昨日のデュエチューブにて、《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》の全貌がネット上でも明らかになりました。

《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》

【クリーチャー】
種族 アーマード・ドラゴン/文明 光/火/コスト 10/パワー 17000

■革命チェンジ：コスト7以上の名前に《ボルシャック》とある多色クリーチャー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を見て、その中から《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》ではないアーマードを好きな数出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。
■自分の他のクリーチャーすべてに「ブロッカー」と「スピードアタッカー」を与える。
■各ターンの終わりに、自分の他のクリーチャーをすべてアンタップする。

アビス・レボリューションのトリを務めるだけはあり、ド派手な出力が魅力です。

そんなこのカードの発表を受け、世間ではとあるカードが話題になっています。そのカードとは……

《 聖霊龍騎セイント・ボルシャック 》です。

先週のデュべり部でも取りあげられていた彼。

ばにら所長も持ち上げているようで上げていなかったこのカード、世間でも賛否両論ですが実際のところ「使用に値するのか」、今回は調査していこうと思います。

おさらい

まずは能力のおさらいです。

《聖霊龍騎セイント・ボルシャック》

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / アーマード・ドラゴン / 文明 光/火 / パワー9000+ / コスト9

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーを召喚するコストを、自分の墓地にあるエンジェル・コマンドまたはアーマード・ドラゴン1体につき1少なくしてもよい。ただし、コストは2より少なくならない。
スピードアタッカー
パワーアタッカー+4000
W・ブレイカー

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ボルシャック特有の墓地参照の力が軽減に活きたタイプですね。白銀の鎧が聖なる力を感じさせてカッコいいです。

さて、所長がすでに仰っていますがこの文明かつこの種族対象を鑑みると順当に行って7マナ、良くて6マナくらいで出せるチェンジ元です。

コイツの残念なところは枚挙にいとまがないんですが、実用の面で言うととにかく「赤白で墓地を肥やしてコイツを出したい」デッキを組めないところ。

赤の墓地肥やしって質も量もシブいんですよね。質の高い青、量の多い黒、どっちもいける緑からあぶれた2色でこの戦術をとるのはかなり酷なところ。

【デイガ墓地ソース】とか皆さん組みますか？そういうことです。

ただ、「出そうと思えば」意外と出せるのかもしれない……。

9割たわごとなのですが、《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》とか、微妙にかみ合いが良くて実質2軽減～みたいな話しながら合法的に(？)《王来英雄 モモキングRX》+《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》といったもう1つのチェンジ元を用意できるんですよね。

何か道中で《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》でメタクリ焼いてても軽減できるし、本当に「出しに行く」こと自体はできそうです。(言い方で察してください。)

バクテラスの今後は？

《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》の未来について、一応触れておきましょう。

正直、北白河が口を酸っぱくして言っていますが、

この段階の考察はおおむね泡と消えます。

今回は特にわかりやすいのですが、どう考えてもSRに多色7コストのボルシャックが出てきて、そいつ次第で評価なんていくらでも変わるからですね。

ただ逆に言うと「新規がポシャったとき」に関してはスタートダッシュにも意味が生まれます。

それゆえに今考えるべきは「チェンジに頼らないバクテラス」、これでしょう。

幸いアーマードには踏み倒しも軽減も豊富にありますし、上でちょっと触れた緑入りの構築なんかも試す土壌はあります。

皆さんも私と一緒に二の矢、三の矢を考えてみませんか？

今回のまとめ

• セイント・ボルシャックはかなりかわいい。
• 非チェンジ軸を練らないか？

今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします！