【DM歴史探訪 覚醒編】11年の時を経て、 いま振り返る“超次元”とは【懐かしの環境】

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【DM歴史探訪 覚醒編】11年の時を経て、 いま振り返る“超次元”とは【懐かしの環境】

【DM歴史探訪シリーズ一覧】
01. 「基本編」北白河
02. 「闘魂編」神結
03. 「聖拳編」垢BANチキン
04. 「転生編」ばにら(スガワラ)
05. 「不死鳥編」ばにら(スガワラ)
06. 「極神編」ばにら(スガワラ)
07. 「戦国編」◆ドラえもん
08. 「神化編」神結
09. 「覚醒編」神結
10. 「エピソード1」ばにら(スガワラ)
11. 「エピソード2」ばにら(スガワラ)
12. 「エピソード3」神結
13. 「ドラゴン・サーガ」ばにら(スガワラ)
14. 「革命」神結
15. 「革命ファイナル」神結
16. 「新章DM」神結
17. 「双極篇」神結
18. 「超天篇」◆ドラえもん
19. 「十王篇」垢BANチキン

こんにちは、神結です。

歴史探訪、今回はデュエマを大きく変えた覚醒編になります。

このシリーズのスタートは神化編から始まっており、覚醒編はその次の年になります。

そうなるとさぞ詳しかろうと思われてしまうかもしれませんが、この年の私は大学受験で一切カード触ってないんですよ。

卒業時、部活の後輩からいただいた色紙には「【超次元GENJIビート】が強すぎて困っています」とコメントを貰った記憶があるんですが、それ以外のことはさっぱり。

というわけで、今回は詳しい人に話を聞いたり資料を漁ったりしながら、事前調査を結構しました。

まあ歴史系のライターの9割はその時代を生きていないので、こうやって調査を頑張るわけですね。これも同じです。

そんなわけで、覚醒編の環境やカードについて改めて考察していこうと思います。

それでは、よろしくどうぞ。

目次

超次元ゾーン、現る

超次元の功罪

覚醒編の環境について触れる前に、超次元ゾーンおよびサイキッククリーチャーについて触れておかねばならないでしょう。

デュエルマスターズはこの年、大きな決断をします。

「超次元ゾーン」という40枚のデッキ外カードを登場させることにしたのです。

そして超次元ゾーンのクリーチャーは、サイキッククリーチャーという呼称が与えられました。

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー6000+ / コスト7

攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
覚醒-このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。

【覚醒後】
カード名:勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:火
種族:アーマード・ドラゴン
パワー:12000+
コスト:14
マナ:-
このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1枚墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。
このクリーチャーが各ターンはじめてタップされた時、アンタップする。
攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、コストの小さいほうに裏返す)

サイキッククリーチャーは両面カードになっており、これらは「覚醒」というシステムによって言うならば“変身”することが可能でした。

覚醒すると、極めて強力なクリーチャーになるものが多かったですね。

条件に差異はあれど、覚醒すると強くなるのは同じ

そしてそんなサイキッククリーチャーですが、バトルゾーンに出すには超次元呪文を使う必要がありました。

 呪文 】
文明 火 / パワー- / コスト5

相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体破壊する。
次のうちいずれかひとつを選ぶ。
自分の超次元ゾーンから好きな数のサイキック・クリーチャーをコストの合計が5以下になるように選び、バトルゾーンに出す。
コスト7以下の火のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

超次元ゾーンは8枚。状況によって様々な選択が出来ます。

デッキの強度は間違いなく上がりました。そしてサイキッククリーチャーを呼び出す超次元呪文も、その汎用性の高さから違和感なくデッキに搭載することができました。

こうして、覚醒編も終期になってくると、超次元を使わないデッキは環境からほぼ駆逐されることになりました。あとで詳しく書くと思いますが、残ったのは【黒緑速攻】と覚醒編で新たに登場した《サイバー・G・ホーガン》くらいだったと聞いています。

覚醒編によって、デュエマのカードパワーは確実に大きくなりました。要するに、巨大なインフレの波が押し寄せたわけです。

これはわかりやすい例だと思うので紹介しますが、以前読んだ記事(詳細を覚えてなくてごめんさない……)にこんなことが書いてありました。

曰く、覚醒編以前では相手のパワー3000のクリーチャーを破壊するのに必要なカードは《ピコット・ミサイル》でした。

それが覚醒編になると、パワー3000のクリーチャーに対して《超次元ボルシャック・ホール》が当てられ、そしてゲームを終わらせかねないクリーチャーが場に出てくるわけです。

これはさすがに別なゲームですよね……。

除去というのは基本的にはこちらのリソースを使いながら行う行為であって、アドを取ってはいけないんですよ。

実際問題、このインフレや超次元というシステムに嫌悪感を抱いて離れていったプレイヤーも少なからずいた、と聞いています。

私は受験が理由でしたが、そうでない理由で離れた話も身近で聞きましたし、また「超次元」というシステムを聞いたときは、最初は自分も眉をひそめました。

とはいえ、インフレとは必ずしも悪い話ばかりではないです。そもそも、カードゲームは絶対インフレする遊びなのです。

超次元クリーチャーの登場は、単純に使えるカードが40から48枚になったことを意味します。多様な選択肢が増えたことで、ゲーム全体で様々な戦略を取ることが出来るようになります。

例えば「メインのアタッカーはデッキ内のクリーチャー、でもサブプランとして超次元の力を使う」というような【超次元GENJI】、キーカードを軸に超次元も展開して戦う【超次元Mロマ】、従来までのハンデスコントロールデッキに超次元を組み合わせた【ドロマー超次元】といったデッキが登場してきます。

究極系の話をするなら【超次元ダーツ】ということになると思いますが……。


超次元登場から12年、覚醒編は「これまで登場してきたカードの数多くを過去のものにした」という点について間違いなく事実でしょう。

しかしその上で、デッキ外のパワーカードを上手く連携して強力なデッキを作る、という現代デュエマの礎を作ったのも、この覚醒編だったわけですね。

エピソード期以降、デュエマはデッキの構築概念にも変化を感じるのですが、覚醒編はちょうどその過渡期だったような気がしています。その話についても、後ほど振れておきましょう。

 

覚醒編の環境について

覚醒編第1弾の発売は2010年の6月末。

そしてこの環境のスタートは、その先月に行われた殿堂によって始まっています。

まず環境最強の存在であった【星域キリコドラゴン】【黒キリコ】の主役である《エンペラー・キリコ》《蒼狼の始祖アマテラス》が殿堂に。

また爆発的なマナブーストカードで 【星域キリコドラゴン】 を支えた《龍仙ロマネスク》が殿堂に、【黒キリコ】を始めコントロールでフィニッシャーを担っていた《聖鎧亜キング・アルカディアス》がプレ殿に。

さらにキリコと肩を並べるデッキであった【青単サイバー速攻】から《パラダイス・アロマ》《スパイラル・ゲート》が殿堂に。

《スパイラル・ゲート》について超次元へのメタカードとなることを防ぐため、と見る向きもありますが、いずれにせよ直前まで環境で活躍していたカードであることには違いありません。

というわけで覚醒編の環境初期には、【黒緑速攻】や【Mロマノフ】、【黒緑Bロマノフ】に【ハイドロハリケーン】といった殿堂の影響を受けなかったデッキたちが参戦することになります。

……と、いつもなら時系列順に追っていくところなのですが、今回は紀伝体的な書き方をしてみたいと思います。

そんなわけで2011年初頭の殿堂も踏まえながら、環境上で活躍した活躍したデッキを紹介していきましょう。

 

【超次元Mロマノフ】

超次元実装当初は赤黒緑のデアリカラー、赤青緑のシータカラーの構築があったようです。


(このリストは UMEBA選手が全国大会で使用したリストのため、エピソード1のカードである《超次元シューティング・ホール》が採用されています) 

デアリカラーに関しては従来の《デビル・ドレーン》から《憎悪と怒りの獄門》を狙う、というよりも《魔弾ベター・トゥモロー》を軸とした構築が発展し、超次元の採用に至った構築になります。

特に恩恵が大きかったのが、覚醒編第2弾のカードが実装されたことでしょうか。

この弾は《時空の英雄アンタッチャブル》《時空の喧嘩屋キル》といった今でもお馴染みのサイキックが登場したパックでした。

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 自然 / パワー2000 / コスト3

覚醒-自分のターンの終わりに、そのターン、自分の他のクリーチャーを2体以上バトルゾーンに出していた場合、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

【覚醒後】
カード名:冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:火
種族:ドリームメイト/ビークル・ビー
パワー:5000
コスト:5マナ
マナ:-
自分のクリーチャーが攻撃する時、そのターン3度目の攻撃であれば、このクリーチャーをアンタップする。

中でも特に《時空の探検家ジョン》を上手く使えるのが大きく、《邪神M・ロマノフ》の召喚から超次元呪文を撃ち、《時空の英雄アンタッチャブル》《時空の探検家ジョン》を並べることターンエンドに2体が覚醒。

非常に優秀な超次元クリーチャーを並べる盤面を用意することが出来ました。

この盤面は当時防御の要であった《ノーブル・エンフォーサー》を突破でき、続くターンに《魔弾ベター・トゥモロー》からのワンショットも狙いやすいため、納得の活躍といったところでしょうか。

しかしデッキの核であった《邪神M・ロマノフ》が、2011年1月に殿堂入り。しばらくは息を潜めました。

しかしその潜在能力は現在で、数ヶ月後にリペアされたMロマノフは、エピソード期の始まりと前後して再び環境で躍動することになります。

ただ、このリペアを巡っては、数奇なエピソードがあります。 

覚醒編の全国大会は2011年の3月に開催を予定されていましたが、東日本大震災の影響を受けて、大会は延期。

東北代表だったUMEBA選手は被害の直撃を受けて延期情報を知らず、停電した暗闇の中で調整をしていたそうです。

そしてその時に使っていたのが、まだ世間的には知られていなかったMロマノフのリペアでした。

「これほど強い地雷はないやろ」と思っていた同選手でしたが、延期した全国大会の直前になんと流行してしまいました。

大会後に公開されたリストの解説に書かれた

「何勝手に流行ってんだよ!全国終わってから流行れし!」

は語り継ぎたい名言の1つですね……。

 

【ドロマー超次元】

覚醒編を通して常に勝ち組の側にいたのが、この【ドロマー超次元】でしょう。


従来のハンデスコントロール系統のデッキはどちらかというと【ロードリエスコントロール】で《ハイドロ・ハリケーン》などを使ったものが主流でした。

しかし第1弾で登場した《時空の雷龍チャクラ》があまりに強力だったこともあり、「序盤から素早く超次元にアクセスした方がいい」と考えた人がいたわけですね。

呪文軽減クリーチャーである《王機聖者ミル・アーマ》を採用し、白黒の超次元呪文を連打出来る構築になりました。

【 クリーチャー 】
種族 グレートメカオー / イニシエート / 文明 光/水 / パワー3000 / コスト3

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
ブロッカー
自分の呪文を唱えるコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。

特に「ミルアーマ→チャクラ→ミルアーマで1点いれてチャクラ覚醒」の動きは鉄板かつ強力でした。

その後、続く第2弾では《時空の封殺ディアス Z》や《時空の精圧ドラヴィタ》《超次元バイス・ホール》を獲得。

冬の殿堂では《光牙忍ハヤブサマル》が殿堂となったものの基本的な動きは一切制限されることはなく、周囲は弱体化していきます。

最終的には《超次元ガード・ホール》や《時空の支配者ディアボロス Z》、《超覚醒ラスト・ストームXX》というわかりやすいカードまで組み込むことになります。

またそれなりにデッキの枠にも余裕があることから、メタカードを搭載することまで可能でした。特に《ローズ・キャッスル》は対【黒緑速攻】などを意識していますね。

延期された全国大会でも1位、2位を獲得したことから、覚醒編最強の名を揺るぎないものにしています。

ちなみに直後の殿堂では、バッチリメインに制限が入りました。それはそう。

 

【黒緑速攻】

お馴染みの【黒緑速攻】が、神化編から引き続き環境入り。


特に新ギミックや新カードの恩恵を受けた訳では無いですが、ただただ順当に強かったようです。人類に必要なのはナスマーチキリンなんだ。

色々調べていましたが、この年は最終盤になって《停滞の影タイム・トリッパー》が使われ始めたようでした。ちょっとずつ皆がよく知るリストに近付いていく感じが面白いです。

また《孤独の影ロンリー・ウォーカー》《福腹人形コダマンマ》に関しては評価が固まっていなく、採用枚数とかも人によってバラバラという印象を受けました。

《緊縛の影バインド・シャドウ》の発見なんかは、翌年の《勝利のガイアール・カイザー》の登場まで待つことになるわけですね。

 

【不滅オロチ】


《時空の不滅ギャラクシー》の登場によって、このデッキは生み出されます。

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光 / パワー5000 / コスト7

覚醒-このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、コストの大きいほうに裏返す。

【覚醒後】
カード名:撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド
パワー:11500
コスト:9マナ
マナ:-
バトルゾーンにある、自分の他のクリーチャーはすべて「ブロッカー」を得る。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)

《エマージェンシー・タイフーン》《再誕の社》とかいうイカれたブーストギミックを武器に【エンペラーキリコ】の系譜を継ぐデッキとして活躍します。

このデッキの肝は、《時空の不滅ギャラクシー》《斬隠オロチ》を当てることで自軍盤面の防御力を上げつつ、その上で大型獣も踏み倒せるとかいうカレーにラーメンまでついてくるお得感がありました。

初期は青白緑のトリーヴァカラーで、《緑神龍ザールベルグ》のような大型ランデス獣を踏み倒す構築もありましたが、黒を足して《ロスト・ソウル》《超次元ガード・ホール》が採用された構築が主流に。

覚醒編で登場した《悪魔神王バルカディアス》も強力な全体リセットカードとして使われていますね。

個人的な注目は《アクア・スナイパー》

ここまでご覧になっている皆さんはお気付きかと思いますが、《ザ・ストロング・スパイラル》を始め本当にバウンスカードが求められた=サイキックが強かった、ということなんでしょうね……。

 

【超次元GENJIビート】


《爆竜 GENJI・XX》が登場し誕生したのがこのデッキです。

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / フレイム・コマンド / サムライ / 文明 火 / パワー7000 / コスト6

スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
このクリーチャーが攻撃する時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)

これまでの6コストの火の最強カードが《ボルシャック・大和・ドラゴン》だったことを考えると、明らかに新時代のカードです。なんなら、大和も別に普通に強いカードですからね。

デッキは基本的に緑のブーストから、青で手札を補充しつつGENJIなり超次元呪文を連打して殴り続けます。

《ジェスター・ブレイン》はビートダウンデッキとは相性のいいかなり優秀なドローカードですね。

【 呪文 】
文明 水 / コスト4

カードを3枚引く。その後、相手は自身のシールドを3枚まで選び、持ち主の手札に加えてもよい。こうして相手が手札に加えたシールド1枚につき、自分の手札を1枚、山札の一番下に置く。

またこの覚醒編からは「限定構築」が登場していますが、ここでは完全にGENJIが主役でした。

チャクラ←GENJI←ディアボロスというようなメタの変遷が、覚醒編内で行われていたのは有名な話。

ちなみにGENJIはエピソード期に突入すると、天敵であったドロマー超次元の弱体化もあり、《超電磁コスモ・セブ Λ》などと組んで再び暴れることとなります。

ところでこのデッキは緑が13枚と、現代の感覚からするとかなり少なめな印象を受けます。このデッキに限らず、緑の枚数はやや少ないんですよね。

これは幾つかの要因があると思います。

例えば単純に《超次元フェアリー・ホール》が現代と違って評価されていなさそうな点。緑のサイキックである《時空の豪腕ジャパン》が、本人のフレーバー通りやや拙いという部分が原因でしょう。

この辺りはエピソード以降の《魂の大番長「四つ牙」》であったり、《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》《勝利のガイアール・カイザー》の登場を待つことになります。

また、個人的な推測にはなりますが、マナカーブの概念が現代と大きく違っていると考えています。

例えばこの構築は、2ターン目に《フェアリー・ライフ》を撃つことは必須ではありません。大きな動きをしたいのでは、あくまで5コストの超次元呪文と6コストの《爆竜 GENJI・XX》。超次元呪文であれば、3ターン目にブーストを撃つので問題ないですからね。

こうなると、初動の枚数にそこまで神経を使う必要もなかったものだと思います。(一応2→4をしっかり狙う【シノビドルゲーザ】のようなデッキもありましたが)

ただこの辺りもエピソード期に入ってくると事情が変わります。

例えば《フェアリー・シャワー》のようなカードが出たこともあり、2→4→6というマナカーブを遂行することが求められるようになりました。

そうなると、2でも3でもいいとはならず、初動に必要な枚数の認識も変わっていったと考えられるわけですね。

 

覚醒編で登場したカードたち

ここは覚醒編の強いサイキックカードたちを紹介するコーナーです。

……と思っていたんですが、それ以外のカードも強いシリーズだったので、恐らく皆様にもお馴染みのカードが多いと思います。

それではいってみましょう。

 

第1弾 ~あれが噂の超次元

と、サブタイを設定しましたが、この弾は滅茶苦茶なカードが多いです。

《超次元リバイヴ・ホール》などの5種の超次元呪文は、今更なので今回は省略で。

とりあえず、まず挨拶に覚醒編の環境を定義した《時空の雷龍チャクラ》

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 アポロニア・ドラゴン / 文明 光 / パワー5500 / コスト7

■ブロッカー(相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)
■このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。
■ホーリー・フィールド(自分のシールドの数が相手以上であれば、次の◎能力を得る)◎覚醒-自分のターンの始めに、このクリーチャーをコストの大きい方に裏返す。
■ホーリー・ソウル 

【覚醒後】
カード名:雷電の覚醒者グレート・チャクラ
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:光
種族:アポロニア・ドラゴン
パワー:13500
コスト:14マナ
マナ:-
ブロッカー
■ブロッカー (相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)
■ホーリー・フィールド(自分のシールドの数が相手以上であれば、このクリーチャーは次の◎能力を得る)◎自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーの、攻撃できない効果はすべて無効になる。(ただし、召喚酔いは無効にならない)
■T・ブレイカー (このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
■解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、コストの小さい方に裏返す)
■ホーリー・ソウル 

超次元最盛期の中で、一人独自路線を歩んでいった《サイバー・G・ホーガン》《アクア・ジェスタールーペ》

【 クリーチャー 】
種族 サイバー・コマンド / 文明 水 / パワー8000 / コスト8

■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
■激流連鎖(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から2枚を見る。その中から、このクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを好きな数、バトルゾーンに出してもよい。残りを好きな順序で山札の一番上に戻す。)
■マジック・ソウル 

《エマージェンシー・タイフーン》と組み、強烈なマナ加速を実現した《再誕の社》

(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 自然 / コスト3

カードを2枚まで、自分の墓地からマナゾーンに置く。

エピソード以降の世界で強烈なインパクトを残したチェインのお供《蛇手の親分ゴエモンキー!》。

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 自然 / パワー4000 / コスト4

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、

こちらもコンボデッキでお馴染み、《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》

【 クリーチャー 】
種族 ドラゴン・ゾンビ / 文明 闇 / パワー7000 / コスト7

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から3枚選び、残りをすべて墓地に置き、その後、選んだ3枚を好きな順序で山札に戻す。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
■エヴィル・ソウル 

そしてそしてそして、デュエマをぶっ壊してしまった《天雷王機ジョバンニX世》

(プレミアム殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 グレートメカオー / ナイト / 文明 光 / パワー1000 / コスト2

ブロッカー(相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
自分のターンの終わりに、自分の墓地にあるコスト1の呪文を好きな枚数、自分の手札に戻す。

言及した以外にも《サイバー・A・アイアンズ》とか《予言者ローラン》とか《未来設計図》とか《ブラッディ・クロス》とか環境デッキでも使われたカードがふんだんに収録されています。

「え、お前ここで出てたの?」みたいなカードも多くて、調べていた自分がびっくりしましたね……。

 

第2弾 ~バイスホールと仲間たち

この弾の目玉は《超次元バイス・ホール》と《時空の封殺ディアス Z》でしょう。

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / ドラゴン・ゾンビ / 文明 闇 / パワー7000 / コスト8

■殲滅返霊4(このクリーチャーが攻撃する時、自分または相手の墓地からカードを4枚選んでもよい。あるいは両方の墓地からカードを4枚ずつ選んでもよい。選んだカードを好きな順序で持ち主の山札の一番下に置く。こうして選んだカード4枚につき、このクリーチャーの◎能力を使う)
◎相手は、バトルゾーンまたは手札から自身のカードを1枚選び、山札の一番下に置く。
■W・ブレイカー
■覚醒−自分のターンの終わりに、そのターン、相手のクリーチャーが3体以上バトルゾーンを離れていた場合、このクリーチャーをコストの大きい方に裏返す。
■エヴィル・ソウル 


【覚醒後】
カード名:殲滅の覚醒者ディアボロス Z
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:闇
種族:デーモン・コマンド
パワー:18000
コスト:16マナ
マナ:-
■バトルゾーンにある相手のクリーチャーすべてのパワーは−5000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
■バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーすべてのパワーは+5000される。
■Q・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを4枚ブレイクする)
■解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりにコストの小さい方に裏返す)
■エヴィル・ソウル

また同じく、光では《超次元ドラヴィタ・ホール》《時空の精圧ドラヴィタ》が登場しています。

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光 / パワー5500 / コスト7

相手が呪文を唱えた時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをアンタップしてもよい。
覚醒-自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の、フレイム・コマンドまたは名前に《NEX》とあるクリーチャーが合わせて2体以上あれば、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。

【覚醒後】
カード名:龍圧の覚醒者ヴァーミリオン・ドラヴィタ
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:光/火
種族:エンジェル・コマンド/アーマード・ドラゴン
パワー:12000
コスト:14マナ
マナ:-
相手は呪文を唱えることができない。
このクリーチャーは、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、コストの小さいほうに裏返す)

そしてこのシリーズでは小型の便利な超次元クリーチャーが登場。代表的な《時空の英雄アンタッチャブル》《時空の喧嘩屋キル》もここですね。

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 キカイヒーロー / 文明 光 / パワー1000 / コスト2

バトルゾーンにある自分のクリーチャーを相手が選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
覚醒-各ターンの終わりに、自分の他のサイキック・クリーチャーがそのターン覚醒されていた場合、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

【覚醒後】
カード名:変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:水
種族:サイバー・コマンド
パワー:5000
コスト:7マナ
マナ:-
このクリーチャーはブロックされない。
バトルゾーンにある自分のクリーチャーを相手が選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃してもよい)

その他超次元以外のカードで行くと、トリガー獣として優秀な《火焔タイガーグレンオー》《ジェスター・ブレイン》が登場したことで、この後の【超次元GENJIビート】の礎が築かれることになりました。

その他お馴染みのカードと言えば、《アクア・メルゲ》《アラゴト・ムスビ》もここで登場したカードですね。

 

第3弾 ~地を駆けるGENJI

サブタイにあるように、ここで《爆竜 GENJI・XX》が登場。ビートデッキの水準を大きく向上させました。

もう一つ大きな追加として、《悪魔神王バルカディアス》が登場します。背景ストーリー的に言えば、闇の侵略行為に光が加担した結果生まれたバケモノとのことです。

【 進化クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / デーモン・コマンド / 文明 光/闇 / パワー14500 / コスト10

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
進化-自分のエンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、他のクリーチャーをすべて破壊する。
相手は呪文を唱えることができない。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)

超次元カードで言えば、《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》や《時空の霊魔シュヴァル》といった便利なサイキックが登場。

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 ブルー・モンスター / 文明 水 / パワー4000 / コスト4

このクリーチャーに覚醒した時、カードを1枚引く。
ループ覚醒-自分のターン中に火のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》のほうに裏返す。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

【覚醒後】カード名:時空の戦猫ヤヌスグレンオーカードの種類:サイキック・クリーチャー文明:火種族:フレイム・モンスターパワー:4000+コスト:4マナマナ:-このクリーチャーに覚醒した時、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーは「パワーアタッカー+2000」と「スピードアタッカー」を得る。ループ覚醒-自分のターン中に水のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを《時空の戦猫シンカイヤヌス》のほうに裏返す。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / デーモン・コマンド / 文明 光/闇 / パワー4500 / コスト5

覚醒 - 各ターンのはじめに、バトルゾーンに自分のコスト6以上の、エンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンドが2体以上あれば、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

【覚醒後】
カード名:霊魔の覚醒者シューヴェルト
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:光/闇
種族:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド
パワー:6500
コスト:12マナ
マナ:-
相手がクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を裏向きにし、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。
相手が呪文を唱えた時、このクリーチャーは相手のシールドを1枚ブレイクする。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)

その他《お清めトラップ》という墓地メタカードや、刺さる人には刺さる《ベニジシ・スパイダー》もこの弾の収録となっています。

またこのパックの少し後にワールドホビーフェアで《時空の不滅ギャラクシー》が先行して収録。これによって【不滅オロチ】も登場することになりました。

 

第4弾 ~ディアボロス、ラストストーム

この弾に関しては有名な逸話があります。所謂、「ガードホール事件」という奴です。

【 呪文 】
文明 光/闇 / パワー- / コスト7

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
バトルゾーンにある進化ではないクリーチャーを1体選んで裏向きにし、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに加える。
闇または光の、コスト10以下の、「コマンド」と種族にあるサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。 (ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

この弾の《超次元ガード・ホール》《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》らがデュエルロード(店舗で行われる公認大会のこと)の参加賞パックで先行的に収録されました。

それはいいんですが、なんかそれらのカードが直後のエリア大会で使えることが出来る、という判断が下ったのです。

猶予は、僅か数日。しかも、デュエルロードのパックで当たるかは完全な運で、購入することも出来ない。

結果、デュエルロードに通い詰めて運良くカードを揃えるか、諦めて別のデッキを使うか……の択が迫られます。

ご存知の通り、《超次元ガード・ホール》《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》は現在でも全然使えるパワーのカード。況んや当時でなら……、という奴です。

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / 文明 闇 / パワー5000 / コスト7

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のタップされているクリーチャーを1体破壊する。
■覚醒―相手のターンの終わりに、相手の手札が1枚もなければ、このクリーチャーをコストの大きい方に裏返す。
■ブラッディ・ソウル
(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは自分の山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す) 

【覚醒後】
カード名:凶刀の覚醒者ダークネス・ガンヴィート
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:闇
種族:デーモン・コマンド
パワー:9000
コスト:13マナ
マナ:-
■このクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の手札を1枚選んで捨て、その後、自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
■ブラッディ・ソウル

選択を迫られたプレイヤーの心境は、幾何だったでしょうか。

ただこうした過去の事例を元にユーザーに寄り添った判断がされるようになっているんだな、と思うと今は割と安心は出来るんですよね。

というわけでこの弾の目玉は《超次元ガード・ホール》とそれに対応したサイキックである《時空の支配者ディアボロス Z》でしょう。

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 ワールド・コマンド / 文明 光/水/闇/火/自然 / パワー9000 / コスト10

ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
相手のクリーチャーの能力によって、相手がバトルゾーンにあるクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。
覚醒 - 自分のターンのはじめに、バトルゾーンまたはマナゾーンから自分のカードを3枚選び、山札に加えてシャッフルしてもよい。そうした場合、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。

【覚醒後】
カード名:最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:光/水/闇/火/自然
種族:ワールド・コマンド
パワー:23000
コスト:20マナ
マナ:-
このクリーチャーが攻撃する時、相手の光のクリーチャー、水のクリーチャー、闇のクリーチャー、火のクリーチャー、自然のクリーチャーを1体ずつ破壊する。
解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、コストの小さいほうに裏返す)
Q・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを4枚ブレイクする)

またラスボスのディアボロスに対して、主人公側からは《超覚醒ラスト・ストームXX》が登場。

【 進化サイキック・クリーチャー(超無限進化) 】
種族 アーマード・ドラゴン / フレイム・コマンド / サムライ / 文明 火 / パワー24000 / コスト20

超無限進化-コストの合計が20以上になるよう、自分のサイキック・クリーチャーを1体以上選び、その上に置く。
自分のサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出した時、または覚醒させた時、このクリーチャーを自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
メテオバーン覚醒-自分のターンのはじめに、このクリーチャーの下にあるカードをすべて墓地に置き、その後、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
Q・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを4枚ブレイクする)

【覚醒後】
カード名:超覚醒ラスト・ストームXX
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:火
種族:アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド/サムライ
パワー:35000
コスト:40マナ
マナ:-
バトルゾーンにある自分のクリーチャーを相手が選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
このクリーチャーが攻撃する時、コスト10以下のサイキック・クリーチャーを好きな数、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)

まあラストストームを作るのに一番便利なのはディアボロスだよ~という話はさておき。

この弾はサイキックたちの必殺技が呪文として収録されています。

それがお馴染み《ホーガン・ブラスター》などですね。皆さん知っての通り、このカードは後々大暴れすることになります。

(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 水 / パワー- / コスト5

S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分の山札をシャッフルし、上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。そのカードがクリーチャーであれば、バトルゾーンに出してもよい。呪文であれば、コストを支払わずに唱えてもよい。

同じく《ガンヴィート・ブラスター》もコントロールにはお馴染みのカードでした。

あとは明らかにバグった性能をしている《陰陽の舞》も登場しています。

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ビーストフォーク / 文明 自然 / パワー3000 / コスト5

マナ爆誕0(このクリーチャーを自分のマナゾーンから、コストを支払わずに召喚してもよい)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンから召喚していた場合、自然のカードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。置けない場合、このクリーチャーを破壊する。

環境とは全然関係ないんですが、かの有名な《レッツ!鳥鍋パーティー》はここです。なんでフレーバーがクエイクスなんですかね……? と思っていましたが、これは映画の再現らしいですね。

 

おわりに

というわけで今回は覚醒編のデッキやカードについて紹介しました。

次回はたぶんエピソードシリーズのどっちか。

相変わらず知らない環境ではあるので、勉強しておこうと思います。

 

というわけで今回はここまでです。

感想等は #DM歴史探訪 でツイートをお待ちしております。

それでは、また。

デュエル・マスターズ歴史探訪シリーズ一覧

【DM歴史探訪シリーズ一覧】
01. 「基本編」北白河
02. 「闘魂編」神結
03. 「聖拳編」垢BANチキン
04. 「転生編」ばにら(スガワラ)
05. 「不死鳥編」ばにら(スガワラ)
06. 「極神編」ばにら(スガワラ)
07. 「戦国編」◆ドラえもん
08. 「神化編」神結
09. 「覚醒編」神結
10. 「エピソード1」ばにら(スガワラ)
11. 「エピソード2」ばにら(スガワラ)
12. 「エピソード3」神結
13. 「ドラゴン・サーガ」ばにら(スガワラ)
14. 「革命」神結
15. 「革命ファイナル」神結
16. 「新章DM」神結
17. 「双極篇」神結
18. 「超天篇」◆ドラえもん
19. 「十王篇」垢BANチキン


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