こんにちは!ばんちきです!
いよいよGPの開催日が近づいてきましたが、アドバンス環境の調整はうまく進んでいるでしょうか?
自分自身もアドバンスフォーマットに出場するため、少ないながらも大会結果などを確認しつつ日々勉強を重ねています。
そんなわけで今回は、アドバンスフォーマットの【アナカラージャオウガ】の紹介です。
アドバンス環境ではかなりの母数が予想されるため、アドバンスをやるなら避けて通れないデッキだと思います。
ぜひ最後までお付き合いください!
目次
【アナカラージャオウガ】デッキリスト


今回はこのリストを基に解説を進めていきます。
豊富なメタの重ね掛けで相手の動きを縛り付け、そのテンポ差を活かして《CRYMAX ジャオウガ》を投げつけて〆るのが主な狙いです。
環境に対するメタカードとそれを支えるリソースカード、そこに《CRYMAX ジャオウガ》に全振りしたフィニッシュを組み込むという割とシンプルな構造になっています。
【アナカラージャオウガ】特徴
環境デッキに対する豊富なメタ
《終末の時計 ザ・クロック》を広義でのメタカードとすると、6種21枚とデッキの半分以上がメタカードというかなり尖ったデッキです。
しかしそのどれもが強烈に刺さる性能をしているため、メタさえ通してしまえばかなりの時間を稼ぐことができる場合が多く、その隙に追加のメタカードやフィニッシャーまで繋げることが可能です。
デドダムオリフィナ
前回の【アナカラーペディア】の解説記事でも取り上げましたが、やっぱり強力なのがこのパッケージです。
メタカードを連打していると当然手札が減っていきますが、《天災 デドダム》と《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》のおかげで細いリソースをやりくりできます。
ある程度トップでこれらを引くことも考慮しつつ強気にプレイする選択肢も時には重要です。
【アナカラージャオウガ】カード解説
採用カード解説
《キユリのASMラジオ》

【 呪文 】
文明 自然 / コスト4
■自分の山札の上から5枚を見る。その中から、コスト3以下のクリーチャーを2体まで出す。残りを好きな順番で山札の下に置く。
対【サガループ】要員で《とこしえの超人》へのアクセス率を上げる狙いのカードです。
《「敬虔なる警官」》で《とこしえの超人》の召喚を封じられた状況での切り返しとしても使えるため、メタの取りこぼしを極力抑えられます。
ただし、ミラーマッチや【4cマグナ】対面などでは《流星のガイアッシュ・カイザー》が反応してしまう場合があるので、注意が必要です。
《終末の時計 ザ・クロック》

【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジMAX / 文明 水 / パワー3000 / コスト3
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ターンの残りをとばす。(次のプレイヤーのターンをすぐに始める)
【アポロ】や【赤単我我我】の攻撃を止めるほかに、【サガループ】のフィニッシュ枠で流行している《禁断竜王 Vol-Val-8》の追加ターン獲得を防ぐ狙いがあります。
個人的に後者をかなり高く評価していて、アドバンス環境激推しの一枚です。
採用候補カード解説
《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》

【 タマシード/クリーチャー 】
種族 ジャイアント・インセクト / ACE / 文明 自然 / パワー12000 / コスト4
■T・ブレイカー
■このタマシードが出た時、プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の墓地をシャッフルし、山札の下に置く。
■自分のターン中、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
■自分の自然のクリーチャーまたは自然のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んで持ち主のマナゾーンに置き、その後、自分の山札の上から2枚までマナゾーンに置く。
【サガループ】に対する墓地メタとして放り投げつつ、マナに落ちている細かいメタカードを活かすカードとしても運用できます。
特に《とこしえの超人》はコストが低いためくっつけやすく、マナのカードを気軽に拾う手段が無いこのデッキにおいてマナを活かす効果は非常に重宝します。
このカードも前回の【アナカラーペディア】で取り上げましたが、個人的推しカードの一種です。
【アナカラージャオウガ】回し方
基本の回し方
特に難しいことはせず、相手のデッキに対応したメタカードを展開して行動を縛っていきます。
強いて気を付ける点を挙げるとすれば、有効でないメタカードはプレイしない選択肢を常に意識することです。
手札を一気に増やすことができないこのデッキにおいて手札一枚の価値がかなり高いため、不必要なカードのプレイによってリソースが途切れてしまい思うように《CRYMAX ジャオウガ》に繋がらないという展開は極力避けるべきです。
《天災 デドダム》を召喚するためのマナ色も意識する必要があるため、リソースの繋ぎ方には充分に気を遣いながらプレイしましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
CSの開催数が非常に少ないため環境が読みづらいアドバンスですが、その分やり込みが勝率に反映されやすいと考えています。
自分も全力で勝ちに行くので、是非会場でお会いしましょう!
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。それではまた次回の記事でお会いしましょう!