【テーマ解説】青緑MAXジョラゴンの回し方と必勝テクニック【ジョーカーズ】

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【テーマ解説】青緑MAXジョラゴンの回し方と必勝テクニック【ジョーカーズ】

はじめに

どうも◆ドラ焼きです。新弾が発売されたということで、今回もいつも通り最新弾を使ったデッキを紹介していきたいと思います。

自分が注目したのは今回のキングマスターレアの1枚である《MAX-Gジョラゴン》。出た時の能力をコピーしていた旧ジョラゴンに対して、出た時以外の能力全てをコピーするようになった新ジョラゴンです。

先日フェアリーchでは《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》の能力をコピーする形を紹介しましたが、今回はオリジナルで使用することが出来る構築になっています。

新弾で遊びたい方、ジョラゴンが好きな方、ニンジャストライクや《ドンジャングルS7》で受けるデッキが好きな方にオススメのデッキとなっていますので是非最後までお付き合いください!

目次

ジョラゴン相方決定会議

《MAX-Gジョラゴン》は「レクスターズ」と「ジョーカーズ」の能力をコピーする能力を持っているため、何と言ってもまずは”相方”を決めなくてはなりません。

【 S-MAX進化クリーチャー 】
種族 マスター・ドラゴン / ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 自然 / パワー11000 / コスト6

■S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《MAX-Gジョラゴン》を1枚捨てる。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時、または自分のターンのはじめに、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚マナゾーンに置く。こうしてマナゾーンに置いたカードが、ジョーカーズまたはレクスターズの、クリーチャーまたはタマシードなら、次の相手のターンの終わりまで、その置いたカードが持つ能力をすべて、このクリーチャーに与える。

《ジョット・ガン・ジョラゴン》にとっての《アイアン・マンハッタン》のようなカードを探すわけですが、出来るだけコストの大きいクリーチャーをコピーしてお得にカードを使うことを狙いたいところ。

コストが6よりも大きく、出た時以外の強い能力を持つ、ジョーカーズかレクスターズ。

例えば、究極スター進化で出すのが難しい《ダイナボルト〈カツキング.Star〉》とかはどうでしょう?

∞ブレイカーによる突破力は魅力ですが、1枚でゲームを決めきる程のパワーはなく、除去能力や踏み倒し効果も相手依存です。しかも火文明なので色の噛み合いも気になるところです。

趣向を変えて、《王来英雄 モモキングRX》や《モンキッド〈ライゾウ.Star〉》を使ったコンボチックな動きはどうでしょうか?

これらは出た時の能力が持ち味のカードなのですが、侵略と組み合わせることでその能力を連続発動させることが可能です。

確かに《MAX-Gジョラゴン》にしか出来ない動きではありますが、コンボ成立のためのパーツにデッキのスペースの多くを取られてしまう点に難点がありそうですね。

そんななか、今回自分が相方に選んだのは・・・

【 クリーチャー 】
種族 グランセクト / レクスターズ / 文明 自然 / パワー12000+ / コスト11

■マッハファイター
■パワード・ブレイカー
■相手のクリーチャーが出る時、自分のマナゾーンのカードが相手のより多ければ、相手はかわりにそのクリーチャーをマナゾーンに置く。
■自分のマナゾーンにあるカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。
■相手のクリーチャーが攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。

《自然の四君子 ガイアハザード》の相手を縛る効果の発動条件と、マナが伸びる《MAX-Gジョラゴン》の噛み合いに注目して今回はデッキを組んでみました。

早速デッキリストの方を見ていきましょう。

【青緑MAXジョラゴン】デッキリスト


2→4→6のクラシックなマナカーブで、11マナのカードを使います。いわば2→4→11と言ってもいいですね(?)

ニンジャストライクによる受けや、バズレンダで4,6,8のマナ帯全てをカバー出来る点が魅力のデッキ基盤を使い、受け性能と安定感が長所のデッキリストに仕上げています。

採用カード解説

フィニッシャー

《MAX-Gジョラゴン》

【 S-MAX進化クリーチャー 】
種族 マスター・ドラゴン / ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 自然 / パワー11000 / コスト6

■S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《MAX-Gジョラゴン》を1枚捨てる。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時、または自分のターンのはじめに、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚マナゾーンに置く。こうしてマナゾーンに置いたカードが、ジョーカーズまたはレクスターズの、クリーチャーまたはタマシードなら、次の相手のターンの終わりまで、その置いたカードが持つ能力をすべて、このクリーチャーに与える。

今回の主役です。コピー先としては《自然の四君子 ガイアハザード》、《切札ジョー&ジョラゴン -自由の物語-》、《ドンジャングルS7》を採用しています。

コピー能力も強力ですが、毎ターン1ブースト出来る点にも注目したいところです。

6マナ時に《自然の四君子 ガイアハザード》をコピーすると大抵《MAX-Gジョラゴン》は除去されずに場に残ります。次のターンの開始時にマナチャージ含めて9マナまで到達するので《切札ジョー&ジョラゴン -自由の物語-》等で押し込むことも可能です。

マナが伸びれば伸びるほど強い《自然の四君子 ガイアハザード》や各種バズレンダとも相性が良いですね。


《自然の四君子 ガイアハザード》

【 クリーチャー 】
種族 グランセクト / レクスターズ / 文明 自然 / パワー12000+ / コスト11

■マッハファイター
■パワード・ブレイカー
■相手のクリーチャーが出る時、自分のマナゾーンのカードが相手のより多ければ、相手はかわりにそのクリーチャーをマナゾーンに置く。
■自分のマナゾーンにあるカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。
■相手のクリーチャーが攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。

マナが相手より上回っている限り、相手は場にクリーチャーが出せなくなります。すさまじいロック性能です。

《MAX-Gジョラゴン》でこのカードをコピーすると、1ターンほぼ確実に稼ぐことが出来るので、その隙にマナを伸ばして最終的には《自然の四君子 ガイアハザード》自体を場に出す、というのがこのデッキの勝ちパターンです。

パワーを上げる能力、攻撃を誘導する能力も詰め性能が高く、5枚ブレイクも余裕です。


《切札ジョー&ジョラゴン -自由の物語-》

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / マスター・ドラゴン / ヒューマノイド / 文明 ゼロ / パワー5000+ / コスト9

■スピードアタッカー
■パワード・ブレイカー
■自分のマナゾーンにある文明1つにつき、このクリーチャーのパワーを+5000する。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を表向きにする。その後、バトルゾーンにある相手のカードを、コストの合計がその2枚のコストの合計より少なくなるよう、好きな数選ぶ。相手はそれらを好きな順序で山札の下に置く。その後、自分は、こうして表向きにした2枚を手札に加える。

《MAX-Gジョラゴン》でコピーする先として優秀で、かつ、最終盤面で打点が足りないような場面でも活躍します。

除去効果はカード指定なので《卍 新世壊 卍》や《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》といったカードを除去出来る点も優秀ですね。

また他のカードにも言えることですが、《MAX-Gジョラゴン》でこのカードをコピーした場合、《MAX-Gジョラゴン》はWブレイカーとパワードブレイカーを同時に持つことになります。

そのため、状況に応じてWブレイクとパワードブレイカー(4枚ブレイク)を使い分けていきます。


《ドンジャングルS7》、《ソーナンデス》

《切札ジョー&ジョラゴン -自由の物語-》はこのデッキにとって最後の押し込みにもサブプランにもなり得るカードですが、無色という点からあまり多く採用出来ません。

そこで《ドンジャングルS7》を採用することで少ない採用枚数の《切札ジョー&ジョラゴン -自由の物語-》をゲームに絡めやすくしています。

《ソーナンデス》はそんな《ドンジャングルS7》のサポートカードです。《ドンジャングルS7》を4枚採用するよりも3:1の配分で採用することでより強く使うことが出来ると考えています。

どちらも状況に応じては《MAX-Gジョラゴン》でコピーして役に立つこともあります。ビートデッキ相手では《ドンジャングルS7》をコピーして耐えるなんて展開もあり得るでしょう。


中継ぎカード

《ウマキン☆プロジェクト》、《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》

2→4→6のマナカーブの内、4にも6にもなれるカード。

《MAX-Gジョラゴン》で《自然の四君子 ガイアハザード》をコピーして得たターンに、8マナで使ってニンジャストライクや《MAX-Gジョラゴン》の弾丸を手札に加えておく、なんてこともあります。

これらに繋げる2コストのカードとしては《フェアリー・Re:ライフ》、《地龍神の魔陣》、《フェアリー・ライフ》を採用しています。一応《フェアリー・ギフト》も含めて初動が10枚という計算です。


《流星のガイアッシュ・カイザー》

【 クリーチャー 】
種族 ブルー・コマンド・ドラゴン / グリーン・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 水/自然 / パワー8000 / コスト6

■相手のターンの終わりに、相手がそのターン中、マナゾーンのカードをタップせずに、クリーチャーを出すか呪文を唱えていて、バトルゾーンに自分の 《流星のガイアッシュ・カイザー》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを2枚引く。
■自分のコスト10以上のクリーチャーの召喚コストを4少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない。

《MAX-Gジョラゴン》以外の6コスト帯の動き、かつ、《自然の四君子 ガイアハザード》とも相性が良いということで採用しています。不足しがちな水文明も補えます。


ニンジャストライク

《裏斬隠 カクシ・レシピ》、《裏斬隠蒼頭龍 バジリスク》

マナと手札を同時に増やしていくこのデッキと組み合わせる受けパッケージとして、今回は水文明のニンジャストライクを採用しました。

これにより、《地龍神の魔陣》や《ウマキン☆プロジェクト》といった自然・水の強力なカードを組み込めます。

一方で、そうは言っても水文明の枚数は16枚と、やや足りないと見ることも出来ます。

ニンジャストライクと《ウマキン☆プロジェクト》等を諦めて自然単色タッチで受けギミック、なんていう構築も考えることが出来るかもしれません。

その場合は中継ぎとしては自然文明のカードを、受けギミックとしてはニンジャストライク以外にも踏み倒しトリガー等が候補に入ってくるでしょう。是非色々試してみてください。

《MAX-Gジョラゴン》の召喚した時の効果が使えないのはネック。

回し方

2→4→11

まずはマナカーブ通り動いて《MAX-Gジョラゴン》の着地を目指します。

そしてコピーしたいカードはやはり《自然の四君子 ガイアハザード》。この時自分のマナは7あるので、多くのデッキの動きを止めることが出来るでしょう。

また、この時点で《MAX-Gジョラゴン》のパワーは18000で4ブレイク。相手のシールドからトリガークリーチャーが出ることも無いので、状況次第では一気にシールドを詰めていくのもアリでしょう。

そして次のターンに《切札ジョー&ジョラゴン -自由の物語-》等でリーサル、なんてことも可能です。


詰め方

このデッキの目指す盤面は《自然の四君子 ガイアハザード》が自分の場に居る状態でマナを出来る限り伸ばしている、という状態です。

これにより、相手のクリーチャーを封殺出来、この時点で勝ちというような対面も多いでしょう。

そのためのよくあるパターンとしては4ターン目に《MAX-Gジョラゴン》で《自然の四君子 ガイアハザード》をコピー。

続くターンに8マナで《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》を使い、マナから《自然の四君子 ガイアハザード》を回収、というものです。

最終的には《自然の四君子 ガイアハザード》を複数立てトリガーをケアした上で殴っていきます。

その際にはきっとマナは十分にあると思うので《自然の四君子 ガイアハザード》は5枚ブレイカーになっているでしょう。

他にも《ドンジャングルS7》、《切札ジョー&ジョラゴン -自由の物語-》のような打点の作り方もあり、シノビで受けることも出来るため見た目以上に器用に動けるデッキです。

おわりに

新生ジョラゴンを使用した【青緑MAXジョラゴン】、いかがだったでしょうか。

ジョー編もクライマックス、ということで今まで登場したジョーカーズ、レクスターズをもう1度おさらいしたくなるような良いカードが出たな、という印象です。

7月にはファイナルメモリアルパックも控えており、そこでのジョーカーズやレクスターズの新規も期待出来ますね。

昔のジョラゴンの時もそうでしたが、状況に応じてコピー先を選べるため、使っていて楽しく頭を悩ませることの出来るデッキです。

自分もこのデッキを使うのが楽しく、最近のCSではよく使っています。

是非皆さんも新生ジョラゴンのカードパワーを体験してみてください。

このカードの能力をコピーすると強いよ!等々、意見もお待ちしていますので是非Twitterなどで教えてください!


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