はじめに
「シールドトリガー」という一発逆転の要素があるデュエマだからこそ、その返しをいかに抑制できるか、そこまでにどんな道筋をたどるか。これを「安定」して作っていけるかというのが非常に重要となってきます。
カードゲームにおいて対極に位置する「速攻」と「コントロール」。互いに良さがあり、互いへの立ち回りが研究されるテーマです。
この2極のテーマの中で、どう「安定」、そして立ち回りやすさを作り出すか。
それを考えたとき、その2極の“間”を取るというのが1つの案として出てくるのではないでしょうか。2極のそれぞれの良さを得た“間”こそ、ある種「安定」と呼べる形なのでは・・・?
そんな2極の“間”「中速」のデッキとして、今回紹介するのが【ダイナボルト】。「速攻」の堅実な基盤確保と「コントロール」の後半の爆発力・道筋の確保。両面を持った「バランス」に長けたデッキとなっています。
純粋な安定感に「楽しさ」をプラスしてくれるデッキテーマ。「勝ちたいんだ!」という気持ちにガッチリ結果をコミットしてくれる、まさに全プレイヤーに一度は触れてみてもらいたいデッキになっていますよ!
目次
【ダイナボルト】の特徴
【ダイナボルト】の特徴は、「爆発的な展開」にあります。
■W・マジボンバー 6(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を見る。コスト6以下のクリーチャーを2体まで、その山札の2枚または自分の手札から選び、バトルゾーンに出す。見た山札の残りを好きな順序で山札の一番上に戻す)
十王篇第2弾で登場したキーワードの能力「W・マジボンバー」。この能力を使用し《爆龍皇 ダイナボルト》1枚から複数のクリーチャーを連続で展開します。《爆龍皇 ダイナボルト》を場に出し、自身の「W・マジボンバー」から打点を一気に確保。怒涛の展開力で相手を落としきるこのデッキ。今までにない新たな刺激をあなたに与えること間違いなし!
さらに・・・! 爆発的な展開力でただ押し切るパワープレイではないのがこの【ダイナボルト】デッキの素敵な特徴です。
基盤の確保という点では・・・序盤のマナブーストや中盤のリソース確保をする役割に加えて、火・光・自然のマナ基盤を確保することに一役を買っている《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》や《リュウセイ・ジ・アース》を採用できることが特徴。
「W・マジボンバー」への道筋の確保という点では・・・《爆龍皇 ダイナボルト》につなぐまでの防御札として申し分ない《閃勇!ボンバーMAX》や《最終龍覇 ロージア》が無理なく採用できるという特徴があります。
『クロニクル最終決戦デッキ 龍魂紅蓮譚』で登場する《最終龍覇 ロージア》 は防御札としてだけでなく、《爆龍皇 ダイナボルト》からの展開にも一役買っています。
フィニッシュまでのルートを作り出す力、そして優位を奪い返す力も兼ね備えた、まさに「バランス」なデッキなわけですね!
【ダイナボルト】デッキレシピ
《爆龍皇 ダイナボルト》を確実に引き入れ展開するために、序盤のリソースの回収に重点を置いたレシピ。 「W・マジボンバー」 で展開できるクリーチャーは全てスピードアタッカーのため、《爆龍皇 ダイナボルト》さえ召喚できればほぼフィニッシュは確実! 故にこそ、確実に手札に引き込めるような構築となっているわけです。
【ダイナボルト】の長所
- リソースの回収が非常にしやすい
- 《爆龍皇 ダイナボルト》からの展開後、猛烈な連撃が可能
- 反撃札が多く、即時展開ができなくとも状況を捲れりやすい
【ダイナボルト】の短所
- 多色が比較的多く、マナチャージには細心の注意が必要
- あくまで《爆龍皇 ダイナボルト》でのフィニッシュを狙う構築のため、サブプランが薄い
- 打点で押し切るため、除去トリガーが厚いデッキに弱い
【ダイナボルト】カード解説
デッキの確定枠と自由枠
4種×4枚+1種×1枚で構成される『17枚』が確定枠で、それらを除いた『23枚』が自由枠となります。
デッキを組む際はこの自由の効く枠で、どう《爆龍皇 ダイナボルト》を手札に呼び込むのか、どう反撃の手立てを作るのか。切り札のサポートをしっかりと練っていきましょう!
確定枠
《爆龍皇 ダイナボルト》
【 クリーチャー 】
種族 ダイナマイト・ドラゴン / チームボンバー / 文明 光/火 / パワー9500 / コスト7
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■W・マジボンバー 6(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を見る。コスト6以下のクリーチャーを2体まで、その山札の2枚または自分の手札から選び、バトルゾーンに出す。見た山札の残りを好きな順序で山札の一番上に戻す)
今回のコンセプトカード。
《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~》が5コスト以下の呪文が出る度に強化されるの同じ理屈で、6コストのクリーチャーが新しく登場するたびにこのカードは強化されます。
爆発的な展開を魅せてくれるこのデッキの切り札《爆龍皇 ダイナボルト》は4枚確定。今のうちに4枚集めておくことをお勧めします!
《フェアリー・ギフト》《ドラゴンズ・サイン》
(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト1
このターン、次に召喚するクリーチャー1体は支払うコストが3少なくなる。ただしコストは1より少なくならない。
【 呪文 】
文明 光 / コスト5
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■コスト7以下の、進化ではない光のドラゴンを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは「ブロッカー」を得る。
切り札《爆龍皇 ダイナボルト》を最速で降臨させるべく採用されたカード。
《ドラゴンズ・サイン》はブロッカーを与える効果を持っているので受け札としても役に立ちます。デッキを組む際に7コスト以下の、進化ではない光のドラゴンを採用することでこのカードの価値がさらに上がります。
どちらも強力のカードなので《フェアリー・ギフト》《ドラゴンズ・サイン》上限枚数を入れておきましょう!
《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》《フェアリー・ライフ》
【 ツインパクトカード 】
種族 スノーフェアリー / 文明 光/自然 / パワー2000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドを1つ、マナゾーンに置いてもよい。
呪文
カード名:「お茶はいかがですか?」
文明:光
コスト:4マナ
■S・トリガー
■自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。次の自分のターンのはじめに、自分のシールドを1つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト2
S(シールド)・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加えるとき、コストを支払わずにすぐ唱えてよい)
自分の山札の上から1枚目を、自分のマナゾーンに置く。
4ターン目に《爆龍皇 ダイナボルト》アクセスするための基盤確保として《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》《フェアリー・ライフ》も各4枚入れておきたいところ。
- 《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》《フェアリー・ライフ》 で2ターン目にマナ加速
- 《閃勇!ボンバーMAX》《ディメンジョン・ゲート》で3ターン目にキーパーツ補充
- 《フェアリー・ギフト》《ドラゴンズ・サイン》で4ターン目に《爆龍皇 ダイナボルト》
この流れができると最高ですね!
《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》はマナチャージにシールドを犠牲にこそしてしまいますが、光マナ確保率の向上・呪文面での優秀さを考え今回は確定枠として選ばせていただきました。
コントロールやループ対面にはシールドを犠牲にすることがデメリットになりにくい。相手のデッキに応じて《フェアリー・ライフ》と使い分けよう!(担当H)
今回のキーカードたち
《閃勇!ボンバーMAX》
【 呪文 】
種族 チームボンバー / 文明 光/火 / コスト4
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。バトルゾーンに自分の光のクリーチャーと火のクリーチャーがそれぞれ1体以上あれば、両方選んでもよい。
▶相手のクリーチャーを3体まで選び、タップする。
▶自分の手札を1枚捨て、その後、カードを3枚引く。
【ダイナボルト】の第2の特徴である「基盤の確保」と「道筋の確保」。その両方をこなしてくれるのがこの1枚です。マナ基盤よし、トリガーとしてもよし、中盤のドローソースとしてもよしの三拍子が外った縁の下の力持ちです。
展開につなげるための要素をすべて持ったカードとも言えるアドバンテージ。シールドから捲れようものなら、テンション上振れヤッホー。正直「こりゃあ確定枠なんじゃ!」と叫び散らかしたくなるぐらい相性抜群です。
《閃勇!ボンバーMAX》 の3枚引く公開は手札が0枚の時でも使用できるので覚えておこう!(担当H)
《最終龍覇 ロージア》
【クリーチャー】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン/ジャスティス・ウイング/ドラグナー/ 文明 光 / パワー3500 / コスト6
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト4以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)
出典:コロコロオンライン
実質、超次元版《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》。
《銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ》装備で殴って龍解がメインではありつつも、《将龍剣 ガイアール / 猛烈将龍 ガイバーン》で相手戦力を削いだりなんかもできます。
超次元ならではの戦況にあったピックが可能です。
《リュウセイ・ジ・アース》
【 クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ハムカツ団 / 文明 火/自然 / パワー6000 / コスト6
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、あるいは、相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によってこのクリーチャーが自分の手札から捨てられた時、自分の山札の上から1枚目を見る。そのカードを自分の手札またはマナゾーンに加える。
序盤は緑マナとしてマナ加速に。中盤はマナ加速として使った緑マナをリソース回収に。終盤は純粋な打点に。
試合の状況変化とともに常に役割を持つ優等生です。言うなれば、見た目は厳ついけど、めっちゃ優しい近所のおっちゃんみたいな子。
その他採用カード
電龍 ヴェヴェロキラー
【 クリーチャー 】
種族 ニトロ・ドラゴン / チームボンバー / 文明 光/火 / パワー5500 / コスト5
■ブロッカー
■スピードアタッカー
■クリーチャーの攻撃の終わりに、それがこのターン最初の攻撃なら、自分のクリーチャーを1体アンタップする。
《爆龍皇 ダイナボルト》をアンタップさせることで、さらなる展開へとリンクさせていく危険物。万が一、相手に《爆龍皇 ダイナボルト》除去されたとしても、次の展開まで持ちこたえてくれるサポート性能も素晴らしい子です。
《雷龍 ヴァリヴァリウス》
【 クリーチャー 】
種族 ニトロ・ドラゴン / チームボンバー / 文明 光/火 / パワー11000 / コスト8
■バトルゾーンに自分のクリーチャーがなければ、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■マジボンバー 7(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を見る。その後、コスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札または山札の上から、バトルゾーンに出してもよい)
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置いてもよい。
《フェアリー・ギフト》《ドラゴンズ・サイン》同様、《爆龍皇 ダイナボルト》最速展開につながるカード。
・・・とは名ばかりの、展開・シールド追加と攻守一体をこなす爆アド君。サブプランとしての側面を重視して今回はピックしていますが、ぶっちゃけメインにも成り得る存在です。言わば、懐刀が大剣な状態。
《百族の長 プチョヘンザ》
【 クリーチャー 】
種族 ジュラシック・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ダママ団 / 文明 光/自然 / パワー12500 / コスト8
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジー光または自然のコスト5以上のドラゴン
■T・ブレイカー
■自分のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが小さい相手のクリーチャーは、バトルゾーンにタップして置く。
■ファイナル革命ーこのクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。
相手の後続を葬り去る、安心安全な状況を作り出してくれる1枚。今回の構築であれば、ほぼ全てのクリーチャーから革命チェンジで場に出せるため、とりあえず出しておけば打点も確保できてハッピーな気持ちになれます。
ただし、ファイナル革命を使うと自分のクリーチャーも消え去っていくので、使いどころには要注意を。
《爆龍皇 ダイナボルト》 革命チェンジ→ 《百族の長 プチョヘンザ》 をしたときは、先にプチョヘンザの効果を使ってからW・マジボンバ-を使う展開するクリーチャーが場に残るぞ!(担当H)
【ダイナボルト】デッキの回し方
①マナ加速で基盤確保
序盤は兎にも角にもマナ加速! 《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》《フェアリー・ライフ》でマナを確保。やることはシンプル単純明快。愚直にマナを増やすのです。
このデッキは4ターン目に 《爆龍皇 ダイナボルト》 を出すことを目指していますが、デッキ内の多色カードが24枚採用されいるという難点があります。
4ターン目に 《爆龍皇 ダイナボルト》 を出すためには単色カードをマナチャージする必要があります。そのためには2ターン目マナ加速をしない選択肢も重要です。2ターン目多色チャージ→3ターン目多色マナチャージ、《フェアリー・ライフ》をプレイすることを目指しましょう。
より最速展開に重きを置きたい場合は、デッキ内の多色を減らすべく以下の変更を検討するのもあり!
- 《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》 →《霞み妖精ジャスミン》
②手札を整える
4ターン目に《爆龍皇 ダイナボルト》をバトルゾーンに出すためには、 《フェアリー・ギフト》or《ドラゴンズ・サイン》or《雷龍 ヴァリヴァリウス》+ 《爆龍皇 ダイナボルト》 を手札に揃える必要があります。
2ターン目にマナ加速ができている場合は、3ターン目に 《閃勇!ボンバーMAX》《ディメンジョン・ゲート》 を使用し手札を整えましょう!
③>>>爆発<<<
あとは早くもフィニッシュに駆け上っていくお時間。
《フェアリー・ギフト》《ドラゴンズ・サイン》《雷龍 ヴァリヴァリウス》を経由して、 《爆龍皇 ダイナボルト》 を場に降臨。
「W・マジボンバー」でクリーチャーを展開し、一気に相手を叩いてフィニッシュ! これはもう思考停止のパワープレイ。怒涛の連撃を浴びせるのです。
1体目のアタックが《爆龍皇 ダイナボルト》であり、「w・マジボンバー」で《最終龍覇 ロージア》 を展開した際は 《銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ》 を装備し龍解しましょう。
5点分の打点+7000以下除去! もう一体のスピードアタッカーが「w・マジボンバー」で展開できた場合はダイレクトまで持ち込めます。
回し方は上記の通り、非常に簡単。
このルートを確実にしてくれるために、《リュウセイ・ジ・アース》や《閃勇!ボンバーMAX》《最終龍覇 ロージア》などのサポートカードも駆使して戦いましょう。
扱いやすいながらも、キッチリとした切り替えしが可能。その繋ぎこそ、このデッキの真骨頂でもあるのです。
【ダイナボルト】のカスタマイズ
2→4→6型リースダイナボルト
マナの流れを『2→4→6』の綺麗な形にしつつ、より返しの札が強力なものをピック。サンプル以上に堅実なスタイルで展開していくことができます。《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》《聖霊龍王 アルカディアスD》等によるロック性能は言わずもがな。常に心の安寧を持ってプレイできる構築ですよ!
カード解説
《ライフプラン・チャージャー》
【 呪文 】
文明 自然 / コスト4
自分の山札の上から5枚を見る。その中からクリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。
チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)
『2→4→6』とマナの流れが綺麗に決まるカード。
おまけに絶対的切り札《爆龍皇 ダイナボルト》やその他サポートカードを、より確実に手札に招き入れてくれます。
《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》
【 ツインパクトカード 】
種族 ドラゴンギルド / メタリカ / 文明 光 / パワー7500 / コスト6
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時あるいは自分が名前に《スパーク》とある呪文を唱えた時、相手のクリーチャーは次の相手のターンのはじめにアンタップしない。
呪文
カード名:ホーリー・スパーク
文明:光
コスト:6マナ
■S・トリガー
■相手のクリーチャーをすべてタップする。
形勢を丸っと返す受け札としてお馴染みのカード。しかし、《爆龍皇 ダイナボルト》から場に出したとき、この子は妨害札へと生まれ変わります。
ターン初めのアンタップを阻止し、相手の次の攻め手を奪うことができるのです。後続を止められればこちらのもの。再び《爆龍皇 ダイナボルト》による大量展開で堅実に落としきっていきましょう。
《聖霊龍王 アルカディアスD》
【 進化クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 文明 光 / パワー12500 / コスト6
■進化―自分の光のドラゴン1体の上に置く。
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
■誰も光以外の呪文を唱えることはできない。
実質的に相手の呪文を封殺するトドメのカード。状況的に少し余裕があるのであれば、この子を捲るまで粘ってから〆るのもまた一興。
バーンメア型4cダイナボルト
《爆龍皇 ダイナボルト》と相性の良い《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》をお互いの仲間とともにドッキング。
《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》がGRクリーチャーとともに大量展開する姿は十王篇でよく見る光景ですね。その姿、まさに展開の鬼です。特に《爆龍皇 ダイナボルト》から《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~》を踏み倒し《ドラゴンズ・サイン》を絡めて2体目の 《爆龍皇 ダイナボルト》 を召喚する動きは強力です。
ぶっちゃけ、ガチ環境で戦うならば、こちらのデッキ構築をオススメします。
おわりに
堅実に戦いを進めていきながらも、最後は爆発の如き展開力で相手を圧倒手していく【ダイナボルト】。
シンプルで扱いやすいながらも、その強さは一線級。勝利を目指すプレイヤーにぜひ触れてもらいたいデッキテーマとなっています。
カーナベルでは【ダイナボルト】のデッキパーツや相性のいいカードを豊富に準備しています。
探したいカードがすぐに見つかり、当日15時までの注文で即日発送のカーナベルはすぐにデッキを組みたいあなたにお勧めです。
気になった方はぜひぜひ、組んでみてはいかがでしょうか!