理外のビルダー
台湾の地から
みたび襲来!
Ether選手。
台湾のビルダー&プレイヤーで、使うデッキの独創性ゆえに本シリーズでも2回も登場されております。
そんな彼が台湾を飛び出し、沖縄旅行中にCSに飛び入り参加。そのまま3位入賞されていました。

相変わらず
採用札が
〇ッチだ……
さっそく、Ether 選手にコンタクトを取り、このデッキについていろいろと取材させて頂きました。
ウワサのオリジナルデッキ紹介所、第23弾です。
入賞オリジナルデッキ紹介所とは

デュエル・マスターズにはこんな心の衝動に従い、好きなカードたちと向き合い、独自の牙を研ぎ、爪痕を残す環境外デッキ使いたちがいます。
入賞デッキ円グラフの片隅で存在感を示し、ニッチなカードを高騰させ、時に布教せんとするストイックな挑戦者たち。
ウワサの入賞オリジナルデッキ紹介所はそんな彼らの軌跡を取材して広める場所です。
しかも紹介デッキはカーナベルで販売されます!
在庫次第・期間限定ではありますが、気になったオモロデッキをすぐに入手して遊べますので、ぜひともチェックしてみてください。
デッキレシピ
このデッキは【ビートダウン】デッキです。
まずはサンプルリストをお見せしつつ、大まかな動き方・コンセプトから紹介していきましょう。
デッキレシピ
Ether 選手の今までのデッキと比べると、だいぶ大人しいオーソドックスな見た目のレシピです。
このデッキの本質は、
受けが強い
最速3ターンの
押しつけ
です。
基本戦術はシンプル。
2ターン目に良質な初動獣を召喚。
3ターン目にそれらを《蛇王のLナーガ》に進化させるか《爆流剣術 絶交の太刀》を詠唱。パワー8000の水文明獣を準備します。
そのまま攻撃時に《完璧団長オーパーツ銃》などへ革命チェンジ!
凶悪なロック能力を持った超獣を早期にたたきつけて、ゲーム展開を有利にします。
いたってシンプルな動きなのですが、このデッキの凶悪なところは
除去を含む防御カードが18枚
除去・面処理のカードが19枚
という、クリーチャーを絶対止め、殺す構築になっていること。

押しつけムーブを搭載した理外の
除去コントロールビートダウン……。
それが【クローシス蛇王絶交チェンジ】なのです!
前置きはここまで。個別カードの解説に入ります。
個別カード解説
革命チェンジ獣
《完璧団長 オーパーツ銃》×4

【 クリーチャー 】
種族 クリスタル・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 / 文明 水・闇 / パワー13000 / コスト8
■革命チェンジ:水または闇の、パワー8000以上のクリーチャー
■ジャストダイバー
■T・ブレイカー
■カードがどこからでも相手の墓地に置かれた時、カードを1枚引いてもよい。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターンに他の「ファイナル革命」を使っていなければ、数字を1つ選ぶ。その数字と同じコストの相手のエレメントをすべて破壊する。次の自分のターンのはじめまで、相手はその数字と同じコストのカードを実行できない。
凶悪なロック能力を持った革命チェンジ獣です。
環境で暴れている【水単サイバーチェンジ】からもわかる通り、早期に着地するこのカードはそれだけで脅威そのもの。
盤面を一掃しつつ、相手の次の一手を封じてゲーム展開を支配します。なぜかリソースも増えます。
ジャストダイバー持ちなので次のターンのリーサルもかなり容易なのも恐ろしいですね。
《時の団長 ミラダンテ槍》×3

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 / 文明 光・水 / パワー13500 / コスト8
■革命チェンジ:光または水の、パワー8000以上のクリーチャー
■T・ブレイカー
■エスケープ
■相手のクリーチャーが出た時またはアンタップした時、次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃できない。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターンに他の「ファイナル革命」を使っていなければ、相手のクリーチャーをすべてタップする。その後、相手のタップしているクリーチャー1体につき、カードを1枚引いてもよい。
革命チェンジ獣その2。
基本的には大型の《ボン・キゴマイム》のような役割を果たします。
これまた、早期に着地されるのは嫌ですよね……。なぜかエスケープ持ちかつリソースも稼いでくれるのでこっちのその後の動きも通しやすいです。
アドバンス環境は【バイク】系統をはじめ、クリーチャーの攻撃を起点にゲーム展開を組み立てるデッキは多いので、このカードも相手のゲーム進行を大幅に狂わせます。
破壊以外の除去に耐性がない点は注意しましょう。
《絶超熱血 ロビンフッド》×1

【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ・コマンドMAX/革命軍/ハムカツ団 / 文明 水・闇 / パワー8000 / コスト6
■革命チェンジ:水または闇の、パワー4000以上のクリーチャー(自分の指定のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■相手の山札から、手札以外のゾーンにカードが置かれる時、かわりにそのカードを持ち主の山札の下に置く。
予備の革命チェンジ先です。
盾追加やマナブーストなど、様々な戦術へのメタとして機能する点は魅力的ですが、使用頻度はそこまで高くありません。
革命チェンジ元・初動
《蛇王のL ナーガ》×4

【 進化クリーチャー 】
種族 ナーガ / 文明 水・闇 / パワー8000 / コスト3
■進化:水または闇のクリーチャー1体の上に置く。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが攻撃する時または離れた時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそのクリーチャーを、破壊するか山札の上に置く。
このデッキの除去コントロール要素を担う革命チェンジ元です。
攻撃と離れた時に相手の盤面に触れるため、メタ獣などを事前に除去しつつ、革命チェンジをスムーズに通すことができます。
また、チェンジしなくとも、場に残しておくだけで相手の除去に裏目を作ることができ、さらに【バイク】の《伝説の禁断ドキンダムX》を3コストで除去できる……など役割は多岐に渡ります。
一方で、相手が山上か破壊か除去方法を選べるため、最悪のケースではクリーチャーの登場時効果を再利用されてしまうリスクもあります。
プレイする際は、次のターン以降の展開も織り込むようにしましょう。
《~創造、破壊、そして絶望~》×4

【 クリーチャー 】
種族 クリエイター/スチーム・ナイト/フュージョナー / 文明 水 / パワー3000 / コスト2
■ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■自分のターンの終わりに、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。
本デッキ最強の2コスト初動獣です。
ジャストダイバーという除去耐性、手札交換能力、そして《絶交》で8000にパンプアップできる絶妙なパワーライン。
このデッキが初動札に求める要件をすべて満たしています。超魂Xで使えるプリン効果(攻撃・ブロック止め)も、離れないブロッカーなどを止められるのでNICE。
ゲーム後半になれば同一ターンで《ナーガ》に進化させ、ジャストダイバー持ち即時打点を生成できます。
《同期の妖精/ド浮きの動悸》×4

【 ツインパクトカード 】
種族 ジャイアント・スノーフェアリー/ジャイアント・スキル / 文明 水 / パワー2000 / コスト2
種族:ジャイアント・スノーフェアリー
■相手が自分のクリーチャーを選ぶ時、可能ならこのクリーチャーを選ぶ。
■メガ・ラスト・バースト(このクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)
────────────呪文────────────
カード名:ド浮きの動悸
文明:水
コスト:4マナ
種族:ジャイアント・スキル
■S・トリガー
■相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
■カードを1枚引く。
優秀な水の2コスト獣と言えばこいつでしょう。
2コスト/ パワー2000 の水文明クリーチャーという最低限の条件を満たしつつ、防御札やデコイとしての役割も兼ね備えています。
《絶交》でパワーを8000にあげて革命チェンジを行えば、下面を唱えることもできます。小テクですが忘れないように。
《楽識神官 プレジール》×3

【 クリーチャー 】
種族 マジック・パラサイトワーム/超化獣 / 文明 水・火 / パワー5000 / コスト4
■スピードアタッカー
■このクリーチャーが出た時、カードを2枚引き、自分の手札を1枚捨てる。
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:9000
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、水または火の、コスト5以下の呪文を1枚、自分の手札または墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、その呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札の下に置く。
4コストと若干重めな点を除けば、とても優秀な革命チェンジ元のカードです。
まずは手札交換能力。
2枚引いて1枚墓地に送るため、手札の質を一気に高められるのはもちろん、墓地に《クロック》を送り込み《c0br4》カウンターの準備を行えます。
そして呪文詠唱。
例えば《絶交》《ド浮きの動悸》を唱えることで、相手のメタ獣をどかしながらチェンジができます。
そしてこのデッキ最強のロマンコンボとして、《崩壊と灼熱の牙》を唱えるムーブがあります。
この状態で《オーパーツ銃》を出せば、最低でも相手のシールドとマナを1枚ずつ焼却できます。タップ状態の敵獣に攻撃すれば被害はさらに拡大します。
《爆流剣術 絶交の太刀》×4

【 呪文 】
文明 火 / コスト2
■S・トリガー
■D・D・D[火(4)]
■このターン、自分のクリーチャー1体のパワーを+6000し、そのクリーチャーはシールドをさらに1つブレイクする。
■このターン、クリーチャーが攻撃していれば、自分と相手のクリーチャーを1体ずつ選んでもよい。その2体をバトルさせる。
このデッキの「お洒落枠」です。
2コスト支払うことで、小型クリーチャーをパワー8000ラインの革命チェンジ元へとパワーアップさせられます。
このカードの良いところは、S・トリガーを持った強制バトル型除去札でもあること。
例えば先んじて着地させた《オーパーツ銃》をパワーアップさせて《烈しき切札ドギラゴン逆》などを討ち取る……なんてこともできちゃいます。
《奇跡妖精メルクリ》×2

【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / 文明 水 / パワー3000 / コスト2
■G・ストライク (このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■各ターンに一度、自分の光、水、または闇のクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。
実質3種目の2コスト/ パワー2000 小型獣です。
このカードの強みは軽減能力。
2ターン目に出すことで3ターン目《プレジール》へと綺麗に繋がる他、4マナある際にこのカード→《ナーガ》へ即進化といった動きもできます。
堅牢なる受け札
《終末の時計 ザ・クロック》×4

【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジMAX / 文明 水 / パワー3000 / コスト3
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ターンの残りをとばす。(次のプレイヤーのターンをすぐに始める)
万能な防御札です。
攻撃制限を貫通してくる《轟く邪道 レッドゾーン》の手すら完全に止めることができます。
アドバンス環境では【バイク】などが多いため、このカードで攻撃を耐えつつ返しの除去札で《ドキンダム》を除去する……という動きが非常に有効です。。
実際のCSの本戦でもこの動きで勝利に貢献してくれたとのことです。
《忍蛇の聖沌 c0br4》×4

【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ステラ/シノビ / 文明 闇 / パワー5000 / コスト6
■S・トリガー
■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。
■相手のターン中に、このクリーチャーが出た時、このターンに2つ以上自分のシールドがブレイクされていなければ、このクリーチャーを破壊する。
万能なカウンター兼防御カードです。
確実に受けきりたい場合は《クロック》を蘇生。
相手に後続の攻撃手段がない場合は他のクリーチャーを展開して盤面を強くします。
《プレジール》あたりが出せると、次のターンの《崩壊の牙》2重詠唱ロマンコンボが狙いやすくなりますね。
このカードがあるので、手札に来た《クロック》は可能な限り手札交換で墓地に送っておきましょう。
そのほかのオサレカード
《我竜塔第三層 超鯱城》×2

【 G城 】
文明 火 / コスト2
(G城は実行したら、表向きでシールド化される。このカードが表向きで自分のシールドゾーンを離れる時、かわりに墓地に置く)
■相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きい相手のクリーチャーが出た時、そのクリーチャーを破壊する。
現在の革命チェンジ環境に有効なコスト参照型メタカードです。火単なのもGOOD。
G城なので刺さる相手には複数ターン効きますが、逆に刺さらない相手にはとことん効きません。
2ターン目に水文明獣を出すか、このカードを出すかの判断は経験と(場合によっては)運が大きく絡んできます。
《崩壊と灼熱の牙》×1

【 呪文 】
文明 闇・火 / パワー- / コスト4
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このターン、相手のクリーチャーが破壊された時、相手は自分自身のマナゾーンからカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。その後、相手は自分自身のシールドを1枚選び、持ち主の墓地に置く。(その「S・トリガー」能力は使えない)
ロマンカードです。
Ether選手、こういうの好きですねぇ。
最強の動きは、《プレジール》がいる時にコストを支払って1回唱えつつ、《プレジール》の攻撃時にもう1度唱え、そのまま《オーパーツ銃》へ革命チェンジして盤面を崩壊させるコンボです。

初手で引いてしまった場合は、優秀な火/闇のマナ基盤として機能します。
外部ゾーン
《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒 ドギラゴンX》

【 進化サイキック・クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド/侵略者 / 文明 光 / パワー12000 / コスト6
■進化:光のクリーチャー1体の上に置く。
■P侵略:自分の光の、サイキックではないコマンドが攻撃する時、自分の超次元ゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚、超次元ゾーンに置き、その後、一番パワーが大きい相手のクリーチャーをすべてタップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。
────────────裏面────────────
カード名:蒼き覚醒 ドギラゴンX
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:水/闇文明
種族:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団
パワー:13000
コスト:8マナ
■P革命チェンジ:自分の闇または水のコスト5以上の、サイキックではないドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと自分の超次元ゾーンにあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーはブロックされない。
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨てる。
■自分の手札を捨てた時、次の自分のターンのはじめまで、自分の他の多色クリーチャーすべてに「スレイヤー」を与える。
《バスター》側は《ミラダンテ槍》、《ドギラゴンX》側は《オーパーツ銃》から経由して出せます。
相手のシールドがなく、ブロッカーの陣形を敷かれているような状況で非常に刺さるので入れ得と言えるでしょう。
……なんで外部ゾーンに他のカードが無いのかというと、Ether選手はそもそもこのCSに参加する予定はなく、オリジナル構築のデッキ’で急遽飛び入り参加を決めたからだそうです。
旅先のCSにいきなり飛び込んで謎デッキで3位をかっさらっていくの、ロマンがありますねぇ。
立ち回り方
除去コン気味のビートダウンデッキなので、基本的には相手に対して攻撃を仕掛けます。
その上で意識するべきは、相手のデッキのマストカウンターカードが何か。
例えば相手のデッキが【ドッコイループ】ならば《オーパーツ銃》でコンボの核となるカードのコストを宣言することで、完全に封殺できます。
実際のCSでも《オーパーツ銃》2体を使い、相手に何もさせずに詰め切ったとのこと。
今の環境では《鬼修羅と跳次元の決断》あたりも、警戒対象に入るでしょう。
逆に相手のデッキがこちらよりも早く詰めてきて、《ミラダンテ》を絡められない場合は受けて返す動きも検討しましょう。
《クロック》を絡ませることができれば確定で、そうじゃない場合も豊富な除去トリガーで切り返すことができます。
総じて、除去・ロック札が豊富なデッキなので、相手をコントロールしながらシールドを詰めるのが勝利への近道です。
このデッキの強みについて
いわゆる【環境外デッキ】なので相手の知識不足を刺す「わからん殺し」ができるのはもちろんですが、このデッキならではの強みがいくつかあります。
大きく分けると強みは3つ。ひとつずつ見ていきましょう。
3ターン目の押しつけが強い
3ターン目「ビッグアクション」があるデッキは強い。この鉄則自体は今も変わりません。
《オーパーツ銃》も《ミラダンテ槍》も相手の動き出し、コンボや行動の起点を咎めるカードです。これを盤面を除去しながら着地させられるのですから……そりゃ強い。
異常なまでに受けが強い
見かけによらず……というか初見ではわからないほど受け札がガン積みです。
デッキの半数が防御札という理外の構築は、初見ではまず読み切れません……。相手のリーサル計算を狂わせること間違いなし。

また受けて耐える「だけ」でなく自分のターンにちゃんと「返せ」ます。
多くのS・トリガーは除去札なので相手の打点を削げますし、何か残っていたとしても《オーパーツ銃》でさらに蹴散らせます。《ミラダンテ槍》なら言わずもがな。
リソース差を広げる構造が強い
このデッキはメタビートとも違う、場をこじあけ、蹴散らし、相手の足場を粉砕しながら動く……除去ビートダウンです。
例えば《ナーガ》攻革命チェンジ→《オーパーツ》だけで最低でも3面処理ができます。
これが最速3ターン目に飛んでくるのですからたまったもんじゃありません。しかもなぜか《オーパーツ銃》のドローと、手札に戻った《ナーガ》でリソースは回復してますからね。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
【クローシス絶交蛇王チェンジ】は莫大な量の受け・除去札で相手に自由な動きを許さず、3ターン目パワー革命チェンジで押し込む……テンポアドバンテージの王でした。
個人的に胸熱なポイントを1つ挙げるとすると、これまでの Ether 選手のデッキの戦略がどれも全然違う点でしょうか。
トリーヴァ+タマシード基盤のリソース獲得能力を活かして華麗な特殊勝利コンボを決める【クエーサーユニバース】。

相手の盤面をも利用した有限ループから、全リソース「深淵送り」をたたきつける【ルドルフアビス】。

そして今回はデザイナーズセットに忠実に、革命チェンジからの押しつけをたたきつける【クローシス絶交蛇王チェンジ】。
毎回、違う方向性ながら非常に面白く、そして強い仕上がりのデッキです。 Ether 選手のビルダーとしてのセンスが光りますね。
今回だって、外部ゾーンが2枚だけの状態で飛び入り参加したCSで3位入賞という結果が、このデッキの完成度の高さを何より物語っています。
気になった方はカーナベルでパーツをいろいろと集めてみて、ぜひ試してみてくださいね。
それではまた来週お会いしましょう!
使い手:Ether選手
取材 : sobo
※この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の認可/許諾は得ておりません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
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