
いきなり失礼しました。絶対だめです。
気を取り直して……
G城と銀河城
デュエマにはやかましいくらい読み方が似ている2つのギミックがあります。
2026年にG城が初お披露目された際、これらのギミックの共存が話題になりかけました。が、すぐに【青白ウィリデ】やら【白緑ウィリデ】の躍進にかき消されたのはご存じの通りです。
しかし、天才はいました。

7/4 アクアCS
入賞
【トリーヴァG城銀河城】!?
さっそく、乗り手のディノム選手にコンタクトを取り、いろいろと取材させて頂きました。
ウワサのオリジナルデッキ紹介所、第24弾です。
入賞オリジナルデッキ紹介所とは

デュエル・マスターズにはこんな心の衝動に従い、好きなカードたちと向き合い、独自の牙を研ぎすまし、爪痕を残す環境外デッキ使いたちがいます。
入賞デッキ円グラフの片隅で存在感を示し、ニッチなカードを高騰させ、時に布教せんとするストイックな挑戦者たち。
ウワサの入賞オリジナルデッキ紹介所は、そんな彼らの軌跡を取材して広める場所です。
しかも紹介デッキはカーナベルで販売されます!
在庫次第・期間限定ではありますが、気になったオモロデッキをすぐに入手して遊べますので、ぜひともチェックしてみてください。
デッキレシピ
このデッキは【コンボ】と【コントロール】要素を合わせ持っています。
まずはサンプルリストをお見せしつつ、大まかな動き方・コンセプトから紹介していきましょう。
デッキレシピ
「2-4で《 「絶対の楯騎士」 》か《「正義全帝」》を置いてリソースを稼いだり、あわよくばG城を配置するのかな?」と思われた方。
私も初見ではまったく同じ感想を抱きました。
残念ながら、この理解はこのデッキの本質の半分にしか触れていません。
このデッキのもう1人の主役は《鎧亜目邪王類 デス=ヴェルムート》。
環境でも【アナカラー】や【4C】で使われているパワーカードです。リソースが増えるのはもちろんなのですが、このデッキでは何が違うかというと……
《ヴェルムート》が
過労死する勢いで
盾追加します
《怪盗妖精カサブランカ》がいるとマナ染色で莫大なアドバンテージを稼いでくれるのはご存じの通り。
その上で、《カサブランカ》が不在だとしても、そもそもこのデッキの搭載カードの67.5%は光文明なので、かなり高い確率で盾追加ができます。
そしてそこに《烈しき切札ドギラゴン逆》が加わりますと……。

未だかつてない勢いで盾とリソースを増やし、ビートダウンとコントロールデッキを絶望させる銀河の城。
それが【トリーヴァG城銀河城】なのです!
前置きはここまで。個別カードの解説に入ります。
個別カード解説
コンセプトカード
《「絶対の楯騎士」》×4

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ/チーム銀河 / 文明 光 / パワー11500 / コスト8
■ギャラクシールド [ll06](このカードを使うコストの代わりに、 [ll06]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く)
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが表向きでシールドゾーンに置かれた時、あるいはバトルゾーンに出た時または攻撃する時、自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚を手札に加え、もう1枚を表向きにして、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
ギャラクシールドと言えばこのカード。なんだかんだで定期的に環境に帰ってきて暴れ、高騰している気がします。
手札と盾を増やしてくれる能力は今の環境でも強力。2-4-6のマナカーブでこのカードから始動することすらあります。
パワーが8000以上なので《ドギラゴン逆》などで、手札に戻しつつ使い回せるのも強いですね。
《「正義全帝」》×3

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ/チーム銀河 / 文明 光・水 / パワー15000 / コスト8
■G・ストライク
■<ギャラクシールド>[光/水(6)]
■このクリーチャーを表向きでシールドゾーンに置いた時、カードを3枚引いてもよい。
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きでシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を好きな枚数、表向きにシールド化する。
これまたギャラクシールドの定番カード。
リソースカードとして優秀ですし、手札を好きな枚数シールドに変換できる……実にバグった性能です。
このデッキはマナが伸びるため、このカードが素出し含めて取り回しやすいのが特徴です。
おかげで、ゲーム中盤以降はいくら盾を詰められてもこのカードでいつでも一発回復できる上、《光霊姫アレフティナ》による特殊勝利を狙えます。
無限シールドリセットをされてしまう上に特殊勝利……ビートダウン・コントロール両方の目線で悪夢でしかないですね。
採用枚数は3枚。
パワーカードではあるのですが、ゲーム序盤にプレイしても「まだ盾をたくさん増やしたい盤面」ではないことも多いのが主な理由です。
3ドローは強いのですが、上振れというほどではないというのが現代デュエマの恐ろしいところですね。
このカードも革命チェンジ元にもなります。
《鎧亜目邪王類 デス=ヴェルムート》×4

【 クリーチャー 】
種族 ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 / 文明 自然 / パワー6000+ / コスト5
■マッハファイター
■パワード・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置く。
■スペース・チャージ(自分のマナゾーンにカードが置かれた時、その文明に合うSC能力を使ってもよい)
■SC―光:自分の山札の上から1枚をシールド化する。
■SC―水:相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
■SC―闇:相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。
■SC―火:このターン、自分のクリーチャー1体のパワーを+6000する。
キーカードです。能力すべてを使い倒します。
《怪盗妖精カサブランカ》とのシナジーはもちろん強力。ここは【4C】や【アナカラー】と同じです。
この状態で出して、《ドギラゴン逆》にチェンジして出し直すだけで4バウンス、4ハンデス、4盾追加というバカげた相性を見せてくれます。

その上で、このデッキの場合は盾追加をより攻撃的に……《アレフティナ》などを絡めて使えるようしているのが最大の特徴です。

この動きの強い点は、《ドギラゴン逆》の極限ファイナル革命と踏み倒し能力のおかげで、このプレイ順じゃなくとも柔軟に立ち回れるところ。
例えば、あえて《ドギラゴン逆》の能力で《ヴェルムート》を出さずにターン終了。
《ドギラゴン逆》の極限ファイナル革命で自身と《カサブランカ》を離れないようにしておけば、次のターンに《ヴェルムート》を確実に手札から出し、シールドを9枚へと増やすことができます。
あとは終了時に《アレフティナ》と《大集合!アカネ&アサギ&コハク》を出すだけで特殊勝利です。
《烈しき切札 ドギラゴン逆》×3

【 ドリーム・クリーチャー 】
種族 エクスドリーマー/メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 / 文明 光・自然 / パワー15000 / コスト8
■革命チェンジ:光または自然の、パワー8000以上のクリーチャー
■ブロッカー
■マッハファイター
■T・ブレイカー
■自分のターンの終わりに、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置いてもよい。その後、コストの合計が7以下になるように、クリーチャーを2体まで自分の手札またはマナゾーンから出す。
■極限ファイナル革命:このクリーチャーが出た時、このゲーム中に自分が他の「ファイナル革命」を使っていなければ、次の自分のターンのはじめまで、自分はゲームに負けず、相手のカードの効果によって、自分のクリーチャーは離れない。
今年のデュエマをバグらせ始めている張本人です。
敗北回避能力でコンボ成立まで延命する、マナブーストで《ヴェルムート》のスペースチャージを誘発させる、マナの《アレフティナ》を踏み倒す……
デッキ全体の動きの中核を、このカードと《ヴェルムート》が担っています。
このデッキはシステムクリーチャーを活用した特殊勝利がメインウェポンの1つなので、「離れない」を付与できるのもめちゃくちゃ強いところ。
《ヴェルムート》や《カサブランカ》を守れます。
このカードを活かすために、以前は《ヘブンズ・ゲート》が入っていたことすらあったそうです。
初動カード
《我竜塔第七層 ハッスル・キャッスル》×4

【 G城 】
文明 自然 / コスト3
(G城は実行したら、表向きでシールド化される。このカードが表向きで自分のシールドゾーンを離れる時、かわりに墓地に置く。)
■このG城が表向きで自分のシールドゾーンに置かれた時、自分の山札の上から1枚をタップしてマナゾーンに置く。
■相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出る時、かわりにマナゾーンに置く。
環境にマッチしたメタ+初動カードです。G城要素これだけじゃんとか言っちゃいけません。
一応、G城サポートとして刷られた《戦技の炎ボルメテウス・ソル》も入ってますからね!(強弁)
このデッキでは初動として使えるだけでなく、他のカードの動きの「ついで」で張れるのが偉いところ。
《護天! 銀河MAX》や《楯騎士》からはもちろん《ソル》からも張ることができ、1アクションで盾増やし、メタ置き、リソース獲得ができます。
《怪盗妖精カサブランカ/「信じていたのに裏切られるなんて!」》×4

【 ツインパクトカード 】
種族 スノーフェアリー / 文明 水・自然 / パワー2000 / コスト3
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■自分のマナゾーンにあるカードは、すべての文明を持つ。
■カードを自分の手札からマナゾーンに置いた時、そのカードをアンタップする。
────────────呪文────────────
カード名:「信じていたのに裏切られるなんて!」
文明:水
コスト:6マナ
■S・トリガー
■コスト5以上のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。
《ヴェルムート》の相方となる初動兼、受け札です。
このパッケージが爆発的なアドバンテージを稼ぎつつ、増えた盾が勝利手段(+ビートダウンへの妨害)になっているのがこのデッキの凄いところ。
下面を唱えて、《天V王 エバーラスト》の盾回収能力を無理やり使うという裏ワザも存在します。一応覚えておきましょう。
《大集合!アカネ&アサギ&コハク》×4

【 NEOクリーチャー 】
種族 ジャイアント・スノーフェアリー / 文明 光・水・自然 / パワー3000 / コスト3
■自分のマナゾーンに光、水、自然の各文明があれば、このクリーチャーを[無色(2)]支払って召喚してもよい。
■NEO進化:光、水、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を見る。その中から1枚を手札に加えるかマナゾーンに置き、残りの1枚を山札の下に置く。
トリーヴァ旋風を巻き起こした妖精さんです。
ブーストとして2-4の動きを狙うこともありますが、これはどちらかというと上振れ。
このデッキはロングゲームが得意なので2ターン目にあえて手札回収として使うこともあります。
NEO獣なので相手の《 ハッスル・キャッスル 》を割ってメタを解除する動きも覚えておきましょう。盾から飛び出てきたギャラクシールド獣を進化させて、即時打点として使えます。
シールド操作カード
《護天!銀河MAX》×4

【 呪文 】
種族 チーム銀河 / 文明 光・水 / コスト4
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。バトルゾーンに自分の光のクリーチャーと水のクリーチャーがそれぞれ1体以上あれば、両方選んでもよい。
▶自分の手札を1枚表向きにして、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
▶相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
受け札兼色調整要素です。
似た候補として《「策略のエメラル」⦆があります。
こちらを優先しているのは除去札としての役割と文明調整が主な理由です。
特に前者は重要。
【トリーヴァギャラクシールド】のゲーム展開上、メタ能力持ちのカードで相手を妨害するよりも受けてからのカウンターに寄せたいためです。
例えば【ゾロアスタート】の5点などに対して《流星のガイアッシュ・カイザー》などを出しつつ、次のターンにこのカードで露払いしてから革命チェンジ……みたいなゲームプランです。
《戦技の炎 ボルメテウス・ソル》×4

【 クリーチャー 】
種族 ミリオン・フレイム/超化獣 / 文明 光 / パワー4000 / コスト4
■G・ストライク
■このクリーチャーが出た時、自分の、表向きのカードを含まないシールドを1つ手札に加える。その「S・トリガー」は使えない。その後、自分の手札を1枚、表向きでシールド化する。
■Zラッシュ(シールドが離れたら、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーのハイパーモードを解放する)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:8000
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがタップした時、このターン、このクリーチャーはすべてのバトルに勝つ。
非常に強力な盾操作カードです。
場に出るだけでパワー8000になり、タップした瞬間にすべてのバトルに勝つ能力が起動するため、現環境のほとんどの地上戦手段に対して強気でいられます。
さらにこのデッキでは出したターン以降もギャラクシールド獣がターン開始時にシールドを「離れる」ため、Zラッシュを再び使うことができます。
そのまま流れるようにパワー8000チェンジが行える……素晴らしいシナジーといえるでしょう。
フィニッシャー含めその他カード
《光霊姫アレフティナ》×1

【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ソル/アーク・セラフィム / 文明 光 / パワー8000 / コスト4
このクリーチャーを召喚するコストは、自分のシールド1枚につき1多くなる。
相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、それがそのターンはじめての自分への攻撃で、自分のシールドが1枚もない場合、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。
自分のシールドが10枚以上あれば、自分はゲームに勝利する。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
フィニッシャーです。
《正義全帝》や《ヴェルムート》で爆発的に増やした盾がそのまま勝利へと直結するようになるため、このデッキの明確な終着点となっています。
《ドギラゴン逆》の踏み倒し能力のおかげで、マナに埋めてもよくなったのが革命的です。盾をどんなに削られても、《正義星帝》を出したのちにこのカードをマナから出すだけで勝てちゃいます。
《天V王 エバーラスト》×1(自由枠)

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 / 文明 光 / パワー12000 / コスト7
■マナ武装 3:自分のマナゾーンに光のカードが3枚以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、エレメントを1つ選び、シールド化してもよい。そうしなければ、自分の山札の上から1枚をシールド化してもよい。
■マナ武装 5:自分のクリーチャーが離れる時、自分のマナゾーンに光のカードが5枚以上あれば、かわりに自分のシールドを2つ手札に加えてもよい。その「S・トリガー」は使えない。
除去と盾回収、そして革命チェンジ元です。
【白緑ウィリデ】などで知られるようになったカードですが、このデッキでも耐性付与や除去はとても強力……。ビートプランの保険としても優秀です。
なのですが、単純にデッキの必須カードの種類が多く、枠が少ないため1枚の採用にとどまっています。できれば2枚にしたいのですが……。
《流星のガイアッシュ・カイザー》×2〜3

【 クリーチャー 】
種族 ブルー・コマンド・ドラゴン/グリーン・コマンド・ドラゴン/ハンター / 文明 水・自然 / パワー8000 / コスト6
■相手のターンの終わりに、相手がそのターン中、マナゾーンのカードをタップせずに、クリーチャーを出すか呪文を唱えていて、バトルゾーンに自分の 《流星のガイアッシュ・カイザー》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを2枚引く。
■自分のコスト10以上のクリーチャーの召喚コストを4少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない。
みんな大好き手札誘発です。
環境にいる踏み倒しデッキの数に合わせて枚数も調整しています。【黒緑ゾロアスタート】や【der'Bande1】が多い時期は3枚まで増やすとのこと。
リソースカード兼革命チェンジとして使うのが基本です。切り返しながら手数を増やしてゲームプランを組み立てられます。
枚数は増減しますが、このデッキでは実質《ドギラゴン逆》専用に近いため、4枚は入りません。そもそも強制ブーストやドロー能力持ちが多いデッキなので、山札切れのリスクもあります。
《凄惨なる牙 パラノーマル》×1

【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ / 文明 闇 / パワー7000 / コスト7
■W・ブレイカー
■シールド・ゴー(このクリーチャーが破壊された時、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに表向きのまま加える。このクリーチャーが表向きで、シールドゾーンを離れる時、かわりに自分の墓地に置く)
■このカードが自分のシールドゾーンに表向きであれば、バトルゾーンにある相手のクリーチャーすべてのパワーは-3000される。
殿堂の風格を見せてくれるバカ強カードです。
このカードがシールドにあるだけで相手の大半のZラッシュ持ち獣は全滅、流行りのパワー革命チェンジ獣はすべて不発になるという……勝敗をほぼ決めてしまうほどの支配力を持ちます。
メタ獣などを軒並み除去したり、不利対面である【ドッコイ】なども完全封殺できたりするので、入れ得と言えるでしょう。
《時の団長 ミラダンテ槍》×1

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 / 文明 光・水 / パワー13500 / コスト8
■革命チェンジ:光または水の、パワー8000以上のクリーチャー
■T・ブレイカー
■エスケープ
■相手のクリーチャーが出た時またはアンタップした時、次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃できない。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターンに他の「ファイナル革命」を使っていなければ、相手のクリーチャーをすべてタップする。その後、相手のタップしているクリーチャー1体につき、カードを1枚引いてもよい。
自由枠です。
このカードと《ヴェルムート》の4枚目が、環境に応じて調整する自由枠に近いスロットです。枠がかつかつなデッキですが、ドロー手段が豊富なのでピン投カードも使いやすいです。
2026年7月の環境では、攻撃を起点とした大型獣の着地を咎めつつドローできるのが高評価です。
ここまでが個別カード解説です。続いて立ち回りについて見ていきましょう。
立ち回り方
このデッキの基本的な動きはシンプル。
①マナを伸ばしたのち、②《ヴェルムート》またはギャラクシールドギミックでリソースを稼ぎ、③《ドギラゴン逆》を絡めて特殊勝利へ向かう、です。
序盤はまずはパーツを揃えつつブーストの時間。
《大集合》の項でも記載しましたが、あえて2ターン目にブーストではなく回収で使うこともあります。
そんな悠長なことでよいの? と思われるかもしれませんが、このデッキは《正義全帝》が入っているため、ビートダウンに攻め込まれたとしても盾を全回復(+α)できちゃいます。
なので、どっしり構えて受けて返すことも含めて進行しましょう。
中盤はギャラクシールド、そして《ヴェルムート》と《ドギラゴン逆》の出番。
前者なら《ソル》を経由してリソースを稼いだり、《楯騎士》の連鎖などで公開領域を広げていきます。
後者ならばアドバンテージを一気に稼ぎつつ、ハンデスなども絡めて相手をコントロール。《カサブランカ》がいれば圧倒的なリソース差がつくでしょう。

公開領域を広げ切ったのちは、《アレフティナ》の特殊勝利……または圧倒的な物量によるワンショットをかけましょう。
特殊勝利プランの場合は、対面によってはメタカードで《アレフティナ》のマナからの踏み倒しを阻害してくることもあるので、埋めずに秘匿するのも1つの手です。
ビートプランの場合は、《エバーラスト》や《ミラダンテ》を絡めれば、保険がある状態で相手の盾を詰めることができます。
このデッキの強みについて
いわゆる【環境外デッキ】なので相手の知識不足を刺す「わからん殺し」ができるのはもちろんですが、このデッキならではの強みがいくつかあります。
大きく分けると強みは3つあります。
特殊勝利とビートダウンを使い分けられる
このシリーズでは何度も触れてきましたが、相手の盾に付き合わずに勝利できるデッキはそれだけで現代デュエマ適性があります。
相手のデッキの受け手段を死に札にできるからです。
その上で特殊勝利「だけ」でなく、ビートダウンも狙えるのがこのデッキの良いところです。
特に《正義全帝》が絡めば、自身のT・ブレイカー含めてジャスキル+3-4打点ぐらいを作るのは非常に容易です。
特殊勝利手段が「盾」である
1つ目の強みと似て非なる点がここです。
《アレフティナ》が勝利手段でありそれを達成する手段が《ヴェルムート》なため、自然とビートダウン耐性がついています。
しかも楯を増やす手段が妨害されづらいのが、他の《アレフティナ》系のデッキと大いに異なる点です。
《マーシャル・クロウラー》などをを入れたデッキと違って楯回復手段の起点となる《ブレイン・スラッシュ》を止めればよい……とかではないですからね。
手数多く動け、地上戦が得意
1アクションから複数の動きができるデッキは強い……これは古今東西不変の原則です。
《ドギラゴン逆》からの圧倒的なリソース獲得。
ギャラクシールドからのメタ貼り。
しかもそれらの動きの多くがクリーチャー主体の環境に刺さっています。《ソル》からのギャラクシールド展開などはその最たる例でしょう。
素晴らしいシナジーを魅せるカード達を編み上げられた、ディノム選手のビルドセンスが光ります。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
「G城とギャラクシールド」のシンプルながら素晴らしい噛み合いを主軸に据えつつ、特殊勝利・ビートダウン・耐久という3つの顔を持つ【トリーヴァG城ギャラクシールド】。
丁寧な調整の跡が随所に感じられる一山でした。
個人的に胸熱な点は……ディノム選手による《ヴェルムート》の解釈の仕方でしょうか。
このカードはご存じの通りのパワーカードであり、多くのプレイヤーが擦り倒している1枚です。
ただ、多くのプレイヤーがその能力のうちシールド追加部分を「《カサブランカ》が絡んだ時……ないしは【4C】のラッキー要素」と捉えている中で、
「楯、4枚増えたら《アレフティナ》でほぼ勝ちじゃない?」
と、このデッキを作り上げられたディノム選手の慧眼が光ります。
基盤が強力で、自力も抜群なデッキなのでぜひとも楽しんで頂ければと思います。気になった方はカーナベルでパーツをいろいろと集めてみて、ぜひ試してみてくださいね。
それではまた来週お会いしましょう!
使い手:ディノム選手
取材 : sobo
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