DMPランキング1位の異世界転生 ~なんか最終回らしいよ~

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DMPランキング1位の異世界転生 ~なんか最終回らしいよ~

【第1話】DMPランキング1位の異世界転生 ~転生した世界では俺しかGR召喚できませんでした~

【第2話】DMPランキング1位の異世界転生 ~妖精計画の始動~

【第3話】DMPランキング1位の異世界転生 ~超銀河弾 HELLと謎の男「N」~

【第4話】DMPランキング1位の異世界転生 ~もう一人の「GR使い」~

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DMPランキング1位の異世界転生

目次

これまでのあらすじ

 かっちCSの決勝の最中、突如異世界へと転生した煌咲優吏(ギラサキ ユーリ)は、この地があらゆる物事をデュエル・マスターズの勝敗で決める世界であるということを知る。せいぜいエピソード期以前のカードで戦う異世界の人間に対し、GRゾーンを使えるユーリは英雄Nuroを破るなど、無敵の存在であった。

 ユーリを召喚した張本人であるウィザー国の元帥である大妖精は、来るコースト国との戦争に勝利すべく、少数精鋭による状況の打開を目論んでいた。転生時のミスなどで行方は掴めていなかったものの、ユーリの力を使って「魔導管理室 カリヤドネ」を完成させるべく、接触を図る。
 
 九魔の活躍もありユーリとの邂逅に成功した大妖精だったが、ユーリによってカリヤドネの起動にはカードが足りていないことを指摘される。大妖精は情報を集め、ユーリの転生に際して各地にばらまかれたとされる「ヤドネのパーツ」の存在を把握する。大妖精はユーリを言葉巧みに丸め込み、時にデュエルを交えながら説得。最後はユーリが大妖精の実力を一定レベルで認めたことと、資金援助(スポンサード)をすることを約束したことで、ユーリは「ヤドネのパーツ」を集める冒険へ向かうことになった。
 
 一方ユーリのライバルであるスメラギ=ソウもまた、この異世界に転生していた。謎の少女によって言われるがままにコースト国に辿り着いたスメラギだったが、実は少女が人体実験をも厭わない悪逆非道魔道士だったことを知る。

 彼女は全てのカードを没収されコースト国を追放されていたが、顔を変えてスメラギに近づき、再びコースト国へ戻ることに成功したのだ。    少女は真実はを知ったスメラギを封ずるべく、取り戻したカードを手に真の異形の姿を顕現させると、スメラギへと襲い掛かった。  ここまで目的もなく異世界を歩いていたスメラギは、瞬く間に追い詰められていく。  ユーリとの再戦も叶わず「もはやこれまで」と悟ったスメラギ。だがそこで、かつてのかっちCSで自らを救ってくれた《マリゴルドⅢ》が駆け付けた。既に禁じられたカードとなっていたマリゴルドは最後の力を使い、スメラギを救い出す。ユーリとの決着を付けるまで死ぬわけにはいけないと奮起したスメラギは、ギリギリの逆転勝利を果たした。  だが異形が死に際に放った《ヴォルグ・サンダー》がスメラギを直撃し、寿命を大きく削らてしまうこととなった。  スメラギは残った命で宿願を果たすべく、ユーリを探す旅に出る。     順調に冒険を進めるユーリは、道中で謎の美少女ハンデス使いや謎の美少女黒緑速攻使いなど、次々と美少女と出会っていく。しかしストイックなユーリは彼女らとの恋愛フラグを全て「いや、そういうのいいんで」とへし折っていき、単身で「ヤドネのパーツ」を回収していく。    だが「ヤドネのパーツ」も残り一つとなったところで、ユーリはかつてのライバルであるスメラギ=ソウに出会う。

 実は既に「ヤドネのパーツ」の最後の1枚である《「大当たり!もう一本!!」》を手にしていたスメラギは、謎の地下闘技場へユーリを誘う。  なんとしてもユーリと決着を付けたかったスメラギは、ユーリに用意していたデスザークを渡すと「デスザークvsジョラゴン先100」の開催を宣言。終わるまで抜けられない戦いへと身を投じることになった。    ユーリが地下に隔離されていた頃、地上では英雄Nuroが自らの同志たちに呼び掛け「ズオブザ国」の建国を宣言していた。  ここまで散々ウィザー国とコースト国の戦いを見てきたNuroはその弱点を正確に看破しており、快進撃を見せる。白き梟を旗印に瞬く間にコースト国の王都を陥落させると、Nuroはウィザー国に向けて《煌銀河最終形態 ギラングレイル》を放った。    スメラギとの死闘を制したユーリは、スメラギの命が残り少ないことを知る。そしてスメラギから《「大当たり!もう一本!!」》を託されると、地上へと向かった。  だがユーリの目の前にあったのはギラングレイルによって壊滅したウィザー国の王城であった。    自らのデュエマ理論の理解者でもあり、スポンサーでもある大妖精の行方もわからぬ中、ユーリはNuroと対峙する――

 


登場人物

煌咲 優吏(ギラサキ・ユーリ)

煌咲 優吏(ギラサキ・ユーリ)

主人公。
かっちCSの決勝を戦っていたところ、異世界へ飛ばされてしまったDMPランキング1位。
GRクリーチャーの使用を「世界」から認められており、異世界に持ち込んだ環境デッキでユガーを粉砕する。
だが、その胸の内には危険な考えが秘められていて……?

Nuro

『N』を名乗り、街の人々に辻デュエマを仕掛けていた男。九魔の差し金の内の一人。

話を聞きつけたユーリにボコボコにされるも、その正体はかつてウィザー国・コースト国のタイトルを総なめにしたという伝説のプレイヤー【Nuro】であった。

プロローグ

 君のいる世界の全てなんて、どうやったって手に入りっこしないよ。

 たとえ君が世界一喧嘩が強くたって。
 たとえ君がアメリカの大統領になったって。
 たとえ君が1人で世界経済を動かそうったって。

 その全てを手に入れるなんて、誰一人できっこしないんだ。
 だって、君のいる世界は君が思ってる以上に大きいからね。

 じゃあ、僕のいる世界はどうだった?

 君はもしかしたら、僕の世界の全てを手に入れられるかもしれない。

 君にはその可能性を感じるんだ。君はこの世界が大好きだからね。
 だから僕は君を見守ってきた。
 実に面白かった。毎日が楽しかったよ。

 だから僕は、君を最後まで見届けることにするね。

 さぁ、君は一体何を選択するんだい?

 

ズオブザ国の野望

 暁に差す光が、いつもより幾分か強く感じた。

 本来それを遮る筈の王城が、とっくに半壊していたからだ。長く伸びている自分の影と、そしてその先に立っている人物の姿を、ユーリはじっと見つめている。

 「希望の朝」とは言えない。

 それでも、別に最悪の寝覚めというわけでもない。

 そもそも国と国の争いに、ユーリは興味がなかった。そしてデュエマの強さがものを言うこの世界では、ユーリはあらゆる場所から引く手数多だ。生きていくことに困る訳でもない。

 思えばこれまでもただただ誰かと対戦したくてここにいただけだし、裏を返せば単に大妖精の言い分に従っていただけかもしれない。

 だからようやくここに来て、ユーリは決断を迫られている。

 だがその前に一つ、確認しておきたいことがあった。

「Nuroさん。スメラギにジョラゴンとデスザークを渡したのって、貴方ですよね?」

 ユーリは対峙するNuroに、そう声を掛けた。この世界で何処にも属していないにも関わらず、GRを知っていた男。そしていつの間にか、この世界を制する一歩手前まで到達した男。

 この男が密かに自分の動きを追っていることにも、ユーリは薄々気付いていた。スメラギが自分と決着付けたいと考えていたことも、把握していた。

 だから決起は、このタイミングだったのだ。

 もっと正確に言えば、Nuroはユーリ不在のタイミングを意図的に作り出した。そして結果として、現状がある。万事、上手くいった。

 そのNuroはというと、ユーリの質問には何も答えなかった。だた一言、こう零した。

「国を、作ろうと思う」

 朝焼けに照らされた白き梟の旗が、彼らの背後で揺らめいていた。

「元々ズオブザ国は、存在していた国家だった。ウィザー国とコースト国から同時に侵略を受けて滅んだけどね。僕はこれでも元々はズオブザ国の王族の末裔でね。一族は長い潜伏する羽目になったよ」

 なんか妙な話になったな、とユーリは思った。元々他人の身の上話などあまり興味はないが、今回は空気を読んで黙って聞くことにした。

「僕らの先祖はよく戦ったが、多勢に無勢でね。国が亡くなったときは皆が大いに嘆いた。それでも密かにカードの研究を進め、通販サイトで購入し、二大国の情勢を探りながら再起のタイミング図っていたんだ。例えば君の持っている白いデッキ。それは我々が長年の研究の中で“可能性の一つ”として見出していたものだ。使いこなせる人間が出てくるなんて、思ってもみなかったけどね」

 あーそうなんですね、とユーリは適当に相槌を打つ。

「そして僕らはようやく国を取り戻した」

 もしかして劇場とかで観ていたらそれなりに熱いシーンだったのかもな、とユーリは思った。繰り返すが、ユーリは元々他人への興味が薄い。

「でも僕は誰かの国を滅ぼしたい訳ではない。滅びた先の末路を、僕は知っている。だからウィザー国、ズオブザ国、コースト国、統一国家を作ろうと思っている。名前はそうだな……全部くっつけてみようかな」 

 どっかのスクール学園高校みたいな命名ルールだなというツッコミは心の中にしまっておく。そろそろNuroの話も終わりに近付いていたので、話の腰を折るのもよくない。

「話が長くなってすまない。だからユーリ、君もそれに協力して欲しい」

 なるほど、そういうことらしい。要するに何かを実施する上で危険な人物になるだろうユーリを、囲っておきたいらしい。

 話はわかりましたNuroさん、とユーリは笑う。話が少し面白い方向に進んできた。

「でもNuroさん、一つ勘違いをしていますよ」

「ふむ?」

「僕はね、少なくとも自分より弱い人に使われるつもりはないですね」

 ユーリはデッキを取り出すと、丁寧にファローシャッフルを始めた。やっと“この時間”が始まる。

「……そうなるか」

 Nuroもまた、自分のデッキを取り出した。“白きもの”もまた、姿を見せた。

 

暁の決闘

 ユーリが手にしているのは、大妖精が夢に見て、そしてスメラギに託されたデッキ。その名も《魔導管理室 カリヤドネ》。

 ヤドネの最後のパーツを手にしたことで、そのデッキは遂に完成の時を迎えていた。

(なるほど、これがカリヤドネか)

 託されたことに特別な感慨はなかったが、それでもこのカリヤドネは魅力的に見えた。使うのは初めてだったものの、デッキの動きが手に取るようにわかる。

 Nuroもデッキを用意したことで、全ての準備は整った。

 ゲームが始まると、ユーリはまず、《ブラッディ・タイフーン》を唱えていく。

 一方、Nuroのデッキは以前のような【ヴァルディビート】である筈がなかった。2ターン目に《フェアリー・ライフ》を打つと、マナに落ちたのは《MEGATOON・ドッカンデイヤー》

 禁忌と呼ばれるカードを惜しみなく使う【デイヤーループ】は、使用者に大きな負担を強いるデッキだ。そしてかの“白きもの”を12枚、フルに使うデッキでもある。Nuroはそれだけ本気だったのだ。

 だがユーリはそれを気に止めることはせずに、《終焉の開闢》を唱えていく。呪文を墓地に溜めていくのがこのデッキのセオリーだ。墓地に落ちた《魔導管理室 カリヤドネ》を手に加えて、ターンを返す。

 このままの流れならば、ユーリは先手の利を生かして先にループに入ることが出来るだろう。

 もちろん、そこにはNuroも待ったを掛けることになる。プレイ出来る《天災 デドダム》を埋めて、《お清めシャラップ》を唱えた。対墓地デッキのキーとなるカードだった。

「Nuroさん、用意がいいですね」

「カリヤドネ、噂はつくづく聞いていたからね」

 後手を踏むことになったユーリだが、それでも動揺はない。こうした場合も見越していて、手札にはまだ《ブラッディ・タイフーン》がある。これを2回唱えて、ターンを返した。

 墓地は現在、6枚だ。

 だがNuroのマナは6マナ。

 こういう状況でも、淡々とカードをプレイするのがNuroという男だった。手札を1枚捨て、《“魔神轟怒”万軍投》を飛ばす。

 1回目は4マナで、2回目はわずか2マナで打てるGR召喚呪文だ。今回は赤マナが1枚しかないため2回目はないが、場合によってはこのGR召喚でゲームが決まりかねない。

 捲れたのは、《天啓 CX-20》《クリスマⅢ》《サザン・エー》という「最善ではないが次善」に極めて近いもの。

 ユーリはNuroの展開をじっと見つめる。多量の手札とマナを揃えてターンエンド。これはほぼ詰めろだ。

(さて)

 ユーリは自分の状況を確認する。

 幸い、手札は減らしていないのでチャージしても4枚残っている。だがこのターンに決めるには墓地に7枚呪文が欲しい。それを可能とするのは、《ブラッディ・クロス》が複数絡むパターンか、《セイレーン・コンチェルト》と使うパターンしかない。

  《知識と流転と時空の決断》を埋めて 、ユーリの手札は《ブラッディ・クロス》《ア・ストラ・センサー》、《魔導管理室 カリヤドネ》と《エマージェンシー・タイフーン》

 こうなるとやるべきは一つだ。

 ユーリは意を決して、《ア・ストラ・センサー》を唱える。

 上から3枚に《ブラッディ・クロス》は……ない。なかった。

 だからユーリは、それとは違う呪文の回収を宣言する。

「《「本日のラッキーナンバー!」》」

 そう、もう一つの回答択を持っていたのだ。さすがのNuroも、やや渋い表情をする。

 宣言する数字は、GR召喚と《お清めシャラップ》をもケアする3だ。一定のリスクはあるが、勝つためにはこの数字だろう。

 Nuroも迷ってはいた。《“魔神轟怒”万軍投》を唱えることが出来るが、勝つことは出来ない。

 結局、黙ってターンを返すことにした。次のターンには、勝てるからだ。

 だからユーリはこのターンに決着を付けるしかない。一切の間違いは、許されない。

 しかしユーリが、ここから間違うはずもなく。

「墓地13枚、カリヤドネ」

 まるで10年間回し続けたかのような安定感で、チェインを開始していくユーリ。《次元の嵐 スコーラー》が場に出て、そしてスメラギから託された《「大当たり!もう一本!!」》が墓地に落ちると、勝負は決した。

 あとはもう、ウイニングランを魅せるだけ。

「負けたよ、ユーリくん」

 そして勝利を手にすると同時に、その感慨に浸ることもなくユーリは気を失うと、その場へ倒れ込んだ。

 

世界の選択

 そこは、見たことのない空間だった。

 無でもあるし、有でもある。虚でもあるし、実でもある。全てが定まっているようで、全く形のない、そんな世界だった。

「ユーリくん、おめでとう。見事な勝利だ。やはり君に目を付けた僕は、間違っていなかった」

 それは、脳内に直接響く声だった。声の姿は、見当たらない。流石のユーリでも、理解が追い付かなかった。

 そのユーリの困惑を見抜くように、声は続く。

「僕はね、君を気に掛けてずっとここから監視(リモート)し続けてきたんだ。僕? そうだなぁ、僕はこの世界の理を司ってる、というのが一番近いかもね。君だって、“世界”という言葉に聞き覚えがあった筈だ。その“世界”に一番近いのがまぁ、僕というわけ」

 自己紹介はこれくらいにして、とその声は続ける。

「君の戦いは、最初はみんなに好評だった。いい娯楽だったからね。でも段々君に興ざめする者も、出てきた。勝ちのわかっている戦い、観るのはつまらないだろう? もっとも、僕には最初からわかっていたことだけど」

 なんで要らんところからマウントを取ってるんだろう、とは思ったものの、ユーリはそこについては一旦スルーすることにした。

「つまり僕がこの世界に来て戦っていた試合は、全部貴方たちがリモートで観ていたと?」

「そうなる。その上で、僕から君に提案がある」

 その声は、どことなく穏やかだった。ユーリはごくりと唾を飲む。

「君は強すぎる。だから君も、こちら側に来ないか?」

「こちら側?」

「そう、世界を作る側だよ」

――世界を作るか、世界の中で生きるか。決めて欲しい。

 世界を作るのは、神の仕事だ。

「要は、僕に神になれと?」

「まあ、そういう提案に近いかもね」

「神、か」

 ユーリは小さく呟いた。それはため息のようでもあった。

 神になるか、人に還るか。その選択を迫られる日が来るとは思ってもみなかった。 

 もし僕が世界を作ろうと誘われたら、神になるだけの力を手にしたら?

(神になるのも、悪くはないな)

 神になれば、世界の理を組み替えることだって可能だ。幾多の不満のあるカードを直すことも出来るし、人から取り上げることも出来る。

 デュエマに於ける人の営みを全て否定することも出来る。

  人が血を吐く努力の末に必死に作り上げたデッキも、何度も何度も打ちのめされながら磨き上げたプレイも、その場でなかったことに出来てしまう。

 ふと脳裏を過ぎったのは、大妖精の依頼で各地を冒険していた日々。そこでのデュエマ。そしてスメラギとの激闘だった。

(あの人たち、まあまあ楽しそうではあったんだよな)

「迷っているかい? そうだよね、いくら何でも話が――」

「いや、迷ってはいませんよ」

「ほう?」

 そう、僕が選ぶのは――

エピローグ

 朝の日差しが眩しい――などということはなかった。

 気付けば、時刻は既に昼を過ぎている。時計には12時半と刻まれていた。

 ユーリは身体を起こすと、スマホを眺める。TwitterではVtuberが配信の告知をしたり、DMPが公開された新弾情報に一喜一憂していた。

 YouTubeを開けば、スメラギちゃんねるが対戦動画をアップロードしているし、大妖精計画ではデッキの解説動画が上がっていた。

 そんな動画を観ながら、ユーリはふふっと笑う。

 ああ、平和だなぁ。平和すぎるなぁ。

  どうやら大妖精計画によれば、新弾のカードを使ったとあるデッキが環境入り確実と言われる強さらしい。 その強さには、大妖精自身も驚愕! などと謳われていた。

 ユーリは散乱した机の上に置かれた、1枚のカードを手に取る。

「なお」

 手にしていたのは、《魔導管理室 カリヤドネ》だった。

あとがき

出会いがあれば別れもあるように、始まりがあれば終わりも来ます。

イヌ科さんらと一緒に、半年超にも及ぶ連載を続けてきた本作も今回で最終回となりました。

まずここまで長きに渡る連載にお付き合いいただいた読者の皆さん、本当にありがとうございました。

今回はリレーということもあって、我々は一切打ち合わせせずに書いていったんですよ(リレーというのはそういうものなので)。

ですのでガチまとめさんに掲載された本編を読んでから「えっ、こんな展開にしたの?(どうやって収拾付けるつもりなの?)」「コイツいっつも新キャラ連れてくるな」とかそんな感じに頭を抱えながら書いていました。僕の担当回でやたらとキャラが退場していたのは、意識的に間引いてたからです。

また背景設定の解釈も各人で異なっていて、パッと見で矛盾している(実はじっくり読んでも矛盾している)ような記述もしばしばあったと思います。その度にコメント欄で「全ての記述を正とした上で解釈してくれる学者ニキ」が、深い考察をしてくれて面白かったです。すいません、僕らそんなに考えてませんでした。

そんな我々でしたが、終盤に来るにつれて息もぴったり合ってきました。互いに互いの書きたいことを、理解出来るようになったんでしょうね。こちらが出したパスを、綺麗に決めてくれるようになりました。

特に最終盤のユーリvsスメラギの激闘シーンは、僕も書きながらにして思わず涙が止まりませんでした。

改めてですが、ここまで長きに渡る連載にお付き合いいただいた読者の皆さん、本当にありがとうございました。 本編で言及していないことで質問があれば、コメント欄に書いておいてください。答えます。

特に連載中にいただいた数々の応援のお便りやメッセージには、大変勇気を貰いました。イヌ科さんも喜んでいました。多分。

そしてイヌ科さんも本当にお疲れ様でした。楽しかったよ。

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