【CS優勝】リースフット“FNT”ジスタの解説【ウワサの入賞オリジナルデッキ紹介所 – その20】

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【CS優勝】リースフット“FNT”ジスタの解説【ウワサの入賞オリジナルデッキ紹介所 – その20】

という(若干不名誉な)スラングが、カードゲームにはあります。

ピーキーな性能を持ったカードや、厳しい制限を課せられたカードを、その後インフレしたカード基盤で支えてデッキの主役にする行為のことを差します。

今回紹介するのはまさにその単語が似合うデッキ。

主役は《 フット"FNT"ジスタ 》。
7年以上前のカードです。

「4コストで最大9コスト分の超獣を踏み倒す」

——その出力は規格外ながら、起動するための厳しい条件が足を引っ張り、長らく日の目を見られなかったカードです。



ですが……

現代カードたちが
その性能を引き出して
CS優勝していました。

さっそく、乗り手の手練手管選手にコンタクトを取り、このデッキについていろいろと取材させて頂きました。

ウワサのオリジナルデッキ紹介所、第20弾です。

入賞オリジナルデッキ紹介所とは

デュエル・マスターズにはこんな心の衝動に従い、好きなカードたちと向き合い、独自の牙を研ぎすまし、爪痕を残す環境外デッキ使いたちがいます。

入賞デッキ円グラフの片隅で存在感母数1を示し、ニッチなカードを高騰させ、時に布教せんとするストイックな挑戦者たち。

ウワサの入賞オリジナルデッキ紹介所は、そんな彼らの軌跡を取材して広める場所です。

しかも紹介したデッキはカーナベルECサイトで販売されます!


期間限定ではありますが、気になったオモロデッキをすぐに入手して遊べますので、気になった人はぜひともチェックしてみてください。

【記事のバックナンバーはこちらから!】

デッキレシピ

このデッキはいわゆる【メタビート】デッキです。

まずはサンプルリストをお見せしつつ大まかな動き方・コンセプトから紹介していきましょう。

デッキレシピ


なんて綺麗な
リストでしょう!

筆者がこのデッキを見た時には思わずこんな声が出てしまいました(実話)。

当シリーズで過去に紹介した、何をするのかぱっと見わからない闇鍋のようなデッキたちと比べると、やりたいことは単純明快。

メタカードで相手を減速させつつ、《コアラ大佐の虹勲章》で打点追加+全体バフをかけたり、《FNTジスタ》を出して横展開したりするのが、主な動きです。

肝心の《FNTジスタ》の攻撃制限を解除する方法は2パターン。

脱法

合法

《コアラ大佐》は《FNTジスタ》を踏み倒せる上に攻撃制限を「無視」してくれるという《FNTジスタ》のために生まれてきたかのような能力持ちのタマシードです。

かたや《轟腕のR ダグラジャパニカン》は安全に攻撃回数を稼ぎつつ《FNTジスタ》をマナから投げられる……これまた相性抜群なカードです。

デッキ全体で《FNTジスタ》にパスをつなぎ、相手の想定を上回る打点とメタ獣を一気に展開してゴールを決める……

チームサッカーの如きデッキ、
それが【リースフット"FNT"ジスタ】なのです!

前置きはここまで。個別のカードの解説に入ります。

個別カード解説

コンセプトカード

《フット"FNT"ジスタ/火の玉ドライシュート》×4

フット“FNT”ジスタ/火の玉ドライシュート

【 ツインパクトカード 】
種族 ビートジョッキー / 文明 火 / パワー6000 / コスト4

■このターン、他のクリーチャーが2体以上攻撃していなければ、このクリーチャーは攻撃できない。
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■W・ブレイカー
■スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)



────────────呪文────────────
カード名:火の玉ドライシュート
文明:火
コスト:6マナ

■自分の山札の上から3枚を見る。その中からコスト3以下のクリーチャーをすべてバトルゾーンに出す。残りをすべて、好きな順序で山札の一番下に置く。

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炎のストライカーです。

登場から7年以上「出力は最高なんだけど……条件が厳しすぎる」と囁かれ続けた選手がついにベンチから出てきました。

最大9コスト分のカードを踏み倒してくれる能力は破格そのもの。

デッキの中のハズレは《FNTジスタ》と《コアラ大佐》しかないので期待値的にほぼ2体は踏み倒せます。これだけでWブレイク+αなので、凄まじい押しつけとなります。

こんなこと

されたなら

怒っていい

先述の通り、厳しい制約も《ジャパニカン》による攻撃カウント稼ぎと《コアラ大佐》による制限解除が加わったことで、現実的に運用できるようになりました。

これが「介護」の正体です。

最後に、下面について。

理想はスマッシュ・バーストで唱えることですが、盤面をまくるために下面《火の玉ドライシュート》をそのまま手打ちする局面も多々あります。

覚えておきましょう。

《コアラ大佐の虹勲章》×4

コアラ大佐の虹勲章

【 タマシード 】
種族 ドリームメイト/フュージョナー / 文明 光・火・自然 / コスト5

■シンカライズ(このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい)
■このタマシードが出た時、自分の山札の上から4枚を見る。その中からクリーチャーを、コストの合計が4以下になるように2体まで出してもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■自分のクリーチャーすべてのパワーを+3000し、「スピードアタッカー」と「パワード・ブレイカー」を与え、自分のクリーチャーが持つ、攻撃できない能力を無視する。

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デッキのもう1つの核です。

《FNTジスタ》との相性の良さは言うまでもありませんが、単体でも打点を爆発的に伸ばせるのが非常に魅力的です。

踏み倒し&スピードアタッカー付与を行いつつメタ獣の攻撃制限を解除してくれるため、《クイーン&かぼちゃうちゃう》や《ピザスターのアンティハムト》が絡んだ時の打点の伸び方は尋常じゃありません。

Tブレイカー
になる

Wブレイカー
+追加打点

超魂Xなのも偉く、序盤に色基盤としてマナに埋めておいても問題無し。

後から《MATATA-美吾罪261》で利用できます。

最後にタマシードなので場もちが良いのも特徴です。

展開したターンに仕留めきれなかったとしても、次のターン以降のあらゆる超獣が即時打点としてカッとんでくるわけで……相手目線では凄まじいプレッシャーとなるでしょう。

メタ獣部隊

《クイーン&かぼちゃうちゃう》×4

クイーン&かぼちゃうちゃう

【 クリーチャー 】
種族 グランセクト / 文明 自然 / パワー12000 / コスト2

■このクリーチャーは攻撃できない。
■相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きい相手のクリーチャーが出る時、かわりにそれを持ち主のマナゾーンに置く。

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仮想敵が【青白ウィリデ】【緑単キャベッジ】【ローグライク】などと幅広く、多くの対面に刺さる優秀なメタカードです。

高いパワーラインのおかげで現代環境では除去されにくく、《コアラ大佐》が絡んだ瞬間に3打点に化けます。

このおかげでポン置きしたときに「単なる時間稼ぎ」ではなく、将来の打点形成になるのがこのデッキの非常に強いところです。

《ベイB セガーレ》×2

ベイB セガーレ

【 クリーチャー 】
種族 ミルクボーイ / 文明 自然 / パワー6000 / コスト1

■このクリーチャーは攻撃できない。
■相手が、自身のマナゾーンのカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを出す時、相手はそれをかわりにマナゾーンに置き、その後、自分はこのクリーチャーをマナゾーンに置く。

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《クイーン》の5〜6枚目です。

後手でも【ウィリデ】に間に合う可能性があるのが偉いところ。(2投なので運は絡みますが)。

1コストと非常に軽量なので、マナ加速獣にそのままくっつけたり、《コアラ大佐》の踏み倒し能力を使う際に3コスト獣と一緒に出したり、と取り回しの良さは抜群。

《コアラ大佐》がいればパワー9000のW・ブレイカーになるのも見逃せません。(《アンティハムト》経由だと3打点!》

《世界のY チャクラ・デル・フィン》×4

世界のY チャクラ・デル・フィン

【 クリーチャー 】
種族 アポロニア・ドラゴン/超化獣 / 文明 光 / パワー4000 / コスト3

■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚をシールド化する。
■カードが自分のシールドゾーンに置かれた時、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の自分のターンのはじめまで、それはアンタップしない。
■Zラッシュ(シールドが離れたら、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーのハイパーモードを解放する)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:7500
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■相手はコスト5以下の呪文を唱えられない。

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最近の3コスト獣の中で破格のカードパワーを誇る光のドラゴン。

このデッキは踏み倒しによる展開を主力ギミックにしているため、メタ獣が刺さりやすいです。

そんな中、《チャクラ》は相手のメタ獣をタップキルできるため非常に重宝します。

また殴る盤面でも抜群の制圧力を発揮します。

このカード+《マグナム》or《クイーン》が揃うと呪文+クリーチャーの二重ロックを早い段階で狙えます……このデッキの「必殺の型」と言ってもよいでしょう。

こんなこと

されたなら

怒っていい
(2回目)

最後に2コストマナ加速獣との相性もなかなかのものです。

3ターン目に《チャクラ》を出しながらすぐに呪文ロックが成立するため、【der'Bande】や【アナカラーフィオナアカシック】を刺す動きとして機能します。

《単騎連射 マグナム》×1

単騎連射 マグナム

【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ / 文明 火 / パワー3000 / コスト3

■自分のターン中に、相手のクリーチャーがバトルゾーンに出る時、そのクリーチャーはバトルゾーンのかわりに持ち主の墓地に置かれる。

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もはや解説不要。

《流星のガイアッシュ・カイザー》や《裏斬隠テンサイ・ハート》など、このデッキの天敵をことごとく咎められるのが偉いです。

展開サポート獣

《ピザスターのアンティハムト》×4

ピザスターのアンティハムト

【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 光・火・自然 / パワー3000 / コスト3

■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引く。その後、コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。このターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与え、パワーを+3000する。

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現代デュエマのビートダウンでお馴染み、ほかの踏み倒しカードとの相性が抜群の踏み倒しカードです。

SA付与によって《FNTジスタ》の能力起動を助けつつ、《FNTジスタ》《ジャパニカン》《コアラ大佐》の出力を実質2倍に押し上げてくれます。

特に《コアラ大佐》の場合は自身も2打点になりつつ、さらに踏み倒した超獣もパワー+3000+3000で1打点のっかるため、バカげた出力を発揮します。

……インフラとして定着するか、殿堂(禁止カード化)するかの瀬戸際にいそうです。

使えるうちに使っておきましょう。

《轟腕のR ダグラジャパニカン》×4

轟腕のR ダグラジャパニカン

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント/超化獣 / 文明 自然 / パワー3000 / コスト3

■このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つマナゾーンに置く。
■Zラッシュ(シールドが離れたら、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーのハイパーモードを解放する)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:6000
■マッハファイター
■W・ブレイカー
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが小さい、進化ではないクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。

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最近の3コスト獣の中で破格のカードパワーを誇るカード、その2。

このデッキにおける最重要カードのひとつです。

マナから《FNTジスタ》を出しつつ、攻撃カウントを盾ではなく敵獣を踏みながら安全に稼いでくれます。

《FNTジスタ》と《コアラ大佐》がデッキ、《アンティハムト》が手札、そしてこのカードがマナ(+盾)と公開領域間の踏み倒しを補完しあっているのが本当に美しいですね。

《BIRIBIRIII・ビリー》×3

BIRIBIRIII・ビリー

【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー/チームボンバー / 文明 光 / パワー4000 / コスト3

■ブロッカー
■バトルゾーンに自分のクリーチャーが3体以上なければ、このクリーチャーは攻撃できない。
■マジボンバー 5(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を見る。その後、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の手札または山札の上から、バトルゾーンに出してもよい)

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《アンティハムト》の5枚目以降の役割を担う1枚です。

マジボンバーで《FNTジスタ》を直接踏み倒せる点と、その攻撃カウントを稼げる点が《アンティハムト》に勝っています。

不足しがちな光単色という点も大きく、マナ基盤の安定にも貢献します。

マナ基盤

《MATATA-美吾罪261》×3

MATATA-美吾罪261

【 G-NEOクリーチャー 】
種族 ワイルド・ベジーズ/テクノ・サムライ / 文明 自然 / パワー4000 / コスト3

■G-NEO進化:光、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、NEO進化クリーチャーとして扱い、離れる時、かわりに下のカードすべてが離れる)
■マッハファイター
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。 その後、カードを1枚、自分のマナゾーンからこのクリーチャーの下に置く。

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マナ加速&盤面処理&超魂X発動要員……
一人三役をこなすサムライです。

《改竄の炎 ボルメテウス・ハック》の能力を起動させずに一方的に討ち取れるのが、現環境での大きなポイントです。

その上で耐性持ちになるため、相手の除去トリガー対策にもなります。

最後に、小テクになりますが、相手の盤面に強いクリーチャーがいるときは、最初からG-NEOで出して自爆攻撃や相手の縦を狙うことで、強引にブースト&進化元仕込みを起動させられます。

どうしても《コアラ大佐》をゲームに絡めたいときなどに狙いましょう。

《無頼BEN-K1000》×3

無頼BEN-K1000

【 NEOクリーチャー 】
種族 ドリームメイト/テクノ・サムライ / 文明 光・火・自然 / パワー3000 / コスト3

■NEO進化:光、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚をシールド化し、残りを1枚ずつマナゾーンとこのクリーチャーの下に置く。

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色基盤兼マナ加速要員です。

《コアラ大佐》がうまく捲れてくれると、凄まじいことになります。あくまでも運です。

小テクとして、盾に単色カードを仕込んでおくと、後々の《ジャパニカン》で確定アンタップインブーストができます。

《轟速奪取 トップギジャ》×2

轟速奪取 トップギジャ

【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ/侵略者 / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2

■G・ストライク(このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。
■このクリーチャーが破壊された時、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。

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2-4の動きを狙うためのブースト手段その1です。

手札が減らず、盤面に残るカードの中では最も安定した選択肢です。多色カードの枚数を考慮して《エスメル》と2枚ずつの採用となっています。

《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》×2

天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」

【 ツインパクトカード 】
種族 スノーフェアリー / 文明 光・自然 / パワー2000 / コスト2

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドを1つ、マナゾーンに置いてもよい。

────────────呪文────────────
カード名:「お茶はいかがですか?」
文明:光
コスト:4マナ

■S・トリガー
■自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。次の自分のターンのはじめに、自分のシールドを1つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

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ブースト手段その2です。

盾をマナに送るため、Zラッシュを能動的に起動できるのがNICE。《チャクラ》へのハイパーモードを解放する動きはかなり実践的と言えるでしょう。

下面もないよりはありがたく、《BEN-K1000》で盾に仕込めることもあります。

個別のカード解説はここまで。ここからは立ち回りについてご説明します。

立ち回り方

このデッキには大きく2つのゲームプランがあります。状況と手札を見て使い分けましょう。

プランA:2-4《FNTジスタ》ルート

2ターン目にマナ加速獣でマナを増やし、3ターン目に《ジャパニカン》を出して《FNTジスタ》を出すルートです。

マナ加速獣で1回攻撃、《ジャパニカン》で相手の盤面を攻撃すれば、綺麗に2回攻撃済の条件はクリア。

早い段階で《FNTジスタ》を着地させることで、一気に盤面優位を築いて圧殺する動きです。

プランB:メタビートルート

自分の手札が芳しくない、相手の動きを止めたい場合の動きです。

《クイーン》や《チャクラ》など、相手の動きを減速させる超獣を出しつつ2-3-5や2-3-4のマナカーブで動いていきます。

このルートの(相手目線での)厄介なところは、《クイーン》や《BENKEI》などが《コアラ大佐》によっていきなり打点サイズアップしてくるところ。

まだリーサルはない……と思わせて《コアラ大佐》でゲームエンドすることも多々あります。

どのプランを選ぶかは、相手の対面と自分の手札次第です。引いたカードの中できちんと戦える器用さが、このデッキの大きな魅力です。

このデッキの強みについて

いわゆる【環境外デッキ】なので、相手の知識不足を刺す「わからん殺し」ができるのはもちろんですが、このデッキならではの強みがいくつかあります。

キルレンジが読みづらく、止めづらい

通常のメタビートと異なり《コアラ大佐》《FNTジスタ》の存在がキルレンジを読みづらくしています。

いきなり盤面の《クイーン》が3打点になったり
1打点しかいないところから追加で5打点ぐらい増えたり

いやいや、普通のリースカラーのビートも《轟く邪道レッドゾーン》でいきなりリーサルを作ってきたのでは?と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

確かにそれはその通りです。

ただ《邪道レッドゾーン⦆と違い、このデッキには流行りのコスト参照型のメタが刺さらず、また、打点を横に広げる=メタ獣を増やせるという違いがあります。

そのターンに決めきらずとも、相手に枷をはめておくことができる……保険付きの高打点ビートダウンができるのが、このデッキの強みといえるでしょう。

公開領域間でカードがつながりやすい

《コアラ大佐》自体を踏み倒す手段はないものの、それを除くと多くのカードがお互いにお互いを踏み倒したり、連鎖させたりできるようになっています。

このデッキは3-4ターン目には一気に展開したいデッキなので、素引きしたカードで戦うことが前提にはなるのですが、上記の強烈なシナジーのおかげで抜群の安定性を誇ります。

メタカードが「足枷」にならない

メタカードというのはもろ刃の剣です。

刺さる相手にはとことん刺さりますが、刺さらない相手には単なるバニラカードと化します。ましてや攻撃できない、なんてテキストを持っていたら猶更です。

このデッキはそこが異なっており《コアラ大佐》がいるおかげで、攻撃できなかったメタカードたちが一斉に打点に変わります。

また、《FNTジスタ》も《コアラ大佐》もデッキトップをまとめてめくるため、相手に刺さるアタリのメタカードを引き込みやすくなっているのも特筆事項です。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

【リースフット"FNT"ジスタ】は構築全体で《FNTジスタ》のポテンシャルを最大限に生かして雪崩のように強烈なシュートを叩き込む、まさしくチームサッカーのようなデッキでした。

個人的に胸熱なポイントは……《FNTジスタ》が活躍していることでしょうか。

冒頭「介護」なんて書きましたがとんでもない……彼の持つポテンシャルをしっかりと理解した上で、デッキ全体でそれを活かしきる構築になっています。

《コアラ大佐》が公開されたときに《FNTジスタ》に着目した人はそこそこいらっしゃったと思います。

ただその上で、それに加えて《アンティハムト》や《ジャパニカン》という名ミッドフィルダーを采配し、別のルートからもパスを繋げられるようにした……その構築がとにかくあっぱれです。

やり込み甲斐もあり、かつコスト3以下のメタカードが出るたびに練りがいのあるオモロデッキなので、気になった方はカーナベルでパーツをいろいろと集めてみて、ぜひ試してみてくださいね。

それではまた来週お会いしましょう!

使い手:手練手管選手
取材 : sobo

※この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の認可/許諾は得ておりません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
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