【DM歴代名作デッキ】Vol.197~オボロティガウォック~【週刊:神結コラム】

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【DM歴代名作デッキ】Vol.197~オボロティガウォック~【週刊:神結コラム】

 こんにちは、神結です。 

 

 というわけで日刊「週刊連載」の2日目です。

 私の時事ネタなどを見てご存じの方は多いかもしれませんが、このシリーズって書き溜めいる訳では無いんですよね。要望に応えて果たして走り切ることが出来るのでしょうか。

 今回紹介するデッキに関しては、リクエストにもあったものなのですが、一応元々紹介する予定ではあったデッキで、その上で紹介の方法に困っていたデッキになります。

 というわけで「歴代名作デッキ紹介」と題しまして、過去の名デッキの振り返りをしていくこの企画。

 今回は【オボロティガウォック】です。

 

目次

本日の名作デッキ紹介

オボラーと見る「オボロティガウォック」

 はい、今回の名作デッキは、【オボロティガウォック】になります。

 リストは……って言いたいところなんですが。

 いやー、このデッキさ。困ったんですよ。"いい感じのサンプルリスト"を紹介するの。ギリギリまで紹介を渋ってた理由そのものがそれ。

 ただそこで1つ思い出したんですけど、このデッキってキャリアハイといいますか、公式大会優勝実績あるんですよね。

 というわけで、その時のリストがこれです。


 こちら、2018年のエリア予選(関東エリアCブロック)の優勝リストになります。使用者はぱんくろうさん。当時の2ブロックで【オボロティガウォック】が使えて、しかも優勝しているんですよね。

 

 さて、【オボロティガウォック】とはどんなデッキなのでしょうか。

 ひとまず両方のテキストを確認していきましょう。

月光電人オボロカゲロウ

【 クリーチャー 】
種族 グレートメカオー / 文明 水 / パワー1000 / コスト2

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにある文明ひとつにつき、カードを1枚引いてもよい。その後、引いたカードと同じ枚数の手札を、好きな順序で自分の山札の一番下に置く。

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絶海の虎将 ティガウォック

【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー6000 / コスト7

■このクリーチャーの召喚コストを、このターン自分が引いたカード1枚につき1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを3枚まで引く。

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 ざっくり言えば《月光電人オボロカゲロウ》はマナの文明分カードをドロー&デッキ戻し(最大5枚)が出来て、《絶海の虎将 ティガウォック》はそのターン中に引いた枚数コストが軽減されます。

 ターン始めのドロー分を含めると、マナを5色用意して《月光電人オボロカゲロウ》を投げれば《絶海の虎将 ティガウォック》のコストは1になるわけです。

 同じ《月光電人オボロカゲロウ》を使ったデッキでも、以前紹介した【オボロセカンド】はゴリゴリのビートダウンでしたが、【オボロティガウォック】は手札交換と山札固定、そして《絶海の虎将 ティガウォック》のドロー効果による手札の増強を生かした、コントロール要素が強めのデッキになります。

 《絶海の虎将 ティガウォック》の着地は最速3ターン。マナには青が2色必要になるので、ベースとなるカラーは青です。

 しかしその上で、《月光電人オボロカゲロウ》の効果を発揮させるためにはマナに5色揃える必要があるため、3色ベースのカードを一定枚数採用することになります。

 

 さて、サンプルリストを出したはいいものの、【オボロティガウォック】というデッキの構成・思想は、時代や作成者によって異なるものだと私の信頼するオボラーは言っておりました。

 サンプルリストの頃のような、オボロティガウォックの黎明期というのは「オボロティガウォック」というギミックが強いという話で、リソースの獲得手段としてかなり強力でした。

 要するにオボロでティガウォックを引く行為が強かったわけですね。

 この時期は例えば《プラチナ・ワルスラS》は殿堂していますし、当然ながらリソースを抱えるという行動が勝ちに繋がるんですよ。

 しかし時代を経る中で、デュエル・マスターズそのものが変わっていきます。

 例えば《天災 デドダム》が登場したり、《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》が登場したり、《月光電人オボロカゲロウ》《絶海の虎将 ティガウォック》という2枚コンボに頼らずにリソースを広げたり、山札を掘り進める手段が増えていきます。

 元々《超次元ごっつあん・ホール》や《ボーイズ・トゥ・メン》のような半分色合わせ担当だった3色のカードが、非常に強力なプレイアブルカードに変わるとなると、それはもうデッキとして大きく変わってきます。

 また変化はエンジンだけには留まりません。

 ゲームを決める火力担当のカードのパワーも上がっていくことで、必ずしも手札の枚数自体が問われるわけではなくなってきました。量より質という話です。

《月光電人オボロカゲロウ》は強いけど、《絶海の虎将 ティガウォック》が欲しい訳では無くなった」といった旨を上記のオボラーは語っていました。

 ここまで来ると、オボロでティガウォックではなく、更に上のより強力なカードを引きたいという訳ですね。

 そういう意味では、現在の【オボロティガウォック】はギミックを指す言葉というよりも、概念に近いのかもしれません。

 

 構築思想についてもこれは結構派閥があるようなんですよ。

 メタカードを散らして相手のデッキに合わせたカードを引きたいという、今で言うところの"ローグライク"的な側面を重視して構築する人もいますし、逆に《絶海の虎将 ティガウォック》によるドロー量を生かし、2~3枚コンボ系のカードを揃えにいってある程度強い動きを押し付けるよう構築するという人もいるとのこと。

Dの機関 オール・フォー・ワン

【 D2フィールド 】
文明 水 / コスト5

■自分のターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。
そうしたら、そのクリーチャーよりコストが最大2大きい、水の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
■Dスイッチ:自分のクリーチャーがバトルゾーンに出て、その能力がトリガーする時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。
そうしたら、その能力は1度のかわりに2度トリガーする。 

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ニコル・ボーラス

【 クリーチャー 】
種族 エルダー・ドラゴン/プレインズ・ウォーカー / 文明 水・闇・火 / パワー7000 / コスト8

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札から7枚選び、捨てる。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体、破壊する。 

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 このコンボというのも時代によって変わりますが、例えば有名なのは《Dの機関 オール・フォー・ワン》《ニコル・ボーラス》系のギミックとか、あとは《頂上縫合 ドギラディス勝3rd》+《禁呪と聖句の決断》+《∞龍 ゲンムエンペラー》といったギミックあたりでしょうか。

頂上縫合 ドギラディス勝3rd

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター/メガ・コマンド・ドラゴン/グレートメカオー / 文明 水・自然 / パワー13000 / コスト8

■EXライフ
■革命チェンジ:多色のコスト5以上のドラゴン
■T・ブレイカー
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コスト6以下の多色の呪文を1枚、自分の手札またはマナゾーンからコストを支払わずに唱えてもよい。
■各ターンに一度、自分が多色の呪文を唱えた時、それを墓地から手札に戻してもよい。

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禁呪と聖句の決断

【 呪文 】
文明 光・闇 / コスト6

■このターン中に自分のクリーチャーが出ていれば、自分のシールドゾーンにあるこの呪文に「S・トリガー」を与える。
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
▶相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。
▶「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体、自分の手札から出す。
▶自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をシールド化し、もう1枚を墓地に置く。

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∞龍 ゲンムエンペラー

【 クリーチャー 】
種族 ∞マスター・ドラゴン/チーム零 / 文明 水・闇 / パワー999999999 / コスト999999999

※システムの都合上、《∞》の表記を《999999999》としております

■ムゲンクライム 4(自分のクリーチャーを4体タップし、 [wd04]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■∞ブレイカー(「∞ ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)
■ブロッカー
■コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。

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 《“必駆”蛮触礼亞》+《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》もその1つと言っていいでしょう。

 デッキを散らせるのがオボロの魅力という考え方もありますし、押し付けの再現性が高いという魅力もあります。

 もちろんどちらかの要素が0でどちらかの要素が10になるといった極端なものでなく、人によってこれを5:5にするか、3:7にするかで派閥がありがち……みたいなことらしいです。

 それでいうと、最初に紹介した優勝リストにつきましては《正義の煌き オーリリア》のピン投に見られるように、どちらかと言えばカードを散らして構築したい傾向があるよ……と、やはり上記のオボラーは言っておりました。

 

 デッキの動かし方……については、敢えて言うこともないでしょう。

 オボロティガウォックはデッキ名であり、ギミック名であり、そして概念である……というのが、オボラーではない私の感想です。

 

おわりに

 「DM歴代名作デッキ」、第197回は【オボロティガウォック】でした。

 今回の解説はデッキリストを語るのはあまり意味なのではと考えており、歴史のある【オボロティガウォック】そのものは一体何なのか、という方面で書いてきました。

 オボロティガウォックはかなり愛好家も多く、パッと思い付くだけでも5人くらいの顔が浮かびます。

 たぶん彼らでチーム戦に出たらまた全員違うリストになるんだろうな……って点まで含めて【オボロティガウォック】というのは非常に面白いデッキであり、ギミックであり、そして概念なんだろうなと思います。

 

 というわけで今回はここまで。

 #DM歴代名作デッキでご感想をお待ちしております。

 それではまた来週お会いしましょう。

 

 

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