【オボロティガウォック】朧ティガウォックの有利不利、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【デュエル・マスターズ】

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【オボロティガウォック】朧ティガウォックの有利不利、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【デュエル・マスターズ】

はじめに

こんにちは、はまち戦車です。
オボロティガウォックというデッキを紹介させて頂くにあたり、どういうデッキなのか少し掘り下げるところから始めてみましょう。

はまち戦車さんは西日本で一番オボロティガウォックを愛用し、競技環境で結果を残しているプレイヤー!記事が楽しみです!(担当H)

目次

【オボロティガウォック】の特徴

オボロティガウォックは基本的には五色のコントロールデッキになります。

ですが、通常の五色コントロールとは違い《フェアリー・ミラクル》等のブーストカードを採用せず、マナを伸ばすことを目的としません。

マナを伸ばさずとも高い防御力を誇るのがこのデッキの特徴です。その理由として、デッキの名前の由来にもなっている《月光電人オボロカゲロウ》《絶海の虎将 ティガウォック》のコンボによるものが大きいでしょう。

マナに五色ある状態で《月光電人オボロカゲロウ》を出すと5枚引けるので、ターン開始のドローと合わせると6枚引いたことになります。

これにより《絶海の虎将 ティガウォック》をたった1コストで召喚できるようになるのです。これにより、パワー6000のブロッカーを場に出し、さらに手札の強化が可能になります。

この動きは最速3ターンで可能ですが、その為に無理に構築をゆがめる必要はありません。

4ターン目に《絶海の虎将 ティガウォック》をプレイできる構築をしましょう。4マナの内2枚は水文明のカードで、尚且つ4色必要です。

水文明のカードは20枚以上、他の色も最低7枚入れるのが望ましいでしょう。

山札を大量に掘り進めることができるのも、このデッキの特徴の一つです。

普通のデッキであれば1枚しか採用していないカードは引くことが難しいのですが、このデッキは大量にドローすることができるので、たった1枚のカードでも手札に加えやすいのです。

これにより、いろんな対面のメタカードを採用したりできるので幅広く環境を見ることができ、柔軟に対応することができます。

自分好みにカスタマイズできるのもこのデッキの良いところの一つです。
しっかり扱うことができればCSでも好成績を狙える強力なデッキです。

その中でも今回は、わたくしの考えたデッキを紹介させて頂きたいと思います。

【オボロティガウォック】のデッキレシピ

デッキの確定枠


私の考える確定枠はこのあたりです。《天災 デドダム》を採用する場合でも、しない場合でも、これだけのカードはあった方が良いでしょう。

《月光電人オボロカゲロウ》《絶海の虎将 ティガウォック》は勿論4枚採用します。山札回復を3枚程度欲しいので《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》《怒流牙 サイゾウミスト》を入れておきます。

そして、トリガーカードの代表格《テック団の波壊Go!》は最低2枚~。《超次元ホワイトグリーン・ホール》はマナ回収、2面受けととても便利です。マナ回収がないがしろになりがちなのでこのカードが最適に近いと思います。

《天使と悪魔の墳墓》は多くの種類のカードが採用できるこのデッキならではのメタカードです。最低でも1枚採用しておくと相手を牽制できたりもします。

デッキリスト


【オボロティガウォック】というデッキはループ系統を不利対面としていましたが、『最強戦略 !! ドラリンパック』で収録された《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》というカード1枚で相性差を覆えすことが可能になりました。

【 DGフィールド 】
文明 ゼロ / コスト2

■このDGフィールドをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引く。
■すべてのプレイヤーは、各ターン、クリーチャーを3体までしかバトルゾーンに出せない。
■すべてのプレイヤーは、各ターン、呪文を3枚までしか唱えられない。

《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》に関してはカード解説で詳しく説明させていただきます。

デッキを組む際は必ず採用したいカードから埋めていきましょう。今回の構築での優先順位は以下の通りです。

  1. まずデッキの要である《月光電人オボロカゲロウ》《絶海の虎将 ティガウォック》
  2. そして、シールドトリガーとして重要な《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》を4枚採用するとします。
  3. そして、《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》を無色でマナに置きづらいという理由から3枚採用。

詳しいカードの解説は次項で行います。

【オボロティガウォック】のカード解説

主要カード

・《天使と悪魔の墳墓》

【 呪文 】 
文明 光/闇 / パワー- / コスト4 

S・トリガー
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
バトルゾーンに同じ名前のクリーチャーが2体以上あれば、それらをすべて破壊する。
その後、すべてのマナゾーンを見て、同じ名前のカードが2枚以上あれば、それらをすべて持ち主の墓地に置く。

オボロティガウォックといえば、というカードです。

オボロティガウォックのデッキの性質上1〜2枚のカードがたくさん存在します。そのため、自分のマナゾーンでカードが被りにくく、不要なカードは《月光電人オボロカゲロウ》で山札の下に送ることができます。

このデッキと非常に相性の良いカードで、1〜2枚採用されていることがほとんどです。

相手も常に警戒してプレイするということは難しいですし、デッキに入っているだけで相手の動きを妨害するのはとても強いです。


・《超次元ホワイトグリーン・ホール》

【 超次元呪文 】 
文明 光/自然 / パワー- / コスト4 

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
コスト5以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
このようにして光のサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出した場合、自分の手札を1枚裏向きにして、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。
このようにして自然のサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出した場合、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

このデッキで唯一マナ回収が可能なカード、初手にきたとき安易にマナにおいてしまうと後で困ってしまうことがありがちなので、じっくり考えるようにしましょう。

防御面でも非常に優秀で4コストで2面、シールドトリガーをシールドに送れば3面以上止めることができます。

非常に優秀なので是非入れておきたいです。


・《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》

【 DGフィールド 】
文明 ゼロ / コスト2

■このDGフィールドをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引く。
■すべてのプレイヤーは、各ターン、クリーチャーを3体までしかバトルゾーンに出せない。
■すべてのプレイヤーは、各ターン、呪文を3枚までしか唱えられない。

今回のおすすめカードです。

《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》を採用することによってループ対面に対して勝率を大きく上げることができます。

【カリヤドネループ】と【ネバーループ】に関しては《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》に対して処理するカードが入っていないのでプレイするだけで概ねゲームが決まってしまうことがほとんどです。

しかし、【マーシャルループ】には《龍脈術 水霊の計》があるので《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》を除去される可能性があります。複数毎重ね張りするなどして相手の要求値をなるべく上げるよう心がけましょう。

DGフィールドはD2フィールドと違って何枚でもバトルゾーンに出せるよ!(担当H)


・《ニコル・ボーラス》

【 クリーチャー 】 
種族 エルダー・ドラゴン / プレインズ・ウォーカー / 文明 水/闇/火 / パワー7000 / コスト8 

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札から7枚選び、捨てる。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体、破壊する。

このカードを採用する最も重要な点は、やはり優秀な色にあります。

水文明を含む多色カードはティガウォックの召喚にかなり貢献でます。それでいて3色のカードなので強力です。

また、ギャラクシールド等のデッキに対してはフィニッシャーとしても機能することもできます。


・《メガ・マグマ・ドラゴン》

【 クリーチャー 】 
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / 文明 火 / パワー8000 / コスト8 

■このクリーチャーの召喚コストを、バトルゾーンにある相手のクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、パワー5000以下のクリーチャーを全て破壊する。

【赤白バイク】対面にメタカードを横展開されると厳しいので、それの裏目を踏ませる為のカード。

他にも大量に横展開されて呪文等を縛られて攻撃されると、負けてしまうことがおおいので、デッキの弱点を補完することができます。

デッキに赤の単色カードが他に無い構築だと、いざという時に出せないのでどのタイミングで赤マナを貯めるかを意識する必要があります。


・《勝熱英雄 モモキング》

【 クリーチャー 】 
種族 ヒーロー・ドラゴン / ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火/自然 / パワー12000 / コスト8 

■キリフダッシュ [fn06](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [fn06] 支払って召喚してもよい)
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、その攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。
■多色ではない呪文の効果、または、多色ではないクリーチャーの能力によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。 

《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》が自分のデッキに入っているためフィニッシャーとしてよく採用されていた《BAKUOOON・ミッツァイル》が採用できなくなってしまいました。

そこで新たなフィニッシャーとして採用しました。出せるクリーチャー3体のうち1体だけでトリプルブレイクを2回繰り出せるフィニッシャー。


・《百族の長 プチョヘンザ》

【 クリーチャー 】 
種族 ジュラシック・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ダママ団 / 文明 光/自然 / パワー12500 / コスト8 

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジー光または自然のコスト5以上のドラゴン
■T・ブレイカー
■自分のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが小さい相手のクリーチャーは、バトルゾーンにタップして置く。
■ファイナル革命ーこのクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。

《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》《勝熱英雄 モモキング》《煌龍 サッヴァーク》、《勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》からチェンジできます。

攻撃してくる対面にはファイナル革命一発でゲームエンドになるカード。

《勝熱英雄 モモキング》からチェンジすれば赤白バイク対面の《閃光の守護者 ホーリー》をケアできる小技もあったりするので覚えておくといざという時に役に立ちます。

《勝熱英雄 モモキング》のアンタップ効果は、相手のシールドトリガー処理を終えてから解決するため《閃光の守護者 ホーリー》は効かないんだね!(担当H)


・《煌龍 サッヴァーク》

【 クリーチャー 】 
種族 マスター・ドラゴン / メタリカ / 文明 光 / パワー11000 / コスト7

■ドラゴン・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置くか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のカードを1枚選び、表向きにして持ち主のシールド1つの上に置く。
■自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにいずれかのシールドゾーンにある表向きのカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。

今回のデッキリストでの拘りの1枚。

デッキとして噛み合っている訳ではありませんが、このカードを採用しているだけで【ギャラクシールド】対面に有利をつけることができます。

《凄惨なる牙 パラノーマル》を大量に表向き状態でシールドに置かれても一気に墓地に送ることができます。

たった1枚採用しているだけで問題なくメタカードとして機能する、【オボロティガウォック】ならではの形で採用できました。


・《「雷光の聖騎士」》

【 クリーチャー 】 
種族 メタリカ / エンジェル・コマンド / チーム銀河 / 文明 光/水 / パワー8500 / コスト6 

■ギャラクシールド [lw04]
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、裏向きにして新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに置く。
■自分のシールドがブレイクされる時、このクリーチャーがバトルゾーンまたは表向きで自分のシールドゾーンにあれば、シールドブレイクのかわりに自分の手札を1枚捨ててもよい。

《月光電人オボロカゲロウ》《絶海の虎将 ティガウォック》の効果により増えた大量の手札を使い自分を守ることができます。

増えすぎた手札の中にはいらないものも多いので、4コストで1ターン守れると思えばかなり効率が良いです。

相手の攻撃に合わせて《怒流牙 サイゾウミスト》をニンジャストライクで使用したら、捨てた手札を再び山札に戻して再利用できたりもします。

勿論、除去としても優秀。後半になればなるほどその効果を発揮します。ちなみに、《月光電人オボロカゲロウ》で山下を固定して《煌龍 サッヴァーク》のドラゴンWブレイク能力で表向きでこのカードをシールドに貼付けるというスーパーテクがありますが、私はまだその実績解除したことがありません。

是非狙ってやってみてください!超絶気持ちいいと思います!


・《龍素記号 Xf クローチェ・フオーコ》

【 クリーチャー 】 
種族 クリスタル・コマンド・ドラゴン / 文明 水 / パワー6000 / コスト5 

■ブロッカー
■G・ゼロ―相手の墓地にカードが5枚以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■このクリーチャーは攻撃することができない。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーは自身の墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。

【墓地ソース】や【カリヤドネループ】のような、墓地利用デッキのメタカードであり、自分の山札の回復カードです。

《怒流牙 サイゾウミスト》でも山札回復は可能ですが、相手が攻撃してこなければニンジャストライクは使えませんし、山札回復の為に7コスト払うにはコストパフォーマンスが悪いです。

G・ゼロがあるのでマナを必要とせず山札回復ができるのがこのカードの良いところです。

防御札・トリガー枠

・《テック団の波壊Go!》

【 呪文 】 
文明 水/闇 / コスト7 

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから自分の手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。
・バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す。
・相手のコスト6以上のクリーチャーを1体、破壊する。

強力なシールドトリガー。個人的にはオボロティガウォックのシールドトリガーといえばコレ!というくらいの代表格。

効果も強ければ、色も強い。《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》からもプレイできるといいことづくめです。

環境で立ち位置の良い【赤白バイク】の《禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》の封印を一気に剥がすことができるので、一撃必殺で勝利!ということもできるので環境にも適しています。


・《ハムカツ団の爆砕Go!》

【 呪文 】 
文明 火/自然 / コスト6 

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから自分の手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。
・相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
・バトルゾーンにあるカードを1枚選び、持ち主のマナゾーンに置く。

正直、とても強いカードとはいえません。主な採用理由としてはデッキの足りない色の補完、兼シールドトリガーです。

しかし、以前のデッキよりは扱いやすいカードになりました。それも《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》のおかげです。

以前までは全く必要のない《ハムカツ団の爆砕Go!》をシールドトリガーで踏んでも、プレイできずに終わってしまいましたが、カード指定除去で自分の不要な《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》をマナに送るという選択肢ができました。

そういったところで幾分か価値は上がりました。


・《オリオティス・ジャッジ》

【 呪文 】 
文明 光 / コスト3 

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■各プレイヤーは、自身のマナゾーンにあるカードの枚数以上のコストを持つクリーチャーをすべて、好きな順序で自身の山札の一番下に置く。

《天災 デドダム》を採用していた構築では、色の都合上採用が難しくなっていました。

しかし、今回の《天災 デドダム》不採用のデッキだと自然に採用できるため、強力なシールドトリガーカード、兼序盤の除去カードとして活躍してくれます。

シールドトリガーであれば、【赤単バルガ】や【覇道】によく刺さります。このカード1枚トリガーしただけで実質ゲームに勝利といった場面もしばしばあります。

また、【ギャラクシールド】対面では序盤から除去が可能なため、手札からプレイすることもできます。


・《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》

【 クリーチャー 】 
種族 ジュラシック・コマンド・ドラゴン / 文明 自然 / パワー9000 / コスト8 

■多色マナ武装5:このカードが自分の手札にあり、自分のマナゾーンにカードが5枚以上あって5文明がそろっていれば、このクリーチャーは「スーパーS(ストライク)・バック」を得る。(カードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうした場合、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚する)
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
■相手のドラグハートは龍解できない。
■W・ブレイカー

相手に《禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》や《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~/終焉の禁断 ドルマゲドンX》があると強くなるカード。

《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》《テック団の波壊Go!》で封印や禁断コアを剥がして一発KO!ということも狙えます。

相手からしたらいつの間にか負けていたということになるので、意識外からの必殺コンボは強力です。

また、少し出遅れた覇道やバルガに対しても咎めることができたりするので強力な受け札です。


・《超次元ガロウズ・ホール》

【 超次元呪文 】 
文明 水 / パワー- / コスト6 

バトルゾーンにある、サイキック・クリーチャー以外のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
コスト7以下の水または闇のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。 (ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

いわずもがな。《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》から放たれる最強格の呪文。

幅広く選択肢がとれるので柔軟に対応できるのがこのカードの良いところ。

《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート/凶刀の覚醒者ダークネス・ガンヴィート》で2面除去できるのは勿論、《時空の司令 コンボイ・トレーラー/司令官の覚醒者 コンボイ》の効果で《月光電人オボロカゲロウ》を出して覚醒すればスピードアタッカーを付与することができます。


・《英知と追撃の宝剣》


【 呪文 】 
文明 水/闇 / コスト7 

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを2体選ぶ。相手はその中から1体選んで自分自身の手札に戻し、もう1体を破壊する。その後、自分は相手のマナゾーンからカードを2枚選ぶ。相手はその中から1枚選んで自分自身の手札に戻し、もう1枚を持ち主の墓地に置く。

一見、《テック団の波壊Go!》の方が強いのでは?と思いますが・・・

これもまた1枚でゲームを決められる強さを秘めたカードであり、早い段階で《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》からプレイするともうそれだけで勝ちに大きく近づきます。

最も相手が強いであろう3〜5ターン目を2ターンスキップさせて、こちらの得意なターンに持ち込むことができるので強力なカードです。


・《護天!銀河MAX》

【 呪文 】 
種族 チーム銀河 / 文明 光/水 / コスト4 

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。バトルゾーンに自分の光のクリーチャーと水のクリーチャーがそれぞれ1体以上あれば、両方選んでもよい。
 ▶自分の手札を1枚表向きにして、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
 ▶相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。

《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》からもプレイできるシールドトリガー呪文。《「雷光の聖騎士」》を表向きでシールドゾーンに置けば大量の打点を止めることができます。

《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》のスイッチと《怒流牙 サイゾウミスト》のニンジャストライク宣言を同時に行えば、光・水両方のクリーチャーの条件を満たせるので、2つの能力を使用できます。

シノビ

・《怒流牙 サイゾウミスト》

【 クリーチャー 】 
種族 ジャイアント / シノビ / 文明 光/水/自然 / パワー7000 / コスト7 

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■ニンジャ・ストライク 7
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地にあるカードをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置く。次の自分のターンのはじめに、自分のシールドを1つ、マナゾーンに置く。

こちらも《ニコル・ボーラス》と同じく優秀な色であることが採用理由の1つです。そして序盤を耐えぬけばニンジャストライクとして守りを盤石にすることも可能です。

デッキ回復能力も頻繁に使用するので、重宝するカードです。


・《光牙忍ハヤブサマル》

【 クリーチャー 】 
種族 ガーディアン / シノビ / 文明 光 / パワー3000 / コスト3 

ニンジャ・ストライク4(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが4枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、次の自分のターンのはじめまで、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体は「ブロッカー」を得る。

ニンジャストライク4と早い段階で使用が可能。

シールドトリガーが呪文に集中しているので、呪文を封じられた状態でも攻撃を防げるのが強みです。

最近は使用しているデッキをあまり見ませんが、使用する度に殿堂カードとしての貫禄を感じることができます。

【オボロティガウォック】デッキの回し方

デッキの回し方①:ティガウォックの着地を目指す

このデッキの代表カードでもある《絶海の虎将 ティガウォック》をバトルゾーンに出すことを目指します。

《絶海の虎将 ティガウォック》で最大の出力を発揮すためには、3t目に単色カードをマナチャージし5色の文明を揃える必要があります

1.2ターン目のマナチャージは、3.4ターン目を見越した配色を意識しましょう。

マナに5色ある状態で《月光電人オボロカゲロウ》を出すと5枚引けるので、ターン開始のドローと合わせると6枚引いたことになります。

これにより《絶海の虎将 ティガウォック》をたった1コストで召喚できるようになるのです。3ターン目にパワー6000のブロッカーを場に出し、3枚ドローができます。

ただし、どんな対面にも無理をして3ターン目の 《絶海の虎将 ティガウォック》 着地を目指すのは早計です。

後々の展開も意識したうえで《月光電人オボロカゲロウ》を絡めた4ターン目のプレイが望ましいでしょう。

デッキの回し方②:磐石な防御体制にする

手札が整ったら防御に回ります。まずは《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》をプレイして相手を牽制します。

《月光電人オボロカゲロウ》の手札交換を有効活用し、 《テック団の波壊Go!》《超次元ガロウズ・ホール》《英知と追撃の宝剣》を手札に揃えましょう。

そのまま耐久して、追加の《絶海の虎将 ティガウォック》を出しながら7マナを目指します。ニンジャストライク等を手札に加えて磐石の体制を整えましょう。

ただし【青黒カリヤドネループ】などといった《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》がエンドカードになる対面では動きが変わります。

このカードを積極的に探しすために2枚目、3枚目の 《月光電人オボロカゲロウ》 《絶海の虎将 ティガウォック》 をプレイすることを優先しましょう。

デッキの回し方③:フィニッシャーを絡めて相手を攻撃

磐石な防御体制が整ったら、いよいよ攻撃に転じます。《勝熱英雄 モモキング》《ニコル・ボーラス》を出してゲームを決めにいきましょう。

また、対面によっては《百族の長 プチョヘンザ》《煌龍 サッヴァーク》等、出すだけで相手を追い詰めるカードがあります。そういったカードをプレイすることで、ゲームをフィニッシュさせます。

環境によって有効なフィニッシャーが変わるため常にメタを読み、どのフィニッシャーを採用するかが大切です。構築の段階ですでに対戦は始まっています。

【オボロティガウォック】は1枚のカードをデッキから探すことに長けているので、多数のフィニッシャーを採用できます。環境への対応力が高いのもこのデッキの魅力のひとつです。

【オボロティガウォック】の有利対面、不利対面を理解する

有利対面について

オボロティガウォックの特徴として、高い防御力があげられます。

なので、相手プレイヤーに速い段階で攻撃を仕掛けるアグロ、ミッドレンジ系統のデッキには強く出ることができます。

競技性の高いCS等の場ではこういったデッキに対してしっかり勝てるような構築を目指します。

では、どういった構築が攻撃的なデッキに対して強いのでしょうか?

その回答の一つがシールドトリガーの質が高いデッキになります。


シールドトリガーの数より質で勝負して、1枚踏ませるだけも致命的な一撃を相手に与えるような構築が大切です。

攻撃的な対面をトリガー1枚で大きく押さえることができるのは大きな強みです。


トリガーの質を保つために考慮すること

これを踏まえて見直すべき点が一つあります。《天災 デドダム》の採用です。

ご存知の方も多いとは思いますが《天災 デドダム》はカードパワーが非常に高く、マナに置くだけで3色発生するため《月光電人オボロカゲロウ》との相性も最高です。

ですが、このカードの問題点としてプレイするのに3色必要になるのが難点になります。

ようは・黒のカードを多くデッキに採用し、の単色カードは採用を極力控える必要があるのです。

では緑・青・黒の強力なシールドトリガーは何があるのか。まず無難なのは《テック団の波壊Go!》です。多面処理、単体処理の両方ができるのでとても強力なシールドトリガーになります。

他のシールドトリガーとして考えられるのは、《ドンドン水撒くナウ》《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》になります。

しかし、この2枚はシールドトリガーとしての質はあまり高くありません。

《ドンドン水撒くナウ》はマナは増えるものの、単体除去でかつ、バウンス能力なので致命的な一撃というよりは、その場凌ぎというトリガー。

《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》に関しては《U・S・A・BRELLA》《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》等の【赤白バイク】の多くに採用されているシールドトリガーの影響を大きく受けてしまうので、トリガーとして機能しづらい難点があります。

つまり《天災 デドダム》をプレイするために採用しようとするシールドトリガ―カードはクリティカルなものが少なくデッキ全体の防御面を損なってしまいます。

【赤白バイク】などのアグロ対面が多い環境では《天災 デドダム》を採用することを諦め、代わりに強力なシールドトリガーを採用し売るべきです。

《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》《オリオティス・ジャッジ》のような強力なシールドトリガーの採用をしましょう。

有利なデッキタイプ

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不利対面について

次は不利対面についての理解を深めていきましょう。

オボロティガウォックというデッキは防御力は非常に高いデッキですが、自分から攻撃的な動きをすることはきわめて難しいデッキになります。

まず、《月光電人オボロカゲロウ》を引くことができないと動くことができません。《天災 デドダム》を採用していても色要求がかなり難しいので、必ずしも3ターン目にプレイできるとは限りません。

その上、序盤から相手の動きを妨害するカードを多く採用することが難しいので、ループするデッキのようなシールドを攻撃しないデッキに対してかなり苦戦を強いられることになります。

環境で最も不利な対面は【ジョラゴン】です。《燃えるデット・ソード》の効果を早期段階に使われたり、《アイアン・マンハッタン》《ジョット・ガン・ジョラゴン》で捨てられるとかなり厳しいので対面してしまったら、9割負けくらいのつもりでいます。

次いで【カリヤドネループ】、【ネバーループ】を筆頭とするループデッキ。最近は【マーシャルループ】も結果を残しています。

こちらもかなり厳しい戦いを強いられます。早期段階で数少ないメタカードをプレイできないと負けてしまいます。

しかし、ループ対面の不利を解決するカードがドラリンパックに収録されていました。

・《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》

【 DGフィールド 】
文明 ゼロ / コスト2

■このDGフィールドをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引く。
■すべてのプレイヤーは、各ターン、クリーチャーを3体までしかバトルゾーンに出せない。
■すべてのプレイヤーは、各ターン、呪文を3枚までしか唱えられない。

しかしながら《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》をプレイしたところで【ジョラゴン】には関係ありません。

本来の【オボロティガウォック】の動きで戦いましょう。

不利なデッキタイプ

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おわりに

従来のGR召喚を多用するギミックを搭載したデッキとは、また違ったデッキを紹介することができたかと思います。

ループ系統のデッキは今まで不利対面だったのですが《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》というカード1枚で覆すことができました。その上、攻撃的なアグロ、ミッドレンジ対面にも強いです。

【 DGフィールド 】
文明 ゼロ / コスト2

■このDGフィールドをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引く。
■すべてのプレイヤーは、各ターン、クリーチャーを3体までしかバトルゾーンに出せない。
■すべてのプレイヤーは、各ターン、呪文を3枚までしか唱えられない。

明確な不利対面は、現在の環境では【ジョラゴン】くらいでしょう。

不利対面が少ないので、環境デッキの中でもかなり良い立ち位置にいるのではないでしょうか。

今回は私のデッキを紹介させて頂きましたが、【オボロティガウォック】というデッキの良いところは自由にチューニングができるところです。

このデッキリストは私の使いやすいよう構築したものなので、是非、皆さんの使いやすいようにしたり、新たなギミックを取り入れた構築に挑戦してみてください。

最強戦略!!ドラリンパックには《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》をはじめとした《轟く革命 レッドギラゾーン》等のオボロティガウォックに相性の良いカードが沢山あります。

カーナベルでは最強戦略!!ドラリンパックは勿論、今回の記事で紹介した関連カードも豊富に準備しております!

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ドラリンで変化した環境を新たなオボロティガウォックで乗り切りましょう!

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