【第5回TWC】デュエマフェスでの環境デッキ使用について

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【第5回TWC】デュエマフェスでの環境デッキ使用について
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目次

はじめに

みなさん、こんにちは。
元ガチ、現エンジョイのDMP、ヒバナナです。
(今回は真面目な内容ですので、ネタ要素皆無です)

ずいぶん前になりますが、デュエマフェスで初心者の方がドッカンデイヤーループを使われて負けたという話を人づてに聞きました。
そこでデュエマフェスでの環境デッキの優勝が他にも調べたところ、複数あったので記事を執筆することにしました。

デュエマフェスとは

「デュエマフェス」を知らない方に説明すると、
「遊んで楽しんで強くなる!」という趣旨のイベントです。

デュエマフェス|デュエル・マスターズ

https://dm.takaratomy.co.jp/event/authorized/

普通の大会やジャンケン大会があり、スタートデッキの体験できる場合もあります。
まさに「遊んで楽しんで強くなる!」というフレーズにピッタリなイベントです。

小学生限定の「超デュエマフェス」や中学生以下のみ参加可能な「デュエパラ」もあるので、「デュエマフェス」は年齢に関係なく、自分の好きなカードを使いたいエンジョイ勢やデュエマを始めたばかりの初心者向けのイベントでもあると言えます。

「デュエマフェス」で環境デッキを使うのはアリ?ナシ?

結論から言いますが、私は「デュエマフェス」の大会で環境デッキを使うことはナシだと思っています。
イベントの趣旨に合ってないと思うからです。

私はデュエマ上級者が「デュエマフェス」に参加することが悪いと言っているわけではありません。初心者は上級者から学ぶことが大いにあるはずです。

しかし、環境デッキを使うことには反対です。
環境デッキとは勝ち追及した大会である「CS」や「GP」で実績を残しているデッキです。

勝ちを追求すること自体はデュエマの楽しみ方の1つだと思っています。
しかし、「デュエマフェス」は勝ちを追求する場ではなく、デュエマで遊んで楽しむ場です。

そして今の環境は 【ドッカンデイヤーループ】【シータバーンメア】【カリヤドネループ】 など1ターンが長いデッキが多いです。

そもそもデュエルマスターズは相手のターン中に干渉することができないカードゲームです。
これはループデッキにも言えることですが、ムーブが成立すると止める手立てがありません。
つまり自分がターン中に多くの行動を取っているとき、相手はそれを黙って待っているだけの状態です。

しかもこれらの動きは複雑で、相手が理解することが難しい場合があります。
確かにCSなどの大会であれば、参加者の多くは【ドッカンデイヤーループ】【シータバーンメア】【カリヤドネループ】の動きを理解しています。

しかし、「デュエマフェス」の大会は初心者やエンジョイ勢も参加します。彼らが環境デッキと戦って負けた時に思うことは「楽しい」ではなく、「つまらない」や「よくわからないまま負けた」でしょう。

一方的に負けることは「楽しい」から一番かけ離れていると、個人的には思っています。

「デュエマフェス」で環境デッキを使うことはダメなのか

では使うのがダメかと聞かれると、ダメではないと私は答えます。

「さっきナシと言ったじゃないか!」と思う方もいるでしょう。

しかし、ダメだと言い切ることはできません。
なぜなら、ルールで禁止されていないからです。

使うことは好ましくないけど、使うなとは言えない。

では一体どうしたらいいのでしょう?

相手の立場に立って考えよう

「デュエマフェス」で環境デッキを使う側の事情もあるはずです。使う側の事情を理解ことが解決への第一歩になると思います。まず使う側の事情を考え、次にそれに対する意見を述べていきたいと思います。

使う側として、以下の理由が考えられます。

・時間・立地等の関係でCSに参加できず、「デュエマフェス」くらいにしか参加できない
・環境デッキしか持っていない
・勝つことでデッキの記録を残したい
・デッキの試運転の場として利用している
・そもそも自分のデッキを環境デッキだと思っていない

都心であれば「CS」はかなりの頻度で開催していますが、地方の場合では「CS」の開催自体が少ないですし、あったとしても自宅から遠い場合は交通費がかかります。
そのような事情で「CS」に参加することが難しい場合、せっかく持っている環境デッキを「デュエマフェス」などの大会で使いたいという気持ちはわかります。

環境デッキしか持っていないという人もいるかもしれません。
しかし、「CS」に出ることが可能な場合は「デュエマフェス」ではなく、「CS」に出るべきです。

Twitterなどに優勝デッキとしてとして記録が残ることを目的にして、「デュエマフェス」に環境デッキで参加している人もいるでしょう。
これは個人的な意見ですが、記録を残したいのなら「CS」でいい成績を残して記録を残した方がかっこいいと思います。

「CS」に出る前の試運転として「デュエマフェス」で環境デッキを使う場合ですが、
正直なところ「デュエマフェス」で試運転するよりも「CS」にとりあえず出たほうが練習になると思っています。
「CS」と「デュエマフェス」ではプレイヤー層も違いますし、雰囲気も別物です。
「デュエバトル」という「デュエマフェス」と「CS」の中間のイベントもあるので、「デュエバトル」に参加してみるのもいいかもしれません。
(デュエバトルについては後で触れます)

自分の使っているデッキを環境デッキと認識していない人もいるかもしれません。
そういう方には、使用しているデッキが環境デッキだとやさしく教えてあげましょう。

理想の「デュエマフェス」にするためには

これは極論ですが、大会の参加者を全員同じ条件にしてしまえば、ある程度の公平性が生まれます。
完全に同じ条件にすることは不可能ですが、デッキ格差をなくすことによって同じ条件に近づけることはできます。

例えば、トッキュー8(パックを8パック買って見ないで開封し、そのままデュエルする)や使用デッキをスタートデッキ限定にするなどプレイヤーを同じ条件にすれば、初心者が一方的に負けるということはなくなります。

しかし、そうすると自分の好きなデッキを使いたい層などが割を食ってしまいます。

一番の理想は、「デュエマフェス」の「遊んで楽しんで強くなる!」という趣旨をプレイヤー側が汲んで、環境デッキなどを使うことを自制することだと思います。

運営がすべきこと

ここで公認イベント一覧表を見てみましょう。

クリエイターズ・レターVol.28|デュエル・マスターズ

https://dm.takaratomy.co.jp/library/cls-2017/creatorsletter28/

運営としても
楽しさ優先の「デュエマフェス」
楽しさと勝負を両立した「デュエバトル」
勝負優先の「CS」
と各イベントの差別化を図っています。

しかし、プレイヤー側が認知していなければ効果は薄いです。
運営はプレイヤーの理解を得るために、広報にもっと力をいれるべきです。

さらに言えば、「デュエバトル」を開催するための条件も厳しいと思います。

「デュエマフェス」を週1回以上定期的に開催というのは、地方のショップであるほど難しくなります。
「CS」の開催が少ない地方のショップの方が「デュエバトル」を開催する必要性が高いはずです。
地方のショップが 「デュエバトル」を開催するのが難しくなってしまっては本末転倒です。

プレイヤー側がすべきこと

プレイヤー側は大会の趣旨を知っているのであれば、趣旨にあった行動を取るべきです。

ルールで禁止されていないからといって
「デュエマフェス」で環境デッキ
「CS」でネタデッキ
を使用すると、イベントを区別している意味が無くなってしまいます。

他にはデュエマのコミュニティをもっと盛り上げたり、気軽に参加できるようにすることも重要です。

現状ではデュエマのコミュニティに新規で入るのは難易度が高いですし、周りのDMPがやめてしまったことによってデュエマをする相手がいないという方もいるでしょう。

そういった人たちが気軽にデュエマ仲間を見つけることができるコミュニティがあれば、「CS」に出られない人が環境デッキを使う場となるかもしれません。

最後に

デュエルマスターズはランキング制度の導入などにより、競技性がますます高まっています。しかし、現状ではエンジョイとガチの住み分けがうまくいっているとは言えません。

デュエマフェスでの環境デッキ使用は、住み分けがうまくいっていないことが表面化したものだと私は思っています。

売上も上がっていますし、デュエマ競技性を高めていく方向性に関しては間違ってないです。それでも競技一辺倒になるのは危険です。

エンジョイはエンジョイの楽しみ方があり、ガチにはガチならではの熱さがあります。

デュエルマスターズがエンジョイ勢、ガチ勢のどちらもがより楽しめるTCGとなることを願っています。


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