邪神と水晶の華発売から1日、《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》が大人気です。

なんと相当数用意していた弊社の在庫も空っぽ。

何やらとんでもないことになってきましたね。

ベートーベン、何故？

【 クリーチャー 】
種族 ゼニス・セレス / 文明 自然 / パワー19000 / コスト13

■水晶ソウル3（このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにある裏向きのカードのマナの数字は3になる）
■マッハファイター
■Q・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時、自分の山札の上から3枚を見る。その中から、好きな数のクリーチャーを相手に見せ、手札に加えてもよい。残りを裏向きにして、マナゾーンに置く。
■このクリーチャーがタップしていれば、相手のクリーチャーは自分を攻撃できない。
■エターナル・Κ（このクリーチャーが離れる時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを3枚、表向きにしてもよい）

今回の目玉と言われていた《偽りの希望 鬼丸「終斗」》をも飛び越えて大人気を博している《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》。

実際問題、最近のデュエマの動きとは結構乖離が起きている気がします。

普段のデュエマなら、CSで結果を残す→人気が増える、というフローがSRのそれでした。

今弾で言うと《水晶の王 ゴスペル》がそれにあたりますね。

一体何がそこまでみなさんを惹きつけるのでしょうか。

今回はここに仮説を立ててみました。

仮説1.ゼニスがクソ人気

1つ目にして最優力候補です。

E2でわいわいキャッキャしていた層が、大学生や社会人になって余裕が出てきたのでしょう。デュエマに帰ってきた、あるいはここまで続けてきた結果、思い入れのある種族の再フィーチャーに沸き立っている……という説ですね。

正直、私はここよりもう少し上の世代であり、どちらかと言うと「ビクトリーBEST」でフィーチャーされた【サムライ】の世代だったのですがここまでの勢いではなかったです。

それほどまでに「ゼニス」という存在は畏怖と尊敬を集めてきたということでしょうか。

仮説2.新ギミックがクソ人気

これもまあ有力候補です。

今回のギミック、通称「水晶マナ」を使う上で一番オススメなのがこの 《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》 。

速報記事や新弾レビューにおいて再三語ってきましたが、私としては結構高めにこのカードを評価してきました。

手っ取り早くというか、わかりやすく新ギミックを体感できるのはやはりこのカードだと思うんですよね。自然ゼニス・セレスは《呪華のサトリ カナザー》なんかの存在もありますし。

仮説3.その上でベートーベンが必須

ゼニス・セレスが大人気だったり、水晶マナに興味津々だという上で、さらに……っていう説ですね。

混色でゼニス・セレスのデッキを組む時、真っ先に追加される色が恐らく自然文明です。

マナをいい感じにして戦う以上、どうしても純粋なマナ加速のあるこの文明に頼らざるを得ないシーンは少なくないでしょう。

先述したカナザー以外にも、《「この私のために華を咲かすのだ！」》なんかもあるので足元を固めるにはうってつけ。

元が【ビマナ】の性質を持っている以上、避けては通れない道かもしれませんね。

にしたってすごい

そもそもの話なんですが、『邪神と水晶の華』の売れ行きがすごいですよね。弊社は三重にあるのですが、近隣のカードショップや取扱店舗ではどこも基本品切れ。

もうパックが手に入らないんですよね。トレジャー各種の効果か、ゼニスの効果か、新ギミックの効果か、どれが一番影響があったのかはわかりませんが、それでも『パックそのものが人気』と言うのは間違いありません。

冒頭にも述べましたが、最近のデュエマって本当に「競技シーンでの採用率」が人気に先行していたんですよね。

コンテンツの存続には「デュエマに真剣！」ってだけじゃなく、「何となく遊んでるよ」っていう層も必要不可欠です。

欲しいものが欲しいタイミングで手に入らないことは難儀ですが、この現象自体はデュエマに取って明るいものなのかもなと思ったり……。

まあ、うちの値付け担当は日曜日だってのにヒーコラ言う羽目になりましたがね……。

そんなカーナベルの事情

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今回のまとめ

• 《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》 大人気！
• 『邪神と水晶の華』 も超人気！
• カード売るならカーナベルへ！！

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