【今日の一枚】vol.13《超竜バジュラ》殿堂なき電脳の世界で

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【今日の一枚】vol.13《超竜バジュラ》殿堂なき電脳の世界で

こんにちは。北白河と申します。学校の休校やテレワークなどが話題になっている近頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

この企画「今日の一枚」では「今バズっているカード」「今高騰しているカード」「今話題のカード」「往年の名カード」「今北白河の中でアツいカード」など、独断と偏見で北白河が選んだカードを不定期(週三回くらい更新できたらいいな)で毎日1枚取り上げて語っていきます。

というわけで、家にいる方に向けてやっていきましょう。それでは、今日のカードはこちら。

《超竜バジュラ》

【 進化クリーチャー 】
【種族】アーマード・ドラゴン
【文明】火
【パワー】13000
【コスト】7

■進化-自分のドラゴン1体の上に置く。
■このクリーチャーが攻撃するとき、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選ぶ。相手はそれを持ち主の墓地に置く。
■T・ブレイカー(シールドを攻撃したとき、このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする )

ドラゴンの記事を書くのは健康に悪い

ドラゴンについて語ることは、何もありません。

……とは行かないので、真面目に説明を。これだいぶ食傷気味だとは思いますが、死ぬまでやります。ドラゴンの記事を書くとマジで翌日の体調に影響を及ぼすんですよね……

DM-08で登場した進化クリーチャーで、同期SRにして進化ドラゴンである《超神龍アブゾ・ドルバ》《超神龍バイラス・ゲイル》ともども華々しい登場をしたこのカード。ちなみに他のSRは《光器ナスターシャ》《エンペラー・アクア》です。カードパワーに差がありすぎる!

まだランデスの危険性が周知されていない頃のカードであり、攻撃時に相手のマナを2枚削っていきます。マナチャージは1ターンに1枚。これは「場にいる限りマナは減り続け、増えることはない」ということを意味します。しかも狙って落とせるので、多色デッキなら一色くらいなら簡単にマナゾーンから根絶できます。手札に除去を握っていてもマナがなければ使えないため、相手の逆転を許さないまさに「先に出したもん勝ちのフィニッシャー」といった趣のカードです。許せん。

マナ加速から《焦土と開拓の天変》《緑神龍ザールベルグ》などで最速7ターン目までに合計6~7枚のランデスを行うことすら可能な【ドラゴンランデス】でフィニッシャーとして君臨したことに加えて、豊富なドラゴンサポートや手軽に継続的なランデスが発生することの危険性から、派生カードの《バジュラズ・ソウル》ともども今では殿堂入りしており環境でお目にかかることはあまりなくなってしまいました。出れば流石に強いんですが、「複数枚積める逆転を許さないフィニッシャー」がどんどん登場したこともあり肩身が狭くなった感じですね。

超竜、デュエマシティに現る

そして2020年2月。「デュエルマスターズプレイス」にて、彼は帰ってきました。……「さすがに環境のカードパワーを鑑みて弱体化されるだろう」という大方の予想に反して、ほぼフルスペック(マナの破壊対象だけランダムになりました)、無制限で。

同時にオリジナルカードの《龍の呼び声》という相性最高のブースト呪文や各種進化元も収録されたこともあり、第一弾の《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》に続き環境を定義するカードの一枚となっています。マナの《オブシディアン・ビートル》2枚を焼いていったときは思わず手が出るかと思いました。アプリゲーでよかったですね。

単体でのカードパワーに加えて、対抗するためのカードプールが少ないというのも《超竜バジュラ》環境に拍車をかけています。カードプールの関係で事実上このカードだけをメタっている《神魂の守護者シュノーク・ラー》がいたところでどうしろと!3マナ3000プレイヤー攻撃不可ブロッカーやぞ!

《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》の時のように何らかの手段でこれを超える術を思いついたらまた記事にするつもりですが、ぶっちゃけ現状何も思いついてないです。まじでどうすんだアレ。

超竜の休日

各所で大暴れして切札としての知名度も高い《超竜バジュラ》ですが、ストーリーにおける散り様は《英霊王スターマン》に一撃で倒されるという情けないものでした。《英霊王スターマン》自身が直後に《龍炎鳳エターナル・フェニックス》に一撃でやられているという情けなさを見るとその味わい深さが増します。まあ関連カードの《バジュラ・ザ・スター》でリベンジしてるんですが。

全く関係ない話で申し訳ないのですが、個人的にこのカード絡みで思い出深いのは、冒険企画局のTRPG「ピーカーブー」ルールブックの巻頭リプレイにて当時小学生のPLがキャラ作成時に「俺のPCを《超竜バジュラ》にしたい!」と宣うシーンですね(北白河はTRPGも嗜みます)。全く関係のない場所でも「強いドラゴン」の象徴として名前が出るあたり、その影響力が伺えます。あ、彼のPCがどうなったか気になる方はぜひルールブック買ってください。少なくとも《超竜バジュラ》 にはなってません。

TCGにおいてもカジュアルプレイではまだまだ現役です。【連ドラ】の手頃な当たり枠として入れてみたり、アンタップ効果をつけて複数回攻撃させてみたりと今でも十分にその強さを味わえます。また、後継カードの《バジュラ・ザ・スター》はこちらより格段に軽いことから「なんとかして3ターン目に繰り出して相手のマナ基盤をめちゃくちゃにしつつビートする」というファンデッキが存在します。要求値は高いですが決まれば爽快な事実上のコンボデッキですね。

同じく後継カードの《超竜バジュラズテラ》はコストこそ重いものの一撃必殺の大量マナ破壊を持っており、ドラゴン満載のデッキのゴールとして一定の人気を誇っています。《ヒラメキ・プログラム》が使えた頃は【ウォズレックバジュラズテラ】なんていうコンボデッキもありましたね。あのデッキ考えたやつマジで許さんからな。

まあそんなわけで、《超竜バジュラ》は総じて長い間多くの人に愛されたり憎まれたりした、往年の名カードと言えるでしょう。北白河は憎んでいますが。

というわけで、《超竜バジュラ》でした。それにしても《英霊王スターマン》についても再リベンジのチャンスが欲しいですね。今度こそパワーでも《超竜バジュラ》を倒してほしいものです。それでは、次の記事で。

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