【ボルコン】クローシスボルコンの回し方、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【赤青黒ボルコン、クローシスハンデス】

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【ボルコン】クローシスボルコンの回し方、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【赤青黒ボルコン、クローシスハンデス】

はじめに

皆様は「コントロール」といえば、誰を思い浮かべるでしょうか。

《ニコル・ボーラス》? 《龍世界 ドラゴ大王》

いいや、皆誰しもがこの名前を思い出したはずです。

《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》!!

やはり彼なくして「コントロール」の名は語れないでしょう!

\永遠の切り札!!/

着実に盤面やリソースを固めた上で、相手のシールドを焼却。

シールドトリガーによる反撃の隙を与えることなくトドメまで持っていけるフィニッシュ力。

その強固なる攻めの姿勢は、まさしくキング・オブ・コントロール。綺麗な勝ち筋を描いて勝利を掴むことができるのです!

そんな永遠の切り札《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》

デュエマ20周年を記念して、なんとまさかの「G・ストライク」たる新たな力を手に入れ、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》として再び登場したのです!

\祝おうじゃあないか、20周年の栄光を/

ふと目に止まって読み始めたら「俺も、私もボルメでブイブイ言わせてやるぜ」となった方は、各リンクからそのまま【クローシスボルコン】のカードをまとめて購入することもできちゃいます。

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気になった方はぜひに購入なすってくださいませー!

目次

【クローシスボルコン】の特徴

【クローシスボルコン】は【ハンデス】のテーマカラー『青』『黒』によるコントロール能力に、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》をはじめとした『赤』による明確かつ爆発的なフィニッシュ力を組み合わせたデッキコンセプト。

\明確なフィニッシャーです/
\爆発的なフィニッシャーです/

《ブレイン・タッチ》《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》で相手のリソースを刈り取りつつ、自分のリソース確保。

\ぽいぽいたいむ/
\ドロー… ドロー… ドロー… /

着実にリソースの差を作り、徐々に相手の行動を縛り上げていきます。

リソースの差によって返しができなくなったタイミングを虎視眈々と狙い、このデッキの本丸《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》が満を辞しての登場。

\転生したら受け札にもなった件/

手札による後続はおろか、シールドトリガーという唯一の希望の光すら確実に削ぎ落としてフィニッシュ。

そして何より偉いのが、フィニッシャーである《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》は受け札にもなるという点。

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー7000 / コスト7

G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はかわりにそのシールドを墓地に置く。 

火力を落とすことなく耐久値を上げ、ビートや速攻にも強く、それでいて安定したコントロール性能を発揮できるのです!

盤面や手札が目まぐるしく動くものの、やること自体は「ハンデス」からの「ボルメ」だけ。

\手札を!/
\よこせー!/
\無条件パンチ/

並行して考えなければいけないことがないため、実はコントロールデッキとしては運用のしやすいデッキテーマとなっています。

ド直球ストレートながらも、それを知っていてもなお返すことのできない「ボルメ」の絶大な破壊力。

\対策なぞありはしない/

このギャップと、何よりリソース面での優越感。

これが堪らなく、そして最大限感じられる逸品です。

【クローシスボルコン】デッキレシピ

デッキの確定枠と自由枠


以上、『19枚』が確定枠。それらを除いた『21枚』が自由枠となります。

【クローシスボルコン】の名の通り、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》をピックすることになるのですが、ここは使用者によって『2〜4枚』と大きく変動する枠です。

ただ、受け札にもなれる点。赤マナ確保のために躊躇なくマナにおける、かつそれでも手札に招き入れられる点。この2点から『4枚』採用をオススメします。

\容赦ないマナ行/

「青」「黒」だけでなく「赤」もピックしている【クローシスボルコン】。
「赤」といえば、1枚から大幅なアドバンテージを生み出すGRを素早く、そして大量に展開できる《“魔神轟怒”万軍投》はやはり『4枚』必須でしょう!

\やべぇやつをやべぇ出す/

《カット 丙-二式》《ソゲキ 丙-一式》とハンデス要素を無理なく自然に展開。むしろ同時に複数枚叩き落とすなり、《天啓 CX-20》《サザン・エー》《回収 TE-10》でリソース確保すら可能。

\ジェニーです(低音)/
\ゴーストタッチです(裏声)/

リソースで差をつけていく【クローシスボルコン】にとって、1枚からここまでのアドバンテージを生み出せるカードは唯一無二。

【クローシスボルコン】を使うと、いかにGRクリーチャーがヤバい存在かを改めて感じます。

\おまけ/
\だけど/
\おまけ/
\じゃない/

そして、色は変わり「青」「黒」要素。

相手の手札を落とす、俗に言う【ハンデス】要素になる《ブレイン・タッチ》《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》はそれぞれ『4枚』。

\私も転生した/
\私抜きでハンデスとかwww/

《ブレイン・タッチ》は【ハンデス】の言わずもがなな存在。相手のリソースを狩りつつ、自身のリソース確保ができる優秀な1枚です。

\私以外見れなくしてあげる…/

《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》は本デッキの初動枠。トリガーも持っているため、速攻相手にもリソースを狩って後続を潰せます。

\ハンデスの定番/

この枠は《傀儡将ボルギーズ/ジェニコの知らない世界》と悩みどころですが、GRの存在もあり、【クローシスボルコン】では継続的に相手の手札を叩き落とすことが非常に容易です。

そのため、一発ドカンとパワーラインを下げるよりも、じわりじわりとパワーラインを下げられる《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》がオススメ。

\一発ドカン/
\じわじわ/

最後に《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》は『3〜4枚』のピック。

\横向きですまん/

「赤」が入ったことによって、さほどDスイッチによって撃てる呪文を積めないこと。最大枚数積まなくとも、他のカードで十二分にリソースを稼げること。

そして何より様々なデッキにピックされ、多大な影響を及ぼしている《希望のジョー星》が【クローシスボルコン】には刺さらず、張り返しが不要であること。

\俺が効かないってマジ???/

様々な要因が重なり、最大枚数までは不要という考えのもと、今回は『3枚』を確定とさせていただきました。

以上が確定枠。

残りの自由枠には、まず第一に盤面処理ができるものをピックしてあげましょう。

すでに場に出ているクリーチャーを対処できなければ、無為にハンデスしてターンを進めるのみで、根本の解決になりません。

特に【クローシスボルコン】は《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》を場に出し、盾を焼却し続けるのがコンセプト。

\お、俺を守ってくれ!!/

つまりは盤面に《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》を残し続けなければいけない、と言う相手からすれば最大の狙いどころがあります。

その点も含め、盤面処理のピックは必須であり、最優先事項なのです。

そして、そんな【クローシスボルコン】をまとめた構築がこちら!

デッキリスト


今回はハンデスと盤面処理を“継続的に”仕掛けることをメインに据え置き。

\ハンデス/
\継続/
\盤面処理/

その場その場に合わせたカードを選びプレイするのではなく、自分の動きを相手に押しつけ動きたいように動く。

そんな使いやすさに長けた形でございます。

【クローシスボルコン】カード解説

デッキの起爆剤「主力」

《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー7000 / コスト7

■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はかわりにそのシールドを墓地に置く。 

ブレイクしたシールドを手札に加えさせず墓地に直接叩き落とすことで、シールドトリガーを無効化できる、デュエマ界におけるフィニッシャーの始祖的存在です。

そんな究極のフィニッシャーに『G・ストライク』が付いたことで、比較的受け札を採用し辛かった「赤」に革命を起こした1枚。

何より大きいのは、「シールドトリガー」とは違い、相手に見せるだけ。

つまり、手札に残せるため純粋な手札のアドバンテージを作れる他、不用意に場に出して相手に除去されると言う心配がなくなります。

もうそんなイケメンムーヴされたら黙って入れる他ないのです。流石は初代切り札。

《“魔神轟怒”万軍投》

【 呪文 】
文明 火 / コスト6

■マスターG・O・D・S(ルビ:ゴッドオーバーダイナマイトスペル)(この呪文を、自分の手札を1枚捨てて、唱えてもよい。そうしたら、このターン中に捨てた自分の手札1枚につき、この呪文を唱えるコストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)
■GR召喚を3回する。

爆発的リソース差を作り出す全ての元凶。端的に換言すると、赤のヤベェやつです。

自身ではどれを出せるか選べない「GR」と言うシステムを経由するリスクこそありますが、その分このたった1枚から「3枚ハンデス」や「8枚ドロー」、「即刻回収してもう一回遊べるドン」など、超ヘビー級のリソース差を作り上げることができます。

不確定とはいえ、たった『4マナ』でほぼ確実にハンデスもドローもできると書いてあるカード。

リソース差を作りたい【クローシスボルコン】にとって最高のシナジーを生み出してくれますよ!

数で捩じ伏せろ「リソース確保」

《Wave ウェイブ》

【 クリーチャー 】
種族 トリックス / ワンダフォース / 文明 水 / パワー5000 / コスト5

■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、コスト4以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。
■各ターン、自分が1枚目の呪文を唱えた時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)

各ターン呪文を唱える度に「GR召喚」できる、継続的にリソースを確保できる1枚。

それだけではなく、登場時には墓地のコスト4以下を唱えることが可能。

しれっと、ハンデスをぶちかまして、ゆったりGRクリーチャーでアドバンテージを稼いでいくことができます。やらしいですね。

《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》

【 D2フィールド 】
文明 水 / コスト5

■S・トリガー(このD2フィールドをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ展開してもよい)
■自分のターンの終わりに、カードを1枚引いてもよい。(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
■Dスイッチ:相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、水のコスト7以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。

書いてあることは超シンプル。

毎ターン終了時に『1ドロー』。つまり、毎ターン『2枚』ドローができるわけですね。

小さく見えますが、このデッキにおいては特に大きな差。

なぜならば、この【クローシスボルコン】ではデッキコンセプトの通り【ハンデス】、つまりは相手の手札を墓地に送ることが主軸になっています。

自分は毎ターン手札が『+2枚』、ハンデスを受けた相手は『±0枚』

その差は歴然。圧倒的リソースを前に、相手はじわじわとやれることをなくし、しょんぼりとしていくのです・・・。

相手のリソースを枯らせ「ハンデス」

《ブレイン・タッチ》

【 呪文 】
文明 水/闇 / コスト3

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■カードを1枚引く。

「青黒といえば?」と尋ねたら、9割くらいの方が答えるであろう、超お馴染みのリソース確保&奪取手段《ブレイン・タッチ》

これ無くして、【ハンデス】要素は語れません。

「1ドロー」「1ハンデス」と言うシンプルな効果ではありますが、自身は『+1』、相手は『−1』なので、実質『2枚』の差が生まれています。ヤバいですね☆

《Wave ウェイブ》の効果に起爆剤になる他、《Wave ウェイブ》《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》《回収 TE-10》の登場時効果に対応しているため、複数回使い回しも可能。

こんなもん何度も投げられたら、堪ったもんじゃあありません。

しかし、そんな業の深いことをするのが、最高に気持ちいいんだ・・・。

《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》

【 ツインパクトカード 】
種族 マフィ・ギャング / 文明 闇 / パワー3000 / コスト4

■スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)
■相手が手札を1枚捨てた時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-3000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)

【呪文】
カード名:ゴースト・タッチ
文明:闇
コスト:2マナ

■S・トリガー
■相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

同じく「ハンデスといえば?」と尋ねたら、9割5分くらいの方が答えるであろう、【ハンデス】の定番《ゴースト・タッチ》のツインパクトVer.です。

このデッキの初動であると同時に、上のクリーチャー面で出すことによって、「1ハンデスごとに『-3000』」という地味にやらしい除去効果を使うことができます。

【速攻】【ビート】などの小型を立てて殴るデッキ、【ドギラゴン閃】初め各種初動をクリーチャーに委ねるデッキ。

これらを軽く葬れる他、後述の《DROROOON・バックラスター》と組み合わせれば、任意のクリーチャーのパワーを下げるだけ下げて、バトルさせて盤面処理、という芸当も可能。

ハンデスメインに見せかけた、優秀な除去札だったりするわけですね。なんて憎らしい。

《滅砕!鬼札MAX》

【 呪文 】
種族 鬼札王国 / 文明 闇/火 / コスト2

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。バトルゾーンに自分の闇のクリーチャーと火のクリーチャーがそれぞれ1体以上あれば、両方選んでもよい。
 ▶相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体破壊する。
 ▶相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

『2マナ』、つまり初動で使える「ハンデス」or「盤面処理」。おまけにシールドトリガーが付いている、ということで、実質《ゴースト・タッチ》の『5〜8枚目』と考えていただければ結構。

「赤マナ」こそ必要になりますが、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》始め、このデッキの「赤」は基本的に単色。そのため、割と安定して初動として機能します。

「ハンデス」効果は言わずもがなですが、此奴は「3000以下破壊」という「盤面処理」効果も持っています。《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》等、相手の初動を刈り取ることができるわけですね!

初動であり、初動潰しでもある。そんな最初の動きに幅を持たせてくれる1枚なのです。

《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》

【 ツインパクトカード 】
種族 サイバー・コマンド / 文明 水/闇 / パワー6000 / コスト6

■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、コスト3以下の呪文を合計2枚まで、両プレイヤーの墓地から選ぶ。それらをコストを支払わずに唱え、その後、持ち主の山札の一番下に置く。

【呪文】
カード名:ウォズレックの審問
文明:闇
コスト:2マナ

■相手の手札を見て、コスト3以下のカードを1枚選び、捨てさせる。

基本は同じく初動の『2マナハンデス』枠。

ただし、《滅砕!鬼札MAX》《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》とは違い、相手の手札を見て、好きな「3以下」を叩き落とすことができます。

先行後攻どちらであっても、相手の初動、ないし次の動きを封じることができる貴重な存在。マナ埋めの段階で「こいつ・・・小型絶対並べてくるな・・・?」と思ったら、上述の2枚より優先して発動するとGood。

また、この子に関しては、上のクリーチャー面も強力。

このデッキにおいては、一度使った【ハンデス】カードをもう1回使い回す、すなわち『2枚ハンデス』だと思っていただければOK。

試合中盤〜終盤にかけて、初動のハンデスを受けて立ち直しつつある相手の体勢を再び崩してやりましょう。

打点を削ぎ落とせ「盤面処理」

《DROROOON・バックラスター》

【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / ワンダフォース / 文明 火 / パワー4000+ / コスト4

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、GR召喚する。
■自分のGRクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■バトル中、このクリーチャーのパワーを+2000する。

GR召喚した時に相手の『6000以下』クリーチャーを葬れる便利なクリーチャー。

《“魔神轟怒”万軍投》と合わせれば、相手の盤面をすっからかんにすることなど、造作もないわ。

しかし、こやつの真価は、前述の《Wave ウェイブ》に隠されています。

というのも、《Wave ウェイブ》が盤面にいれば、軽いコストでハンデス呪文を唱えられる【クローシスボルコン】は実質的に毎ターン「GR召喚」が可能です。

毎ターン「GR召喚」・・・。

・・・そう、《Wave ウェイブ》《DROROOON・バックラスター》が揃えば、たった呪文1枚を唱えただけでリソース確保と盤面処理の両方を常にできるのです。

自分がやりたいアクションを起こすだけで、おまけとは言えない爆発的な効果がついてくるときたもんだ。GR召喚のまさしく真髄がここに詰まっています。

【クローシスボルコン】デッキの回し方

①ハンデス連打

このデッキには《フェアリー・ライフ》などのマナ加速が入っていません。

\初動の座を奪われております/

そのため、やることは非常にシンプル。

その時のマナで可能な限りのアクションを起こすのみ!

『2ターン目』に《滅砕!鬼札MAX》《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》を発動。

理想はここで、相手の初動を潰せると最高。・・・ですが、基本運命に託すことになるので、祈りながらハンデスしてください。

\破壊もできるよ!/
\じわじわ削るよ!/
\ピーピングハンデスだよ!/

『3〜4ターン目』に上記カードないし、《ブレイン・タッチ》を発動。

《ブレイン・タッチ》の発動圏内に入ったら、ドローによるリソース確保ができる《ブレイン・タッチ》を優先して発動しましょう。

\1枚で2枚動かすメェン/

この後の動きでも上記のハンデス群を触れることにはなりますが、1ドローできる《ブレイン・タッチ》が1つ頭抜けて優秀です。

もし相手の盤面にすでに小型クリーチャーが並んでいる場合は《滅砕!鬼札MAX》、相手のマナがすでに潤沢な場合は《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》と、一応それぞれに輝く瞬間があります。

\初動打ち抜きメェン/
\継続的に焼いてやんぞ/

ただし、あくまで相手依存のため、発動するか否かは状況判断が必須。 その点も踏まえて、とりあえず1ドローで後続に繋げられる《ブレイン・タッチ》を使っておくのが無難でしょう。

\結局私、ってわけ/

②リソース確保と奪取の並行作業

『5マナ』に到達したら、徐々に動きを自身のリソース確保に向けていきます。

《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》《Wave ウェイブ》による継続的にリソース確保と奪取で、相手とのリソース差を作っていきましょう。

\横向きですまん/
\永遠の地獄をみせてやる/

《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》は相手が、すでに盤面にクリーチャーを並べている、もしくはトップ解決できてしまう【5Cコントロール】や【モルトNEXT】など、の場合に“のみ”優先して発動します。

相手の攻め札を「Dスイッチ」から《超次元ガロウズ・ホール》《テック団の波壊Go!》を使い、盤面からさようなら。

万が一、手札に戻っても安心。何せこちとら【ハンデス】が得意分野。「手札に戻っても次のターンに使えば・・・」と思って意気揚々としている相手に、【ハンデス】をぶつけて何もできない環境を作ってあげましょう。下手したらサレンダー入ります。

\裏返ってすまん/
\2面除去もできるぞ!/
\禁断すら吹き飛べ/

場合に“のみ”と書いた通り、あくまで上述の場合に限り優先すべきカードであって、基本は《Wave ウェイブ》を場に繰り出すこととなります。

\爆アド上振れヒャッホー!/

と言うのも、当然のことながら相手もリソースを稼ぐ動きをしたり、そもそもドローをしたりで、手札をかろうじて守ってくるはず。

そこで墓地のハンデス呪文を唱えつつ、GRクリーチャーという爆アドを使い、守り抜くことに必死になっている相手に継続的ハンデスの地獄を。自身には継続的なGR召喚によるアドバンテージを。

ここで1ターン何もしないターンがあっても、返されることがないであろう状況を作り上げましょう。

③盾焼却で確実なトドメを!

1ターン何もしないターンがあっても、返されることがないであろう状況になり次第、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》を召喚

\すべて壊すんだ/

このターンは下手したら盤面処理はおろか、呪文詠唱すらできません。
故にこそ、しっかりと返されないであろう状況を作る必要があるのです。

あとは毎ターン《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》“のみ”で殴って、シールドを片っぱしから墓地へ。

シールドトリガーの発動を許すことなく、確実にフィニッシュを決めましょう!

ちなみに、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》“のみ”での攻撃が基本としてはあるものの、稀にGRやその他クリーチャーで殴ってしまうパターンもあります。

1つ、受け札に乏しい【速攻】等
そもそも殴っても形勢逆転はほぼないため、早期決着を狙いに行って問題なし。

\↑早い/
\↑早い/

2つ、【5Cコントロール】や【モルトNEXT】等

\↑できることなくしてくる/
\↑1枚で全部返してくる/

奴らはデッキトップ1枚で急に返してくる可能性があります。そのため、早期に決着をつける必要が出てくるため、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》にこだわり過ぎると突然形成を逆転されてしまいます。

このようなパターンも稀に遭遇するため、相手のデッキ分析・予測は深くしておく必要があるでしょう。

【クローシスボルコン】のカスタマイズ

盤面処理マシマシクローシスボルコン


フィニッシュプランに変更はありませんが、リソース確保よりも盤面処理を強めた構築。

受け札こそ減ってはいますが、そもそも相手に盤面を硬める隙を与えないため、より幅広いデッキに対して安定的フィニッシュプランを組み上げることができます。

カード解説

《斬罪 シ蔑ザンド》

【 オレガ・オーラ 】
種族 マフィ・ギャング / デリートロン / 文明 闇 / パワー+4000 / コスト4

■無月の大罪2(このオーラを使うコストを2少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体破壊する)
■これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
■これをクリーチャーに付けた時、各プレイヤーはそれぞれ自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。

《DROROOON・バックラスター》の入れ替えでピックした1枚。

継続性こそないものの、相手のクリーチャーのパワーがどれほど高かろうと除去できる点が非常に優秀。

おまけに役目を全う下にも関わらず、未だ自分の盤面に並んでしまっているGRクリーチャーを山に返すことができます。

これで1枚から複数の効果が発動するのを、もう一度、いや何度でも見れるってわけです。

まあ間違いなく、GR君は過労死ライン超えますね。安らかに眠らす気はない。

《絶望と反魂と滅殺の決断》

【 呪文 】
文明 闇 / コスト5

■この呪文を、自分の墓地から唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)  
→相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。  
→コスト4以下の闇のクリーチャー1体またはコスト4以下の闇のオーラを1枚、自分の墓地からバトルゾーンに出す。  
→相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。

ここ最近のデュエマを触れている方なら、「またお前かァ!!」と叫びたくなってしまう究極のヤベェやつ。

ハンデス、蘇生、パワーマイナス。この3つを『2回』使える第二の《“魔神轟怒”万軍投》と思ってもらえれば結構。そりゃあ当然強い。

手札からだけでなく、墓地からも発動可能ということで、使い回しはもちろん、《“魔神轟怒”万軍投》の手札コストを実質『0』で使うことができます。

このデッキのやりたいことを全部持っている危険物。やらしい話めちゃくちゃ高いカードですが、それに見合った価値のあるカードですね。私もこの前破産覚悟で買ってきた。

《希望と勝利の伝説》

【 呪文 】
文明 水/火 / コスト5

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。■カードを2枚引く。その後、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。

「2ドロー+《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》召喚」という何ともシンプルな1枚。

しかし、早期に《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》を着地できるだけでも入れる価値あり。

さらには、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》をシールドから捲って「G・ストライク」を使った後、手札に残った《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンGS》の召喚する流れも取れます。

《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》からも発動できるため、シンプルな効果とは(良い意味で)見合わない1枚ですね。

\最後に横向きで失礼/

あと個人的な心持ちですが、これを入れておくと、何となく「お、私ボルメ使ってる!」感が出るのでおすすめです。

おわりに

着実に自身と相手のリソース差を作り、フィニッシュへと繋げていく【クローシスボルコン】。その堅実なフィニッシュプランは、強力ながらも扱いやすい魅惑の逸品です。。

\使いやすいぞ/

カーナベルでは【クローシスボルコン】のデッキパーツや相性のいいカードを豊富にご準備。

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