皆様こんにちは、たけじょーです。
今年も来るぞ……「ヤツ」が……!!!

BESTシリーズ最新作、「悪感謝祭 カリスマBEST」!!!!!
2023年「ビクトリーBEST」以来、夏の風物詩となった特殊弾。毎回5つのテーマがピックアップされ、これをベースに強力なデッキが組める収録内容となっております。
23年の【闇自然アビス】、24年の【火光闇ファイアー・バード】・【光自然ドリームメイト】・【光水闇マーシャル】、25年の【水単サイバー】などなど、環境に大きな影響を与えたデッキもここ出身。今年はどんな強力テーマがやってくるのか?と、ワクワクしながら待っていた方も多いのでは。
そんな「カリスマBEST」では、その名の通り歴代の悪役たちが縦軸のテーマに抜擢。ここ2年がカワイイ系の方向性だった反動か、かなりクールでダークな面々が揃っていますよ~!
ということで今回は、公開された全カードリストを基に各戦略についてくっちゃべっていきとうございます。発売まであと1週間切ってますよ、出遅れ注意!
目次
【デモニオ】鬼はええ!このまま(ry
まずは鬼札アバクの鬼札王国……もとい、【デモニオ】戦略から見ていきましょうか。
3代目主人公・切札ジョーのライバルにして、ジョー編の大トリを飾ったカリスマが鬼札アバク。そのパートナー種族・デモニオの特徴は、自他問わずシールドを高速で削ることでボーナスを得る能力にあります。
全プレイヤーのシールド枚数の合計が6枚を下回ると発動する〈鬼タイム〉、そしてシールド0枚のプレイヤーがいると解禁される〈鬼エンド〉が両輪となっており、これらを持たないカードであっても、シールドを犠牲に効果を使うものが多いのが特徴ですね。この辺りは、デモニオ初登場時の特殊種族・鬼札王国に起因する個性と言えます
新弾のデモニオ達もこの方向性に則りつつ、カードタイプ面ではタマシード×スター進化という形でまとめられています。こちらは王来MAXにてアバクが使用した鬼レクスターズより引き継いだ特徴です。
ではそれらが混ぜ合わされた結果、どうなったか? と言いますと……これまで以上に早く、攻撃的にシールドを削ることが可能になってしまいました。

【 スター進化クリーチャー 】
種族 デモニオ/鬼レクスターズ / 文明 闇/火/自然 / パワー7000 / コスト5
■このクリーチャーを召喚する時、自分のシールドを2つまで選ぶ。選んだシールド1つにつき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。このクリーチャーが出た時、選んだシールドを手札に加える。そのS・トリガーは使えない。
■スター進化:デモニオ、闇、火、または自然の、クリーチャー1体の上に置く。
■マッハファイター
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、カードを2枚引き、コスト5以下のデモニオを1つ、自分の墓地から出す。
SRの1枚・《鬼黒皇グレイテスト・ジャオウガ》はシールド2枚と引き換えに3コストに。即座にW・ブレイカーで殴りかかりつつ、手札交換と横展開までやってのけます。
さらに、回収したシールドも無駄にはなりません。S・バックを使えばこれもアクションの起点にできます。再録されている《「涅槃」の鬼 ゲドウ大権現》はじめ、《秩序の意志》などが有望株……ですが、今弾ではもっとヤバイ1枚が収録されておりまして。

【 スター進化クリーチャー 】
種族 デモニオ/鬼レクスターズ/超化獣 / 文明 闇/自然 / パワー9000 / コスト4
■S・バック:デモニオ
■スター進化:デモニオ、闇、または自然の、クリーチャー1体の上に置く。
■ブロッカー
■パワード・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時、自分のシールドを1つ墓地に置いてもよい。そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードをすべてアンタップする。
────────────ハイパーモード────────────
パワー:12000
■自分のターンに1度、デモニオ・カードを自分の墓地から実行してもよい。
それが《禁鬼機関 ジャオウガ-8》。シールド1枚を墓地に置くと、なんとマナをすべてアンタップできてしまうのです! そんなんアリ?
召喚時限定の効果ではあるものの、S・バックは実行扱いですので一切問題なし。なんなら2コストのシールド回収カードと組み合わせることで、最速2ターン目に着地させることが可能です。
その場合起きるマナは2枚のみですが、自身のパワーをZラッシュで上げパワー12000のT・ブレイカーに化けるというのですから十二分に脅威です。

【 タマシード 】
種族 デモニオ/鬼レクスターズ / 文明 闇 / コスト2
■シンカライズ
■自分のターンのはじめに、自分のシールドを1つ手札に加える。その「S・トリガー」は使えない。
組み合わせてくれ!と言わんばかりに、低レア帯には2コストでシールドを回収できるデモニオが複数収録。同じくシールド回収に長ける《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》・《鬼ヶ伝双 VSジャオウガ》あたりとも掛け合わせるとまとまりそうな雰囲気です。
これらのカードで打点を組み上げた末に、ダメ押しとして投下されるのがSPRの《CRY-S-MAX ジャオウガ》。

【 S-MAX進化クリーチャー 】
種族 デモニオ/鬼レクスターズ / 文明 闇/火/自然 / パワー8000 / コスト5
■CRY-S-MAX進化:自分がゲームに負ける時またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊するか、自分のシールドを1つ墓地に置いてもよい。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
■マッハファイター
■スレイヤー
■W・ブレイカー
■<鬼エンド>このクリーチャーの攻撃の終わりに、シールドが1つもないプレイヤーがいれば、このクリーチャーをアンタップする。
進化元不要の即時打点で、シールドか表向きカード3枚と引き換えの除去耐性〈CRY-S-MAX進化〉つき。【デモニオ】デッキなら実質不死身レベルの堅さになります。さらに鬼エンドで無限攻撃まで獲得するため、いよいよ手が付けられません。

【 タマシード 】
種族 デモニオ・鬼レクスターズ / 文明 闇/火/自然 / コスト5
■鬼エンド:クリーチャーが攻撃する時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、自分のマナゾーンに火、闇、自然の各文明があれば、このタマシードを自分の手札からコストを支払わずに実行してもよい。
■シンカライズ
■このタマシードが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。
■自分がゲームに負ける時、かわりにこのタマシードから進化できるコスト5以下のデモニオ・クリーチャーを1体、自分の手札からこの上に置いてもよい。
また万一攻め込まれたとしても、《一王二命三眼槍の封》で切り返せます。鬼エンドで無料実行でき、敗北するかわりに5以下のデモニオへ進化するというこれまでにないテキスト。スター進化で進化先のみが離れると再度敗北回避できてしまうの、流石に凶悪すぎでは?
総じてこれまで以上のスピードで展開・攻撃ができるようになっており、かつ守りも一定以上にこなせる印象。攻めて良し・守って良しのデザインは《百鬼の邪王門》のころからの伝統ですね。
一方で、キーとなるのがスター進化クリーチャーである都合上、進化元の確保が必要である点が運用上のネック。
横展開する上でも一度小型獣・タマシードを噛ませる必要がありますから、的確に除去を合わせられると苦しくなるかもしれませんね。《一音の妖精》あたりもクリティカルに刺さりそうです。
呼ばれて飛び出て【ボルシャック】
続いてご紹介しますは、プリンス・カイザの【ボルシャック】戦略。
昨今の愛の伝道師イメージとは裏腹に、登場当初は目的のためなら手段を選ばない一面を見せていた彼。斬札ウィンのライバルとしての抜擢は納得じゃないでしょうか。
彼の操る【ボルシャック】は切札家のものとは違い、革命チェンジも駆使しながらの大量展開が持ち味。小型獣も交えつつ、数で圧す戦法が特徴的ですね。今回は新たな武器として水文明を追加した上で、〈S革命チェンジ〉を引っ提げてきました。

【 クリーチャー 】
種族 マジック・アーマード・ドラゴン/ゲーム・コマンド / 文明 光/水/火 / パワー6000 / コスト5
■S革命チェンジ:アーマード(自分の指定のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーと、手札または裏向きでシールドゾーンにあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚を表向きでシールド化する。
■自分のアーマード・ドラゴンが離れる時、かわりに自分のシールドゾーンにある表向きのカードを1枚、表向きにしてもよい。
SはシールドのS。手札からのみならず、表向きシールドからでもチェンジができてしまうという上位互換能力です。序盤から楯追加で公開領域を広げつつ、柔軟に革命チェンジを狙っていこうというデザインなのでしょう。

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ファイアー・バード / 文明光 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーが出た時、自分のシールドゾーンにあるカードを1枚表向きにしてもよい。
■自分のアーマード・ドラゴン・カードの実行コストを1少なくする。自分のシールドゾーンに表向きのカードがあれば、追加で1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。

【 ツインパクトカード 】
【クリーチャー】
種族 アーマード・ドラゴン/ファイアー・バード/スノーフェアリー / 文明 水 / パワー4000 / コスト5
■S・トリガー
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
【呪文】
種族 アーマード・ドラゴン・ワード / 文明 水 / コスト3
■シールドを1つ見る。そのシールドに含まれるカードを1枚、表向きにしてもよい。
■カードを2枚引く。
それ故に、低コスト帯には表向きシールドを作るカードが多数登場。コスト軽減も兼ねる《カイザー・ルピア》、激しい手札消費を補う《シンクロ・ルピア/「D4に敗北は許されない!」》などが有望株です。

【 G城 】
文明 光/火 / コスト2
■自分のアーマードすべてに「ブロッカー」と「スピードアタッカー」を与える。
■各ターンの終わりに、自分のアーマードをすべてアンタップする。
■このG城が表向きで自分のシールドゾーンを離れた時、自分の山札の上から1枚を表向きでシールド化する。

【 ツインパクトカード 】
【クリーチャー】
種族 アーマード・ドラゴン/ファイアー・バード/メカ・デル・ディネロ / 文明 光 / パワー5500 / コスト5
■G・ストライク
■ブロッカー
■カードが自分のシールドゾーンに表向きで置かれた時、自分のマナゾーンにあるカードが2枚以上なら、このクリーチャーを自分の手札から出してもよい。
【呪文】
種族 アーマード・ドラゴン・ワード / 文明 光 / コスト3
■次の中から1回選ぶ。
▶相手のコスト3以下のクリーチャーを1体選び、シールド化する。
▶自分の山札の上から1枚を表向きでシールド化する。
さらに、逆札1弾でフィーチャーされたG城も戦略に組み込まれています。《希望の太陽 マイハマタワー》と《パルフェ・ルピア / 「あとはたのんだぞ」》を掛け合わせると、2ターン目からチェンジ元を走らせることが可能に。
それらを駆使して着地を狙う、このデッキの切札がSPRの《世界竜皇 ボルシャック・ヒカリスマ》。コスト5以上のアーマードからS革命チェンジで登場します。

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン/ 文明 光/水/火 / パワー12500 / コスト8
■S革命チェンジ:コスト5以上のアーマード(自分の指定のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーと、手札または表向きでシールドゾーンにあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時または攻撃する時、自分の山札の上から2枚を見る。その中から1枚を表向きでシールド化し、もう1枚を手札に加える。
■相手がクリーチャーではないカードを実行する時、かわりに自分のシールドゾーンにある表向きのカードを1枚裏向きにし、その実行するカードを持ち主の墓地に置いてもよい。(こうして墓地に置かれたカードは実行したことにならない)
場に出た際に表向きシールドと手札を補給でき、パワー12500・T・ブレイカーとボディも一級品。そして最大の主張点が、表向きシールドと引き換えに相手の非クリーチャーカードを「なかったことにする」打ち消し能力です。
呪文はもちろん、タマシードにG城、クロスギアやフィールドまでなんでもござれの圧倒的カバー力。どのカードを消すかも任意ですので、刺さる相手にはとことん刺さります。
そしてなにより恐ろしいのが、先述の《希望の太陽 マイハマタワー》+《パルフェ・ルピア / 「あとはたのんだぞ」》によってこれが2ターン目に着地すること。なんと、先行であれば《フェアリー・ライフ》すら許しません。圧倒的なマウント性能です。
既存の【ボルシャック】もかなり足の速いデッキでして、3ターン目に致死打点を組むことも現実的ではあったのですが……2ターン目にこれほど制圧力の高い大型獣が着地できるのは前代未聞。うーん、怖いなあ。
とはいえ弱点はしっかりあります。まず革命チェンジベースのデッキですので、メタカードによって対策されうること。「逆転のドギラゴン革命!」での革命チェンジ再燃によりガードが上がっている昨今、まとめてメタられてしまうというのはちょっと苦しいところです。
また当然と言えば当然なのですが、クリーチャーによる切り返しには対抗手段がない点も留意すべきでしょう。《流星のガイアッシュ・カイザー》はしっかり通されますし、3点ブレイクで《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》などを踏んだ日には目も当てられません。
……まあ、《クイーン&かぼちゃうちゃう》《PP-「P」》などが跋扈する昨今、そうしたカードが積みづらいのもまた事実なのですが。
【バイク】の超魂レボリューション
どんどん行きましょう、続いては赤城山バサラのレッド↑ゾーン↓!……失礼、【バイク】戦略です。魅力的な悪役の多い勝太編ですが、まあ誰かひとり代表を選べと言われたらバサラだよな~。
レジェンドカード・《轟く侵略 レッドゾーン》と共に表れ、デュエマのゲームスピードを塗り替えた〈侵略〉ギミック。味方のコマンドクリーチャーの攻撃時にタダ出しできるこの能力、今回もバッチリ搭載されています。
今回のゴールとなる「上バイク」が《SSS級侵略 カリスマゾーン》。

【 進化クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド/S級侵略者 / 文明 水/火/自然 / パワー14000 / コスト8
■究極進化:進化クリーチャー1体の上に置く。
■SSS級侵略[覇道]:水、火、または自然の進化コマンド(自分の指定クリーチャーが攻撃する時、バトルゾーン、自分の手札、マナゾーンにあるこのカードをその上に置いてもよい)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手はこのクリーチャーよりパワーが小さい自身のクリーチャーをすべて、シャッフルして山札の下に置く。
■このクリーチャーが破壊される時、かわりにマナゾーンに置く。
進化クリーチャーの上にしか重ならない究極進化ということで、進化元1枚の経由が必須。その代わりというべきか破壊力は圧倒的で、登場時にパワー以下の相手クリーチャーを全て山札下へ吹き飛ばします。素のパワーが14000あるため、生半可なクリーチャーでは耐えられません。
初代譲りのT・ブレイカーだけでなく、破壊される際にはマナへ引っ込む効果も備えています。〈SSS級侵略[覇道]〉は手札のみならず、場・マナからも侵略可能な能力。これで再利用もいくぶんしやすくなっているという訳ですね。
そして、上バイクの進化と同等かそれ以上に、今弾では下バイクの躍進に目を見張るものがあります。新たな武器として王道Wのメインギミック・超魂Xを取り入れることに成功したのです!
進化後にも効果を引き継ぐことができる超魂Xは、侵略ギミックとも当然好相性。以前より《喜像エル》などが試されていましたが、今回いよいよフル活用される運びになったようですね。

【 クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド/侵略者/フュージョナー / 文明 火 / パワー3000 / コスト3
■スピードアタッカー
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■相手のエレメントが手札以外から出た時、そのエレメントを破壊する。
《轟速 ザ・ドック》は元ネタの《獣軍隊 ヤドック》よろしく、手札以外から出されたエレメントを破壊する超魂X。スピードアタッカーで即侵略しつつ、相手の反撃手段を大きく制限します。

【 クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド/侵略者/フュージョナー / 文明 火 / パワー8000 / コスト5
■G・ストライク
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■超魂X
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を見る。その中からこのクリーチャー以下のコストのクリーチャーを1体出してもよい。このターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。その後、残りを好きな順序で山札の下に置く。
《夢の轟速 ザ・ランド》は山札上からこれよりコストの低いクリーチャー1体を、スピードアタッカーを付与して射出する超魂X。横展開できるバイクの強さは《轟く跳躍 テレポートゾーン》が実証済みですが、まさか下バイクがこれをこなすとは……!

【 クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド/侵略者 / 文明 火/自然 / パワー8000 / コスト4
■マナ進化:自分のマナゾーンにある、火または自然のクリーチャー1体の上に重ねつつ出す。
■マッハファイター
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが破壊される時、墓地のかわりにマナゾーンに置く。
侵略後のコストを参照すれば踏み倒し幅が広がりますし、重めの5コストも《超轟速 レッドランチャー》のマナ進化を使えば気になりません。

【 進化クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド/S級侵略者 / 文明 水/火/自然 / パワー8000 / コスト5
■進化:水、火、自然のクリーチャー1体以上の上に置く。
■S級侵略[原始]:水、火、または自然のコマンド(自分の指定のクリーチャーが攻撃する時、自分の手札またはマナゾーンにあるこのクリーチャーをその上に置いてもよい)
■ジャストダイバー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。その後、そのカードよりコストが小さい相手のエレメントを1つ選び、破壊してもよい。
さらに《S級原始 レッドマッド》を侵略させることで、マナ加速・除去をこなしつつジャストダイバーで生存力を大幅に高めることができます。強力な超魂Xを生還させて、一拍置いてからの《SSS級侵略 カリスマゾーン》! なんて芸当も可能です。
新カード達の顔ぶれを見た感じ、「3ターンで殴り切る」ことよりも、「除去しつつビートダウンする」ことに焦点が当たっているような印象。超魂Xを場に残す立ち回りからも、「刻む」デッキとしてプレイしていくことが推奨されている印象を受けます。
一方で、文明の合うコマンドであればさまざまな組み合わせが可能なのも【バイク】の魅力。既存の上バイク・下バイク、期待のニュー禁断《燃える禁断 ドルマゲドンW》、あるいは《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》など、色んな掛け合わせを検討していきたいところですね。
新時代の神を見よ【ゴッド】
原初のカリスマ・不亜ザキラ。勝舞との長い戦いのなかでさまざまなカードを駆使した彼ですが、今回のメインテーマはゴッド。専用ギミックのG・リンクで合体する、ファンの多いギミックです。
実は3年前の「ビクトリーBEST」でもゴッドはフィーチャー済み。当時はメカ・ゴッド・ノヴァとして光水闇カラーでまとめられていました。方向性はやや異なるとはいえ、BESTシリーズ複数登攀は地味にゴッドだけだったり。人気度合いが伺えますね。
さて、今回搭載されたのは単なるG・リンクではなく、自由にリンク先を選べる左/中央/右G・リンク。その性質上、新規カード・過去カード問わずさまざまな組み合わせが可能な柔軟性があります。

【 進化クリーチャー 】
種族 ゴッド・ガルド/ダークロード/ナイト / 文明 闇 / パワー8000 / コスト5
■墓地進化:自分の墓地にある闇のクリーチャー1体の上に重ねつつ出す。
■パワード・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーに含まれるカード1枚につき、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■中央G・リンク
なかでも戦略を定義するのは、文字通りセンターを張る中央G・リンク持ちゴッドたち。《邪眼破壊神R・R・R》は5コストの墓地進化と手ごろなサイズ感。攻撃時にこれに含まれるカード枚数分のハンデスを放つので、3体リンク達成時には4ハンデス!

【 進化クリーチャー 】
種族 ゴッド・ガルド / 文明 闇/火 / パワー13000 / コスト13
■G・ストライク
■シンパシー:自分の墓地にあるゴッド・カード
■墓地進化:自分の墓地にある、闇または火のクリーチャー1体の上に重ねつつ出す。
■中央G・リンク
■パワード・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、コスト7以下のゴッドを2つまで、自分の墓地から出す。その後、このクリーチャーが《 龍神ヘヴィ 》《 龍神メタル 》とリンクしていれば、相手のクリーチャーをすべて破壊する。
一方でトンデモないデカさを誇るのが《邪眼破壊神デスアポロヌス・ドラゲリオン》。墓地のゴッド分軽減される13コスト墓地進化で、登場時にゴッド2体をリアニメイト。
その後《龍神ヘヴィ》・《龍神メタル》と3体リンクしていれば本家《破壊神デス》譲りのリセットを行うことが可能に。これさえ出せばリンクが完成するという、分かりやすい勝ち筋を示してくれています。
……さて、これだけですと「ふーん、またゴッドのバリエーションが増えたんだな」くらいに受け取られるかもしれませんが……ここまで紹介した2枚の共通点、皆さんにはもうお分かりですよね。
そう、墓地進化。進化元を自由に墓地から選べるこの効果、これまた超魂Xと相性バツグンなんです!

【 クリーチャー 】
種族 ゴッド・ガルド/フェニックス/ドラゴン・ゾンビ/フュージョナー / 文明 水/闇/火 / パワー8000 / コスト7
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーよりコストが小さい呪文を1枚、自分の手札または墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、それを唱えた後、墓地のかわりに山札の下に置く。
このシナジーを活用すべく投入されたのが《邪眼魔凰デス・フェニックス》。超魂Xで該当クリーチャーのコスト以下の呪文をタダ撃ちできる、言わば呪文版の《~墓碑に刻まれし魔弾の名~》です。
墓地進化のゴッドの下にこれを仕込み、さらにリンクを繋げることによってコストを合算。あーんな呪文やこーんな呪文も踏み倒し放題に! それこそ《オールデリート》を撃つことも夢じゃありません。

【 呪文 】
種族 ゴッド / 文明 闇 / コスト4
■S・トリガー
■自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その後、コスト5以下のゴッドを1つ、自分の墓地から出す。
そこまでしなくても、というアナタにおすすめなのが、同じく新カードの《プライマル・サーガ》。墓地を肥やしながら5以下のゴッドを蘇生させるS・トリガーと、手打ちしても踏み倒しても優秀な1枚です。同コストの《プロジェクト・ゴッド》と状況に応じて撃ち分けましょう。

【 クリーチャー 】
種族 ゴッド・ガルド/ダークロード/ナイト / 文明 火 / パワー3000 / コスト3
■スピードアタッカー
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■左G・リンク
左右ゴッドのラインナップもアップデート。左神の注目は《邪眼左神M・ロマノフ》。強制バトル持ちの3コストということで、赤い《悪魔右機 フリル》として序盤の露払いを任せられそうです。

【 クリーチャー 】
種族 ゴッド・ガルド/アーマード・ドラゴン/ティラノ・ドレイク / 文明 闇 / パワー7000 / コスト6
■パワード・ブレイカー
■相手のクリーチャーがコストを支払わずに出た時、それを破壊する。
■右G・リンク・ガルド:《 龍神ヘヴィ 》《 破壊神デス 》、「中央G・リンク」または「左G・リンク」を持つゴッドの右側
右神にはなんと、踏み倒しメタ能力を持つ《邪眼龍神メタル・アポロヌス》が登場! 登場時能力の使用こそ許しますが、一撃が大振りになりがちな【ゴッド】にとっては待望の能力と言えます。
超魂Xを利用した新スタイルを提示しつつ、【ゴッド】基盤そのものも確実に強化された今パック。《~世紀末の善悪~》などの強力なゴッドも増えたことですし、そろそろロマン砲じゃあすまなくなってきていそうです。
あと、《H・D・M》を中核に、《デス・フェニックス》《アポロヌス》《ロマノフ》をゴッドとして集約するデザインが本当に秀逸。これまで小出しにされてきたものの総決算のようでもあり、感慨深いなあ。
【ミズガミ】は謎だ!
最後にご紹介しますのは、謎が謎呼ぶ展開が話題の「Duel Masters LOST」より、神岬ロストくんの【ミズガミ】です。種族としてはロスト・クルセイダーとミズガミの複合なのですが、この戦略だけほぼほぼ過去にフィーチャーされた時期がなく、実質新規テーマとなっております。
「ロスト・クルセイダーといえば多色サポートでしょ!」というおじいちゃんベテランの予想を裏切り、その戦法は水文明ベースのコントロールチックなもの。光文明・闇文明もタッチして、まさしく【光水闇コントロール】といったところです。

【 クリーチャー 】
種族 ミズガミ/ロスト・クルセイダー / 文明 水 / パワー1000 / コスト2
■ブロッカー
■相手のクリーチャーは出たターンに攻撃できない。
■相手のターン中、自分の手札1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。
例えば、《全能ゼンノー》式の攻撃封じを持つ《ワダカニノミコト》。

【 クリーチャー 】
種族 ミズガミ/ロスト・クルセイダー / 文明 水 / パワー4000 / コスト3
■G・ストライク
■ジャストダイバー
■各ターン、相手はクリーチャーを2体までしか出せない。
《創世竜 ゴルギーネクスト》同様、展開制限をかける《ワダエビノミコト》など、優秀な小型クリーチャーが揃っています。
とはいえ、いずれも《改竄の炎 ボルメテウス・ハック》や《冥土人形クリン・ラビィ》など、同文明により使いやすいカードがあるのもまた事実。その不足分を補うべく、ミズガミ種族を取りまとめるのが《水蜃 フカフチノカミ》です。

【 クリーチャー 】
種族 ミズガミ/ロスト・クルセイダー / 文明 水 / パワー8000 / コスト6
■このクリーチャーを[水(3)]支払って召喚してもよい。そうしたら、このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを1体手札に戻す。
■W・ブレイカー
■自分のロスト・クルセイダーが出た時、カードを1枚引いてもよい。
■相手のターンに1度、相手がカードを実行した時、自分の手札の枚数以下のコストを持つ水のロスト・クルセイダーを1つ、自分の手札から出してもよい。
自分のクリーチャー1体を手札に戻せば3コストで登場し、ロスト・クルセイダーに反応して1ドロー。さらに相手ターンに1度、カード実行に合わせる形で手札の枚数以下のロスト・クルセイダーを踏み倒すことが可能。ドローと展開を兼ねる、【ミズガミ】の生命線となりえるカードとなっています。
《ウィリデ・ゴル・ゲルス》に似てはいますが、任意の実行時にタダ出しできるというのがキモ。相手が速攻してくるなら《ワダカニノミコト》を合わせ、横展開してきそうなら《ワダエビノミコト》を打ち込み……と、ギリギリまで引き付けて最適な応手を撃ち返せるのがスゴイ。
ターン中1度だけとはいえ、対応力はかなりのもの。《仙界の麒麟児 ミロク》あたりと近しい、デュエマらしからぬカウンター戦略が可能になりそうです。

【 クリーチャー 】
種族 ミズガミ/ロスト・クルセイダー / 文明 光/水 / パワー1000 / コスト4
■S・トリガー
■ブロッカー
■このクリーチャーがブロックした時、このクリーチャーと攻撃しているクリーチャーを持ち主の手札に戻す。
■このクリーチャーが離れた時、自分の山札の上から4枚を見る。その中から1枚を手札に加え、残りを好きな順序で山札の上か下に置く。
さらにミズガミの中には場を離れた際に効果が発動するものも。これを《水蜃 フカフチノカミ》のコストに充てることでさらにアドバンテージを稼ぎつつ、最終的には《瀑水神 ミヅハノオオミカミ》の着地を狙います。

【 クリーチャー 】
種族 ミズガミ/ロスト・クルセイダー・ドラゴン / 文明 光/水/闇 / パワー17500 / コスト12
■シンパシー:自分のロスト・クルセイダー・クリーチャー(このカードの実行コストを、自分のロスト・クルセイダー・クリーチャー1体につき1少なくする。ただしコストは2以下にならない)
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■自分のロスト・クルセイダー・クリーチャーは、破壊以外の方法で離れない。
■このクリーチャーが召喚によって出た時、各プレイヤーはバトルゾーンと墓地にある自身のカードをすべて超次元ゾーンに置く。その後、自分はカードを3枚まで引く。
味方のロスト・クルセイダーを破壊以外から守りつつ、登場時能力で敵味方すべてのクリーチャーと墓地を超次元送りに。当然こちらのロスト・クルセイダーは生き残るため、場の戦力差を固定してフィニッシュへ……という算段です。
メタあり・リソースあり・フィニッシュありと、コントロールデッキに欲しい要素は一通り揃っているのですが……正直なところ、今回一番強さが測りづらいデッキなのかなと。
というのも、序盤を支えるメタクリーチャーの多くが、「ミズガミである点を活かさなければ上位互換がいる」という状況なのですよね。
なので、【ミズガミ】が成功するかはアイデンティティたる《水蜃 フカフチノカミ》《瀑水神 ミヅハノオオミカミ》の肩にかかっている状態かなと。彼らにしかできないアクションがちゃんと強ければ、しっかり他と張り合えるポテンシャルは持っていると思います。頑張れ!
まとめ
- 2026年もBEST弾は強いぞ!
- 2ターン目のビッグアクションに震えろ!
- 新旧ギミックのマリアージュを堪能せよ!
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!
うーん、今年はどのテーマを組もうかな。一旦《デス・フェニックス》の超魂Xで《ゴッド・ブリンガー》撃つか。







