はじめに
こんにちは、はみるとんです！
今回はDAWN OF MAJESTYで久々に強化された人気テーマ【ガスタ】の紹介です！
元々コンボは強いものの展開能力に難のあるテーマという印象でしたが、今回大量に追加された新規カードたちがどれも非常に強力で、テーマとしてのパワーが各段に上がりました！
目次
【ガスタ】デッキレシピ
このデッキレシピで行える具体的な展開はこちら ▼
【ガスタ】デッキの特徴
ガスタはリクルーターを中心とした防御寄りのデッキでありながら、《ダイガスタ・スフィアード》の存在により自爆特攻がそのままダメージ源となりトドメの動きとなるという、防御と攻撃を兼ね備えた動きが出来るのが特徴です。
また、展開の中で「風属性モンスターしか特殊召喚出来ない」という縛りがつくため、基本的に風属性を中心として戦っていくのですが、テーマ内に強力な展開カードが多いためあまり苦になりません。
【SR】や【WW】などの他の風テーマの恩恵も受ける事ができ、非常に幅広い展開先が揃っています。
【ガスタ】カードの解説
【ガスタ】はリクルーター中心の耐久テーマです。
リクルーターの種類は非常に豊富なのですが、「相手によって攻撃された場合」「カード効果で破壊された場合」など条件が厳しいものも多く、前述の「攻めと守りを兼ね備えた動き」のトリガーにするためには自爆特攻で条件を満たせる必要がある都合上、以下のカードが主に採用されます。
【ガスタ】リクルーター
【 チューナーモンスター】
星3 / 風属性 / 鳥獣族 / 攻500 / 守500
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、デッキからレベル２以下の「ガスタ」と名のついたモンスター１体を特殊召喚できる。
【 チューナーモンスター 】
星1 / 風属性 / 鳥獣族 / 攻200 / 守400
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、デッキからチューナー以外のレベル４以下の「ガスタ」と名のついたモンスター１体を特殊召喚できる。
この２種類のモンスターを中心に、ガスタモンスター同士でリクルートを繰り返し、相手の攻撃を耐えたり自爆特攻を繰り返したりしていくのがこのデッキの主な戦い方です。
これを満たすための展開カードは元々数が少なかったのですが、新弾によってかなり豊富になりました。
【ガスタ】展開系カード
【 チューナーモンスター 】
星 3 / 風 / 鳥獣族 / 攻600 / 守1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードが手札に存在し、フィールドの表側表示の「ガスタ」モンスターが、戦闘で破壊された場合、または自分の墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
②：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ガスタ」モンスター１体を墓地へ送る。その後、手札から「ガスタ」モンスター１体を特殊召喚できる。
【 装備魔法 】
「ガスタ」モンスターにのみ装備可能。このカード名の②③の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：装備モンスターは相手の効果では破壊されない。
②：装備モンスターのレベル・ランクによって以下の効果を発動できる。
●４以下：装備モンスターとは種族が異なる「ガスタ」モンスター１体をデッキから特殊召喚する。
●５以上：デッキからレベル１チューナー１体を特殊召喚する。
③：墓地のこのカードを除外し、手札から風属性モンスター１体を捨てて発動できる。デッキから「ガスタ」魔法・罠カード１枚を手札に加える。
【 効果モンスター 】
星2 / 風属性 / 鳥獣族 / 攻800 / 守300
このカードが手札から墓地へ送られた場合、デッキから「ガスタ」と名のついたモンスター１体を特殊召喚できる。
「ガスタ・グリフ」の効果は１ターンに１度しか使用できない。
【 効果モンスター 】
星3 / 風属性 / サイキック族 / 攻1000 / 守1500
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分の墓地から風属性のチューナー１体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
この効果を発動したターン、自分は風属性以外のモンスターを特殊召喚できない。
「ガスタの神裔 ピリカ」の効果は１ターンに１度しか使用できない。
ドーン・オブ・マジェスティの追加カードによって、【ガスタ】の展開力は大幅に向上しました！
《ガスタの神裔 ピリカ》によってチューナーを吊り上げる事でそのままシンクロに繋げる動きは枚数の減っていくシンクロデッキにおいて非常に重要な素材供給の役割を担っており、このカードに《ガスタへの追風》や《ガスタ・グリフ》でアクセスしていくのが【ガスタ】デッキの主な展開手段となっています。
【ガスタ】シンクロモンスター
【 シンクロモンスター 】
星6 / 風属性 / サイキック族 / 攻2000 / 守1300
チューナー＋チューナー以外の「ガスタ」と名のついたモンスター１体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分の墓地の「ガスタ」と名のついたカード１枚を選択して手札に加える事ができる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上の「ガスタ」と名のついたモンスターの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
また、このカードは戦闘では破壊されない。
【 シンクロモンスター 】
星 6 / 風 / サイキック族 / 攻1900 / 守2600
チューナー＋チューナー以外の「ガスタ」モンスター１体以上
自分は「ダイガスタ・ラプラムピリカ」を１ターンに１度しか特殊召喚できない。
①：このカードがＳ召喚に成功した場合に発動できる。「ガスタ」モンスターを手札及びデッキから１体ずつ効果を無効にして特殊召喚し、その２体のみを素材として「ガスタ」Ｓモンスター１体をＳ召喚する。このターン、自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。
【ガスタ】シンクロモンスターは５種類存在しますが、主に展開の要となるのは上記の２種類です。
これらのモンスターはシンクロ召喚時に回収や追加展開を行う効果を持っているため、出してそのまま終わるのではなく、次なる展開や後続を確保してくれます。
《ダイガスタ・スフィアード》は相手にダメージを反射する効果を持っているため、この効果によって自爆特攻の反射ダメージを押し付けてワンキルするのがガスタデッキの主な勝ち筋となります。
【ガスタ】デッキと相性が良いカード
《緊急テレポート》
【速攻魔法】
①：手札・デッキからレベル３以下のサイキック族モンスター１体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターンのエンドフェイズに除外される。
《ガスタの神裔 ピリカ》をリクルートする事ができ、蘇生効果と合わせて召喚権を使わずに１枚でシンクロ素材を揃える事が出来ます。
これによって召喚権を残したまま《ダイガスタ・スフィアード》を出せば回収してきた【ガスタ】モンスターを召喚する事もでき、シンクロが更なる後続となる【ガスタ】の動きと噛み合っています。
《おろかな副葬》
《ガスタへの追風》を墓地へ送る事で、墓地効果によって２枚目の《ガスタへの追風》にアクセスする事が出来ます。
《ガスタ・グリフ》を捨てるためのトリガーにもなれるので、《ガスタへの追風》を直接引いている状態よりも便利な場合もあり、純粋に初動として優秀です。
【ガスタ】デッキの回し方
【ガスタ】デッキは前述の通り、《ダイガスタ・スフィアード》とリクルーターのコンボによってライフを削っていくデッキですので、目指す盤面は以下の状態となります。
この状態に持っていくためには、少なくとも《ダイガスタ・スフィアード》の素材となるチューナー、非チューナー、そして《ガスタ・イグル》を場に出すための合計３枚分の展開カードが必要となりますが、《ガスタの神裔 ピリカ》がチューナーを吊り上げる事で２枚分となり、実質２枚の展開札でこの枚数を満たす事が出来ます。
【使用カード/条件】
- 《ガスタ・ヴェズル》
- 《ガスタへの追風》
【結果】
【手順】
- 《ガスタ・ヴェズル》を召喚し、効果発動
- 《ガスタ・グリフ》を墓地へ送る
- 《ガスタへの追風》を発動し、効果で《ガスタの神裔 ピリカ》を特殊召喚
- 《ガスタ・ヴェズル》と《ガスタの神裔 ピリカ》で《ダイガスタ・スフィアード》をシンクロ召喚
- 《ダイガスタ・スフィアード》の効果で《ガスタ・グリフ》を回収
- 《ガスタへの追風》の効果で《ガスタ・グリフ》を墓地へ送り、《ガスタへの追風》をサーチ
- 《ガスタ・グリフ》の効果で《ガスタ・ガルド》を特殊召喚
- 自爆特攻し、《ガスタ・イグル》を特殊召喚
- 自爆特攻し、《ガスタ・グリフ》を特殊召喚
- 《ガスタ・グリフ》で自爆特攻
- 《ダイガスタ・スフィアード》でも攻撃し、反射ダメージを受ける
【盤面の解説】
これらの動きによって相手の場の攻撃力の高いモンスターに攻撃して反射ダメージによって勝利を狙います。
また、この展開では《ガスタの神裔 ピリカ》の蘇生と《ガスタ・ヴェズル》の手札からの特殊召喚を行っていないため、この展開に＋アルファで墓地や手札の状況次第で追加の展開も行う事が出来ます。相手のモンスターの攻撃力が足りない場合は、それらの追加カードによってダメージを稼ぎましょう。
後攻からワンキルをしに行く動きとして非常に優秀で、邪魔なカードが存在する場合はサーチ先を《ガスタの交信》にする事で除去を行ってから展開する事も出来ます。
また何らかの方法（自爆特攻先のモンスターが消えるなど）によってワンキルに失敗した場合でも、そのままチューナー＋《ダイガスタ・スフィアード》でシンクロ召喚を行って返しの蓋をする事も出来ます。
【ガスタ】デッキをカスタムするおすすめカード
《聖騎士の追想 イゾルデ》
【 リンクモンスター 】
星2 / 光属性 / 戦士族 / 攻1600 /
戦士族モンスター２体
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族モンスター１体を手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、そのモンスター効果も発動できない。
②：デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる（同名カードは１枚まで）。
墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター１体をデッキから特殊召喚する。
リンク召喚時の効果によって風属性モンスターを手札に加えつつ、《ガスタへの追風》を墓地へ送る事が出来るので、ガスタカードが１枚も絡んでいない状態からガスタを絡めた展開を行う事が出来ます。
【手順】
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》の効果で風属性・戦士族モンスター（《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》など）をサーチ
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》の効果で《ガスタへの追風》を落として《影六武衆－フウマ》を特殊召喚
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》と《影六武衆－フウマ》で《水晶機巧－ハリファイバー》をリンク召喚し、《ガスタ・ヴェズル》を特殊召喚
- 《ガスタへの追風》の効果で《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》を捨てて《ガスタへの追風》をサーチ
- 《ガスタへの追風》を《ガスタ・ヴェズル》に装備し、《ガスタの神裔 ピリカ》を特殊召喚
- 《ガスタの神裔 ピリカ》の効果で《影六武衆－フウマ》を特殊召喚
- 《ガスタの神裔 ピリカ》と《ガスタ・ヴェズル》で《ダイガスタ・スフィアード》を特殊召喚し、《ガスタの神裔 ピリカ》を回収
- 《影六武衆－フウマ》と《ダイガスタ・スフィアード》で《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》をシンクロ召喚
【結果】
相手ターンに《水晶機巧－ハリファイバー》から《シューティング・ライザー・ドラゴン》を出して《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》などを展開したりして、《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》の妨害とあわせて２妨害を行う事ができ、次ターンの動きとして《ガスタへの追風》の墓地効果と《ガスタの神裔 ピリカ》を構える事が出来ます。
オススメの対戦動画
おわりに
というわけで、今回はドーンオブマジェスティで大幅に強化された【ガスタ】デッキの紹介でした！
テーマ単体での動きも非常に強力になったのですが、なんといっても風属性縛りの中で出来る事がどんどん強くなっているのがこのテーマの魅力です。
【ＳＲ】や【WW】をはじめとした様々な風属性シンクロテーマの恩恵を受ける事ができ、非常に構築やルート開拓のし甲斐のあるデッキなので、是非皆さんも回してみてください！それでは最後まで読んで頂きありがとうございました！
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