【DM歴代名作デッキ】Vol.171~赤緑ミッツァイル~【週刊:神結コラム】

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【DM歴代名作デッキ】Vol.171~赤緑ミッツァイル~【週刊:神結コラム】

 こんにちは、神結です。 

 エリア予選が始まり、本格的に冬の到来を感じています。

 ここから先はほぼ毎週の様に何処かでエリア予選が開催され、そして誰か笑い誰かが泣きます。3月に開催される全国大会に向けて、ランキングと同様に注目して欲しいです。

 何せね、エリア予選となると懐かしい名前が優勝することもあります。北海道で言えば、去年がリノグレさんで今年が赤点取る太郎さんですから。そういうこともあるもんなんだな、と札幌の寒さに凍えつつも感心していました。

 というわけで、この連載も懐かしいデッキを紹介する企画ですが、エリア予選が開催されていようが今週も元気に更新していきましょう。

 「歴代名作デッキ紹介」と題しまして、過去の名デッキの振り返りをしていくこの企画。

 今回は【赤緑ミッツァイル】です。

 

目次

本日の名作デッキ紹介

GR一周デッキの始まり 「赤緑ミッツァイル」

 というわけで今回の名作デッキはGRの概念を崩した最初のデッキ、【赤緑ミッツァイル】になります。

 軸がジョーカーズなので、「赤緑ジョーカーズミッツァイル」みたいな呼ばれ方をすることもあります。

 リストはだいたいこんな感じ。


 登場したのは2019年の7月頃だったでしょうか。超天篇第2弾「青きC.A.P.と漆黒の大卍罪」にて、GR戦術の幅が大きく拡大。

 特に新規で登場した「マナドライブ」によって、それまで半バニラくらいであったGRクリーチャーの性能が大きく向上しています。

 ジョーカーズはというと、他の文明に先んじて《ゴッド・ガヨンダム》《パッパラパーリ騎士》といったリソースを伸ばすカードの獲得に成功。

 そしてこれらを生かすべく開発されたのが【赤緑ミッツァイル】です。

 そしてこのデッキこそが、「高頻度でGRを掘りきる」ことを実現した最初のデッキだったんじゃないかと思っています。

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / ワンダフォース / 文明 火 / パワー9000 / コスト9

■このクリーチャーを召喚する時、自分のクリーチャーを好きな数破壊してもよい。こうして破壊したクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを召喚する時に破壊されたクリーチャー1体につき、GR召喚する。
■自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。

 というかコイツも既に紹介していたような気がしたんですけど、まだだったんですね。ぶっちゃけて言っちゃうと、この連載で書いたのか別媒体で書いたのかもう覚えていない時があります。

 コンセプトととしましては、「序盤は横展開しつつジョーカーズを4体並べ、《夢のジョー星》《BAKUOOON・ミッツァイル》に繋ぎ、そこでリソースを回復しつつ更なる横展開をして最終的に《ジョジョジョ・マキシマム》などでゲームを〆るチェイン系のビートデッキ」といった感じでしょうか。

 具体的な動きを紹介していきましょう。

 まずは初動として2コストのクリーチャーから入り、3ターン目に《ウォッシャ幾三》だったり、或いは追加の2コスト+《タイク・タイソンズ》のJチェンジで4コスの《ガチャダマン》などに繋いで、盤面を3体用意します。

 《ヤッタレマン》であれば《ガチャダマン》《怒ピッチャコーチ》に繋がりますし、《タイク・タイソンズ》でも同様の展開が可能です。

 また2初動が無くとも、《ウォッシャ幾三》《怒ピッチャコーチ》みたいな展開でも、4ターン目に4体クリーチャーを用意することはできます。

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 自然 / パワー6000 / コスト3

■ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)

 《ウォッシャ幾三》、個人的には中々好きなカードです。

 こうして4ターン目に追加のクリーチャーから盤面4体を捻り、《夢のジョー星》。そして《BAKUOOON・ミッツァイル》へと繋ぎます。

【 呪文 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / パワー- / コスト5

■コストを支払うかわりに、自分のジョーカーズを4体タップして、この呪文を唱えてもよい。
■自分の山札の上から4枚を見る。その中から1枚ずつ、自分の手札、山札の一番下、マナゾーンに置き、もう1枚を山札の一番上に戻す。

 一度ここまで繋がってしまえば、《ゴッド・ガヨンダム》《パッパラパーリ騎士》で手数を伸ばすことが出来るので、更なる横展開も可能です。《ツタンメカーネン》の1ドローもかなり沁みます。

 ちなみに最速3キルはあります。

 《ヤッタレマン》《ウォッシャ幾三》《陰陽の舞》《BAKUOOON・ミッツァイル》です。《陰陽の舞》が絡むとこういう上振れがあります。

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ビーストフォーク / 文明 自然 / パワー3000 / コスト5

マナ爆誕0(このクリーチャーを自分のマナゾーンから、コストを支払わずに召喚してもよい)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンから召喚していた場合、自然のカードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。置けない場合、このクリーチャーを破壊する。

 ……と、動きを聞いて気付いたかもしれませんが、デッキの構成として【赤青ミッツァイル】と非常によく似ています。

 まぁ【赤青ミッツァイル】の前身と言えるのがこの【赤緑ミッツァイル】でしょう。

 このデッキ自体は、「盤面を作って準備する必要がある」「2019年7月頃に完成した」ということで、これもこれで勘のいい方なら気付くかもしれませんが、8月に【アナカラーデッドダムド】が登場すると、非常に厳しい状況に追い込まれることになりました。

 まぁ【アナカラーデッドダムド】全盛となった超CSⅢで準優勝してはいるのですが、環境全体で見た時に「デッドダムドの登場によって環境から後退させられた」という事実もまた間違いないでしょう。

 よってこのあと、GR召喚のギミックというのは「展開からワンショットまで1ターンで達成できる」というのが新たな条件となってきます。

 それを実現したのが……ということで、先日紹介した【シータミッツァイル】に繋がっていくわけですね。

 【赤緑ミッツァイル】は環境での活躍こそ短い期間ではありましたが、ギミックの始祖であったり、後のデッキの基盤となったり、環境の転換点に立ち会ったりと、歴史を振り返る上では重要な位置付けになっているんじゃないかなぁ、と個人的には思っています。

 

おわりに

 「DM歴代名作デッキ」、第171回は【赤緑ミッツァイル】でした。

 

 このデッキを制作だか改良だかはちょっと不明ではありますが、紹介したリストの大きく関与したのがだいぶつーっていう神奈川のプレイヤーです。

 そしてこれをよく使っていたのがお馴染みFTGのあーくんですね。

 特にとあるCSの運営をしていた際に、決勝1-1からの3本目でね、絶対負けられない試合かつ不利相性だったんですが、そこを3キルして捲ったのが非常に印象的なんですよ。

 彼が当時ランキングを走っていたこともあって、このデッキとその試合の印象が個人的には特に強いですね。

 

 というわけで今回はここまで。

 「このデッキを紹介して欲しい」といったリクエストも受け付けておりますので、#DM歴代名作デッキでご感想をお待ちしております。

 それではまた来週お会いしましょう。

 

 

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