュリス》に変えた場合、初動を補完することは出来なくなりますが、《爆熱天守 バトライ閣》を立てた後の動きがスムーズになります。

そのため、初動を引けなくて負ける試合をどれくらい割り切るか、という点を意識した上で、お好みで選択すれば良いと考えています。


《最終龍覇 ロージア》&《メヂカラ・コバルト・カイザー》

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / ジャスティス・ウィング / ドラグナー / 文明 光 / パワー3500 / コスト6

■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト4以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)

【 ツインパクトカード 】
種族 ブルー・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 光/水 / パワー7000 / コスト7

■W・ブレイカー
■相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、相手のクリーチャーはすべて攻撃できない。
■相手が呪文を唱えた時、自分はカードを2枚引いてもよい。

────────────呪文────────────
カード名:アイド・ワイズ・シャッター
文明:光
コスト:4マナ

■S・トリガー
■相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。

STと、大型ドラゴンを補完してくれるカードです。

受けをある程度担保しつつ、踏み倒しの効果を高める、というような意識ですね。

《最終龍覇 ロージア》に関しては《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》にしても構いませんが、スパークトリガーがそこまで勝敗に絡まないことが多いと考えて、現時点では《最終龍覇 ロージア》を選択しています。

《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》は呪文面を手打ちすることもあるので安易にマナチャージしないこともあります。

手札から《Code:1059》を出したいのか、等によってもマナチャージのタイミングは変わってくるので、注意してください。


《不敗のダイハード・リュウセイ》

【 クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 火 / パワー8000 / コスト8

■自分のドラゴンが攻撃する時、相手のシールドを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
■W・ブレイカー
■自分がゲームに負ける時、または相手が勝つ時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。
■このクリーチャーが破壊された時、そのターン、自分はゲームに負けず、相手は勝てない。

「バトライループ」後のフィニッシュ力を補完してくれるカード(相手のシールドを全て墓地送りにする)です。また、18枚目の火文明でもあります。

このカードがなくともフィニッシュに足る打点を作る事は割と簡単なので、「ループ=絶対に勝ち」という安定感がなくても良いという場合には抜いても良い枠になります。

このカードが一度手札に来てしまうと、「バトライループ」をしたとしても場に出すことは出来なくなります。そのため、「バトライループ」が確実に出来る状況が揃っている場合、出来るだけ《龍覇 ラブエース》のドローを使わない方が良い時もあります。

勿論、《不敗のダイハード・リュウセイ》を採用しない場合でもドローしない時もあります。「ドローする」=「山札が減る」=「ループによって出せるドラゴンの総数が減る可能性がある」、ということだからですね。

【ラッカドラグナー】の回し方

「バトライループ」を目指して動こう

ループするために必要なのは

  1. 《爆熱剣 バトライ刃》を《爆熱天守 バトライ閣》へ龍解させておくこと
  2. ドラゴンを1ターンの間で2体出す(《爆熱天守 バトライ閣》の龍解条件達成)のための準備を整えておくこと
  3. 革命チェンジカードを引いておくこと

これらです。

1.を達成するのに必要なのはドラグナー、速度を高める場合は《ヘブンズ・フォース》も必要です。

2.に必要なのはコスト無しで出せるドラゴンである《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》、各種革命チェンジカード、または、3コストと軽量の《龍世界 ~龍の降臨する地~》のいずれか。

3.に必要なのは言うまでも無く革命チェンジカードです。

ループに必要なパーツを意識してハンドキープをしていきましょう。


ループ出来なくとも「殴って勝てる」

ある程度ちゃんと動けるけども、手札の噛み合いが良くなくてループまでは行けない。もしくは、相手のメタカードでループを咎められているような状況では、普通に殴りきって勝つことを目指します。

主に2パターンあって、《爆熱DX バトライ武神》で殴りきるパターンと、《熱血星龍 ガイギンガ》で殴りきるパターンです。

前者はあらかじめ《爆熱天守 バトライ閣》を立てておくプレイが必須ですし、後者は《「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》や《最終龍覇 ロージア》が必要になってきます。


5ターン目に《Code:1059》からループを狙う

相手のデッキが受けの強いデッキである場合、もしくは、相手がゆったりした動きのデッキでそこまで速度でゴリ押しする必要が無いような場合では、確実に勝てる「バトライループ」まで殴るのを我慢する場合もあります。

極端に言えば、4ターン目に《龍覇 ラブエース》を召喚して《爆熱天守 バトライ閣》を立て、次のターンに《Code:1059》を出すようなゲーム作りをするという感じです。

この動きのメリットは相手のシールドをブレイクすることなく「バトライループ」を実現出来ることです。これにより準環境クラスのデッキに対しての勝率が高くなっています。

【ラッカドラグナー】と環境デッキの相性

動きの安定感が高く、ループに特化していることで遅いデッキや、メタカードによってドラグナーをなんとかしようとしてくるデッキへの勝率が高いのが特徴です。

【ラッカドラグナー】が有利とするデッキ

【赤白レッドゾーン】【青白ギャラクシールド】、【メタビート系のデッキ】、【バーンメア】、その他殆どの準環境デッキ

逆に不利なデッキですが、自分の速度を底上げするカードが《ヘブンズ・フォース》しか無い事、4コスト以下のドラグナーの枚数が少ないことから、【ラッカドラグナー】以外の速度と爆発力重視のドラグナーデッキにはやや不利がつきます。

また、《ヘブンズ・フォース》が引けない場合にほぼ速度が同速で、かつ、ドラグハート・フォートレスの除去手段がある【青黒カリヤドネ】は不利なマッチアップです。

【ラッカドラグナー】が不利とするデッキ

【デイガドラグナー】(ハムカツ型等)、【青黒カリヤドネ】

ただし、《ヘブンズ・フォース》さえ引ければ勝てる可能性が十分あります。不利対面とはいえ勝てるパターンが明確に存在する点には環境トップとしての貫禄を感じますね。

また、【青黒カリヤドネ】により勝ちたいと感じたならば、《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》の採用がオススメです。

【 クリーチャー 】
種族 クリスタル・コマンド・ドラゴン / 文明 水 / パワー6000 / コスト5

■ブロッカー
■G・ゼロ―相手の墓地にカードが5枚以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■このクリーチャーは攻撃することができない。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーは自身の墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。

因みに、このカードを採用すれば手札に来てしまったドラゴンを《第二種 タマネギル》で捨てて《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》でデッキに戻す、という動きをすることで「バトライループ」の幅を広げることも可能になります。

おわりに

以上が【ラッカドラグナー】の解説でした。

始めから水文明が入っていたのではなく、ループ特化型を目指す過程で水文明が採用されたということが理解できれば、この記事の内容をほぼ全て理解出来ているかと思います。

構築に関して言えば色配分に縛られる部分が大きく、オリジナリティを出すことが難しいデッキタイプかもしれませんが、プレイングの自由度が高いため上手く回せるかどうかで回りと差がつくタイプのデッキとなっています。

CSに参加しようと思っている方には、是非一度はお試しで使ってみて今の環境トップがどんなものなのかを体感してみて欲しいと思います。

最後に、カーナベルでは【ラッカドラグナー】デッキを組みたい方に向けて、今回の記事内で紹介した【ラッカドラグナー】関連カードや相性の良いカードを豊富に準備しております!

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